2016年9月29日木曜日

今更ながら名古屋戦


チームもサポも、何気に弛緩しまくっている昨今、皆様は いかがお過ごしでしょうか?と思っていたら・・・一部のサポ同志はそうでもなく、地元紙によれば「気持ちが収まらないサポーターたちは選手バスを約1時間囲み、渡辺監督と古矢武士強化部長(46)が代表者15人と更に1時間の話し合いの末、収拾した・・・」とのこと。どうやら、オフシーズンの気持ちに浸っていたのはベガルタンの方ですな。

バスを囲み、部長と1時間くらい話すことでチームに変化が見られるとは思えないが、結局のところ“居ても立ってもいられないから俺たちの気持ちも分かってくれ・・・”という事なのでしょう。これらの行為は決して褒められたものではありませんが、ベガルタンがとうの昔に「気分はとっくにシーズンオフです」宣言をしたのと比べれば、そのパッションには頭が下がる思いです。

それでは一体全体、我々サポは、何に対して憤っているのでしょうか?

順位でしょうか?
試合内容でしょうか?
結果でしょうか?
チームのロードマップにでしょうか?
ここの選手のパフォーマンスにでしょうか?
フロントにでしょうか?
監督やコーチにでしょうか?
あるいは、それらの複合要因にでしょうか?

仮に5連勝ぐらいしてて、名古屋戦に、あの内容で負けたとしても、おそらくはバス囲みなんて手法には出ないはず。ということは、あの一戦のみに対して怒りが爆発した訳ではないよね。直近の5試合で1分け4敗で苦しい状況に陥ってますが、その前の5試合が41分けで平和だった事を鑑みれば、問題の中枢がフロントや監督や選手たちによる「最近の結果・内容・言動」であることは想像に難くありません。

例えば、甲府や名古屋との試合で先制された局面を振り返れば、素人から見ても「チョット集中力が散漫と言うか、緩んでいたというか・・」としか思えない失点ゴール。流石に心が萎えました。絶対に勝たねばならない、という試合であれば、あのような失点など考えられません。もしも、入れ替え戦における磐田戦の開始12分で、名古屋戦のように先制され、そんでもってキーパーからのハンドトスをカットされて追加点を奪われたら、ベガルタンじゃなくても狂います、発狂します。

あれは明らかに集中力の欠如からの失点。だからこそ、悔しいのはわかります。もっとも、毎試合「入れ替え戦のような気持ちで戦えや!!」というのも無理筋だから、大事なのは「先制されてもホームなんだから、追いつき、追い越せや!!」という気迫を我々に見せることなんでしょうな。見せられなくても、結果が出なくても、「僅かでもいいから感じさせられるか?」が大事だと考えます。

その意味で、名古屋戦における「後半のシュート数4本」はメッチャ不満です。可能性が感じられるシーン、一体全体、何本あったでしょうか?しかも、点差は02のビハインドなのに。パブロと菅井がピッチに入ってくる前まで、チームの躍動も可能性も皆無。あの内容で不満が出ないサポっているのでしょうか。

それと、監督のコメントもマズイです。残り7試合で「7連勝したい・・」と言い、残り5試合で「5つ勝てば、チームの最高勝利数になる・・」と言い、結果的には、どちらも“口だけ番長”の結末。自らのコメントに責任感を持てない指揮官を、我々はどう考えればよいのでしょうか?

目標やビジョンを公言するのはいいことです。しかし、結果に対しては責任が生じます。その辺のところを、鍋監督がどう思っているのか、居酒屋で飲みながら聞きたいものですな。

サポとて人間、苦しい試合が続き追い込まれると、普段なら絶対にやらない「言葉狩り」の世界へと旅立つ場合もあるはず。だからこそ、明確な目標とビジョンをコメントする際には、細心の注意を払ってほしいのです。「5連勝すれば・・・」みたいなワードを言うな!というつもりはありません。ただし、出た結果との整合性は考えて欲しいだけです。

試合内容も、結果も、残念ながらダメダメ。そんな時、サポに残された希望は多くなく、その中の一つが気持ち、「戦う気持ち」。もちろん、気持ちなので見えませんが、そんなことは心配ご無用。我々サポは、見えない気持ちを「感じられる」生き物ですからな。

鳥栖戦では、感じたいものです。

2016年9月20日火曜日

甲府戦


えー、気持ち的にはオフシーズンのベガルタンです。ぶっちゃけ降格の心配が薄れてきた昨今、試合での楽しみはと言えば「未来への期待感」のみ。そうなると、目の前での試合における“勝ち負け”に熱くなることは無いから、大宮対川崎戦であったような「この野郎、てめー、ふざけんなよ!」的なアッチッチな状況が何気に羨ましいベガルタンです。

