2015年12月28日月曜日

天皇杯、柏戦

いやぁ~~、この敗戦は身体に堪えますな。せっかくウイルソンが2点も獲ったと言うのに、せっかく数的有利になったと言うのに、せっかくホームでオーラが聞けそうだと思ったのに・・・それなのにPK戦まで行って、あの展開ですか?もうね、敗戦が決まった瞬間はベンチに深々と腰かけ、明日のジョーなみに「真っ白な灰」となっておりました。

J1相手に限れば、天皇杯で山雅との対戦で先月に勝っていますが、リーグ戦に拘れば最後にホームで勝ったのは8月の、これまた山雅戦が最後。天皇杯とはいえ、ベスト8ともなれば多少の緊張感はあり「ここで勝ったら、やっぱり新幹線のチケットは買わざるを得ないよなぁ~~でも金は無いし、しょうがない、姪っ子のお年玉のレートを30%オフにするしかねーな・・・」と勝手に思ってました。延長の前半戦までは・・・。

柏の3点目、あの時間帯で、あの場所からフリーキックを決められた事に対しては、そうだよなぁ~~・・・ぐらいしか思いませんでしたが、フリーキックで3失点したうち、どれか1点ぐらいは「やりようによっては防げたのでは・・」と今でも考えております。

結果的に安易にファールするDFも悪いだろうし、壁の位置などを含めたGKのコーチングも良くは無かっただろうし、何だかんだ言ってもチームとして弱かった結果なんだろうし・・・とは思いますが、それにしてもフリーキックでの3失点には萎えました。そうですなぁ~~欽ちゃんのスター誕生風に言えば「ばんざーい!!は無しよ・・」ぐらいのショックは受けました。(アンダー40以下の人は分からないでしょうな、ばんざーい!!は無しよのショックが)

また、PKを外したのがリャンというのも、これまたショック倍増の要因です。ベガルタンはPK時、ライブ観戦でもテレビ観戦でも、決してその場面を見る事は無く、目をつぶって手を合わせ「神様、どうか、このPKを成功させてください。もしも失敗したら、私の寿命を3年削ってもいいですから・・・」と祈るのがルーチンです。

この祈りなんだけど、ヒサトがPKを蹴っている時は、かなり寿命が縮まって、カミさんとの会話では「このままヒサトが蹴りつづけたら、あんた、50代に確実に死ぬわね・・・」とまで言われたのも今は昔。ファビオ・ヌネスや、リャンが蹴るようになってからは、寿命が削られる事は無くなって何より。今でもベガルタンは思っています、「ヒサトは、俺の為に広島へ移籍してくれたんだ・・」と。

結局、負けてしまって今年も終了。リーグ戦では8月以降に勝ちは無く、全くもって不満足なシーズンでした。なかには「残留出来たんだから・・」と考えている方もいらっしゃるでしょうが、チームとしての目標が「勝ち点50でトップ10」だった以上、フロントや監督に対しての失望感は半端ありません。チームとして目標を掲げたのであれば、その目標に対して結果にコミットしなければならないのは、どんな組織だって同じなはず。これで誰も責任を取らないのであれば、来年からは目標など語る必要は無いと考えています。

本来であれば落第のフロントは、これまた本来であれば落第の監督に対して「ワン・モア・チャンス」を与えました。今年の結果を見た限りでは「おいおい、マジかよ・・・」という気持ちにはなりましたが、継続が決まった以上は、応援する選択肢の一択です。継続に関して納得はしていませんが、そうせざるを得ない事情もあると理解はしています。頑張って欲しいとしか言いようがありませんな。


結局、残留以外はダメダメなシーズンでしたが、長い人生、こういう年もある・・・と思って諦める潔よさくらいは持っています。贅沢は言いません、来年は、ホームでオーラをもっと聞かせてくれるだけで十分です。

2015年12月18日金曜日

ベガルタン、ベガリターノ司教に悩みを聞いてもらう

ここは仙台市泉区の郊外にたたずむ聖ベガルータ教会。この教会に居るベガリターノ司教は人格者で、その教えを請う人や、悩み事を打ち明ける人などが大勢集い、教会とは思えないくらいの活気に満ち溢れている。もちろん、ベガルタンもその一人だ。今日は毎年恒例、司教に「今年のベガサポとして」の懺悔をしに来たのだった。

師走の初旬、ベガルタンは車を走らせ尊敬している司教の元へ向かった。山間の木立を抜けて教会の駐車場に着くと、司教たちはせっせと清掃作業を行なっている。銀杏の葉もすでに落ち果て、彩りを与えてくれた木々の紅葉も今は昔。司教と仲間たちは、せっせと落ち葉をかき集め、ごみ袋の中へ押し込む作業をしていた。

