2016年1月27日水曜日

ベガルタン、色を考える


先ほど、社内の後輩との会話。

後輩「リーダー、ベガルタの今期のトレーニングウエア、赤なんですよ?」
自分「えっ、赤?」
後輩「そうです、チョットいけてる赤です」
自分「・・・・ベガルタを応援してきて、自然と黄色系の服が多くなってきた。パチ屋着、ゴルフウエア、シューズ、バッグ・・・、それはこれからも変わりないけど、急に赤って言われても・・・どうなんだ?お前は買うのか?」
後輩「はい、発売されれば」

そんなこんなで実物をチェックするベガルタン。「う~~ん、悪くない・・・、っていうか、いい・・・」という感じ。瞬間的に思ったのは、これを着て赤チームのアウエーへ行き、スタジアムの中で黄色に着替えれる展開に持ち込めば、不安なくスタジアムまで行けそう」であった。
 
皆さんも経験あるでしょ?アウエーのスタジアムへ行くとき、何気にバスや電車に乗り込んだら「あれ?真っ赤っか???俺たちだけ、黄色???くぅぅーーーースタジアムに入ってない状況で、めっちゃアウエーじゃねーかー!!」という状況。ベガルタンは、その時の対応策の為、販売されれば速攻で赤ウエア―を購入する所存です。

いやね、楽天の試合へ行く関係上、神戸戦へのアウエー着は完璧なんだけど、赤系と青系の服って一切持ってないんだよね。どんなにセンスが良い服を見つけても、その色を見ただけで他チームへの憎悪がフツフツと沸き、結果的に赤系の服を買うことはありませんでした。
 
しかしがら、ベガルタのエンブレムが付いているのであれば、躊躇する必要はなし、全然なし。堂々とアウエースタジアムへ行くシャトルバスで、遠巻きには「安心してください、赤ですよ・・」と主張しつつ、実際、胸にはベガルタエンブレム・・・。これできまりです。

となると、次は青系の服が欲しくなりますな。実際、アウエーユニは青系だったのですが、青系チームのスタジアムに行くときに「同じ色系のアウエーユニ」を着るのは気が引けます。何て言うの、こう、何気に相手チームの背中を押してるよう・・・的な気分が嫌で。

基本的に、アウエー指定席なんかで観戦する時には黄色系の服を着るのは当然なんだけど、メインとかバック中央なんかで観戦する時には「黄色系は着ないけど、さりとて敵色系の服はNGで、可能な限りライバルチームの色を着用する」のが、ベガルタンのルーティーンです。

FC東京の観戦なら、とりあえずヴェルディの緑、清水なら磐田と被る「カズ・通算200ゴール記念シャツ」、セレッソならガンバ系の青、みたいな感じでコーディネート。何も考えてないようで、ベガルタンも意外と考えて行動しています。

今年の開幕戦でいえば横浜なので、メインスタンドで参戦した場合に着用する服は、富士通系の会社のコンペに参加した時の景品で「大久保嘉人100ゴール達成記念「Paint It Blue Tシャツ」。最初もらった時は「なんだよ、こんなの要らないからゴルフボールでもくれよ・・・」と思いましたが、まさか開幕戦で活用するチャンスが来るとは何気にラッキーです。

もうね、アシックスアディダスに変わってからは、着用するウエア―に関する色使いにタブーは無くなりました。ちょっと前なら、いくら何でも青とか赤って・・・と考えていましたが、出たら出たで「まっ、こういうのも有りかもな・・」と思う自分がいます。
 
ベガサポとなってから、タンスに入っている服の色が黄色系で埋まるようになりました。別に嫌じゃないんだけど、こう、このままいくと「林家ペーの黄色版になりつつあるような・・」くらいに増えちゃったから、そろそろ違う色の服も欲しくなってきたタイミングで、赤が発売されれば・・・買うしかありませんな。

ついでですから、この際ベガルタエンブレム付の「黄色系」(89の試合へ行くとき便利)エンジ系(楽天の試合へ行くとき便利)、ピンク系(ベルフィーユとセレッソの試合へ行くとき便利)、などなど・・・ユニクロも真っ青になるくらいのカラーバリエーション展開をしていただければ助かりますな。

2016年1月25日月曜日

いよいよ始まりましたな


今週も雪でスタートの仙台です。北国の宿命とはいえ、そここまで雪国じゃない仙台市民にとって、月曜日早朝の雪はメンタル的に堪えます。そういえば、何気にベガルタのOPを覗いたら・・・

「ベガルタ仙台MF34番 椎橋慧也選手が122日に仙台市内の病院にて精密検査を行い、診断された結果を以下の通りお知らせいたします。【内容】右足関節内踝骨折遷延癒合【全治】約3ケ月の見込み」とのリリースを発見。キャンプ中の怪我ならばいざ知らず、キャンプ前での怪我、そして全治3ヶ月で意外と重症。メディカルチェックがどうなっているのかは知りませんが、これで故障者が新加入の中堅・ベテランだったら、大問題となっていたでしょうな。とにかく、どうせ全治三か月なんだから、推橋君には焦らず治癒に臨んでほしいものです。

