2016年7月29日金曜日

ベガルタン、部長から「福岡戦の必勝」を命じられる


仙台も暑くなってきましたな。中々あけない梅雨に対して、ベガルタンは意外と支持派。何故かというと「涼しい夏=ベガルタの躍進」と信じて疑わないからです。今年のJチームで言えば、過去一度もアウエー参戦してないところは福岡・甲府。真夏のゲームで、ここのアウエーは考えるまでもキツめ。試合も大事だけど、自分の健康はもっと大事なベガルタンです。

一つ勝ってホッとし、二つ勝って胸をなでおろす。いいですなぁ~~連勝って。そんなことを考えながら会社でマッタリしていると、不意に本社の営業本部長から電話。これ、実話です。

部長「暑いのにご苦労様」
自分「いいえ、でも、これ私用の携帯なんで、こちらから掛け直します」
部長「いや、いい。仕事の話ではないからな」
自分「えっ!?ということは、毎年、この時期に東北の営業所を回りつつ、実際は経費で東北の夏祭りを見回って、ラッセラー・ラッセラー!!で、ギンギンギラギラ、お星さぁーまも嬉しそう・・作戦の件でしょうか?」
部長「ボーナスが支給されると、お前のビッグマウスが益々、鬱陶しくなるな」

実際、仕事に関しては鬼の部長ですが、プライベートでは可愛がってもらっており、東京へ行くたびに「競馬・麻雀・酒」って感じ。ヤクザの世界で言うのならベガルタンは立派な舎弟です。そして上記の物は、揃いも揃って学生時代に覚えたもの。5年前に天国へ旅立ったお父さん、大学時代は無駄ではありませんでしたよ。

部長「今日は夏祭りの話じゃない
自分「と、いうと・・」
部長「週末の福岡には絶対に勝ってくれ」
自分「えっ!?いや、部長に言われなくても・・」
部長「お前に頭を下げたくはないが、頼む、このとおりだ・・」
自分「いや、あの、部長に言われるまでもなく勝ちますが・・」
部長「ありがとう、今年は降格さえしなければいいからな」
自分「そんな・・東京に、その心配は無用かと・・」
部長「いやいや、前回と似てると言うか同じというか、そして同じように監督の解任だろ?だから心配なんだよ。こうなったら何でもする、靴の裏を舐めろと言われれば舐める、だから週末の福岡や甲府・名古屋には、絶対に勝ってくれ・・いやいや、勝ってください、頼みます」

なんと、普段はのけぞってベガルタンの事を「この、給料泥棒が!!」と罵倒する部長が「靴の裏まで舐める・・」と頭を下げ、福岡に勝って欲しいと懇願してきた。ベガルタン的には「東京は大丈夫のような・・」という気がするのだが、本人は至ってマジ。大体東京が危ないのなら、仙台だってマダマダ危険水域のような気もするが「敵の敵は味方」と言わんばかりの言動に、ベガルタンも閉口。東京は落ちないって考えるでしょ?普通。

自分「わかりました、わかりました。もういいですから、いつものような口調に戻ってください。福岡には絶対に勝ちます」
部長「なんなら、俺のマイルで福岡戦に行くか?」
自分「いえいえ、とんでもありません。とにかく、部長のためと言うより、自分たちの為にも福岡には絶対に勝ちます」
部長「おぉーー、ありがとう。本当にありがとう。もう一度頭を下げる。本当にありがとう」
自分「だから、部長、もういいですって・・もう、本当にいいですから」
部長「わかった、じゃあ、この電話を支店長に代わってくれ」

監督が解任されたとはいえ、東京の戦力を考えれば「どうしたって降格は無し」のはずです。中盤のダイナモとして頑張っている三田を、ACLで日程がタイトになるのを分かってても仙台へレンタルし、代表経験者の駒野も途中で福岡へレンタル、前田に至ってはベンチメンバーから外れることもシバシバ。シーズン前に「今年はタイトルを!!」と宣言しても、何の問題もない陣容。

唯一のウィークポイントは「一度解任した監督を復帰させるって、どうよ?」だったのだが、今回に関しては、この不安が的中。だけど、そのリスクは当然チームとしても分かっていたはずで、そのリスクを上回るリターンがあると確信したからこその再就任。ということは、すべての原因は「その監督を選んだフロント」と考えることに若干の整合性はあるような気もします。

そんでもって支店長に変わったのだが、この内容が怪しい感じで・・
支店長「はい、はい、はい、本当に申し訳ありません。もう一度、教育し直します。はい、はい、本人もそれなりに自覚はあると思います。はい、はい、本人だけではなく、私自身も危機感を持ち、日々の業務を行っていきます。はい、はい、それでは失礼します」
 
支店長「おい、お前、部長になんかしたのか?」
自分「いえ、なにもしてませんけど・・」
支店長「お前の事、凄く怒っていたぞ『たるんでる!!』って感じで」
自分「いや、あのぉ・・・別に何も・・」
支店長「月末の会議、仙台からだとさ。部長曰く『お前と約束したことが達成されなければ、厳しい冬になる』ってことだ。何の約束をしたんだ?」
自分「心の中で(あの野郎・・・)」

とにかく、福岡には勝たねばなりません。いえ、勝ってください、お願いてすから勝ってください。靴の裏を舐めろと言われれば犬の糞がついてても舐めます。だから絶対に勝ってください!!

