2016年7月22日金曜日

明日は湘南戦ですな

こんなこと言うと「サポ失格!!」という烙印を押されかねないんだけど、何て言うの?こう、一回勝っただけなのに、何となく「お腹一杯」状態で、「明日は絶対に勝たねばならない!!」的な切迫感が微塵もないベガルタンです。勝つと、メンタルが擦り減らなくていい・・・実感ですな。

川崎・ガンバ・浦和の三連戦を南アルプスの縦列登山だとすると、新潟・湘南・福岡の三連戦は、さしずめ船形山のハイキング。別に上から目線で見ている訳ではないんだけど、やっぱ一回でも勝つと「楽勝で登れそうだ・・」という気になるんだよネ、船形山だから。

これが4連敗で湘南戦だと、ここまでの余裕はありません。もうね、必死、一杯いっぱい。だからこそ、新潟戦での勝利は大きかった。これはね、選手だって同じだと思うんだ。ギリギリの状況でのホーム戦だったら、体の動きが重くなることは十分に想像がつくけど、メンタル的にOK牧場な状態で、相手は湘南、勝つことしか想像できませんな。

連チャンでの「トリプル3」が多少は堪え、浦和・新潟には今まで以上に「守備」を意識。結果として、最少失点で凌げていますが、その代償は「シュート数の減少」に表れてしまいました。浦和戦の前半、シュート数は「たったの1本」。勝った新潟戦でさえ、前半放ったシュート数は「たったの2本」。これを、どう考えるかによって、今後の鍋ベガルタの評価は変わってきます。

守って守ってカウンター・・・これだけに特化するのが嫌で、鍋監督曰く「前のサッカーに戻るのではなく、継続して新たなチーム、ステージに行きたい」ということになりました。ドン引きしようと思えばできる、しかし、それだけでは上に行けない・・そう考え、チームは昨年の厳しい状況でもチャレンジ。しかし、昨年は結果が出なかったけどね。

そして今年です。正直、今年も厳しめ。2ndの失点数はトップ3で得失点差のマイナスもトップ3をキープ。チームスタイルの変化には膨大な時間が掛かることくらいは分かっているつもりですが、現実の勝ち点はもっと大事なので、ここらへんは監督のさじ加減なのでしょう。

湘南戦、ベガルタンが最も注目するポイントはここです。失点へのリスクヘッジはしつつも、ボールを回すのか、それともシュート数は少なくなっても「いいよ、いいよ、ポゼッションは・・」となるのかが、個人的には最大の見どころです。可能であれば、昨年からチャレンジしたスタイルで、湘南をボコボコにしてほしいものです。

明日はベルマーレ戦、ビート・湘南!!

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