甲府との対戦に関しては「互いに怪我人が多い状況では、良くも悪くもハッキリとした試合展開になるんだろうな・・」と思っていました。ただし、こっちも西村にミンテに茂木と言ったスタメンだから、不安がない訳でもなく・・っていうか、不安満タン。これがね、連勝中だったら「まっ、アウエーだし、未来への投資は必要だから・・」って割り切れるんだけど、何せ連敗中の身だから、西村・ミンテ・茂木が同時に頭から出たら、どうなるんだろう・・・と不安になるのはしょうがないよね。

試合が始まると、そんな不安を一蹴するかのようにボールは仙台。「いくら守備的な甲府とは言え、仙台のこのメンバーに対し、あそこまで徹底して守るとは・・」とは思ったものの、これはこっちの勝手な思い込み。仙台サポは「未来」を見ているかもしれませんが、甲府サポが見ているのは「現実」であり、最大のミッションが「残留」である以上、中途半端な戦い方など無用なのでしょうな。

そんなことを思っていたら、自陣のスローインから痛恨のPK。石川の対応には、本人も言っているように「やっちまっただ・・」なんでしょうが、あれはテクニカルなミスではなく、気持ち、甲府の選手の気持ちが石川を上回ったからだと考えています。

あのシーン自体は、スローインから逆モーションを取られた単純な失点。しかし、向こうの選手からは「何とかしたい・・・」という気がアリアリ。対して石川の方はと言えば、結果的に集中を欠いた対応。あの試合が、チームにとって大事な試合なら、石川の対応は絶対に違っていたはず。俗にいうオシムのセリフで「ライオンに襲われているウサギは絶対に肉離れなどしない・・」であります。残念だけど、あのシーンでは、石川の集中が散漫でしたな。

この試合は「守る青春!!」を宣言している甲府に対し、なんとも不注意な先制点を計上してしまった仙台。当然ながら嫌な雰囲気。そんな中での西村のゴールだから、嬉しいの何の・・。これで西村の未来に希望を繋ぐことが出来ますが、かといって将来が約束された訳でもありません。体格的には決して恵まれない西村が生き残るための選択肢は多くなく、ヒサトを目指すか、大久保を目指すか、岡崎を目指すか、それとも、それら選手のハイブリッドで新たなスタイルを構築するか・・・。それが西村の、そしてベガサポの「希望」と言うのであれば、この試合の引き分けにも価値があるというものです。

チームが連敗中なので、この分けをポジティブに考えるか否かで、甲府戦の意義も変わってきます。西村にミンテに茂木、彼らの頑張りは我々の希望です。しかし、その希望は小さな蕾で、さらには花が咲くかどうかも分からない。でも、我々の選択肢も多くはなく「その小さな蕾が咲くことを信じて応援する・・」しかないのです。

怪我人も多く、なかなか勝てないし、チームの成績もよくない。さすれば、時に「その小さな蕾」さえ見失うこともあるでしょう。見失ってユアスタを去る仲間もいるでしょう。それはそれでしょうがありませんが、ベガルタンは信じ続けます・・・たとえ小さな蕾が結果として咲かなくても。それはそれで人生、ベガルタンの人生ですから。

2016年9月9日金曜日

いまだにダルダルだけど、明日は横浜戦ですな


ようやく、ようやくです、心の傷が癒えてきたベガルタンであります。思い起こせば、後輩たちにも厳しくあたってました。普段なら、仕事のことでは声を荒げないのに「おい、この案件、どうしたら、こんな風になるんだよ!?」とか「こんな数字で中間期決算が凌げると思っているのか?」とか「今の接客マナー、あなたは何年会社に居るんだ?」等々・・・、後輩というか、部下たちをひたすら罵倒!きっと陰では「パワハラのクソ野郎が・・・」と言われていたはずです。

もうね、ここまでベガルタを応援していると「自らのプライド=ベガルタのプライド」だから、そのプライドが目の前でズタボロにされちゃうと、いつも使うセリフのごとく「夜の校舎、窓ガラスを壊して回った・・」的な衝動を止められなくなります。ぶっちゃけ思うよ「今はまだ体が動くからいいけど、60とか70とかになって、プライドがズタボロにされたら、俺、どうなっちゃうんだろう・・・」って。

まっ、そんな未来を心配するよりも、まずは明日の横浜戦ですが、えー、燃えません。いくら監督が「残り7試合全勝だ!」とシャウトしても、残念ながらベガルタンの心には届かず、気持ちはとっくに「目先の勝ち負けよりも、来年の為に戦ってくれていいから・・・」であります。降格の心配が100%ないとは言えない状況ですが、ここからの降格は、ある意味「逆奇跡」に近く、だったら「楽天のように来季に向けて・・・」が、今後の試合の本筋と言えそうです。