明日はアビスパ戦、ビート・福岡!!

2016年7月25日月曜日

ベガルタン、湘南戦で「今年の仙台はスネ夫だ」を感じる


いやぁ~~、凄かったですな、七北田公園のポケモンハンターの数。それどころか、普段はユアスタで自ら作る焼酎の水割りと、匂いが強烈なキムチとさきイカを、こよなく愛する焼酎親父でさえ、この日はスマホの画面でレッツ・ポケモン・GO。きてますな、ムーブメントが。

この日の観客数は13000人オーバーという、チョット寂しめのユアスタ。夏休みスタート直後なんだから「もうチョット来てくれても・・・」という思いはありますが、これが現状のユアスタポテンシャルなんでしょうな。現在のユアスタは、2千人以上のアウエーサポが来てくれないと、中々15000人オーバーとはなりません。悲しいけど、現実です。

相手が湘南だからでしょうか、何気に安心して観ていられる展開。こちらが攻めていても守っていても、素直な実感としては「戦力と戦術がイマイチな浦和」的な試合内容。ぶっちゃけ、坪井と長谷川以外は知らない選手だし、これといって圧力が弱いオフェンスなので、当然のようにそこからのカウンターの数は多くなり、新潟戦以上に余裕があるように感じました。多分、仙台が強いんじゃなくて、湘南が強くないだけなんだろうけど。

7月も終わりそうなので、直近2カ月の成績を確認すると762分。この数字の詳細を確認すると・・・

7勝の内訳 福岡湘南新潟・柏・甲府・新潟湘南

6敗の内訳 鳥栖・大宮・磐田・川崎・ガンバ・浦和

2分の内訳 神戸・川崎
(そして次節は福岡)

この内訳を冷静に見れば、「仙台は典型的なスネ夫タイプ」ということになります。つまり、ジャイアンのような強面には弱く、のび太のように自分よりも対等以下の奴には滅法強い。Jリーグの中位以下のチームにとって、仙台は最も嫌われている感じでしょうか。ただ、この辺のところがベガルタン自身と被ることがあるから、何気にシンパシーを感じる部分ではあります。平たく言えば「今年のベガルタは弱い者いじめ」と言う事になりますな。

大局的な見地で考えれば、シーズン末期に湘南や福岡や新潟と戦うよりは今の時期に対戦した方がメンタル的にはグッド。経験があるだけに嫌でしょ?最終盤に降格が決まりそうな相手と戦うのって。その意味で、今年の仙台は結果として対戦日程には恵まれていると言えます。とりあえず、今季は「スネ夫仙台」でもいいので、早めに勝ち点40付近まで到達して欲しいですな。

この世界では、チョットでも「敵に憐れみを感じた時点」で、自らが地獄行のパスポートを申請する事と同じ意味合いを持ちます。生き残るためには、相手を地獄に落とすしかない非常な世界だからこそ、我々サポーターは目の前の試合に一喜一憂するのでしょう。地獄の苦しみは知っていますが、だからと言って「J1が天国」と感じたことはありません。ちょっとたけ見えてきたような幻想を感じたことはあったけど・・・。

12年シーズンの終盤、「ひょっとしたら、ひょっとして・・」と感じて臨んだホーム最終戦の対新潟。勝てば優勝の可能性が膨らみ、尚且つ、大嫌いな新潟を地獄の底(j2)へ叩き落すことができる大一番。結果、負けてしまって「天国を感じられる可能性」は否定され、新潟は奇跡の残留へ。あの時勝てば、天国へ行けたかもしれない・・・。そう考えるたびに、「あの時、新潟を落としておけば・・・」という後悔の念に苛まれるベガルタンです。

湘南戦では「負けるかも・・」と思ったことはありませんでした。普通に「勝つんだろうな・・」と思っていた時に、ウイルソンがズドン!!最高です。本当に最高でした。普段は声など荒げないベガルタンでさえ、「最高、ウイルソン、最高!!」を連呼。その瞬間、ベガルタンは数年前に流行った「みなさーん、最高ですかぁーー!!!最高でーす!!」を連呼していた偽宗教教組の気持ちが痛いほど分かりました。「最高でーーす!!」を連呼するって、気持ちいいんですな。

2016年7月22日金曜日

明日は湘南戦ですな

こんなこと言うと「サポ失格!!」という烙印を押されかねないんだけど、何て言うの?こう、一回勝っただけなのに、何となく「お腹一杯」状態で、「明日は絶対に勝たねばならない!!」的な切迫感が微塵もないベガルタンです。勝つと、メンタルが擦り減らなくていい・・・実感ですな。

