2014年2月28日金曜日

明日は開幕戦ですな

いよいよ明日ですか、開幕は・・・。なんか、ほんのチョット前に延長でF東京に負かされた感じなんだけど、そこから二カ月も経っちゃったんですな。さて、開幕戦であろうと無かろうと“昨年2敗”している新潟には負けられません。個人的に言えば「優勝争いをしていて、尚且つ、ここで勝てば新潟を降格させられた試合で負けた一昨年の試合」の方がダメージは大きく、なんとしても“その借り”を倍返しくらいのスコアーで返したいものです。あの時勝っていれば、仙台はひょっとしたらタイトルに手が掛かり、新潟は降格すると言う、これぞ“THE・天国と地獄”をリアルタイムで観れたかもしれないと言うのに、今では新潟は優勝争いする一角で、仙台は降格候補の四天王・・・・、時の移ろいって、残酷ですな。

チームがリリースした今期の観客数目標は“平均・14.571人”だそうです。それを加味して、現時点で開幕戦のチケット売り上げを見れば、“16~17千人ペースだ”と言う感じであります。2/27現在で、サポ自が完売になってないのが痛いところですが、現状では17000人まで行けば合格点の部類でしょうな。ただし、そのうちの約20%(一説には30%弱)が新潟サポーターと言うところは痛いところです。今のユアスタは、他チームサポの動員が多くないと、15000人オーバーするのは至難の業。だからこそ、営業の目標が「14,571人」なのでしょう。しかしながら、満員が当たり前の頃のユアスタを知っている者からすれば「えっ、14,000人くらいで営業ノルマ達成なの?」という驚きは禁じられません。

試合内容については、全く予想できませんな。新潟について言えば「去年と同じ感じ、ハイプレッシャーでガツガツ来んだろうな・・・」って思っているけど、仙台について言えば一度も練習すら見てないので「どんな試合になるのか見当もつかない・・・」と言ったところです。スタメンで言えば、昨年と違うメンバーはキーパーとマグリンとサイドバッグだから、3名とシステムの変更で“どんだけ変わるんだ?”が最大の見せ場です。もっとも、最悪“見せ場すら無かったよな・・・”という可能性すらあるところが、新監督の微妙なところでしょう。とにかく、ふたを開けてみなければ、どうなるか分からない!!これが今年の仙台の魅力でもあり、不安なところでもあります。可能ならば、魅力的な部分を多く見たいものです。

明日は新潟戦、ビート新潟!!

2014年2月27日木曜日

ベガルタン、チョットだけ燃えてくる

いよいよ開幕が迫ってきましたが、今のところ“心の高揚感”などは微塵もありません。何でかなぁ~~と考えてみると、導き出される答えは「今年は何気に苦しいシーズンとなりそうだから・・・」ぐらいですかな。もっとも、毎年毎年厳しいシーズンを覚悟してスタートする事、早10年のサポーターなので、今年の厳しい順位予想を見せられたからと言って「何を今さら・・・」って感じがしない訳でもありません。


一昨年、仙台は2位となって、サポからすれば「やっと来たよ、俺たちの時代が・・」という安堵感と言うかプチ達成感を得たかもしれません。しかしチームが“その場所”に満足する事はなく、翌年に選んだ進化(戦術)は「堅守速攻⇒ポゼッション+堅守・・・そして次のステージへ」でありました。

チームは自ら成功体験がある“堅守速攻”はチョット脇に置いといて、新たにポゼッションを強化しつつパスワークで相手を崩すサッカーにチャレンジしたのです。しかし、結果だけを見れば、このトライは上手くいきませんでした。もちろん、トライしたことに意義を見いだせれば決して失敗とは言えません。ただし、フロントや選手、そしてサポーターが13位という順位に納得したかと言えば、その答えはNOでしょうな。幸か不幸か、プチ成功体験を経験してしまったベガサポは、13位で残留という結果では満足できない体質となってしったのです。怖いね、成功体験って。

あるベガサポが、メディアの順位予想の平均値を計算したところ「約12.8位」ということでした。つまり、多くの評論家にとって仙台は「よくて昨年と同じ順位、悪けりゃ残留争いしそうなチーム」ということでしょう。個人的には「昨年と殆ど同じメンバーだし、監督が代わったことで、そこまでネガティブになる必要はないと思うんだが・・・」という思いはありますが、知らず知らずのうちに「ベガルタ仙台の強さにおける“手倉森という存在の比重”」は格段に大きくなっていたようです。これで監督が続投して、林が退団したぐらいだったら、仙台は残留争い・・と言う予想の渦に巻き込まれる事は無かったのかもしれませんが、不幸にして現在は「残留争い候補」の、ど真ん中であります。悲しいけど、アーノルドの評価は「ふたを開けてみなけりゃ分らないよな・・・」ってところなんでしょうな。

