2016年3月14日月曜日

鹿島戦


いやぁ~~、なんとか、なんとか勝ちましたな。結局、しげる松崎にもサトミキにも会えませんでしたが、いいんです、勝ってくれれば問題ありません。チーム状況が盤石でない以上、開幕3戦で「2勝1敗」は御の字。チョット間違ったら「1分2敗」という結果だって有った分けだし、開幕から連敗が続くけば「柏の次に仙台の監督が・・・」の展開すらあり得る状況。なので、すべての不安要素を払拭する為には「勝ち点3」がマストでした。普通にあり得るでしょ?横浜・東京・鹿島の3連戦で3連敗は。

 メンバーだけを見れば、東京戦との大きな違いは「藤村三田」ぐらい。個人的に「六反関」へのチェンジは『同じくらい』と考えているので、システムや戦術が変わらないのであれば、試合内容的に思いを巡らせば、やっぱボランチのチェンジは大きな要素。冷静にSバック中央付近から見ていたんだけど、三田の方が藤村よりも明らかに連動性がスムーズ。藤村がダメなんじゃなくて、何て言うかなぁ~~、三田の方が攻撃でも守備でも移行する際にギアのノッキングが無くてスムーズなんだよね。藤村の場合、どうしてもプレーする際にワンテンポくらい遅れますから。


前節と同じように、全体の内容からすれば「前半>後半」という試合内ではありましたが、何気に前半は「とにかくシュートを打とうよ!!」気持ちが表れていたような気がします。選手間の距離感もよく、早め早めのチェックから、ボールを奪えばサイドへ流れてのクロス攻撃。先制点も、このパターンでしたな。東京戦の後半なんか、全くと言っていいほど攻撃の形が出来ず、そんでもってシュートすら打てない状況が続き、川の流れのように試合終了。これじゃあ、選手じゃなくてもストレスは溜まります。やっぱ、シュートは打たないとね。

 3試合を見てだけでも、現状における「賢功」の『三本の矢』は素人目にも明らかで

壱の矢 ショートカウンター

弐の矢 セットプレー

参の矢 サイドからのクロス

でしょうな。

こんなことを書くと「それじゃあ、手倉森と同じじゃねーか!!」と叱責されそうですが、手倉森と違って決して自らの地位が盤石ではない鍋監督にとって、開幕ダッシュは「トップ5と安定政権」へのマストアイテム。仮に3連敗でもしたのなら、間違いなく外野がザワザワが騒ぎ出すことは明白です。自らの為にも、チーム躍進の為にも「序盤は手堅く戦って確実に勝ち点の上乗せを図る・・・」余程自信満々な経験ある監督じゃなければ、誰だって、こんな風に考えるはずです。

勝つことによってのみ、チームの進むべき戦い方に自信が持てます。ましてや、鍋監督の戦績は連続14位という成績。これを学校のテストで表すと、決して赤点ではないものの、落第ぎりぎりの45点ぐらいでしょうか。この数字はチームの成績でありつつ、鍋監督自らの評価の指針でもあります。
 
自らの偏差値は、自分自身が一番分かっているので、そんな中、チームの現状を冷静に鑑み、チャレンジはしたいけど冒険はチョット・・・と考えたのなら、全員で守り、攻撃は手数をかけないでシンプルに完結する・・・という選択は理に適っていると思っています。

なんでも、鹿島は体表合宿に何人も収集されていたとか。コンディション的には仙台に理があったとしても、この試合には「勝ちたい気持ち」が久々見れました。勝ったから、負けたから・・・ではなく、気持ちが表れる試合とは、パス・タックル・ぶつかり合いなどを見てれば「嗚呼ー、選手は今日、闘っている・・」くらいは誰だってわかります。問題は、この試合の前半のような戦い方が、継続して出来るか否かです。名古屋戦、可能なら継続してほしいですな。

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