2018年5月23日水曜日

鹿島戦


えー久しぶりです。普通だったら忙しい時期じゃないんだけど、なぜか今年は忙しさマックス。そんでもって、リーグ戦も過密日程マックスが重なって、とんでもない忙しさでした。それがようやく終わりになり、ベガルタンも安心してパソコンの前というわけです。

何試合もあったけど、まずはカップ戦の対横浜。とりあえずはフルに近い感じでターンオーバーだったんだけど、そのスタメンが・・・

シュミット
常田
菅井
板倉
リャン
富田
茂木
永戸

金久保
ジャーメ。確かに、ターンオーバー感がビンビン物語なんだけど、何気に横浜もターンオーバーだったので「これはこれで何とか戦えそう・・・」な印象。

印象だけだと曖昧だから、3年前のカップ戦、対清水のスタメンと比較。

(3年前の実力)
鎌田
渡部
二見
杉浦
キム・ミンテ
武井
藤村(3年前の実力)
山本
金園。

おぉーーーこうしてみると、今の方がメッチャ強そう!!何気に二見、杉浦、キムのラインが不安だったのに対し、富田、永戸、岳のトライアングルは屈強そのもの・・・とまでは言わないけど、ドラクエでいえば「旅人の服⇒クサビカタビラ」くらいの防御力アップだし、攻撃力で言えば「ヒノキの棒⇒銅の剣」くらいのはワンナップ。こうしてみると、3年前のチームって、失礼ながら「メッチャ弱そう・・・」でしたな。

茂木の3点は嬉しかったけど、大切なのはこれから。関口が加わり、金久保が復帰し、蜂や永戸や中野らが居るサイドハーフは超激戦区。そこで生き残るための方策は一つしかなく、それは結果を出し続けること・・・。西村が確実に地位を築いている今だからこそ、彼にも頑張って欲しいと心から願っています。

東京戦は見てないので、鹿島戦を少々。

前半の出来は素晴しいの一言。特に左サイドは、ほぼ制圧したといっても過言ない出来。関口の頑張りは見事だったけど、彼の最高を知っているベガルタンからすれば「褒めるのは、まだまだ先だな・・・」的な感じ。ピーク時には、今以上の攻撃力プラス、野津田並の体力で守備にも頑張っていける奴なので、その意味では90分戦えるようになり、そんでもって結果を残し続けた時こそ「どれどれ、レプユニでも買うとするかな・・・」という気になるはずです。

鹿島は仙台以上にタイトな日程とか。しかしながら、それでも今までなら勝つことは困難を極めたはず。それでいて、あんな前半のような試合内容が出来るとするなら、何気にチーム力のベクトルは正しい方向へ向かっているような気もします。こんな感覚で中断するのはもったいないような気もしますが、この力が本物であれば後半戦も大丈夫のはず。そうなってほしいですな。

2018年5月8日火曜日

湘南戦


湘南戦は、なんとか勝てて何よりです。押されまくった後半は冷や冷やしっぱなし、そして気づくと「脇汗ジャー」で嫌な感じ。前半を天国とすれば後半は地獄。もちろん、前半にだってピンチはあったし、石原のPK外しもあったんだけど、押されっぱなしだった後半の内容を鑑みれば「前半は天国とまでは言えなくても極楽だったよ・・」と思うのは自然でしょうな。

先制ゴールはエクセレント。チームとしては、あんな感じで攻めたいんだろうけど、何が良かったかと言えばゴールで完結したこと。内容が良くても、ゴールが決まらなかったり負けたりが続けば、その目指す魅力が半減なのは最近の試合で勉強済み。山頂へのトライが困難であればあるほど、その道程での試練は半端ないのは覚悟の上なんだけど、やっぱ勝てないと萎えるよね、いろんな意味で。

先週久々に飲んだ勢いで風俗へ行ったら、まったく役に立たず、姪っ子と同じ年の風俗嬢から「おじさん、疲れてるんじゃない?仕事、大変なんでしょうね・・・」って励まされちゃったよ、人間、歳は取りたくないですな。

 関口の評価は時期早々。試合後の監督のコメントを抜粋すると・・

「絶対にセキ(関口)が輝くのは左サイドだと私は分かっていたので、思い切って今日のスタメンで使う、というものがありました。彼とは話をしていて、「お前、何分やれるんだ」と。もう少し彼を引っ張れたかもしれません。でも、それをなぜ引っ張りたかったかというと、彼の持っているキャラクター、あれだけチームを鼓舞する姿勢だとか声だとか、そういうものは今のチームに必要なものだと私は感じていたので、できれば長い時間ピッチに置いておきたかった」とのこと。

 中断期前までは、どこのチームも総力戦。怪我人が多い仙台にとって、彼の獲得は間違いなくポジティブなはず。永戸や蜂の成長は嬉しいものの、関口の台頭や金久保の復帰によって「いつでも試合に出れる感」など微塵もなくなりました。これが大きいよね。正当な競争の下で、試合に出るために切磋琢磨。そこで選ばれたものが試合に出て、サポーターからの声援を背中に受ける。この循環が出来そうになってきたことが、何気に嬉しいベガルタンです。

明日も試合ですか。頑張るしかありませんな。

明日はマリノス戦、ビート・横浜!!