川崎・ガンバ・浦和の三連戦を南アルプスの縦列登山だとすると、新潟・湘南・福岡の三連戦は、さしずめ船形山のハイキング。別に上から目線で見ている訳ではないんだけど、やっぱ一回でも勝つと「楽勝で登れそうだ・・」という気になるんだよネ、船形山だから。

これが4連敗で湘南戦だと、ここまでの余裕はありません。もうね、必死、一杯いっぱい。だからこそ、新潟戦での勝利は大きかった。これはね、選手だって同じだと思うんだ。ギリギリの状況でのホーム戦だったら、体の動きが重くなることは十分に想像がつくけど、メンタル的にOK牧場な状態で、相手は湘南、勝つことしか想像できませんな。

連チャンでの「トリプル3」が多少は堪え、浦和・新潟には今まで以上に「守備」を意識。結果として、最少失点で凌げていますが、その代償は「シュート数の減少」に表れてしまいました。浦和戦の前半、シュート数は「たったの1本」。勝った新潟戦でさえ、前半放ったシュート数は「たったの2本」。これを、どう考えるかによって、今後の鍋ベガルタの評価は変わってきます。

守って守ってカウンター・・・これだけに特化するのが嫌で、鍋監督曰く「前のサッカーに戻るのではなく、継続して新たなチーム、ステージに行きたい」ということになりました。ドン引きしようと思えばできる、しかし、それだけでは上に行けない・・そう考え、チームは昨年の厳しい状況でもチャレンジ。しかし、昨年は結果が出なかったけどね。

そして今年です。正直、今年も厳しめ。2ndの失点数はトップ3で得失点差のマイナスもトップ3をキープ。チームスタイルの変化には膨大な時間が掛かることくらいは分かっているつもりですが、現実の勝ち点はもっと大事なので、ここらへんは監督のさじ加減なのでしょう。

湘南戦、ベガルタンが最も注目するポイントはここです。失点へのリスクヘッジはしつつも、ボールを回すのか、それともシュート数は少なくなっても「いいよ、いいよ、ポゼッションは・・」となるのかが、個人的には最大の見どころです。可能であれば、昨年からチャレンジしたスタイルで、湘南をボコボコにしてほしいものです。

明日はベルマーレ戦、ビート・湘南!!

2016年7月21日木曜日

新潟戦、こぼれ話


今日は新潟戦での「こぼれ話」を少々。

次の日は早朝から仕事なので、試合後の温泉や食事はNG。よって、新潟へは早めに行って、新潟市内で飯を食うことに。運転はベガルタンの仕事なので、新潟へ着くまでにカミさんがネットで店をリサーチ。幸い、新潟サポの後輩家族と一緒にランチを食すことになっているので、どこに行くかは彼らのチョイス。しかし、何でもいい訳じゃないから、互いに「食べたい物ベスト3」を出し合って、それを後輩へメール。そこから取捨選択し、良い店に連れて行ってくれ・・・と。

そんなこんなでベガルタン夫婦のトップ3
ベガルタンのトップ3 寿司・とんかつ・焼肉
カミさんのトップ3  イタリアン・美味しいパン・中華

強欲、まさに夫婦で強欲。とりあえず、このくらい列挙しておけば「何気に良い店へ連れて行ってくれるだろう・・・」という考えだったのだが、後に、これが「中年の浅はかさ」だと後悔する事になろうとは、小国峠を爆走していたころには思いもしなかった。
 
ちなみに、ベガルタンの先輩には暴走族のリーダーがいて、何度か車に乗ったことがあるんだけど、その先輩は自分のことを「蔵王の青い稲妻」と呼んでいました。その先輩も今年で50、今では自動車保険の営業マンとして頑張っています。人生って、こんなものですな。

新潟市内で後輩家族と待ち合わせ、小学生の子供たちに3千円のQUOカードをプレゼント。とりあえず「仙台のサポーターはセコイよな・・」と思われないようにする配慮をするベガルタン。気持ちは、ベガサポ代表です。

後輩「ようこそ新潟へ。明日支店長と仕事でしょ?負けると分かってて、ご苦労様です」
自分「だからこそ、絶対に負けられないのよ。で、何食うの?」
後輩「先輩が寿司・とんかつ・焼肉で、ご夫人がイタリアン・美味しいパン・中華・・・もうね、ここしかないって店にお連れします」
自分「ホテルか何かのバイキングか?」
後輩「ホテルではないんですけど、結構混んでるバイキングに行きます」
自分「お前なぁ~スタミナ太郎だったら許さねーぞ」
後輩「違いますって・・・」

いきなりバイキングへ行くと思ったら、ちょうど祭りをやっていると言う事で白山神社へ。
いいですな浴衣って

中々のおもむき。

後輩「地元では有名な神社です。互いの必勝祈願を、どうです?」

そんなこんなで、お賽銭。ふと横を見ると、後輩は百円玉を投下。その時ベガルタンが握りしめていたのは十円玉。「これじゃあ、神様は新潟を勝たせちゃうじゃないか・・」と思い、横にいたカミさんに「おい、五百円玉を・・」、すると「えっ、いつも十円じゃない」と言ってきたので、「何も言うな、これはプライドの問題だ」と五百円玉を投下。その時ベガルタンは、こう念じました。

