2017年11月22日水曜日

大宮戦


大宮戦、勝てて何よりでした。何となく試合を見ていたら「仙台のワンサイド」っぽい感じでしたが、仙台が強い可能性は激低なので、とすると「大宮が弱かった・・もしくは、監督チェンジがこの試合に限っては上手く作用しなかった・・・」のどちらかでしょうな。

大宮がこの試合に勝てなかった場合、降格へのカウントダウンは必定。なので、選手や大宮サポは死ぬ気で向かってくるだろうから、こっちもそれなりの覚悟が必要だろうなぁ~と思っていたんだけど、試合が始まったら「あれ?なに?この歯ごたえの無さは・・・」的な感じ。もちろんピンチはあったんだけど、いずれも単発気味で「そんなに怖さはない系」でしたな。

大宮は選手層的にも、財務的にも見下されるチームではないはずなんだけど、そこは降格という名の「アリ地獄」に飲み込まれそうなチーム。おそらくは、一度でもその渦に飲み込まれそうになっちゃうと、ジタバタすればするほど中心部へと落ちてしまい、なかなか抜け出せないのでしょう。パスも繋がらないし、これがしたい!!という戦術も見えてはきませんでしたが、何よりも驚いたのは「戦う気持ち」が丸っきり見えてこなかったことです。どう見ても、仙台の方が気持ちは入っていました、球際でも戦えていたし。

ユアスタからの帰り道、失意の底に落ち込む大宮サポの真横で、「三田のゴールは最高だったよな」と笑顔を爆発させる若いベガサポカップル。そのコントラストを見れば「明日は我が身だよ・・・」との想いを禁じ得ませんが、地獄へ落ちるチームの悲哀は間違いなく未来へのビタミン。この屈辱を知っているサポからすれば、無駄な経験など何一つないんだから、この体験を生かすも殺すも自分自身の心持一つのはずです。

仙台はと言えば、怪我人も中々帰ってこない状況だけど、だからこそ試合に出れてるメンバーもいるはずで、その意味ではモチベーションは高め、ホームだし。菅井も頑張ってくれましたな。監督曰く「菅井が非常に素晴らしい働きをしてくれました・・中略・・非常に素晴らしいゲームの締め方をしてくれたので、今日の勝点3は菅井の力によるところも非常に大きいのかなと思います」とのこと。素人的には「そこまでの・・・」という評価なんだけど、プロが見ると違うんでしょうな。

とりあえず、17年シーズンのメンバーで戦えるのは、あと2試合。楽しみますかな。

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