ベガルタを応援し始めて15年。数えきれないくらいの敗戦を見てきました。無念、残念といった軽いものから、屈辱、慚愧といった重いものまで、それはもー、マジで数えきれません。まあね、もっともショッキングで、何とも言えない敗戦は磐田での敗戦だと思うんだけど、その感情的な視点とは対照的な位置づけの屈辱なんだろうね。数的に有利、しかも2-0とリードで残り15分からの大どんでん返し、それも5分間というカゴメ野菜ジュースもビックリするくらいの超濃縮バージョン。試合後監督が「本当にサッカーは分からない・・」と言っていましたが、その言葉、そのままお返ししたいよ。
確かに、リードしていて終盤ともなれば「あとは試合をどう終わらせよう・・」みたいなメンタル状態になって、意識・無意識関係なく「重心は多少後ろ目」になってしまうことはしょうがありません。そんなメンタルが、あのようなシュート3連発を誘発したのでしょうか?阪神ファンでもあるカミさん曰く「これは、バース・掛布・岡田の3連発と同じくらいの衝撃だわ・・」と語っていました。
当時巨人ファンだったベガルタン。この3連発にはオシッコ・ジャーでした
それにしても、あのシュート3連発は敵ながら天晴れ。普通、あのくらいの距離から3連発はないから。あったら大変だから、敵として。何度も言うけど、確かに重心が後ろ目だったからミドルレンジからシュートは打たれるんだろうけど、あんなきわどいコースに3連チャンは無いって・・・。1、2本くらいだったらね、そりゃあ、あってもいいよ、数年に一回くらいわ。なのに、5分で3回だから、これは仙台を責めるのではなく、川崎を褒めるしかないような気も。
これがあの試合から3日たち、少しは冷静になったベガルタンの今の心境。チームの不甲斐なさを叱咤する心情は分かりますが、相手を褒め称える「懐の広さ」も肝要。あの試合がユアスタなら、絶対に3連発は無かったと断言できます。あの3連発を後押ししたのは、間違いなく川崎サポ。そう考えることで、多少はメンタルが癒されております。もうね、当分行かないよ、川崎には。
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