「白山神社の神様、向こうは百円、こっちは五百円、言いたいことは分かりますよね?」まさに、クズですな。

 そんなこんなでようやくランチ。時間的にはラッシュ時を超えている14時。それなのに後輩は「座れるかなぁ~」と心配顔。ベガルタン的には「どんな店かは知らないが、この時間で混んでるなんて考えにくく、混んでたとしても、余程美味しい店。どっちに転んでも問題なし」だったんだけど・・。

 そして着いたのが、このお店。仙台には無い店だが、問題は美味しいか否かです。
時間も時間なのに満車のラッシュ。本当に、あっという間に満車。行くとこないんですか?
店内に入ると凄い熱気。戦いはスタジアムに行く前から始まりました
ここのシステムはスタート前に席へ案内し、時間が来たら一斉に
ライオンのプライドのように群がる感じ。新潟の家族の目はギラギラしてました
 
えー、問題の味なんだど、イマイチ、いや、イマニ・・・。確かに、俺やカミさんが上げたトップ3は全部あるんだけど、味が薄味というか、何と言うか・・・別にね、不味いと言ってる訳じゃないし、たまたまベガルタンの口に合わなかっただけなんだろうけど、もう、行くことは無いでしょうな。でも、家族連れだったらいいかもね。
 
この店の支払いシステムは「ニコニコ現金前払い」方式。仙台でビュッフェ形式で前払い、しかもカード不可の店は極めて珍しいが、店内で食しているうちに、何となく理由は分かりました。あまりの人数の多さで、後払いだと「食い逃げ」が多発しそうでしたから。
 
そう言えば、スタジアム近くにある神社には賽銭箱がなく、お賽銭は鍵が締められている寺社内に放り投げるシステム。ここからも、新潟の治安の察しはつきますな。とにかく、バイキング以外は楽しめた新潟参戦でした。

2016年7月20日水曜日

二見に想う


今日は書き込む予定など無かったんだけど、後輩から「リーダー、二見が清水へ行くみたいです・・」という話を聞いたのでチョットだけ。

まず、ベガルタンにとって二見という選手は・・

チームが攻撃的な場合、そして自らの重心も前目の時は、それなりの可能性が見える選手。しかし、ゲーム内容が守備的な場合、そして自らの重心も後ろ目の時は、そんなに可能性が見えない選手。

育成組織が盤石ではない仙台にとって、大卒の選手は貴重な新戦力の供給先です。ここで言う戦力とは、12年目から試合でガンガンやってくれる選手であって、高卒ルーキーのように34年のスパンで考える選手とは根本的に違います。

そして最近の二見ですが、スタメンで出ることは無く、ベンチメンバーから漏れる事も。今現在のチームは、怪我人のオンパレード。小島や佐々木と言った高卒ルーキーがベンチに入ることも珍しくはなく、藤村は継続的に使われ、ミンテもベンチにスタンバイ。気が付けばウイルソンや菅井が復帰し、二見はベンチにすら入らない事も何気にノーマルな状況。

これがね、怪我人が誰も居なく、尚且つチーム状態も良くて「中々、試合に絡めない」という状況ならば、本人もギリギリ我慢できるかもしれないんだけど、これだけ怪我人が出てて、蜂須賀も離脱し、石川のパフォーマンスも良好じゃないのに、試合に出れない・・・。だったら、必要と思ってくれているチームに移籍した方が・・・と考えるのは極めて理性的でしょう。

繰り返しますが、仙台にとって大卒ルーキーは即戦力です。ベガルタンは大卒ルーキーの契約条項に詳しくありませんが、過去の例を鑑みれば「3年くらいの契約」のはず。まさか、大卒ルーキーに5年とか7年とかの長期契約は考えづらく、かといって単年契約で有望な選手を獲得するのは厳しめ。まあね、23年がいいとこです。

二見は確か3年目くらい。もう新人ではなく、立派な中堅選手です。なのに、怪我人が多いにもかかわらず、試合に絡めず、ベンチにすら簡単には入れない・・・。そんな時に「君の力が必要だ、ぜひ来てくれ・・・」と請われたら、グラッ、って来ちゃうんでしょうな。

二見がシーズン途中で出ていくということは、チームとして「SBは大丈夫だ」と考えている証左です。個人的には「本当ですか?」という感じですが、いざとなったらfwの菅井やルーキー小島で行く気な感じがビンビン物語。最近のベガルタンは、ここ一番でフニャフニャですが、思い切って、今がビンビンの小島を育てる気ですかな。

適度で適切な新陳代謝は、チームの成長には欠かせないサイクルです。正直、寂しい想いはありますが、チームにとっても二見にとっても「今が脱皮のチャンス」なのでしょう。脱皮できない蟹は成長ができず死んでしまいます。苦しいけど、大きくなるためには、成長するためには、脱皮するしかないのです。二見、頑張れ。