スカパーでエロチャンネルを見ようとしたら、なんだかjの試合を放送していて、ベガメタンは「昨年の録画試合かな・・」と思っていたら、なんとビックリ、プレシーズンマッチとな。こっちとしては「キャンプにすら入ってないのに、もう、試合ができるくらいに選手が出来上がっているのか?」と衝撃。今期は開幕が早まるとはいえ、もう試合いをしているチームがあるとは、いやはや・・・何とも言えないくらい焦りますな。

なんでも、ホーム開幕戦の相手である東京は2/9にACLのプレイオフとか。頑張ってほしいとは思いつつも、ちょうど仙台戦当たりに疲れが来てくれれば何気に幸の予感。浦和なども昨日は練習試合だったようで、このような事実を知れば「もう、シーズンは始まっているんだな・・」という感慨を持つのは極めて自然です。そのように考えれば、こちらとしても「エロチャンネルを見てる場合じゃないな・・」と言う気にはなりますな。

そんなベガルタもキャンプの為に空路で鹿児島へ。過去最大級の寒波に見舞われている鹿児島ですが、仙台の選手にとって「あの程度の積雪」など、屁みたいなものですから大きな支障にはまりますまい。チーム構成に大きな変化はないので、連携などに不安は少ないはず。だとしたら、通常通りに個人的なスキルアップに特化した1stキャンプでしょう。願わくば、怪我人の出ないキャンプとなってほしいですな。

2016年1月22日金曜日

今年も年チケについて考える


いやぁ~~寒いですな。年末に10度くらいあって、急きょゴルフをしたことが夢のようです。さて、毎年恒例になってきましたが、今年も年チケについて考えるとしますか。今までは「鹿島では・・・」とか「広島では・・・」とか「浦和では・・・」みたいな感じで、目標とするチームと比較して「仙台の年チケ」を考察してきましたが、それじゃあイカン!!もっと現実に即したチームと比較しなければ・・・ということになり、今年は営業収入が比較的近い新潟と対比させながら、仙台の年チケは本当にお得なのか?を考えるとします。

まず、使用したデータは14年度のものなので、数字に反映される成績は微妙に今年と違います。と、書いておいてなんなんだけど、新潟も仙台も成績は殆ど変わらないようですな。

ベガルタはバックスタンドの年チケなので、新潟と比較するのもバックスタンド1層目とします。価格は仙台が69,700円で、新潟が66,800円なので、ほぼ同じ。経済原則から考えれば、数を多く捌ける方安くできるから3千円の差額は、何気に納得。となると、問題はチケットに付随するプレミアム(特典やサービス)です。

仙台の年チケプレミア
ボンフィンキーホルダー
チームdvd
先行入場
チケット譲渡サービス
まっ、主なものは、こんな感じですかな

対して新潟の年チケプレミア
先行入場
年間駐車場券を20%オフ
まっ、こんな感じです

おぉぉーー、恐るべし新潟のプレミア。お得感が、ここまで無いチームの年チケも珍しい。これを見ると、貧弱と考えていた仙台のプレミアが叶姉妹のようにゴージャスに見えてきます。ちなみに、広島も似ているようなプレミアなんだけど、一つだけ際立つプレミアがあって、74,000円のシートが「年チケなら前売り価格の50%オフ、37,000円」という、超太っ腹なプレミアがあります。

広島のプレミアムは、あの広いスタジアム故の戦略です。まっ、新潟も広いから、やろうと思えばできるんだろうけど、そこにはやれない理由があるはずです。それはなぜか、その理由を考える前に、仙台・新潟・広島の収入状況を確認します。

入場料収益・広告収益・入場者数

仙台  7,5億    9億  25万人
新潟  6,7億   9,6億   37万人
広島  5,4億   13,7億  27万人

特筆すべきは、観客数で12万人も多い新潟の入場料収益が仙台よりも少ないことであろう。普通ならこんなことは考えられない、しかし、現実としてあるということは、そこに「タダ券の闇」が浮き出てしまう事は避けられない。
 
データだけから考えると、チケット一枚当たりの単価は「仙台3千円、新潟1,800円、広島2千円」となる。新潟がもし、仙台と同じ客単価ならば入場料収益は11億円になり、現在よりもチーム力が格段アップすることは必定だが、そう簡単にできないところに新潟フロントの苦悩があるんでしょうな。

各チーム、それぞれが努力・工夫をし、入場料収益を増加させようと頑張っている。仙台スのプレミアムに関しては、個人的に貧弱と考えているが、逆説的に考えれば「新潟や広島のようには出来ない理由がある」とも言える。その最大の要因はユアスタのキャパです。4万とか5万もキャパがあれば「ガラガラにするくらいなら・・・」と言った考えは当然出てくる。する、しない・・と言うことではなく、新潟や広島にはキャパ的に、その戦略が取れることが羨ましいですな。