メディアによれば「1トップが機能出来るか?」「リャンはトップ下で結果を出せるか?」「林の穴は埋められるか?」「システムが開幕からスムーズに行くか?」等々・・・、今年の開幕前の仙台はネガティブな要因がワンサカ状態です。こんだけ不安要素を指摘されれば、誰だって心配にはなるでしょう。ただし、ベルデニック体制で迎えた開幕戦と比べれば、その心配の大きさは違います。

あん時は、練習試合からボコボコにされてて、尚且つ「守備の中心であったガスパルと、他の選手との連携が全く上手く出来て無かった(後に、ガスパルには通訳がついておらず、意思疎通さえ片言の英語だけだった)」という状況があり、もうね、不安で不安で、どうしようもなかったからね。そん時と比べたら「最低でもソコソコ守れるだろう・・」っていう“最低限の保険”があるから、何気に“何とかなるかも・・・”っていう思いと言うか願望はありますな。

新潟営業所の星課長から「先輩、仙台へ参戦しますんで、試合後の飲み代は、負けたチームサポのゴチでよろしいですよね?まさか逃げないですよね?」というメールが来ました。あの野郎、絶対負けねーと思っていやがるな・・・と思いつつも、何気に開幕戦が楽しみになったベガルタンです。

2014年2月26日水曜日

選手の年俸に想う

えー、開幕が近ずき、各メディア等では「優勝争い」や「残留争い」の話題で盛り上がって来ているようです。まあ、今期のベガルタに関しては何気にネガティブ系が多い気もするんだけど、こんな時、体育会系は“ドンマイ・ドンマイ”という掛け声で突破する術を知っています。例え開幕前から不安に苛まれようとも、人生もサッカーもケセラセラ・・・なるようにしかなりません。だったら、せめて開幕前くらいは希望に胸を膨らませていたいものです。

我々が出来る事と言えば、チケットを買って試合を応援する事ぐらいでしょうが、そんな仲間を集めることが如何に大変か・・・。それはチームが新たに採用した「小中高生対象!サポーター自由席&自由席南 価格改定500円」というフロントの戦略から見て取れます。日銀や政府がインフレターゲットを仕掛けている時に、その風に逆行するかのごとく、サポ自が500円とは・・・。ユアスタにはアベノミクスの風は吹いてないようですな。

我々のチケット代は間接的に選手の年俸に充てられていますが、メディアにサッカー選手の年俸が掲載されておりました。プロの選手が自らの意志ではなく、自分のサラリーを惜しげもなく晒されるんことに関しては「なんだかなぁ~~・・」と思いますが、そのレベルの選手を目指す子供たちにとっては「そうかー、頑張れば女の子にモテモテになって、年俸も1億円をこえるのかぁ~~」と現実を直視することは有益です。ガキは、物欲に弱いからね。もっとも、目指すべきスターの年俸が360万では夢が無いので、大きく報道されるのは“ほんの一握りのトップスター”だけです。プロスポーツ選手の社会とは、究極の“格差社会”でしょうが、その代償は“無限の可能性”であります。いい響きですな、可能性って。

とりあえず、選手年俸トップ30のランキングを抜粋してみましょう。

・24位  7000万円 ウイルソン / FW(ベガルタ仙台)
・24位  7000万円 曽ヶ端準 / GK(鹿島アントラーズ)5位
・24位  7000万円 興梠慎三 / FW(浦和レッズ)6位