2016年7月19日火曜日

新潟戦


ベガルタンは16日と18日が仕事。よって当初は「いくらなんでも17日に新潟へ行って、ガンガン応援し、疲れた体で夜中の高速をぶっ飛ばしつつ、早朝から支店長と工場の視察・・・というハードスケジュールは50が近づいてきているベガルタンの体では無理だろうな」と考えており、不参加を決め込んでいました。

その潮目が変わったのは、土曜日の夜、自宅でカミさんとの会話で・・
カミさん「えっ、なんだかなぁ~~」
自分「どうしたんだ?」
カミさん「掲示板でね、仙台の事をバカにしてたから・・」
自分「ほっとけって・・・」
カミさん「でもなぁ~、これはいくらなんでも・・」
自分「いいから、いいから」
カミさん「ん~・・・・」
自分「ネットの中で何を言われても気にするなって・・で、何て書いてあるんだ?」と言いつつ、チェックするベガルタン。

「えーと、何々・・仙台に負けるようではダメ、仙台に勝てないようでは降格だ・・何だよ、これくらいは・・えっ、仙台よりも新潟がJ1に居るべき、んっ?ドン引き仙台なんか・・、はぁ?えっ?仙台に勝てないようではj1の資格なし、うおっ!どうして仙台がまだj1に居るのか分からない・・」みたいなワードがテンコ盛り。

瞬間、なんだとぉぉーーー!!新潟の分際で!!この上から目線は許せん!!とキレました。元々、昨年の出来事以来、新潟はベガルタン的に「最も憎しむべきチーム」なので、そんな対戦相手からの雑言ラッシュを見れば、「月曜日は仕事だから参戦パスだな」という考えなど瞬時にフェードアウト。急きょ参戦を決めたしだいのベガルタンでした。

今回ベガルタンが選んだのはアウエー指定ゾーン。怖いもの見たさで、もう一度昨年と同じ場所・・という選択肢もあったんだど、カミさんが「ゴールした瞬間、気が狂ったように喜びを爆発させたいの・・」というので、極めて順当な場所をチョイス。問題は、直近4試合で「たったの1ゴール」しか出来てない攻撃力で、歓喜の瞬間が訪れるかどうかです。そういえば個人的に7月は、シャンゼリゼを歌ってないような・・・。

そんでもって試合開始なんだけど、来るたびにスタジアムの観客数が寂しめの実感。観客数の減少はトレンドとは言え、器が大きいだけにビッグスワンは顕著。ユアスタも厳しいけど、初めて来たときのビッグスワンは3万オーバーだったから、何となく、こう、張り合いがないっていうか、燃えてこないっていうか。大嫌いなチームではあるんだけど、嫌いなだけに元気で居て欲しいんだよね。嫌いだけど、死にそう・・・では、燃えませんから。

ウイルソンのゴールはゴラッソだし、関のセーブもエクセレントなんだけど、それ以上に嬉しかったのは、奧埜のゴールが決まった時に、ウイルソンが石川や三田などに対し、身振り手振りで気合を投入していた時です。あの場面をライブで見た瞬間、ベガルタンは「まだまだ、ウイルソンは闘えるな・・」と想いました。この場面だけでも、新潟へ行ってよかったです。

ぶっちゃけ、まだまだ不満はあります。シュート数だって足りないし、ボールを支配しているわけではないし。特に前半なんかは、「うちって、シュート打ったっけ・・」と訊いてしまうほどの凡打戦。目指す頂は遥か彼方なれど、監督や選手たちに見えているのでしょうか?ベガルタンには見えていませんが、彼らが見えいると信じ、応援するのみ。勝った時くらいは、あーだ・こーだ言うことはせず、その余韻に浸る。長くサポーターを続ける秘訣です。

2016年7月14日木曜日

浦和戦で現状を考える


いやぁ~~驚きましたな、天皇の生前退位報道。いかん、いかん、本題を書き込まねば・・・。それにしても意外と良かったですな、日野美香の歌唱力。やっぱプロって凄いんですな。歌う格好とルックスはベガルタンと支店長が行くスナックのママさん風なんだけど、歌唱力は段違い。あんなのが聞けるのなら、毎日でもスナックに通っちゃいそうです。

ロックやポップテイストの応援が闊歩するユアスタにおいて、ど演歌テイスト全開の歌を試合前やハーフタイムに熱唱する・・・。この時のベガルタンの考えは「ははぁ~~ん、ハーフタイムに演歌を聞かせ、レッズの選手やサポを「えっ!??なんで演歌なんだ???どうして日野美香が熱唱するんだろう??」という疑念を抱かせ、ゲームに集中させない戦略だな・・・意外と策士なんだな、腕組メガネって・・・」といったものでした。結果は伴わなかったけど。

浦和戦のみならず、最近の試合内容を議論するうえにおいて、確認すべき土台があって、それは「チームの目標は、昨年からチーム戦術を継続させつつ、トップ5」ということです。このワードを無視した議論は、何の意味も持ちません。それを踏まえつつ、ベガルタン的な考察を・・。