ベガルタン「ベガリターノ司教、ご無沙汰しています」
司教「おぉーこれはベガルタンさん、めずらしい・・」
ベガルタン「落ち葉が多くて大変ですね」
司教「昔なら、これで焼き芋を・・だったのですが、今、そんなことをしようものなら、ご近所さんからクレームが来ます。もったいないですが、ゴミとして処分するしかありません」
ベガルタン「今日は、会社のお歳暮関係で余ったインスタントコーヒーを大量に差し入れです」
司教「それはありがたい。この時期、教会を訪れる皆さんには、コーヒーが一番ですから」
ベガルタン「そう言って頂けると嬉しいです」
司教「さあ、それではそのコーヒーで、信者さん手作りのマロンケーキでも食べましょうか」

ベガルタンが初めてベガリターノ司教に会ったのは、忘れもしない、磐田との入れ替え戦で敗れ去った4日後であった。何をするのも自暴自棄となり、自分自身に嫌気が差し始めたベガルタンは、その日も仕事の途中でサボり、この教会の駐車場で寝ていた。しばらくして、不意にガラス窓を「とんとん」と叩く音に気づき起き上がると、そこには笑顔の司教が立っていた。

無断で車を止めた事を注意されると思い、窓開けると急いで「今直ぐ出ます。すいませんでした」と謝るベガルタン。すると司教は「ご近所さんから、美味しいアップルパイを頂いたので、ご一緒にどうですか?」とサプライズ。物は試しと、初めて教会の中へ入るのだった。

教会でアップルパイを食べながら、司教に「自分はベガサポであること、入れ替え戦で負けた事、何もする気力が無くなった事・・」などを切々と話すベガルタン。すると、悩んでいるベガルタンに対し、司教は旧約聖書の一節を話し始めたのです・・・・。

司教
貴方が悩まれているのは良く分かりました。しかし、貴方の話を聞いていると、結局はベガルタが好きなんですね。だとしたら、旧約聖書にこんな一節があります。
「信仰の道をわたしは選びました。(旧約聖書『詩編』11930)

私たちの前には常に色々な選択肢があり、どれかを選ばなくてはなりません。何事も選ばなければ、前に進めません。そして、一度選んだならば必ずその影響を受けます。このような一瞬一瞬の選択によって、私たちの人生が展開していくのです。しかし、あらゆる選択に先立つ根本的な選択があります。神に従う道と、神を無視する道です。

これをベガルタンさん風に置き換えると「ベガサポを続けるか、それとも苦しいから辞めてしまうか」とでもなるでしょうか。これを間違えばすべてを間違うでしょう。入れ替え戦に負けて苦しい、嫌になった・・・。それでベガサポを辞めると選択した者には、更なる幸福はなく、また違った新たな出来事で悩むはずです。貴方はベガルタが好きだからこそ悩み、苦しんでいる・・・。だとしたら、あらゆる選択に先立つ根本的な選択は一つしかないと気づくべきです。

それさえ間違わなければ、あなたの選択は、主の恵みによってすべてが善きに変えられると、私は信じています。

そう教えられたのが、私と司教の出会いです。その司教に、今年も悩みを色々と聞いて欲しくて、ベガルタンは教会へ来ました。


続く。

2015年12月16日水曜日

今日は、呟き程度で・・・

これといった話題もない昨今、年齢を重ねてしまったベガルタンにとって、ネットなどで流される「情報源があやふやな噂」に一喜一憂するのは疲れるだけ。単一のスポーツ新聞などからの情報でさえ信じる事は出来ず、全てのスポーツ紙が揃って掲載して「えっ、マジで?」ぐらいです。やっぱ、大本営の地元紙がリリースして初めて「嗚呼ーそうなんだ・・」となりますな。

大海が長崎へ行きそうなのは残念ですが、自身の出場機会を考えれば当然の選択。個人的には、大海が出た時の「えーー!!ライン、そんなに高く取っちゃうの?」は大変好きでした。なんかこう、「ラインは上げてナンボ」的な感覚に浸るのがいいんだよね。

しかしながら、彼が長崎へ行ってしまうと、もう泉区のパチ屋において、お隣さんでゴージャグを打つことが出来なくなるのは残念です。普段、ゴージャグは打たないんだけど、彼を発見すると「自分はベガサポじゃありませんよ」と知らん振りして隣に座り、何食わぬ顔でモクモクとスロットを打つのが楽しくてね。

想像してみてよ、隣に紙パイプみたいなのを口にしながら大海が座ってるんだよ?楽しくない訳ないじゃない?嗚呼ー、こんなことなら「自分はベガサポで大海のファンです!!」と言いながら、抱きついとけばよかったよ。変態だと思われてもね。

抱きつくと言えば、当たり前だけど、今年は泉区のサウナで中原や太田と会う事はありませんでしたな。何気にサウナのドアを開けたら、中原や太田が居る時があって、そん時はベガルタンの方が年上なのにメッチャ緊張した記憶があります。想像してみてよ、何気にフリチンでドアを開けたら、筋骨隆々の中原や太田が、デェーーンと座ってるんだよ、それこそ、アンアンの表紙にでもなりそうな身体で・・・。そりゃあ、緊張もするよ。

村上といい、大海といい、そして太田や中原といい、去ってゆく選手に対してノスタルジックになる事はしょうがありませんが、別れが無いと出逢いもない訳で、まっ、宿命です。ただし、来年から加入する若手の選手とサウナでバッタリ会っても、おそらくは気づかないでしょうな。