仙台の場合、MAXで19,000人。これしか入らないんだから、この最大人数の中で収支を考え、チケット代を算出しなければならないところに仙台フロントの苦悩があります。そうかといって、全試合宮スタという選択肢はないし、絶対に宮スタでも満員となるシチュエーションと対戦相手という状況下があればいいんだけど、最近の成績をみれば、それが無い・・・ホント、厳しいですな。

そんなことを考えながら、先週末は東京で新年の会議。そこで浦和サポの取締役へ「あなたにとって年チケの意義とは・プレミアムとは・・」と尋ねると・・・
俺にとってシーチケとは持っていること自体がプライドだから、特別なプレミアムなど不要」という、漢(おとこ)の中の漢のような返答。このような人たちの総数が、浦和の収益を支えているんでしょうな。

確かに、それ以外のチームを見ても、仙台の年チケの単価は安くない、って言うか高い。しかし、スタジアムのキャパを考えたら、仙台がチケット代を下げられる余地は非常に小さい。となると、後は価格見合うプレミアムを「チームの成績」で補てんしてもらうしかありません。昨年は、ホームで殆ど勝ち試合を見れませんでした。これは非常にストレスです。ここの改善を期待して、ベガルタンは年チケを更新しましたが、今年はどうなるんでしょうかな。

2016年1月21日木曜日

ベガルタン、大震災関連のコメントを考える


なんでも、昨日選手たちは大震災における象徴的な場所を訪問したようですな。それを踏まえて、監督はこうコメントしています・・
我々がピッチの中で、復興のシンボルとして今一度輝くこと、躍動するということを、きっちり表現していきたいと思っています。そのためには、被災地の方々、まだまだ辛い思いをされている方々に、喜んでいただけるような結果を出すことが一番だと思いますし、勝ちにもし恵まれなかったとしても、勝利への執念であるとか、ひたむきな姿勢であるとか、そういった、人の心を動かすようなプレーを続けていかなければいけないと思っています

なるほど、模範解答的なコメントですから、このスピーチに対して「どーの、こーの」と言うつもりは全くありません。被災地のチームとして、それ付随する様々な活動を続けていくのは、ある種の「使命」でしょう。しかしながら、ベガルタンは、こういった活動・コメントに対して、最近は違う考え方をするようになりました。今日は、批判されるのを覚悟で自分なりの意見を述べたいと思います。

ベガルタはチームとして、震災直後から被災地支援を頑張ってきました。シーズン中にもかかわらず、物資の搬入や、ふれあい活動・・・本当に頭が上がりませんでした。ちなみに、被災した甥っ子の小学校に柳沢が来てくれ、一緒にボールを蹴り合ってくれたことは甥っ子のみならず、ベガルタンにとっても「大変ありがたいことだ」と、今でも感謝しています。

そんな震災から、もうすぐ5年の月日が経とうとしています。5年と言えば、生まれた子供が幼稚園に入る歳月です、あっという間かもしれませんが、決して短い月日ではありません。そこで、チームのコメントとして「震災復興の希望の光になるべく・・・」みたいなフレーズは、5年という歳月でもって封印すべきではないのか・・・、あえて繰り返し言うべきことではないのではないか・・・、最近、ベガルタンはこう考えるようになりました。

もちろん、心の中で「震災復興の光に・・・」と思うこと、考えることは当然としても、6年目に突入する機会をもって「もう、オフシャルなコメントとして『希望の光となる』みたいなフレーズは使わなくていい」と思うのです。

チームとして、このような活動は続けるべきだし、「自分たちがプレーすることによって被災地の方々が元気になってくれれば・・・」という思いを心の中で思うのは当然です。しかし、6年目も、7年目も、いやいや10年目も、15年目も、先頭に出てくるフレーズが「被災地復興の希望の光になる・・・シンボルとなる・・・」では、言葉自体の重みが薄れると感じるのは自分だけでしょうか?

よくよく見ると、29名の選手で「大震災の経験者」は10人くらい。良くも悪くも、あと5年もしたら「チームに大震災を体験した奴が殆ど居なくなってしまった・・」となるでしょう。そのような状況となっても「復興の光となるべく・・」を使うのは何気に違和感を個人的に持ってしまうのです。被災地活動をし、それぞれの場所でコメントするにしても、柳沢やリャンなどの経験者がするのと、未経験者がするのとでは、出てくる言葉の重みが違うのは当然であります。

「復興のシンボル・・・」「被災地のチームとして・・・」「被災地の希望の光となるべく・・・」これらのフレーズは、その言葉自体が非常に重く、軽々に使うことには躊躇します。なので、チームも選手も大きく変わりつつある今、敢えてそれらの言葉は胸の中に封印しつつ、もっと、こう、何て言うか、未来志向のフレーズにチェンジしてもいいんじゃあ・・・というのがベガルタンの考えです。

例えば、被災地活動でのコメントで「被災地の希望の光となるべく・・・」と言うのではなく、「この活動が、これから育つ苗木となり、いずれは緑の森となって、多くの人々が集うきっかけになれば・・・」みたいな感じの、未来志向型のコメントへとシフトチェンジした方が、聴いてる人たちの耳にも優しいんじゃないか・・・、最近はマジでそう思っています。