まず、試合内容うんぬん・・・ということよりも、現在のチーム状況を冷静に振り返れば、前線のメンバーを中心に怪我人が多数。よって苦渋のチョイスでFwは藤村!!その余波はベンチメンバーにも表れており小島・佐々木・ミンテなど若手が列挙。ぶっちゃけ、攻撃的な駒として計算できるのは、ウイルソンと菅井のみ。その駒をカードとして使っての0-1での敗戦なので、チームとして現状では頑張った・・・と言えなくもありません。

そこで問題となるのは、何気にマジョリティーである「負けたけど、内容は悪くなかった・・」という声を、どう考えるか?であります。ベガルタンもね、試合後の感想は「悪くはないと言えば悪くない。連チャンのトリプル3だったから、多少守備的になるのでシュート数が少なくなるのも自然と言えば自然。過程は悪くないけど、結果は4連敗と最悪・・訳分かんねーよ・・」って感じ。

プロである以上、結果が何よりも大切、これに論がある人は居ないはず。そして現状のチームは怪我人が続出してのチーム状況は火の車。藤村が連チャンでfwとしてスタメンを張り、ガンバや浦和と戦わざるを得ない・・・これをピンチと言わずして、何がピンチなんだ?と考えるのは極めて自然ですな。

それじゃあ、「チーム状況は最悪で、対戦相手も最悪、でもって勝利を期待するのは酷とするのなら、選手起用、戦術、戦略、それぞれでチャレンジし、試行錯誤の中から光明を見出すしか・・・」と考えざるを得ない事にも整合性はあるような気はします。

こんな時はシンプルに考えるに限ります。プレゼンに関する大学のゼミで学んだことに「オッカムの剃刀」ということがありました。これは14世紀の哲学者・神学者オッカムが用いた哲学の論法で、「より複雑な説明と、より簡潔な説明があった場合、後者を採用すべきだ」というものです。別にね「単純な説明が常に真実である」ということではなく、経験的に、「単純な論理の方が正しいことが多い」といっている・・・こんな感じでの理解でよかったんですよね?大隅先生。

川崎、ガンバ、浦和との連戦、そしてチーム状況は良くない・・・。普段であれば絶対に「プロセス≦結果」なんだけど、現状に関していえば「プロセス=結果」でも止むを得ない。つまり、どっちも大切だし、そのうえで結果を・・・なんだけど、現状で「二兎」を狙うのは厳しめ。そのうえでシンプルに考えれば、「結果に期待できないのであれば、期待の比重を過程や内容にかけても良い気が・・」であります。

プロである以上、結果を伴っての「内容うんぬん」です。しかし、それを今の仙台に当て嵌めるのは無理筋。だとしたら、監督や選手が感じているであろう「昨年とは違う手応え」に期待するのもあり。シーズン2回目の4連敗だから、多少はメンタルに免疫もできているはず。両方追えないのであれば、謙虚に「内容はソコソコなんだから」的な感じで満足する方が、長くサポーターを楽しむ秘訣ですかな。

向こうのゴールはナイスでした。ロスタイムの最後の最後まで、徹底的に裏を狙い、最後の最後で仕留める・・・。悔しいけど、実力差なんでしょうな。折角、オペレーションネーム「日野美香の歌声でレッズサポの気勢を削ぎますよ」を発動したのに、こっちの気勢が削がれてしまっては・・・策士、策に溺れる・・とはこの事ですな。

2016年7月12日火曜日

我慢ですな


ガンバ戦の痛手を忘れる暇もなく、明日は浦和戦ですか。蓮チャンのトリプル3(失点)は確かにキツイものがありますが、こういった時はロングスパンの日程で試合があるよりも、あれ?明日も試合?うわぁー、気持ちを切り替えてる暇もないわー・・ぐらいのほうが良い場合もあります。グダグダ考えたって、中三日しかない状況では、なるようにしかなりませんからな。

蓮チャンのトリプル3に注目が集まっているようですが、ベガルタン的な関心事は「どうやったら攻撃的に戦う姿勢をキープしつつ、ゴールが量産できるか・・」であります。試合内容は、それほど悲観する感じではないものの「じゃあ、どうして連チャンでトリプル3なのか?」が素人的に理解不可能なところ。

鍋監督的には「内容は悪くない、同じ敗戦でも昨年とは手応えが全く違う・・」というのが持論。確かにそうかもしれない、そうなんでしょう・・・。でも「手応え」を感じている中でトリプル3を喰らえば、サポ目線が不安になることを止めることは難しい。素人には見えない、もしくは「見えにくい」であろう「手応え」を前提にした「内容は悪くない」的な論調を、我々ベガサポはいつまで甘受すればいいのか?連敗が続いている時、ここがポイントであることは間違いありませんな。

トリプル3の内容も何気に違うところが、チームに対する評価を難しくしています。磐田戦は前掛かりで行け・行けドンドン!!となったところをカウンターで仕留められ、反省して川崎戦では重心が後ろ目にすると、バイタル付近のチェックがユルユルとなって中村らから余裕があるクロスをガンガン供給されて崩壊、ガンバ戦では同点になってからの勝負所で、うまくスペースを突かれて、個の力で撃沈。中々、上手いこと行きません。

