2015年5月9日土曜日

ベガルタン総統閣下、シリーズ17

仙台市青葉区、森深き一本道をくぐり抜けると、第五帝国を復活させて世界制覇をもくろむカルト集団の本部がある。本部の扉を開けると、教会のような礼拝堂があり、そこにはヒットラーの銅像が鎮座されていた。優秀な頭脳集団を形成した第五帝国は、日本が誇る最先端医療技術iPS細胞を駆使し、ヒットラーのクローンを再生させることに成功。まずは、若者の信者を増やすべく、ベガルタ仙台のサポーターのふりをして、誰にも気どられる事無く、ベガサポを入隊させようと画策していたのだった。

この日、総統閣下のオフィスは午後から大賑わい。部下からの情報によれば、社内のランナーズ倶楽部発足15周年を記念して、メンバーの大部分が「仙台ハーフマラソン」にエントリーしており、その休暇を利用して仙台支店へ挨拶に来ていたというのだ。ちなみに、キャッチフレーズは「杜の都で全力疾走、それが終われば牛タン屋へ直行!!」だそうだ。忌憚なく言えば、このキャッチはイマイチですな。


そんな大賑わいの中、あいにく総統閣下は営業で外出中。しかし、ベガルタン総統閣下が不在と知ると、ハーフマラソンの参加者である浦和サポやガンバサポ、さらに清水サポたちから、ベガルタをバカにするかのような言動が目立ってきたのだった・・・。

ムービーでは触れなかったけど、清水サポの後輩からは「一緒に、地獄までお付き合いしてもいいですよ・・」と、言われたらしく、それが心の底まで沁みて「辛かったです」という連絡を受けました。自分的には「オリジナル10とか、王国清水などなど、プライドが高いであろう清水サポでさえ、今の状況には「諦め」にも似た心境」となっていることに驚きました。その後輩曰く「だって、チームの目標はタイトルでしたから・・」ということです。ダメですな、タイトルを目指すチームが、降格候補では・・。

別にね、レッズユニを着てマラソンを走っても何の問題もありません。ただ、同じく仙台ハーフを走る後輩たちには「レッズユニを着ているランナーが居たら、絶対、絶対に追い越せよ、負ける事は許さん」と、念を押しておきました。くだらない事とは分かっちゃいるけど、何となく、嫌でしょ?目の前にレッズユニが居たら?

明日はレッズ戦、ビート・浦和!!

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