 どんな誠実な言葉も、5年も使い続ければ飽きてきます、人間ですから。チームとして、被災地活動の継続は当然だし、その想いを持ち続けさせる意義として、昨日のような行動を続けるのも、これまた当然でしょう。しかし、震災未経験者に「自分が大震災の復興の希望の光と・・・」と言われたりしたら、どことなくピントがズレていると感じてしまうでしょうな。鍋監督だから、まだ分かるけど、次の、全く震災を経験してない監督だったら、その想いと言葉のズレは更に乖離してくるはずです。

ベガルタンは提案します。

震災から5年経過を契機にし、チームとして、オフシャルな場で被災地に関するコメントをする際は、全体として未来志向にすべきである。

その際、希望の光・復興のシンボルといった、チョット重たい言葉は使わず、誠実でありつつも、明るい未来志向のフレーズで社長・監督・選手たちは統一すべきだ。

今現在でも仮設に住まわれている方々、心の傷が癒されない方々がいることは十分に知っているつもりです。たとえ個人のブログでも、何らかのコメントをする際には、その方々に留意する気遣いも必要でしょう。しかし、鍋監督やチームが繰り返し使う「被災地の希望の光となるべく・・・」というフレーズに対し、「もう、そのフレーズはいいよ・・・」という思いを隠せませんでした。

大震災への想いが例え強くても、あと5年、10年もすれば、絶対に「被災地の希望の光となるべく・・・」というフレーズは使わなくなります。だとしたら、どこかの時点でオフシャル的に使う言葉を変えねばなりません。それがいつか?ベガルタンは今年の3/11から・・・と考えているのです。

言葉は言霊。川崎との復興試合では、互いにプレーや未来志向のコメントで被災地を元気づけたいものです。

2016年1月20日水曜日

今期の補強を考える


ある意味、サポからしたら宙ブラリン状態だった茂木のスタートがベガルタということになり、キャンプインから16年シーズンを共に戦うメンバーが確定しました。どんな感じかと言えば・・・

1 GK 六反 勇治  1987/04/10
3 DF 渡部 博文  1987/07/07
4 DF 蜂須賀 孝治  1990/07/20
5 DF 石川 直樹  1985/09/13
6 MF キム ミンテ  1993/11/26
7 MF 奥埜 博亮  1989/08/14
8 MF 野沢 拓也  1981/08/12
9 FW ウイルソン  1985/03/21
10 MF 梁 勇基  1982/01/07
11 FW 金園 英学  1988/09/01
12 サポーター番号
13 DF 平岡 康裕  1986/05/23
14 MF 金久保 順 1987/07/26
17 MF 富田 晋伍 1986/06/20
18 MF 三田 啓貴  1990/09/14
19 MF 杉浦 恭平  1989/01/11
20 MF ハモン ロペス  1989/08/07
21 GK 関 憲太郎  1986/03/09
22 GK 石川 慧  1992/09/30
23 DF 二見 宏志  1992/03/20
24 MF 差波 優人  1993/06/28
25 MF 菅井 直樹  1984/09/21
26 MF 藤村 慶太  1993/09/02
27 DF 大岩 一貴  1989/08/17
28 MF 佐々木 匠  1998/03/30
29 MF 水野 晃樹  1985/09/06
30 FW 西村 拓真  1996/10/22
31 MF 茂木 駿佑  1996/10/02
32 DF 小島 雅也  1997/11/09
33 DF 常田 克人  1997/11/27
34 MF 椎橋 慧也  1997/06/20

 ちなみに、文字は年末の柏戦のスタメン、文字は新規加入選手。こう見てみると、今期のスタメンが大きく変わらず、チーム戦術や戦略に大きな変更が無ければ、監督が言うところの「時計の針を戻さないで頑張ってきた・・・」という、「チームが大きく成長するための土台」をキープしつつ、キャンプから開幕戦に望めそうです。

今期の仙台は、退団する選手よりも加入する選手の方が多い、しかも、若手のリクルートが活発。これは明らかに、チーム編成の過度期なのでしょうな。現実的に考えれば、ポスト・リャン、ポスト・キン、ポスト・富田・・・などを、困難でも作り、育てる時期に来ているのは誰もが感じているはず。今期入団した選手に、そのポテンシャルが有るのか無いのかなどは分かりませんが、そうなってもらわないと困るのも事実。頑張ってほしいとしか言いようがありません。

特筆すべきは、高卒年代の加入選手が4人もいること。ベガルタン的には「サポになってから4人も高卒を採ったのは初めてじゃないのか・・・」という新鮮な驚きがあります。今期加入した4人に、昨年加入した茂木と西村を加えれば6人もアンダー20世代が居る・・・29人のチーム編成、その1/6が十代なんて経験が無かったような気がします。それだけ、フロントがチーム編成に関して切実に考慮している証左なんでしょうな。

