2017年8月22日火曜日

新潟戦


お久しぶりです。珍しくチョット長めの盆休みを堪能しておりました。新潟戦には行かなかったのですが、現地に参戦している後輩たちからは湯水のようなメール攻撃。特に前半なんか・・・

「めちゃくちゃ押し込まれています・・」
「ああああーーピンチぃぃーー」
「新潟相手にゴール前にへばりついております」
「コーナー去って、またコーナー」
「新潟に参戦しなかったリーダーは勝ち組です」
「嗚呼ー、痛恨の失点!!」
「前半終了、シュート、打ってないような気も・・・」

とまあ、こんな感じの電文が「これでもか、これでもか!!」と。あまりにもウザいので「お前ら、連絡はいいから応援がんばれ!!」と逆切れ。試合後のスタッツで確認すると、前半のシュート数は「0本」とか。押される時間は長く、ピンチの数も一度や二度ではない・・・そんでもって先制され、良いとこなく前半が終われば「嗚呼ー、新潟なんかに来なきゃよかった・・」と思うのは自然。この状況で、あんなフィナーレを予測は出来ませんからな。

最近、ゲームをするうえで仙台の重心は「やや守備的」。もっとも、ただ単に守るべきことが目的ではなく、その攻めを組織的な守備によって逆に利用する事が主眼。本来であれば、もうチョット前、前、で勝負したいところなんだけど、連携やタイミングなどで僅かにズレが生じば、j1屈指の失点率を牽引。目指すべき場所も内容も富士山の頂上のようにハッキリしている仙台ですが、現在は道路が渋滞して川口湖周辺で停滞。今季中に、せめて五合目には行きたいところです。

後半は仙台のペース。といっても、ピンチが無かった訳ではなく、最後の最後で体を投げ出して死守する場面も。同点ゴールは途中出場のクリスのクロスから。ゴール前に詰めていたのは石原一人も、キーパーが弾いたボールはラッキーにも石原の足元へ。これが偶然か必然かは大した問題ではなく、やはり大事なのは「そこへ顔を出す嗅覚」なのでしょうな。

野津田が機能していたかどうかを一試合だけで判断するのは困難、ただし、この加入で間違いなく選手間の競争は激しくなりました。事実として、野津田や古林の活躍により、蜂はベンチで、匠や藤村や茂木らはベンチにすら入れなくなる可能性も出てきました。もちろん、ユース出身者などに頑張って欲しいのは当然ですが、我々が欲しているのは生存競争に打ち勝って活躍してくれるユース出身者であって、最初からポジションを与えられている選手ではありません。頑張って、生き残って欲しいものです。

三田のゴールは攻撃する姿勢が生んだもの。シュート自体は相手に当たってコースが変わったラッキーゴールですが、あそこから迷いなくシュートを打つと決めた時点で勝負あり。結果論に過ぎないと言われようとも、あの局面では他の選手も、監督も、そして新潟まで行って応援していたサポーターも、ダゾーン組も、その全ての人が「シュート打て!!」と願ったはず。じゃないと、あんな感じで2クッションして入りませんから。

なにはともあれ、勝って何より。前半は圧倒されていたポゼッションですら、終わってみれば「仙台がやや上」で、その意味では「前半、あんなにやられていたのに結果として1点で凌いだ事が勝因」の感じも。それだけ酷かったですから、前半は。何気に推橋と西村の成長が頼もしくなってきた昨今ですが、これで腐るようなリャンや増島たちではないはず。試合の結果とともに、毎試合のスタメン発表とベンチメンバーが楽しみになって来たベガルタンです。

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