ボールも持てるようになって気もします。多少なりとも、保持して回せるようになってきたような気もします。フィニッシュに課題があるのは認めるにしても、藤村がFWで試合に出ている時点で、厳しい試合になるのは想定内のはず。
 
だとすると、どうしても負けるのが嫌なら、徹頭徹尾「オペレーションネーム・イズ・ドン引き」でも良かったはず。しかし、鍋監督とチームは「それ」をしなかった・・・。何故か、それは信じているからでしょうな。今現在のチームが「進化するために通らなければならない過程である」ということを。

ただし、その過程が正しいか否かは、結果でしか論ずることはできません。だとしたら、中三日で守備を再構築することにフォーカスすることで連敗を止めるのは、正しいのでしょうか?ということになります。たとえ困難であろうとも、ブレずに、チームが進もうとしている道のりを愚直に進む・・・という考えも有りそう。でも、トリプル3がトリプル44連敗・・・はサポメンタル的に極めて厳しめ。

 じゃあ、どうしたらいいのか?この問いを導くための方程式などなく、正解は誰にもわかりません。おそらく、鍋監督や選手たちにも分からないのでしょう。しかし、我々には見えなくても、選手たちには見えている可能性は有ります。サポができることは限られていて、彼らを信じて応援することだけ。
 
個人的には45連敗までは許容範囲。この辺りまでは、とりあえず信じて応援することを決めているベガルタンです。

2016年7月8日金曜日

明日はガンバ戦ですな


えー、明日はガンバ戦ですか。こっちが万全の状態で、尚且つ「宇佐美と遠藤が居ないくらいで、なんとか・・・」という感じなのに、こっちは怪我人のオンパレード。そんな中、チームを引っ張ってきた野沢がリタイヤし、その代役がスポーツ紙によれば、こともあろうか藤村とか・・・・。この名前を聞いたとき、ベガルタンは中二の時に部活の先輩へ告白した時と同じくらい、不安感に苛まれました。告白の結果は、えぇ、フラれましたとも。

 藤村も、その辺のところは察しているらしく「まだサポーターの皆さんには認めてもらえていないというか…。必要とされる選手って感じじゃないと思うので・・」と語っています。このコメントを読んだとき、ベガルタンの率直な感想は「お前、分かってるじゃないか・・」であります。何故、藤村本人が、そう感じているか明らかで、それは「期待に見合う活躍がないから・・」でしょうな。

 頑張っている・・・という抽象的なワードで期待感を維持できる程、藤村の賞味期限が長いとは思えません。今年は比較的多く、彼はチャンスをもらっています。確かに、はた目から見れば「頑張っている・・」のでしょう。しかし、頑張っているだけで評価される時期は過ぎ去り、サポーターが彼に求めるのは「結果」です。もしも野沢の代わりに藤村が出るのなら、何としてでも「結果」を出して欲しいものです。

 新たなブラジル人助っ人のパブロ、彼に期待する心情は理解しますが、いきなりスパークして欲しいと願うのは無理筋。ベガルタン的には「試合の途中から出て、試合の流れに変化がでれば・・・」くらいに抑え気味にしています。ベガルタの戦術は、攻撃的なサイドハーフでも、守りに関する約束事はテンコ盛り。その規律を覚えるのも、やり遂げるのも、それはそれで大変。新潟戦から出られるようですが、過度な期待はチョットね・・・という感じです。

 23歳のブラジル人、これを「最後のワンピース、即戦力の助っ人」と考えるのか、それとも「チームにフィットさせ、育てつつ、能力があれば来年以降も・・・と言った即戦力と育成の割合が50:50ぐらいの感覚で・・」と考えるかによって、彼に対する評価は違ってきます。
 
前線の選手が、揃いも揃って離脱。そんな時に攻撃的な助っ人が加われば、誰だって期待はします。しかし、こんな時こそ中期的な視点に立ち、2ndが終わろうとしたぐらいで「まあまあだったな・・パブロ」と感じることができれば合格点かと。

 やる前からネガティブになる必要はありませんが、サポ目線のメンタルとしては「アウエーのガンバ戦、ここで結果が出なくても、そんなに悲観することはない・・」ぐらいのメンタルセーフティーネットを準備するのはマスト。川崎戦では、監督が驚くぐらいに「腰の引けた試合」をしてしまいした。何故か?それはきっと、選手たちの勝ちたい気持ちが強くなった反作用だと思って間違いないはず。
 
勝ちたい、勝ちたい、その気持ちが強くなりすぎると、えてして「前に出れなくなる・・」というパターンはアリアリ。じゃあ何故、そうなるかというと「自信がないから」なんでしょうな。自信をつける方法はただ一つ、結果を出し続ける・・これしかありません。

 新スタジアムで行われるガンバ戦、ベガルタンも行きたかったですな。おそらく、選手も楽しみなんでしょう。もうね、変に「勝たなきゃ・・・」という意識が強くなると腰が引けるんだったら、勝つことを目指すことはせず、楽しんだらいいんじゃないかと。こんなことを書けば「遠足に行くんじゃねーんだから!!」と、お叱りを受けそうですが、「アウエーのガンバ戦で、怪我人多数・・」という状況なんだから、負けて元々、開き直るしかない!!という感覚も必要じゃないかと思っています。

 やる前から「負けて元々・・」じゃあダメなのは分かっています。では今の戦力で「絶対に勝ってやる!!」と、前のめりになる適当か?と問われれば、その答えは偏差値70の大学を受験するくらい難しい。おそらくは、正解なんてないんでしょうな。我々はただ、応援するのみです。

 明日は大阪戦、ビート・ガンバ!!

