2016年1月20日水曜日

今期の補強を考える


ある意味、サポからしたら宙ブラリン状態だった茂木のスタートがベガルタということになり、キャンプインから16年シーズンを共に戦うメンバーが確定しました。どんな感じかと言えば・・・

1 GK 六反 勇治  1987/04/10
3 DF 渡部 博文  1987/07/07
4 DF 蜂須賀 孝治  1990/07/20
5 DF 石川 直樹  1985/09/13
6 MF キム ミンテ  1993/11/26
7 MF 奥埜 博亮  1989/08/14
8 MF 野沢 拓也  1981/08/12
9 FW ウイルソン  1985/03/21
10 MF 梁 勇基  1982/01/07
11 FW 金園 英学  1988/09/01
12 サポーター番号
13 DF 平岡 康裕  1986/05/23
14 MF 金久保 順 1987/07/26
17 MF 富田 晋伍 1986/06/20
18 MF 三田 啓貴  1990/09/14
19 MF 杉浦 恭平  1989/01/11
20 MF ハモン ロペス  1989/08/07
21 GK 関 憲太郎  1986/03/09
22 GK 石川 慧  1992/09/30
23 DF 二見 宏志  1992/03/20
24 MF 差波 優人  1993/06/28
25 MF 菅井 直樹  1984/09/21
26 MF 藤村 慶太  1993/09/02
27 DF 大岩 一貴  1989/08/17
28 MF 佐々木 匠  1998/03/30
29 MF 水野 晃樹  1985/09/06
30 FW 西村 拓真  1996/10/22
31 MF 茂木 駿佑  1996/10/02
32 DF 小島 雅也  1997/11/09
33 DF 常田 克人  1997/11/27
34 MF 椎橋 慧也  1997/06/20

 ちなみに、文字は年末の柏戦のスタメン、文字は新規加入選手。こう見てみると、今期のスタメンが大きく変わらず、チーム戦術や戦略に大きな変更が無ければ、監督が言うところの「時計の針を戻さないで頑張ってきた・・・」という、「チームが大きく成長するための土台」をキープしつつ、キャンプから開幕戦に望めそうです。

今期の仙台は、退団する選手よりも加入する選手の方が多い、しかも、若手のリクルートが活発。これは明らかに、チーム編成の過度期なのでしょうな。現実的に考えれば、ポスト・リャン、ポスト・キン、ポスト・富田・・・などを、困難でも作り、育てる時期に来ているのは誰もが感じているはず。今期入団した選手に、そのポテンシャルが有るのか無いのかなどは分かりませんが、そうなってもらわないと困るのも事実。頑張ってほしいとしか言いようがありません。

特筆すべきは、高卒年代の加入選手が4人もいること。ベガルタン的には「サポになってから4人も高卒を採ったのは初めてじゃないのか・・・」という新鮮な驚きがあります。今期加入した4人に、昨年加入した茂木と西村を加えれば6人もアンダー20世代が居る・・・29人のチーム編成、その1/6が十代なんて経験が無かったような気がします。それだけ、フロントがチーム編成に関して切実に考慮している証左なんでしょうな。

加入してくる若手が、原石にとどまるか、それともダイヤモンドとなるのかによって、チームの命運は180度変わってきます。そういえば、リャンと関口は同期入団でしたな。これらの若手から、このコンビを凌駕するような選手が出てくれば、数年後にはマジでACLに出れそうです。ベガルタがタイトルを争っていたシーズン中、前社長は「これはチームにとって千載一遇のチャンスだ」と公言していました。つまり、簡単に言うと「千年に一回、有るか無いかのビッグチャンスだ」ということです。ベガルタ程度の予算規模のチームが、毎年のように選手を補強、育成し、その都度タイトル争いをすることなど不可能に近く、この年のベガルタは、間違いなく千載一遇のチャンスをつかみかけていました。結局、ダメだったけどね。

まあね「千年に一回・・・」は大げさでも、仙台にとって「選手の獲得育成チーム戦術の強化適切な補強」が順調に行くことは至難の業。そうですなぁ~~、10年サイクルで「1回」上手く行くかどうかでしょうな。現実的には、まだ歴史が浅いとはいえ「20年で1回」しか上手く行ってないんだからね。

市船の推橋、青森山田の常田、そしてベガルタユースの傑作との呼び声も高い佐々木と、クレバーな小島。数年後、彼らが揃ってスタメンで・・・ともなれば、激熱のシーズンとなるのは確実です。しかし、し烈な競争社会であり、劇烈な(実力の)格差社会を、共に成長し、共にチームメイトとして活躍できる可能性は劇低。今の段階では「そうなって欲しい・・」とは思っていても、来年に期待の若手が入れば「あれ、そういえば推橋って何してるの?」と言われるのも現実。

j1のチームでスタメンを張れるのは、プロを目指している全サッカー選手の中でも「わずか200人弱」という狭き門。彼らに対して「3~4年後でいいから出て来て欲しい」と願うのは我々のエゴであり、本人からすれば「1年目から勝負だ」と考えていることは当然でしょう。サッカー選手の10年は、下手すりゃ、我々サラリーマンの30年に匹敵するんだからね。

貴重な戦力だったけど退団した、鎌田・武井・大海の代わりが、大岩・平岡・三田・水野だとすれば、これら選手の加入は間違いなくチームにとって「補充以上」であることは明白です。これが「補強以上」であるか否かは、実際の試合を見てからじゃないと判断できませんが、何気にやってくれそうな気が激高だと思っています。大岩と水野、彼らに関してはソコソコ感を感じているのはベガルタンだけでしょうか。

 同じレンタルでも、平岡と三田では年齢的にも所属していたチーム的にも、意味合いが全く違うのは素人でもわかります。しかし、チームの戦力になってくれるのであれば、その意味合いの差など関係はありません。チームのスタメンを勝ち取るくらいに、活躍してくれれば、必然的にオーラを歌う回数が増えるというものです。

とにかく、頑張ってほしい・・・、これだけですな。

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