2017年1月20日金曜日

ベガルタン、丘の上の景色を見たいと願う


昨日の午後、大阪支店で神戸サポの後輩からメール。

「リーダー、うちら今年、バルサと試合をすることになりました。メッシやイニエスタですよ(^O^)/」
正直、羨ましい・・・。

その直後、仙台支店の後輩が・・・

「リーダー、泉区のアダルトショップで、巨乳av女優の〇〇ちゃんがサイン会をしてたんで、貰ってきましたよ、超ラッキー(^^)
正直、嘆かわしい・・・。

方や「メッシとの試合に胸をふくらましている後輩」、方や「巨乳のav女優に会って股間をふくらましている後輩」。個人的には、メッシよりも巨乳av女優の方に興味はあるが、比較するどころか、格、格が違い過ぎる。スポーツ紙によると・・・

神戸が、今夏にも名門バルセロナと神戸市で親善試合をすることが19日、分かった。神戸は1月から運営会社が「楽天フットボールクラブ」に名称変更。その楽天が昨年11月にバルセロナと年間5500万ユーロ(約66億円)でグローバル・パートナー契約を締結し、条項に神戸との試合開催が含まれていた。

楽天マネーにとって、66億なんて屁みたいなものなんでしょうな。確か、神戸の営業収益は25億円くらいだったはずだから、その倍以上の金額を自社の広告塔として使いつつ、自らがオーナーを務める神戸との試合をブッキングする・・・なんともかんとも、羨ましい話です。

しかしながら、他チームを羨んでばかりいてもしょうがありません。神戸には神戸の道があり、仙台には仙台の道があります。だいたいにして、仙台にビッグスポンサーを確保するのは至難の業のはず。いやね、別に「仙台は支店経済圏だから・・」とか「起業して上場会社となった数は少ないから・・」とか言うつもりはなく、純粋に「借りパク」した前科があるからであります。

08年、ベガルタは232,850万円の資本金の80.5%を取り崩し、187,4658,878円の累積債務を解消する無償減資を行いました。つまり、スポンサーから出資して会社の資本としていたお金を、こともあろうか「借金返済の為」に使ってしまい、出資していた企業に対しては「ごめんなさい、会社発展のため、借りパクさせて戴きます」という行為をしちゃいました。

普通、一度でも借りた金を返せなければ、その会社に2度目の投資チャンスなんてありません。ベガサポからすれば「今の仙台があるのは、苦しくとも無償減資を行ったから・・・」と分かっています。しかし、激烈な競争社会では「たった一度の借りパク」でさえ、致命的な欠点となって後々チームを苦しめるのです。ダメだよね、借りた金を返さないって・・・。

しかしながら、仙台がスポンサーから注目を浴び、再び成長路線に乗る為の戦略がない訳ではありません。それは困難かつ、極めてシビアなミッションですが、どう考えても一つしかありません。

「試合で勝ち、タイトルを取り、圧倒的なネームバリューを獲得する」これだけです。

残留にアップアップしているチームが、こんなことを言うと馬鹿にされるのは確実。しかし、やれ「ビール会社が応援してくれそうだ・・」とか「航空会社が・・」とか「大手製造会社が・・」みたいな妄想を現実化させる方法は、たった一つしかありません。勝つ、タイトルを取る・・・これ以外に方法が無いと言いませんが、あるのならば、とっくの昔にやれているはずです。無償減資から10年も経っているのですから・・。

鍋監督もチームも、今年は勝負の年です。だからと言って、勝ち点の目標が「オーバー70」なんて無理筋なのは分かっています。とりあえず「ゲット50」がベガルタン的な目標。この丘に到達してこそ、次の景色が見えるというもの。見たいですな、次の景色を・・・。

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