2017年5月30日火曜日

ベガルタン、ジョハリの窓を使う


昨日になっても、ベガルタンのラインには「新潟に勝ってくれてサンクス」的なワードがテンコ盛り。個人的に「いくらなんでも、5月の段階で心配するのは早いんじゃあ・・・」と言う気もしますが、降格を恐れるサポーターの心情を忖度すれば、何気にその心情は理解できます。

では何故、そんなに心配するのか?極論を言えば「メンタルが弱いから」なのでしょうな。別段j2に落ちたってチームが無くなる訳じゃなし、自分がリストラされる訳じゃなし、普段の生活が大きく変わる訳ではありません。幸せとは「心の有り様」なので、結局は「気持ち(メンタル)」をどのように持っていくか?に尽きます。

それでは、気持ちが落ち込んでいる他サポの後輩や、他チームの不幸を喜ぶ他サポ同僚の「気持ち(メンタル)」を、どうやってリカバリーすればいいのか?降格の心配におびえ、「敵の敵は味方」の原理で、普段なら絶対に応援しない他チームを応援し、残留ライバルチームの選手が怪我をすればガッツポーズをし、イエローやレッドを貰えば祝杯を挙げる・・・。これでは増々、「気持ち(メンタル)」が病んでしまいます。

そんな同僚や後輩を心配したベガルタンは、会社で契約しているメンタルトレーナーに連絡を取り、彼らの心のリハビリを頼みました。彼の名は栗田、本社勤務で、普段は仕事内容に悩んでいる人や、転勤や上下関係に悩んでいる人、さらには転職やリストラ関連で悩んでいる人たちに対し、トレーナーの立場からアドバイスを与えている。

自分「彼らにどうアドバイスしたらいいんだ?」
栗林「結局、自分のチームの事を分かってないんだよな」
自分「えっ?それだけ?」
栗林「客観的に見た自分のチームを知れば、これまで気づけなかった深いチーム愛、そして自己理解ができ、そうすれば落ち込む度合いは相対的に低くなるんだけどなぁ~」
自分「それが出来れば苦労しないって。なんか、こう、視覚的にアドバイスできないのか?」
栗林「ジョハリの窓で自己分析してみるか・・」

ジョハリ窓とは・・「自分が知っている「自分の特徴」、他人が知っている「自分の特徴」を、その適合状態ごとに4パターン(窓のように見える枠)に分類することで自己理解のズレに気づき、それを受け入れることで他人とのコミュニケーションを円滑にする、心理学ではよく使われているフレームワーク(手法)です。
 
 

これをサポ的に解釈すると、こうなります(栗林)

「盲点の窓」や「秘密の窓」に分類された自分のチームと、他チームサポ人の認識のズレを理解し、そのズレている原因を探り、他チームサポの認識を受け入れてあげます。そうすることで、『他チームサポから、○○と思われているかもしれない。』『自分のチームには、そういう一面があるかもしれない。』と思えるようになり、今後のコミュニケーションにおける認識のズレを軽減し、その結果として対人関係やチームの成績によるストレスも軽減できます。

ジョハリの窓を使うことで、効果的な他己分析(他チームサポの意見を取り入れる自己分析)ができるため、自分では気づかなかった新しい自チームの発見に繋がります。

現在、栗林が作成したチェックシートやカウンセリングにより、大宮サポと新潟サポの後輩がメンタルトレーニングを受けています。8月くらいには結果が出ると思うので、その結果が出たうえで続きを書き込もうと思っています。
 
それにしても、仙台だってチョット間違ったら「明日は我が身」。怖いよね、試合に負けることによって心身がボロボロになるって。やだよ、年末になったら「後輩たちよりも、実は俺の方(ベガサポ)がジョハリの窓が必要だった・・・」ってなるのは。

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