2015年4月2日木曜日

昨日の続き

それでは一体全体、何を供与すれば「異次元のプレミアム」となるんでしょうか?もちろん、それは受け手の感覚によって違ってきます。ちなみにベガルタン的な「異次元のプレミアム」とは・・・・
1.ベガチアとの合コン券
2.ベガチアの使用済みパンティーとの引換券
3.一日ベガッタ君。実際に中へ入って、やりたい放題
4.リアルアウエー参戦券
(新幹線などで選手と同じ便、同じシート、宿泊のホテル、全て選手と同じで、リアルアウエー参戦の体験が出来る)
まあね、実質、2以外は費用対効果でも、そこそこ行ける気がします

「異次元のプレミアム」を供与して欲しいからって、別にね、あれをくれ、これが欲しい、と言う訳じゃないんだよ。これまでだって、バックなどの備品のサービスはあったけど、正直、そんなに嬉しいと思った事は無く、ただ単に「金額的にも多少(4試合分のディスカウント)はお得だし、試合ごとにチケットを買うのも面倒だし、いつも同じ座席で見たいから」といった、消極的な理由で年チケを購入している人達は絶対にマジョリティーであるはずです。皆で考えれば、絶対に低コストで多くのサポが待ち望んでいる「異次元のプレミアム」があるはずだよね。

先月、年チケ関連で松本の状況を知る機会がありました。その内容は・・・

昨年12月20日に発売を開始したJ1元年のシーズンシート(リーグ戦17試合、ナビスコ杯3試合の計20試合が対象)が飛ぶように売れている。すでにJ2だった昨季の6300を上回り、現時点で35%増となる8500を超えた。最終的には1万に届く勢いだという。ホームの松本平広域公園総合球技場(通称アルウィン)は収容人員が2万396人。50%がシーズンシートを持ったサポーターで埋まることになる。関東のJ1クラブでも30%程度なだけにJリーグ関係者も「松本の人気は高い」と舌を巻いている。

スタジアムにある座席の半分が年チケとは、松本は今、ベガルタがチケット難民フィーバーに沸いていた頃と同じくらい、アッチッチのようですな。詳しい数字は分かりませんが、確か、ベガルタの年チケ枚数といえば変動はあるものの「およそ6500前後」だったような気がします(間違っていたら指摘してね)。だとしたら、年チケ1万席を販売しようと思えば、あと3000席の販売が必要です。これはこれで困難なミッションだけど、上手く販売出来れば「3000席×50000(年チケ、指定席と自由席の中間の金額)15千万円」も売り上げの増加が期待できるという、ある意味“玉手箱”です。

それじゃあどうすれば、継続のサポをキープしつつ、新規の顧客を囲い込めるか?

これはもう、何度となく書き込みましたが、真の意味で「異次元のプレミアム」を、年チケに付帯し「年チケ買うと、メッチャお得!!」という気持ちにさせる事しかありません。本来であれば、「タイトル獲得こそが、試合内容こそが、最上級のプレミアムです」となるのが理想なんだけど、今の仙台にそれを求めるのは酷。だとしたら、なんらかの物的、金銭的なプレミアムを供与せざるを得ません。例えば・・・

1.メンバーズカードのプレミアム化
年チケの継続年数によって、ベガルタのカードの色を「白(3)⇒青(5)⇒緑(10)⇒赤(15)⇒ゴールド(20)⇒黒(30)⇒レインボー(50)」に区別し、それぞれ、年チケの割引率や、スタジアム内での購入の割引率が変動する。さらに、メンバーズカードは毎年送られて来て、アトランダムで“1000枚に一枚、選手の写真がプリントされている超プレミアムメンバーズカード”が当たる。

2.年チケ継続ホルダーに対するプレミアムを付与
ベガルタンはSバックなので、年チケ代は約7万弱。これを、4年に一度だけ、毎年継続してくれたサポーターは50%オフ!!にする。つまり、4年に一度は35000円になるのだ。これでは一見すると、減収になるのでは?と心配になるだろうが、この“50%オフ!!”の金額がプレミアムであればあるほど、「来年は50%オフだから継続するか・・」と考える場合だってあるし、新規の顧客を継続サポが誘う際の強烈な営業トークとなるはずだ。

例えば「俺、来年は年チケ代50%オフだから、お前の年チケ代、少しカンパしてやるよ」とか「俺たち夫婦、来年の年チケ代は50%オフだから、浮いた分で子供の分まで年チケを購入しようか」という展開は十分期待できよう。もっとも、4年に一度50%オフということは、チームの年チケ収入も4年に一度「6500席×50000円=325百万円」の50%オフになります。約16千万の減収です。

しかしながら、松本だって1万席の年チケが売れているんだから、仙台の現状は「3000席×50000(年チケ、指定席と自由席の中間の金額)15千万円もの増収機会を、何もしないで棄損している」ともいえます。実際に、全員揃って4年のサイクルは一致しないから、単年で約16千万の減収になる事は無いし、顧客を囲い込もうと考えた場合、ロングスパンで考えれば何年かに一度くらいは「ドーーン!!」という衝撃的なプレミアムを供与してもいいのではないでしょうか?このことによって、年チケ数が6千席⇒9千席に、4~5年かけて増加するのなら、十分ペイできると確信しています。

3.年チケ代を実質的にディスカウントする
これは成績によって変わってくるんだけど、ナビスコ杯、ACLの予選を突破出来たら、本選の試合にかぎり、年チケホルダーは無料で観戦できるようする。つまり、タダです。これは別に突拍子もない意見ではなく、鹿島などでは「ACLの本選無料サービス」は年チケに付帯しています。現状では、ナビスコの本選へ行っても、観客数が1万を超えるのは、余程対戦カードに恵まれないと無理でしょう。第一、中々予選も突破できないし。だとしたら、年チケ代に「行けるかどうか分からないけど、決勝トーナメントのチケット代(60%オフでもいいよ)」を含めるのは、顧客を囲い込む為の強烈なプレミアムになるのではないでしょうか?


色々くだらない事を書き込んできたんだけど、とにかく、どうしようもないと思われる意見でも、どんどん出してみることですな。千や万の意見を出せば、一つくらいは“ダイヤの原石”級の提案も出る事でしょう。とにかく、スタッフの皆さん、頑張ってください。

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