2018年5月4日金曜日

ようやくGWです


ようやく、ようやく個人的にGWへ突入しました。ちょっと書き込まない間の戦績を確認すると・・・

対磐田、0-3で惨敗
対セレッソ、12だったけど完敗
対札幌、2-2、冷や汗のドロー
対ガンバ、0-1で負けるも納得いかず

見事です、見事な下降曲線です。磐田戦に関しては「まるっきりのダメダメ試合」でしたが、「どうして?」の問いには、統計学的に答えることができます。その答えとは「ベガルタは、年間数試合、必ず訳が分からない、一見いると無気力とも感じられる試合し、そして完敗する特色がある」というものです。特色、つまり、仕様。

製品を買うと説明書があって商品の使い方を含めた仕様があるでしょ?ベガルタ仙台というチームにも仕様書があれば、間違いなく最後のページにはこう記載されているはずです。

「ご購入ありがとうございました。なお、当商品は時に無気力とも思えるような動きをし、その結果としてお客様を憤らせる可能性がありますが、決して不良品ではなく、あくまでも商品の特性ですので、末永くのご愛顧をお願い申し上げます」と。磐田戦は、仙台にとって仕様のような敗戦。つまり、深く考えてもしょうがない・・・と思っています。

セレッソ戦に関しては、実力差もありながら、完全にハメられましたな。多少なりともボールを持たせ、重心が前目になったところを引っ掛け、その勢いでボールを運び、バイタルでスペースがあれば、あとは個人的なスキルで仕留める・・・。お見事です。まあね、この敗戦は個人的にはNOショックですな。

問題はここ、ここです。先制されたものの追いつき、数的有利も重なれば、当然のように脳みそは脳内麻薬の重点完了、試合後に歌うオーラの準備でワッショイ!ワッショイ!のはず。そんな時に限って、バイタルでのマッタリディフェンスから、エグイミドルを喰らって撃沈。普通勝つと思うよね、選手もサポも。

ロスタイムのゴールで負けは免れたものの、嬉しいというより「ほっとした・・・」が実感。何度かあったチャンスを一度でも物に出来てれば・・・とは思うんだけど、それは相手も同じでしょうな。「負けなかったから・・・・」というところに価値を出だす考えは嫌いじゃないけど、数的有利でホームユアスタという状況を鑑みれば、大岩のゴールのみでは決してポジティブにはなれません。

そんでもってガンバ戦。まずは、鍋監督のコメントを引用すると・・・

「我々の攻撃として見せたいもの、チャンスの数、守備の部分では修正というものは共有できたと思います。ただし、結果が出ていないので、それでオーケーかというと全然オーケーではないので、「ではどうするの」という話を選手ともしていました。今やっているサッカーを変えるつもりは全然ないし、このサッカーで私は勝てると思っているし、それでも勝てないのはなぜかというところを、もう一回見つめ直さないと何も変わらない」とのこと。

ベガルタン的にも「結果は出てなくてもまだ5月、とりあえず中断期前までは継続してトライしてほしい・・」とは思っています。でもね、ここからがパラドックスで「継続⇒結果出ず⇒でも継続⇒なかなか結果です⇒それでも継続」を看過できる期間っていうのが人によって違うと言う事。目標を達成するための手段が、時に勝ち点ゲットの妨げになってしまう・・・。ここで皆、悩むんだよね。To be or not to be・・・現在トライしている戦術を継続するべきか、比較的勝ち点を得やすい守備的な戦術に戻すか、それが問題だ・・とね。

「鍋監督でトライしてほしい⇒でも結果が出ない⇒仕方がないので重心が後ろへ⇒何とか残留」という展開はみんな嫌。「でも、しょうがないじゃないか!」という妥協派にとって最大の後ろ盾は、仙台が貧乏チームと言う事実。しかし、それをエクスキューズにする事をベガルタンは嫌います。貧乏さんチームでも勝ちたいがために、現在の戦術にしたはず。やむを得なかったとしても、その道を選択した以上、困難な状況は想定内でしょう。

攻撃的なチームで主導権を握り、相手を圧倒して勝つことにベクトルを絞るのであれば、「決定力が・・・」というワードを、いずれ克服しなければ永遠に目標を達成することなど不可能です。それには、仙台の選手がワンランクも2ランクもスキルがアップし、戦術理解度の深化も今以上に強固とならなければなりません。現状は、そのための踊り場だから我慢だよな・・・。ガンバ戦を見ながら、ベガルタンはこんなことを考えていました。

日曜日はベルマーレ戦、ビート・湘南!!