加入してくる若手が、原石にとどまるか、それともダイヤモンドとなるのかによって、チームの命運は180度変わってきます。そういえば、リャンと関口は同期入団でしたな。これらの若手から、このコンビを凌駕するような選手が出てくれば、数年後にはマジでACLに出れそうです。ベガルタがタイトルを争っていたシーズン中、前社長は「これはチームにとって千載一遇のチャンスだ」と公言していました。つまり、簡単に言うと「千年に一回、有るか無いかのビッグチャンスだ」ということです。ベガルタ程度の予算規模のチームが、毎年のように選手を補強、育成し、その都度タイトル争いをすることなど不可能に近く、この年のベガルタは、間違いなく千載一遇のチャンスをつかみかけていました。結局、ダメだったけどね。

まあね「千年に一回・・・」は大げさでも、仙台にとって「選手の獲得育成チーム戦術の強化適切な補強」が順調に行くことは至難の業。そうですなぁ~~、10年サイクルで「1回」上手く行くかどうかでしょうな。現実的には、まだ歴史が浅いとはいえ「20年で1回」しか上手く行ってないんだからね。

市船の推橋、青森山田の常田、そしてベガルタユースの傑作との呼び声も高い佐々木と、クレバーな小島。数年後、彼らが揃ってスタメンで・・・ともなれば、激熱のシーズンとなるのは確実です。しかし、し烈な競争社会であり、劇烈な(実力の)格差社会を、共に成長し、共にチームメイトとして活躍できる可能性は劇低。今の段階では「そうなって欲しい・・」とは思っていても、来年に期待の若手が入れば「あれ、そういえば推橋って何してるの?」と言われるのも現実。

j1のチームでスタメンを張れるのは、プロを目指している全サッカー選手の中でも「わずか200人弱」という狭き門。彼らに対して「3~4年後でいいから出て来て欲しい」と願うのは我々のエゴであり、本人からすれば「1年目から勝負だ」と考えていることは当然でしょう。サッカー選手の10年は、下手すりゃ、我々サラリーマンの30年に匹敵するんだからね。

貴重な戦力だったけど退団した、鎌田・武井・大海の代わりが、大岩・平岡・三田・水野だとすれば、これら選手の加入は間違いなくチームにとって「補充以上」であることは明白です。これが「補強以上」であるか否かは、実際の試合を見てからじゃないと判断できませんが、何気にやってくれそうな気が激高だと思っています。大岩と水野、彼らに関してはソコソコ感を感じているのはベガルタンだけでしょうか。

 同じレンタルでも、平岡と三田では年齢的にも所属していたチーム的にも、意味合いが全く違うのは素人でもわかります。しかし、チームの戦力になってくれるのであれば、その意味合いの差など関係はありません。チームのスタメンを勝ち取るくらいに、活躍してくれれば、必然的にオーラを歌う回数が増えるというものです。

とにかく、頑張ってほしい・・・、これだけですな。

2016年1月18日月曜日

ベガルタン、レプユニ購入を考える


いやぁ~~困りましたな、この雪。いやね、仙台という地域に住んでいる以上、年2~3度の積雪は「ドンマイ・ドンマイ!!」なんだけど、今年初めてだから、必要以上にネガティブとなります。個人的には「来週からキャンプだから、せめて自主トレ期間中には雪が降らなければいいんだけど・・・」と思っていたのですが、その希望を打ち砕くような今日の雪。これはあれだね、ベガルタンのせいですな。何故かというと、元旦に引いた「おみくじ」で、人生初の「凶」を引いてしまったことが原因かと思われます。ベガルタン選手たち、申し訳ない

何でも、週末には「2016シーズン新加入選手記者会見」が行われたとか。このような情報が入って来るようになると「今年も始まるんだなぁ~~」との感慨を抑えることはできませんな。

今年の場合、驚くような補強ビッグネームの選手は居ないものの、限られた予算内で手堅い人選をチョイスした・・・という感じでしょうか。個別の選手に関しては「正直、よく分からない・・・」なんだけど、新選手の紹介の冒頭で、社長がトップセールスをしたのがサプライズでしたな。その内容は・・・

社長「ベガルタ仙台始まって以来、昨年一年間で6000枚近いユニフォームが売れました。本当にありがとうございます。そのおかげさまをもちまして、2015年は目標どおり、黒字にすることがほぼ確定いたしました。本当に皆さんのおかげだと、感謝申し上げます。ということで、ぜひ、この2016年度の経営を安定させるためにも、ぜひぜひ、今日ご紹介するユニフォームをまたご購入いただければ幸いです」

なんと、この文面だけを見れば「仙台の単年度の黒字化における重要なファクターは、レプユニの販売だった」と受け取れます。観客動員数が伸び悩む中、新規スポンサーの獲得とグッズ販売こそ、チーム運営を安定させる根幹なんですな。確か、ベガルタンが年チケを初めて購入した年から、販売数は6000オーバーぐらいで「その数字を如何に、7千、8千へと増やせるかが、今後のチーム運営の鍵だ」と言われていました。結局、そんなに増えなかったみたいだけどね。