横浜もどうせ・・・と思っていたら、あっちは2nd優勝の可能性がバリバリあるんですな。じゃあ、モチベ的には向こうが上。こっちは「来季の契約が不安な選手」にとっては気持ちMAX!!でしょうが、怪我を抱えていたり、ここまで出番が少なかった中堅の選手を無理に試合で使う必要性は微塵もなく、ラスト7の比重は未来に置かれるかもしれませんな。

ここで問題なのは「来季の監督は鍋で100%確定なのか?」ということです。つまり、監督の継続が不安ならば、誰だって来季のことよりも「このラスト7をメチャクチャ勝ちに行く」はずだし、決まっていれば「来季のことも考えて」となることでしょう。別に鍋監督退任論者でも、継続論者でもないけど、そういった意味からも、フロントには早めに正式リリースしてほしいと考えています。

全然燃えないけど、明日はマリノス戦・ビード・横浜!!

2016年9月7日水曜日

盛岡戦


ふぅ~、盛岡にフルボッコされてから三日間、ベガルタンは一切のネット接続をシャットアウト。あの日、ユアスタであった“真夏の夜の夢”を「えっ!?そんなことあったっけ??」とすべく、ベガルタンは必死に「その記憶」を消し去る為、ハードなスケジュールを自らに課しました。どのくらいハードか?を負ける前と負けた後どで比較すると、下記のようになります。

Before 負ける前(っていうか勝ちを前提にした予定)
土曜日の夜 
家に帰りシャワーを浴び、焼酎を飲みつつ、マッタリしながらJタイム・マッチデーJなど観る

日曜日
ココスの朝食バイキングペットショップアウトレットでゴルフ用品を購入帰宅し録画してあった盛岡戦をウォッチン宅配ピザを食べつつ、夢の中へ・・。

 After 盛岡にフルボッコに負けた後 (基本、家に帰りたくない)

土曜日の夜
急きょ、会社の後輩や友人を誘って徹夜で麻雀

日曜日
そいつらを強引に誘って吉野家で朝定食福島競馬場ちょっと勝ったから、その金で夕方からキャバ帰るころには記憶が無くなりつつ夢の中へ

もう50になろうとしている中年に、こんなハードな週末を課さねばならないほど、盛岡戦の25は衝撃的でした。これがね、サブメンバー主体だったり、退場者が出ちゃって、しょうがないかな・・・的な感じだったら、ここまでの挫折感はないんだけど、現時点でのベスメンであれだから、余計に来ましたな、メンタルに。

不良中年、いや、立派なおっさんヤンキー。金八先生なら、かわいい女子中学生を妊娠させるくらいの暴挙を中年にさせるくらい、この試合の衝撃は巨大でした。最後のほうになると、ベガサポも自虐的となり、相手ゴールに拍手をしながら「いいぞーー!」の掛け声。大学生に負けたともショックでした、奈良クラブに岡山のゴールで負けた時もショックでした、盛岡戦も、それに負けず劣らずショックでした。久々です、ユアスタが、そしてベガサポが自虐的になったのは。

まあね、振り返ってもしょうがないので、愚痴はここまで。早く訪れるシーズンオフの為にも、残されたリーグ戦は頑張ってほしいものですな。

2016年9月2日金曜日

ダルダルなベガルタンです


まったく気づきませんでしたが、昨日も代表戦があり、そんでもって負けたらしいですな。いやね、仙台の選手が一人でもいたら「応援しなきゃ・・」とは思うんでしょうけど、皆無の状況で代表選にシンパシーを抱くのは厳しい感じ。一人、ひとりでいいし、交代メンバーでもいいから、仙台の選手が選ばれてほしい。さすれば、モチベーションに変化は起こるはず。一年でも早く、起きてほしいものですな。

さて、週末は天皇杯、対盛岡。ぶっちゃけ、盛岡に対しての情報は皆無ですが、報知によれば・・・

「J3グルージャ盛岡は、9月3日の天皇杯2回戦でJ1ベガルタ仙台に挑戦する。今季から盛岡の指揮を執る神川明彦監督(50)は、昨年まで在籍した明大時代に指導した、仙台GK関、MF三田、差波と3人の教え子たちとの対戦に心を躍らせている」とのこと。

そうですか、そんな繋がりがあったのですか・・。しかし、これだけでは「よおーーし、絶対に負けらんねー!」という気持ちになる事など不可。もうね、“なんだとぉぉーー、ざけんなって!ボコボコにしてやるからな!”的な遺恨か何かがあればいいんだけど、それどころか心情的には「先日の台風では・・」の感情の方が大きく、どちらかと言えば「盛岡サポと連携して、募金かなんかできないのかな・・」の気分。

こんな気持ちって、選手も同じだと思うんだよ。だから燃えない、燃えにくい。そんでもって負けちゃう・・。まっ、しょうがありませんな、人間だもの。かくいうベガルタンも、書く意欲が若いので、今日はこの辺で。

明日はグルージャ戦、ビート・盛岡!!