2016年7月4日月曜日

川崎戦


えー、負けちゃいましたけど、ドンマイ・ドンマイです。蓮ちゃんで0-3ですけど、ドンマイ・ドンマイです。鍋監督が試合後「何故、あんなに腰が引けていたのかわからない・・」と語っていても、ドンマイ・ドンマイです。来週のガンバ戦が「BSスカパー、サタデーナイトマッチ」に選ばれても、ドンマイ・ドンマイです。とにかく、ドンマイ・ドンマイです。

川崎・ガンバ・浦和・新潟、この日程での苦戦や苦難は想定内。大切なのは、新潟戦に至るまでに連敗を止めることです。つまり、最初の3連戦は「新潟戦で確実に勝ち点を得るための序章」にすぎません。
 
特定の試合にフォーカスするのも悪くはありませんが、「木を見て森を見ず」は最悪。目の前の勝ち負けに一喜一憂するのはサポの醍醐味ではあるものの、対戦相手と自チームの戦力を冷静に対比させながら観戦する姿勢もマスト。川崎戦での敗戦は残念でしたが、川崎に負ける自体、何ら恥ずかしい事ではないとベガルタンは考えています。

ここまでの分析は我ながら完璧。しかし、ベガルタンだって血の通ったサポーター。連続で0-3の敗戦は、まゆゆが指原に完敗したくらいのショックは受けています。キツイよね、0-3で負かされるって。

内容を精査すれば完敗。しかし、まったくダメダメだったかと言えばそうではなく、何気に熱いポイントも点在した試合。そのポイントが少なかったのは単なる実力差、そこを大袈裟に嘆いてもしょうがありません。試合でのミスを反省するのは当然としても、2ndは始まったばかり、顔を下に向ける必要などありません。

1st、ベガルタは8敗しています。つまり「8/17」の割合で負けていたことになり、平均化すると「約2試合やったら1回は負け」ということに。となると我々ベガサポは、好むも好まざるも「2試合やったら1回は負け試合」を見ていることになるのです。その1試合が、たまたま川崎戦だった・・・と思うことにより、メンタルケアーの一助にはなりますな。

2016年7月1日金曜日

明日は川崎戦ですな


明日は川崎戦ですが、心は「京都洛北の眩しい緑の世界、京都の名刹の圓光寺の石庭の奔龍庭」ぐらい、おだやかであります。
歳をとったら、石庭が心に染みるようになりました。20代のガキには分からないでしょうな
やっぱいいわぁ~~京都って
 
これがね、降格ゾーンのトップグループだったら「ホームだし、絶対に負けらんねーー!!」ぐらいは思うんだろけど、現在の状況からは「そこまでの切迫感」は微塵もないし、何気に最近は勝っているので「川崎とも、ひょっとしたら、いい勝負したりして・・」的なスケベ心もありつつ、「でも、川崎だったら勝てなくても問題ないし・・」みたいなリスクヘッジ(勝てなくてもしょうがないよね的な)もあるから、こう、イマイチ、燃えてこないんだよね。

分かってる、分かってるよ、こんな考えじゃあダメだってことは。どんな相手であろうとも、ホームユアスタで戦う以上、絶対に勝たねばならない!!ぐらいはね。でもさー、ベガルタンも50が近づいてきてからは、すっかり丸くなっちゃって、勝ってほしいけど、良い戦いをしてくれれば・・的な、軟弱系サポーターとなりつつあるんだよね。人間、歳はとりたくないですな。

川崎がどのくらいの気持ちで仙台に来るか?迎え撃つ仙台の気持ちはどうか?チーム力を冷静に比較すれば、その差は歴然。となると、大事なのはメンタル。これには選手のみならず、サポーターのメンタルも含まれます。つまり、ベガルタンのように「勝てればいいね」ぐらいにしか思ってないサポが多くなれば、勝負の結果なんて火を見るより明らかです。

理想論からいえば、五輪の代表にベガルタの選手が数人いて、先日の代表選からの延長線上で戦うことにでもなれば、ユアスタも盛り上がるんだろうけど、手倉森監督のダジャレぐらいで、ユアスタを満員とすることは厳しめ。やはり仙台は、試合に勝つことでのみ、スタジアムを満員にできるようですな。

贅沢は言いません、今シーズン、あと一回くらいはユアスタ劇場を体験したいので、もう一回ぐらい4連勝してください!!

明日はフロンターレ戦、ビート・川崎!!