 その頃の年チケは、毎年限られた数しか販売されない「憧れのビンテージ」で、申し込んでも予備抽選に外れれば、購入する資格すら得られないという「高嶺の花」でもありました。あまりにも申込数が多いから、嵐のコンサートみたいに「事前抽選」をして、そこで当選しないと「残念ながら、抽選に外れたので良かったら来年もチャレンジしてね」というメールが送られて来たものです。ちなみに、ベガルタンは2年連続で抽選に外れました。

 リーグ全体の状況をみても、観客数の増加に関しては厳しいという現実があるので、仙台のフロントだけが「集客のアプローチを怠っている」とは思いません。だけど、なかなか観客数が増えない現実を前にすれば、フロントじゃなくても「何とかして別の柱を構築しなくては・・」とは考えるでしょう。そこでフロントが目に付けたのは「レプユニ販売の強化」だったのでしょう。

レプユニの販売価格を15,000円とすれば、そこから得られるロイヤルティーは小さくない。ちなみに、大学で学んだ講義では・・・

ロイヤリティーとしては、契約時にまとめて払う「一括払い」と、製造・販売する製品数などに応じて所定期間毎に払う「ランニングロイヤリティー」があって、そのなかでも契約時に払う「頭金」と、その後の実施(製造・販売など)に対して払う「ランニングロイヤリティー」とがセットになっている場合がある

仙台の場合は、社長自ら「お願いだから買ってよ!!」と言うくらいだから、当然「製造・販売する製品数などに応じて所定期間毎に払うランニングロイヤリティー」を選択しているはず。問題は何%がチームに入って来るかだ。

 その前に、他チームのレプユニ価格をチェック。ナイキの鹿島や浦和は13,000円、アディダスのマリノスは11,000円で、新潟は15,000円、そして湘南は14,000円。経済原則からすれば「売れれば売れるほど単価は下がる」から、浦和やマリノスが安いのは何気にわかる。仙台の価格も、新潟や湘南と比べれば決して高いとは言えないが、問題は「昨年度、過去最高に売れた翌年に同じくらいの数量が売れるのか?」ということでしょうな。

チームにとって「レプユニ・ロイヤルティー」はチーム運営収益の大事な柱だから、その価格設定には細心の注意を要します。決めた価格が市場(サポーター)的に適正で、尚且つ、営業努力をすることによって初めて「予測数量」を販売できるからね。そこで15,000円という価格が適正か?という話に戻ります。

経済(おこづかい)的に、問題が無ければ「去年、レプユニかったばかりだけど、何気にボーダーもいいから、今年も買うか・・・」となるだろうが、問題は今現在レプユニを持っているサポが「今年も・・・」という気になるかどうかだ。ベガルタン的には、その「よしっ、買おう・・」という気になるには、レプユニを購入する際のプレミア(お得感)は必須。すると調べてみたら、チームは、年チケホルダーに対して「ネットからなら1,000円引き!!」というプレミアを我々に提案しています。

う~~ん、1,000円かぁ~~。こんなのはチョット頭の回転がいい営業マンなら「昨年並みのロイヤルティーは確保したいので、千円の減収は痛いです。ここは、レプユニの設定価格を1,0002,000円ほど値上げして、見た目は値引きしているように見せかけましょう」ぐらいの知恵は出すはず。やっぱ、定価から「今だけ割り、期間内なら30%オフ!!」ぐらいのサプライズは欲しいものです。

例えば、「年チケ継続5年目で10%オフ、10年目で20%オフ、15年目で30%オフ、20年目なら無料サービス」ぐらいの風呂敷を広げていただくと、サポーターとしてのモチベーションは上がりますな。チームとして、毎年新たにするレプユニがチーム収益の大切な柱と考えているのなら、毎年のように「今年は買おうかな・・・」と悩んでいるサポーターの背中を押すプレミアム(特典・サービス)は絶対に必要です。千円引きじゃなく、もっと、こう、背中を押してくれるプレミアムさえあれば、ベガルタンだって毎年買うでしょうな。

2016年1月14日木曜日

ベガルタン、覚悟を決める


えー、開幕戦の相手が決まったようですな。そんでもってホーム開幕戦の相手は東京とか。これといって感慨はありませんが、早めに東京とやるのはナイスと考えております。向こうは監督が代わることによって、若干の戦術変更はあると思われるので、そういうチームとして固まりきれてない状況で対戦するのは吉かと。
 
そして東京は天皇杯の結果により、2月の頭からACLの予選を戦わねばならず、勝ったら勝ったでACLの本戦、jリーグ、ACLといった感じの「イジメですか?この日程?」的なロードマップに突入。どうせ戦うのなら、この日程の最中に戦った方がアドバンテージはあると考えております。

鍋監督は仙台市長との会談で「Build Upとのスローガンを掲げた新シーズンに向けて「目先の勝利を求めながら、10年、20年先の土台も築きたい」と語っていました。昨年度は鍋監督に対してネガ夫のベガルタンではありましたが、この意気込みを聞いて「その言やよし、結果が伴えばもっとよし」というスタンスで応援したいと思います。

