2015年1月13日火曜日

開幕戦に想う

そうですか、開幕戦は山形なんですか・・・。ん~~、いやぁ~~、楽しみには違いないんだけど、個人的には“ショートケーキのイチゴは最後に食べる派”だから、出来れば、もうチョット後から戦いたかったですな。いやね、出来れば勝ちたいじゃない?いやいや、負ける事など考えられないって言うか、あるはずもないんだけど、開幕戦って、何が起こるか分からないでしょ?それが開幕戦で、相手が山形で、万が一にも負ける様な事があったら・・・いや、それどころか、J2時代の開幕戦、対横浜fc戦のようにボコボコにされてもしたら、思い悩んで、富士の樹海へ迷い込むベガサポが居るかもしれません。ベガルタンは、それが怖いんです。あるでしょ、開幕戦って、サプライズが。

その他のカードは・・・
松本は名古屋
横浜Mは川崎
広島は甲府
鳥栖は新潟
清水は鹿島
神戸は柏
湘南は浦和
となっています。

いやいや、何気に楽しみなカードが多いですな。ネットの世界では“自己満足フォーメーション”を披露しあって楽しまれている方々や、中には早くも“降格候補の三羽ガラス”を論拠しあっている輩までおり、各々が長いオフシーズンによる禁断症状の緩和に精を出されているようです。まあね、まだ各チームとも陣容が出そろってない状況で「あそこは降格だよな・・・」と言われても、言われる方はたまったもんじゃありません。仙台の評価が、現時点でどうなっているのかは分かりませんが、10年以上も見続けてくれば「そんなに高く無いよな・・・」と言う事ぐらいは皮膚感覚で分かっているつもりです。

昨年、渡邊監督は中断期を利用して“自分なりの色”を出そうと試みました。しかし、結果は・・・。後日、この件については監督自らが「時間が足りない中で、トライしたのはマズかったかもしれない」と反省の弁を語っています。そこで彼は、原点復帰とも言える「堅守速攻」へ舵を切り、苦しみながらも残留を勝ち獲りました。そこから今年最大の関心事を導き出そうとすれば、開幕戦、今年のベガルタスタイルは、どんな感じになるのか?であります。

まあね、どんな感じになるのか?と言ったところで、今の仙台に、そんな多くの選択肢などあろうはずもなく、どう考えても・・・
1.昨年後半の戦術を進化・熟成
2.中断期後に試みた、攻撃に若干軸足を置くのに進化・摩錬
3.選手・戦術・戦略のフルモデルチェンジ
ぐらいですかな

昨年からで言えば「赤嶺・太田・角田」の主力3名が退団しており、ベンチメンバーだった桜井・柳・佐々木・中原・武藤などの常連もチームを去りました。これはね、ある意味「チームをリストラ(再構築)する最大のチャンス」でありつつ、ひょっとしたら「チームがガタガタとなる最大のピンチ」でもあります。もちろん、チャンスを生かすべく、キャンプから頑張るんだろうけど、その成果が“開幕戦のダービー”で出るか否か?なんて分からないでしょ?出ればいいけど、出なけりゃあ、出ないで、ダービーだから「批判のバリューが5割り増し」となるのは確実。そういった意味で、ベガルタンは開幕戦が楽しみなのです。


期待を持ちつつも、「どうなるか分からない・・・」という絶妙な緊張感があるであろう開幕戦。これがね、ガンバあたりとやって、仮に負けても「しょうがねぇーなぁ~~、相手は3冠チームだからな」となるけど、相手は山形。負けが許されるはずもなく、そのことが、より一層、緊張感というスパイスを、この試合に振りかけてくれています。ホント、楽しみですな。

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