今日の書き込みは、何とも無しの想い出話になってしまいました。もうね、実質、ベガルタンのリーグ戦は10月で終わっているから、今年はシーズンオフが長くて永くて・・・。そんな事を言うと「まだ天皇杯が」と言われるんだろうけど、今現在、ベガルタンのモチベーションメーターは18%ぐらいで推移。ここまで間隔が開くと、選手もサポも、モチべの持って行き方は難しくなりますな。

最近、ベガルタンがリーグ関係で「へぇ~~」と感じるのは、「鳥栖って、案外、アグレッシブだな・・・」と言う事であります。監督のこと、J3への参戦のこと、累積赤字をフッ飛ばすくらいのスポンサー獲得うんぬん・・・、いずれの情報を聞いても「へぇーー、頑張ってるよなぁ~~」と感じている次第です。全ての情報が正確ではないにしても、億単位でマガトを招聘か?とか、ビックスポンサーを獲得か?とか、そんなに選手層が厚いとは思えないのにJ3参戦か?とか・・。とにかくね、出来る出来ないは別にしても「ここまでアグレッシブにやってくれれば本望だ」と言う気にはなりますな。


そして仙台は・・・えーと、何も無いけど、ドンマイです。

2015年12月7日月曜日

ベガルタン、ミスチョイスをする!!

えーあいも変わらず、昇格ゲームはドラマチックですな。最初は何気に見ていたんだけど、セレッソが先制した辺りからはベガルタンも「前のめり」で観戦。そしてワンプレーごとに、磐田との入れ替え戦がフレッシュバック。あの時は辛かったけど、今となっては良い想い出・・・・と言えるのも、何とかJ1で戦えてるからでしょうかな。

早速、試合後に里谷君から電話。
里谷「何とか頑張れました、アドバイスありがとうございました」
自分「いやいや、何も言ってないから。でも、良かったね」
里谷「でも、マジで試合前日、吐き気がしましたから」
自分「そうだろう?あれ、ビックリするんだよ」
里谷「アドバイスが無かったら「何か、悪い物でも喰ったか?」と思ったはずです」
自分「これから宴会か?」
里谷「明日、仕事なんで、とりあえず博多へ帰ってから仲間と飲みます」
自分「有休取っちぁえばいいのに・・」
里谷「いやぁ、それは・・。とりあえず、来年はよろしくお願いします」

さてと・・・、問題はここから。ここで次期、常務取締役営業本部長への昇進が激高の島貫大阪支店長へ、「社内JクラブLINEの会」を使って連絡を取るかどうかだ・・。

降格を経験している身からすれば、滅茶苦茶落ち込んでいる時に「頑張れ、良い試合だった、また来年があるよ!!」みたいな励ましは完全にNG。例え相手が「親切心」からと分かっていても、そうですなぁ~~、メンタルがボロボロの時に掛けられる「温かい言葉」って、かえってキツイ物がある事自体は知っているつもりです。

となると、無視して、何食わぬ顔をしつつ、今週末に東京で行なわれる会議で合うか・・・。しかし、将来の社長候補がメンタルボロボロの時に、何食わぬ顔してスル―も考えもの。「下心とオベッカ」で生き抜いているサラリーマンとしては「こんな時、何とかポイントを稼ぎたい・・・」と思うでしょ?だから、スルーは無いよなぁ~~・・・と思って悩んでいたら、なんと、向こうからLINEが・・・・。

島貫「(寂しいウサギちゃんのスタンプで)残念だよ・・・」

嗚呼ー、なんということだ!!この返答は、ベガルタンの人生を掛けた「ラインメールのプレイオフ」じゃないか!!ひょっとしたら、こん返答メールで、ベガルタンの将来が決まってしまうかもしれない。落ちつけ、落ちつくんだ、俺・・・。

さっきから悩んでいたけど、ここで闇雲に「温かい言葉」を掛けるのはヤブヘビ。しかしながら、相手が将来の社長ともなれば「お前たちが、ただ単に弱いだけなんだよ、J2でもう一年修行しとけ!!」と罵声を浴びせる事は出来ない。何とか、厳しい言葉をオブラートに包み込んだナイススタンプで返答をしなければ・・。

そんでもって選んだのがこれ・・・


そして速攻で返ってきた返事とスタンプが・・・
島貫「お前、俺に喧嘩売ってるのか???」


嗚呼ー、大失敗!!逆効果絶大!!このまま行けば、俺は「昇格プレイオフで頑張ったものの、島流しと言う名の降格人事になるのは確実!!」焦ったベガルタンは、支店長が何気に気に入っている「なでしこの鮫島スタンプ」で勝負に打って出ました!!
                        ドンマイだよ❤❤❤

すると速攻で返信が・・・
島貫「お前、俺がメンタルで弱っている時に、よくもまー、ソコまで馬鹿にしてくれるとは・・・・・。忘れなねーぞ、この屈辱

これまた痛恨のミスチョイス!!
人生って、うまく行かないもんですな。