2017年5月1日月曜日

清水戦


いやぁ~、前半の内容だけをウォッチしてたら「キツイよなぁ~」的な印象。これが意図的に「前半はオペレーションネーム穴熊で、徹底的に守っちゃってください!!」だったらいいんだけど、試合後の監督のコメントを見ると違うらしく・・・

「前半はちょっと我々が準備していたものとは違ったかたちで清水さんのビルドアップがあったので、正直、守備の部分ではあまりはまらないところがありました」とのこと。やっぱ、意図的に引いていたというよりも、自力で押されていたんですな。

この日、仙台が放ったシュート数はトータル5本。それでいて3得点なんだから「メッチャ、高効率!!」。しかしながら全体的に見渡せば「チョット少ねーよなー」的な印象は極めて自然。前半は何もできなかった・・・と言うつもりはありませんが、清水のプレッシャーから何気にジリジリと下がり目のラインが続き、自然に苦しい展開が続いてしまいます。何せ、ほら?複数失点が当たり前だから、苦しい時間が長くなると「そろそろ、やられそう・・」という気がするのはしょうがありませんな。

前半の守備は「仙台が頑張った」というよりも、清水の精度がイマイチだった感じ。シュート、パス、どれもがチョットずつズレ気味で、正直、その精度の悪さに「助かったよ・・・」と思ったことが一度ならず、二度、三度。前半、清水が1ゴールでも挙げていれば、試合内容は全く違っていたものとなっていたことでしょう。まあ、ラッキーでしたな。

前半の惜しいのは、32分ごろのクリスのシュートだけだったような気もしますが、今の仙台にとって、そして前半の仙台にとって「内容はダメダメなんだから、せめて無失点で終わってください・・」はマスト。最近は前半が無失点だと、何気にホッとする自分が居ます。ハードル高いよね、前半0って。何せ、4試合で16失点ですから。

監督はコメントで「ハーフタイムでしっかり修正して、守備を落ち着かせた」と語っていましたが、素人的には「何を修正したんだ?」と言う感じ。何となくセカンドが拾えるようになって、相手のエリア内に複数の人数が入り込めるようになった・・・ぐらいは分かるけど、チョットした事なんでしょうな、攻撃や守備の連動性って。

PKも仙台が押し込んでいる展開の時。先制はエリア内で、三田が前を向いてパスを受けた時点で勝負あり。2点目は、クリスのところへボールがスルスルスルと・・・。3点目は久々、菅井の「どうしてお前がそこにいるんだ?」。ここだけの時間を見れば「仙台の完勝」なんだけど、後半放ったシュート数は「3本」だけだったので、そこまで押し込んだ試合でないことは明白。点差的には満足ですが、試合内容的には「まだまだ・・」なんでしょうな。

しかしながら、現状の仙台にとって「結果>内容」です。苦しい試合内容でしたが、全てはチャレンジしている過程からなのでしょうがありません。苦しいときでも、歯を食いしばって最低限の結果を残し、次の試合に備えながら「チームとしての練度」をあげる・・・。その先に、目標があることを信じて。とにかく、勝ったことで精神的に安どするベガルタンでした。

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