10年以上もベガルタを応援し続けていれば、対戦カードが決まったぐらいで一喜一憂することはなくなりました。「ワクワクが止まんねーー!!」みたいな感じはなく、どちらかといえば「えっ、もうそんな時期?早すぎる、歳はとりたくないもんだ・・・」というネガリの方が大きくなってきた今日この頃です。何度か言ってますが、このペースではベガルタンが「大人用介護オムツ」を装着して観戦するのも、そんなに先ではありますまい。

でもね、それに関しては意外とポジティブ。「まっ、それならそれで、締まりが悪くなってきた尿道に気兼ねすることなく、ガンガン応援できる」という考え。最近、ゴールが決まって「うぉぉーーー!!!」って立ち上がった瞬間、チビルことがあったので、「大人用介護オムツ」の装着に関しては前向きなベガルタンです。子供の頃、まさか40代でハルンケアを気にするようになるとは思わなかったよ・・・。

今期のスタートは、スタメンクラスでの変動は鎌田のみなので、昨年からの進化が継続されていれば、スタートから躓く可能性は低いはずです。もっとも、その大前提として「その進化が正しければ・・・」という条件付きですが。ただ、開幕前からネガっていてもしょうがないので、その進化がビルドアップというスローガンとともに、ベガルタ躍進の礎になってほしいと願うのみです。

2016年1月12日火曜日

ベガルタン、他山の石を考える


先ほど、久々にネットでチェックすると「千葉より水野晃樹選手が、完全移籍加入することが決定しましたのでお知らせいたします」との情報をキャッチ。やっぱ、果報は寝て待て、ですな。もっとも、水野という選手がベガルタにとって、本当の意味での戦力かどうか?はシーズンが始まってからじゃないと分からないので、今のところは「期待半分、不安半分」という感じです。

ぶっちゃけ、水野という選手はイマイチ分からないし、大岩という選手の事も全然分からなかったので、千葉の掲示板を久々に除いて確認することにしたら・・・・

おぉぉーーー日銀じゃないけど「異次元の選手退団!!」何だか知らないけど、めっちゃアグレッシブ!!って言うか、一歩間違えればチーム崩壊寸前!!30人くらいの選手層で、退団が23名っていうことは、正直、新しいチームですアピール!!いやぁ~~他チームの内情を書き込むのは珍しいんだけど、これは書かずにはいられませんな。

実際、どのような選手が退団したのかを冷静にチェック。

【退団者】
GK
高木駿(→レンタル満了、川崎F復帰)、岡大生(→レンタル満了、甲府復帰)

DF
大岩一貴(→仙台)田代真一(→山形)、金井貢史(→横浜FM)、中村太亮(→磐田)、キム・ヒョヌン(→福岡)、栗山直樹(→山形)、浦田樹(→PSTC、レンタル)、伊藤槙人(→水戸)、河津良一(沼津レンタル満了契約満了)

MF
パウリーニョ(→湘南、レンタル)、田中佑昌(→甲府)、谷澤達也(→町田、レンタル)、佐藤健太郎(→京都)水野晃樹(→仙台)佐藤祥(秋田レンタル満了水戸)

FW
森本貴幸(→川崎F)、ネイツ・ペチュニク(→大宮)、安柄俊(→川崎F、レンタル満了金沢)、鈴木隆行(→引退)、能登正人(→契約満了)、戸島章(町田レンタル町田完全移籍)

えーと、何気に主力だったような人が多いような気がするようなしないような・・。実際、千葉の試合は見てなかったので、誰が主力かは分かりません。残念なことに、うちの会社には千葉サポは居ないし。なので、退団する選手の背番号で、大まかな印象を再確認することにしました。

退団する選手の背番号、2.3.5.6.8.9.11.13.16.17.18.20.21.22.24.27.32.33.35

うわぁ――!!途中で数字を書き込むのが嫌になるくらいの多さ!!しかも、何気にエース番号も多そう!!しかし、これだけだと実感が沸きにくいので、その背番号を仙台に当て嵌めて考えることにしたベガルタンです。

上記の背番号を仙台に当て嵌めた場合の退団選手を確認したいが、13161821223235は居ないので、それぞれのポジションにあった選手チョイスしました。すると、下記のようになります・・・

関・ダニエル・鎌田・渡部・石川・金久保・杉浦・二見・キム・野沢・ウイルソン・金園・富田・ハモン・武井・多々良・村上(この人数でも全然足らないけど・・・)

おぉーーー!!!!凄い!!凄すぎる!!当然のように新しい選手は来るんだろうけど、こんだけの選手が退団するのは空前絶後!!もしも、上記の選手が一斉に去ったら、ベガルタ仙台は崩壊!!確実に崩壊します。チームを再構築(リストラ)する為には、聖域ない改革が必要なのは理解してるけど、これってやりすぎじゃないの?と、思わずには居られないくらいの「血の入れ替え」!!どうやら千葉は、全く新たなチームへと変革する道を選択したようですな。

