2015年11月16日月曜日

松本戦

いやぁ~~、良かったです。リーグ戦には何の希望も見出せなくなってきた昨今、年末までサポーターライフを楽しめるか否かは、ベガルタンとしての最重要案件。内容などに関しては「そうなのかなぁ~~」みたいな感慨はありますが、ノックアウト方式のトーナメント戦では「内容<結果」。勝った事実を前にしては、内容うんぬんなどノープロブレム。今はただ、勝った、勝ってくれたよ、これで年末までサポーターモチベーションが持つ・・・、これですな。

この日のメンバーはと言えば・・・金園が入って鎌田がCBへ・・・まっ、スタンダードです。前節の鳥栖戦での「鎌田ボランチの出来」に関しては、個々の主観で「良い・悪い」が出てくるのは当然でしょう。しかし、結果が出なかったという現実を前にしては、「悪かった・・と言うつもりは無いけど、良くなかった・・」とは言えます。もっとも、負けてしまった原因が「鎌田ではなく、点が取れないから・・・」という可能性が高いことも何気に感じている今日この頃です。

鎌田のボランチ起用に関しては「今後を見据えて・・」という見解もあったようです。しかし、先日のスポーツ紙で「今季で仙台との契約が切れる鎌田と、この日柏は、条件面で大筋合意に達したという。複数年契約と見られる」との報道により「鎌田のボランチは今後を見据えて・・」という推論は完璧に否定されました。

スポーツ紙がリークする様な事を、現場の監督が全く知らなかったとは想像しがたいので、鳥栖戦での鎌田起用は「純粋に試合で勝つため」と言う事が分かりました。そして、この日の松本戦でも「退団が決定的となった鎌田」はスタメン。鍋監督にとって、鎌田は「勝利」の為に重要なファクターであることが、この事からも分かりますな。

鎌田に関しては、長年頑張ってくれて感謝しかありません。退団する事に関して、過度にノスタルジックになることはありませんが、彼の頑張りが無ければ、現在のベガルタも無かったのではないか・・・という気さえします。本当にご苦労さんでした。彼に関しての一番の思い出は、パチ屋でベガルタンが捨てた「スロット北斗の拳」で、ハイエナ・お座り一撃で2000枚程出されたことですかな。

この日のベガルタンは自宅でテレビ観戦。別に用事が有る訳でもなく、体調が悪い訳でもないのに自宅観戦。これは02年からベガルタンとなって、ユアスタで試合が有るにもかかわらず、用事も無いのに不参戦を決め込んだのは初めてのことです。昔は仕事で行けなくなりそうになっても、「叔父が無くなったので・・・」という言い訳を使って仙スタへは参戦していました。そこで試合が有る限り、選手や仲間たち(ベガサポ)が闘っている時に、不参戦を決め込むのはベガルタンのプライドが許しませんでした。

しかしです、この日に関しては「参戦しなければ・・・」というモチベーションを維持するのは困難で、かなり前の段階から「予報では雨のようだし、まっ、自宅でいいか・・・」という感じでした。何故かは分かりませんが、正直な感想です。そして、こんな気持ちになったのは、ベガルタンとなってから初めてのことです。

こう思った時、ベガルタンは狼狽しました。ぶっちゃけ「ひょっとして、俺、ベガルタに関しての愛情が薄れてしまったのか???」とさえも思いました。だって試合が有るのに、用事も無いのにユアスタへ行かないんだよ?おかしいでしょ?これでも俺、ベガルタ仙台応援同好会、仙台支店の会長だよ?

負けるのに慣らされたせいか、最近は負けても「悔しさ」は無くなりました。「あ~~あ、今日もですか・・・」ぐらいにしか感じる事も無くなり、帰りの車の中では「これでマッチデーJも、Jリーグタイムも、やべっちも、見る事は無いから暇になるよなぁ~~」と愚痴のオンパレード。自分自身で嫌になりますが、自分に正直に生きているのでしょうがありません。


昨今の試合内容と結果は、ベガルタンの様なハード系なサポーターを目指している凡人には辛すぎます。ビジョンが明確ではなく、目標を達成しなくても「残留したからいいや・・」では、共に闘う仲間としての意義は不鮮明です。チームとしてサポとして、共鳴できる目標やビジョンが無いと、共に闘う意識がどうしても気薄となり、モチベーションが保てなくなるのはしょうが有りません。現状のチームに、それがありますか?もしくは、それを感じられる方は居るのでしょうか?

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