2018年5月4日金曜日

ようやくGWです


ようやく、ようやく個人的にGWへ突入しました。ちょっと書き込まない間の戦績を確認すると・・・

対磐田、0-3で惨敗
対セレッソ、12だったけど完敗
対札幌、2-2、冷や汗のドロー
対ガンバ、0-1で負けるも納得いかず

見事です、見事な下降曲線です。磐田戦に関しては「まるっきりのダメダメ試合」でしたが、「どうして?」の問いには、統計学的に答えることができます。その答えとは「ベガルタは、年間数試合、必ず訳が分からない、一見いると無気力とも感じられる試合し、そして完敗する特色がある」というものです。特色、つまり、仕様。

製品を買うと説明書があって商品の使い方を含めた仕様があるでしょ?ベガルタ仙台というチームにも仕様書があれば、間違いなく最後のページにはこう記載されているはずです。

「ご購入ありがとうございました。なお、当商品は時に無気力とも思えるような動きをし、その結果としてお客様を憤らせる可能性がありますが、決して不良品ではなく、あくまでも商品の特性ですので、末永くのご愛顧をお願い申し上げます」と。磐田戦は、仙台にとって仕様のような敗戦。つまり、深く考えてもしょうがない・・・と思っています。

セレッソ戦に関しては、実力差もありながら、完全にハメられましたな。多少なりともボールを持たせ、重心が前目になったところを引っ掛け、その勢いでボールを運び、バイタルでスペースがあれば、あとは個人的なスキルで仕留める・・・。お見事です。まあね、この敗戦は個人的にはNOショックですな。

問題はここ、ここです。先制されたものの追いつき、数的有利も重なれば、当然のように脳みそは脳内麻薬の重点完了、試合後に歌うオーラの準備でワッショイ!ワッショイ!のはず。そんな時に限って、バイタルでのマッタリディフェンスから、エグイミドルを喰らって撃沈。普通勝つと思うよね、選手もサポも。

ロスタイムのゴールで負けは免れたものの、嬉しいというより「ほっとした・・・」が実感。何度かあったチャンスを一度でも物に出来てれば・・・とは思うんだけど、それは相手も同じでしょうな。「負けなかったから・・・・」というところに価値を出だす考えは嫌いじゃないけど、数的有利でホームユアスタという状況を鑑みれば、大岩のゴールのみでは決してポジティブにはなれません。

そんでもってガンバ戦。まずは、鍋監督のコメントを引用すると・・・

「我々の攻撃として見せたいもの、チャンスの数、守備の部分では修正というものは共有できたと思います。ただし、結果が出ていないので、それでオーケーかというと全然オーケーではないので、「ではどうするの」という話を選手ともしていました。今やっているサッカーを変えるつもりは全然ないし、このサッカーで私は勝てると思っているし、それでも勝てないのはなぜかというところを、もう一回見つめ直さないと何も変わらない」とのこと。

ベガルタン的にも「結果は出てなくてもまだ5月、とりあえず中断期前までは継続してトライしてほしい・・」とは思っています。でもね、ここからがパラドックスで「継続⇒結果出ず⇒でも継続⇒なかなか結果です⇒それでも継続」を看過できる期間っていうのが人によって違うと言う事。目標を達成するための手段が、時に勝ち点ゲットの妨げになってしまう・・・。ここで皆、悩むんだよね。To be or not to be・・・現在トライしている戦術を継続するべきか、比較的勝ち点を得やすい守備的な戦術に戻すか、それが問題だ・・とね。

「鍋監督でトライしてほしい⇒でも結果が出ない⇒仕方がないので重心が後ろへ⇒何とか残留」という展開はみんな嫌。「でも、しょうがないじゃないか!」という妥協派にとって最大の後ろ盾は、仙台が貧乏チームと言う事実。しかし、それをエクスキューズにする事をベガルタンは嫌います。貧乏さんチームでも勝ちたいがために、現在の戦術にしたはず。やむを得なかったとしても、その道を選択した以上、困難な状況は想定内でしょう。

攻撃的なチームで主導権を握り、相手を圧倒して勝つことにベクトルを絞るのであれば、「決定力が・・・」というワードを、いずれ克服しなければ永遠に目標を達成することなど不可能です。それには、仙台の選手がワンランクも2ランクもスキルがアップし、戦術理解度の深化も今以上に強固とならなければなりません。現状は、そのための踊り場だから我慢だよな・・・。ガンバ戦を見ながら、ベガルタンはこんなことを考えていました。

日曜日はベルマーレ戦、ビート・湘南!!

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