2015年10月19日月曜日

清水戦

えー、勝てて何よりです。内容的には パッ とした感じではありませんでしたが、いいんです、勝つことで全てが報われます。今年も辛いシーズンでしたな・・・。こんな事を書き込むと「まだ、残留確定じゃないから!!」と言われそうですが、もう大丈夫。川崎サポの上司とは「最終戦は引き分け」という裏約束を交わしています。

最初は仙台が先制し、追加点。しかし後半の終盤に大久保がゴールを決めて愛妻にマーク、そして、もう駄目だ・・・と思ったロスタイムに中村が奇跡のフリーキックをズドン!!同点で終了、こんなシナリオになっていますから、どうかベガサポの皆さん、安心して下さい。

でもね、これだけだと「万、万、万が一」と言う事もあるので、鳥栖サポの後輩とも「互いに傷を負わぬよう、引き分けで・・・」という条約を結んでいます。ねっ、安心したでしょ?しかしながら、こんなダーティーな裏取引をしちゃうと「そんなことをしてまで残留したいのか?」とお叱りを受けるかもしれませんな。でもね、悪いのはベガルタンただ一人です。だったらいいでしょ?

結果的に、清水降格の「送り人」になりましたが、他人の痛みを感じられるサポになる為には、これはどうしても「いつかは通らなければならない道」です。降格が決まった大分戦、入れ替え戦で無残にも砕け散った磐田戦、私たちは自らが地獄へ突き落されてしまった体験は何度となく経験してきましたが、他人が地獄へ落ちる様をライブで経験する事はありませんでした。

きっと、多くのベガサポが「清水サポの哀しみ」を肌で感じた事でしょう。この経験は必ず、サポーターとしての年輪となり、我々のベガサポ人生に確かな彩りを与えるはずです。実際、ベガルタンは大分戦の時、スタジアムで泣きました。磐田戦の時は、トイレで吐きました。悔しくて、哀しくて・・・。あの体験は絶対に忘れられません。そのような土台が有り、今が有ります。とりあえず最近は、アウエースタジアムのトイレで吐く事はなくなったから、まっ、OKです。

降格した時、周りから掛けられる「温かい励まし」は両刃の剣です。掛ける方としては、善意から「良かれ・・・」と思って掛けているのでしょうが、これがね、精神的な余裕が無い状況で掛けられると、「おめーら、俺をバカにしてんのかぁーーー!!!」って思っちゃう時が有るんだよね。だから、今、清水サポの浅沼取締役に声を掛けるとすれば・・・

「ベガルタンの隠れ家で、『美味しい・美味しい』と言いながら、経費で4皿も食べた3800円の特上スペシャル牛タンが食べたいのなら、1年で上がってくることですね」ぐらいですかな。

2ndの中盤以降、ベガルタの目標は「勝ち点50で、トップ10」から「何とか残留」へと変異しました。まっ、認めたくは無いけど、現実です。その残留がほぼ決まった以上は、ホーム最終戦であるガンバに、例えフルボッコにされようとも、赤嶺に今季初ゴールを決められようとも、チームとしてキャンプからやってきた「堅守賢攻、可能な時にチームで連動して前から積極的にチャージするサッカー」をトライして欲しいものです。

もちろん、まだ確定じゃないから、引き分けで勝ち点1を狙いに行っても・・という考え方が有るのは知っています。しかし、ホーム最終戦で、自陣にへばり付くサッカーに来期への希望が有るとは思えません。実力的にはガンバが上、しかも、向こうはタイトな日程・・・、ひょっとしたら・・・そう考えた時、今、勝ちにいかないでどうすんのよ?というのがベガルタンの考えです。これがね、仙台の順位が神戸だったら違うんだけど、今の順位なら、引いて守らないで闘っても、いいと思うのですが。

とにかく、そう思えるのも、清水に勝ったおかげです。この余裕は、それこそ天国と地獄くらいの差が有りますな。仙台が負けて、松本が勝っても、まだ勝ち点差は「5点」もあります。だとしたら、ここはホーム最終戦で「中々出来なかったけど、本当は、こんな戦い方がしたいんだよ!!」というサンプルを、我々消費者(年チケの購買者)に対して、是非とも見せてほしいと願っています。例えそこで負けても、ベッタリ引いて・引いて、セットプレーから、やられて敗戦!!よりも全然良いと思うのですがね。

もちろん、そう思う前提条件があって・・・
来期以降の中心選手がスタメン
可能な限り若手で
戦う姿勢を前面にプレッシング
試合後は多くの選手が足を攣り、立てない
ガチメンは天皇杯で


これくらい条件が整えば、ガンバ相手に負けてもいいです。

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