これだけ退団する流れになった事情など分かりませんが、その流れがあったからこそ、大岩や水野が仙台に来てくれた・・・と考えれば、まさにリアル「他人の不幸は蜜の味」チックな展開です。今年の仙台は「大型補強無し」ではありますが、監督としては「仙台の将来のため、時計の針は戻さずやってきた・・・」ということなので、多くの主力が残ったことで「今期の補強は及第点」と考えているかもしれませんな。

よくよく調べてみたら、大岩も水野も、それなりにやってくれそうな感がアリアリ。チームとしては「千葉という草刈り場から良い草(選手)が刈れたよ・・・」という感じなのでしょう。中堅選手という草を刈りつつ、新卒という苗木を育てる。結果として、苗木が育って大きくなってくれれば・・・。これらは世代交代期が迫っているチームとしては、王道の戦略ですが、この戦略が上手く行くための絶対条件があって、それが「安定したチーム成績」であります。

苗木を育てたくても、昨年のように連敗続きで「ひょっとしたら監督更迭か?」では、戻したくもない針」を戻さざるを得なくなります。だからこそ、今年はスタートが肝心なのです。キャンプが大切なのです。幸い、大きな戦術変化がなければ、連携などのチーム理解度などは他チームよりもスムーズに行くはず。だからこそ、このアドバンテージを生かして、安定的な成績を得てほしいと心から願っています。それらの養分(安定的な成績)が潤沢であればあるほど、苗木は大きく、太く育つはずです。

今年の目標は分かりませんが、達成しなくてもOK牧場な目標を立てるくらいなら、目標の一部に「育成」を入れ、それらの選手を育てるという条件下でなら、残留が目標でもいいと思っています。どうせ、解説者たちの降格予想でも仙台はトップグループだし。もうね、勝ち点40でトップ15でもいい・・・。千葉の状況を見て、こんなことを考えているベガルタンでした。

2016年1月6日水曜日

謹賀新年


新年あけましておめでとございます

とりあえず今年も、皆様方が仕事で疲れた時の「筆休め」ぐらいになればいいなぁ~ぐらいの軽い気持ちで、駄文を書き込みますのでよろしくお願いいたします。

よくよく昨年を振り返ると、過去最低のブログ書き込み本数でした。もうね9月を過ぎたあたりから「ガクゥ!!」と書き込む頻度が少なくなり、残留が決まったあたりからは、さらに書き込まなくなりました。なんでかなぁ~と考えたたんだけど、その都度出てくる答えは「何となく、つまらないから・・」であります。ベガサポなのに、試合に対して情熱が沸いてこない・・・。これは初めての経験でした。

基本的に、鍋監督に対してはネガティブですが、だからと言って今年もネガリを決め込んでいるわけではありません。昨年の監督はコメントで・・・

「苦しいとき、もう少し重心を後ろにすれば、得られていた勝ち点はあったと思います。しかし、我々は、それをしなかった。それをすれば、我々が新たにトライした事が無駄になってしまうから。選手もチームも確実に成長していると確信しているので、このトライを苦しくとも継続するべきだと考えました。」と語っていました。今はただ、この「確信」を信ずるのみです。

そう言えば、昨年は総統閣下の出番が心なしか多かったような気がします。後輩によれば「リーダー以外の総統閣下も出没してますよ・・」ということですが、それはそれで結構です。まっ、総統閣下シリーズの数だけ、怒っていたサポが居たということなんでしょう。

何気ですが、ウイルソンとハモンとミンテが契約更改とか。実は、今日書き込む気になった要因の一つこそ「ウイルソンの更改」でした。ウイルソンに関して、巷では「もう限界説」が盛んに流布されているようですが、ベガルタンの見解は違います。

確かに「年間4ゴール」では不満でしょうし、それは本人もベガルタンも同じです。怪我が多くなってきたことは否めず、全盛期は過ぎたんじゃあ・・・・という考えにも一定の整合性はあります。しかし、リャンや野沢よりも年下であり、もっと言えばマルキーニョスや大黒などよりも若いことを考えると、「ウイルソンは爺だ・・」説に賛同することなどできません。彼はまだやれると信じています、だからこそ、今年結果を出してほしいと心から願っています。

今年、ベガルタにはビッグネームの加入はありませんでした。まっ、金が無いのは分かっていますが、それと反比例するかの如く、ユース年代や大卒には例年以上に積極的でした。しかも、いずれの選手も年代別では逸材とか・・・。まあね、プロに入ってくる以上、誰もがダイヤモンドの原石。大切なのは、原石を研磨して本当のダイヤとなれるか否かです。輝いて欲しいですな。

そのことは=「チームとしての世代交代期が秒読みに入りましたよ!!」ということのはず。リャンや菅井や富田はチームの柱石ですが、いつまでも彼らに頼っているわけにもいきません。今年のチームに必要なのは、彼らから実力でポジションを奪い去る若手の台頭でしょう。富田や菅井の居ないベガルタなど想像できませんが、彼らが試合に出れなくなり、出場機会を求めて移籍する状況になった時、ひょっとしたら我々の眼下には「ニューベガルタ」が現れるかもしれません。それはそれば見たい気もする今日この頃です。