・24位  7000万円 ズラタン / FW(大宮アルディージャ)14位
・24位  7000万円 エドゥー / FW(FC東京)8位
・24位  7000万円 栗原勇蔵 / DF(横浜Fマリノス)2位
・24位  7000万円 ノバコヴィッチ / FW(清水)9位
・17位  8000万円 小笠原満男 / MF(鹿島)5位
・17位  8000万円 鈴木啓太 / MF(浦和)6位
・17位  8000万円 西川周作 / GK(浦和)6位
・17位  8000万円 カルリーニョス / MF(大宮)14位
・17位  8000万円 レアンドロ・ドミンゲス / MF(柏)10位
・17位  8000万円 レアンドロ / FW(柏)10位
・17位  8000万円 稲本潤一 / MF(川崎)3位
・15位  9000万円 大久保嘉人 / FW(川崎)3位
・15位  9000万円 楢崎正剛 / GK(名古屋)11位
・9位 1億0000万円 マルシオ・リシャルデス / MF(浦和)6位
・9位 1億0000万円 阿部勇樹 / MF(浦和)6位
・9位 1億0000万円 中村憲剛 / MF(川崎)3位
・9位 1億0000万円 ドゥトラ / DF(横浜)2位
・9位 1億0000万円 ケネディ / FW(名古屋)11位
・9位 1億0000万円 シンプリシオ / MF(神戸)J2 2位
・8位 1億1000万円 今野泰幸 / DF(ガンバ)J2 1位
・6位 1億2000万円 中沢佑二 / DF(横浜)2位
・6位 1億2000万円 ペドロ・ジュニオール / FW(神戸) J2 2位
・5位 1億3000万円 中村俊輔 / MF(横浜) 2位
・2位 1億5000万円 田中マルクス闘莉王 / DF(名古屋) 11位
・2位 1億5000万円 遠藤保仁 / MF(ガンバ) J2 1位
・2位 1億5000万円 マルキーニョス / FW(神戸) J2 2位
・1位 3億4650万円 フォルラン / FW(セレッソ)4位

このデータを見て最初に驚くのは「えっ、広島の選手が入ってない!!」ということであります。もうね、こうなれば“如何に広島のフロント力やチーム力が優れているのか?”ということですな。この費用対効果の%は尋常じゃないよ。おそらは、3~5000万円クラスにワンサカ居るんでしょうが、それにしても凄いことです。仙台の場合はウイルソンがランクインしており、7000千万という金額に対しては様々な見解があることでしょうが、少なくとも「ケネディやドゥトラと比べれば圧倒的に費用対効果は優れている」と言えます。チーム予算が許されれば、もう一人、ウイルソンクラスの助っ人が欲しいところです。

さて、徳島や甲府や新潟の選手がトップ30に入ってこないのは何気に理解できるけど、普通に考えれば、ここにランクインする選手が多ければ多いほど「チーム人件費が高額」となります。思い起こせば、磐田・鹿島・マリノス・浦和・名古屋・・・と、ある程度チーム人件費を含む予算規模が大きくなければ優勝出来ない!!と考えられていた時代がありました。しかし、柏に続いて広島が2連覇する事によって、ミドルチーム(ちなみに仙台はスモールチームだ)にも優勝するチャンスがあることが証明されている。仙台も、何とか予算規模で30億円くらいは行けば、定期的にタイトル争いをすることも可能となるでしょうから、その為にもユアスタを満員にして選手たちを迎えたいものですな。

2014年2月21日金曜日

年度別、観客数の推移に想う



いやぁ~~、真央ちゃん、凄かったですな。うちなんて、2人で正座して見て、競技終了後には2人で「真央ちゃん、よくやった・・・よく頑張った・・」と号泣していました。夜中の二時に、中年夫婦が号泣する様は何気に不気味ですが、我々は真央ちゃんが苦しんだ過程を知った上で、その結果を受け入れるしかありません。真央ちゃんが流した涙は、我々にとって金メダル以上の価値があるはずです。いいですな、オリンピックって。

さて、チームは公式に年チケの3次募集をリリースしました。社長自ら「もっと、チケットを販売しなければならない。営業不足を反省している・・」とコメントしています。2/12現在で、年チケの販売目標が8000席に対し、6665席。13年度の実績が7532席だったので、その時点で昨年時と比較して12%減収となっており、目標の8000席に対しては約19%もの大幅なマイナス数字であります。私が社長でも「目標の8千席に届かないのはしょうがないにしても、前年対比でマイナス1100席とは、うちの営業部隊は何をしてるんだ???」と考えるでしょうな。そして、営業部隊だけに、まかしておけないと感じたからこそ、社長自ら、サポーターに対して現状を公表しながら、トップセールスを行なうに至ってしまった・・・、まっ、厳しいけど、現状はこんな感じなのかもしれません。

ここで、年度別の平均観客数と収容率の推移をチェックしてみます。
年度  カテゴリー  観客数  収容率

2013   J1     14,867  69.4% (楽天優勝・13位)
2012   J1     16,600  84.3% (優勝争いで2位)
2011   J1     15,656  79.5% (大震災)
2010   J1     17,332  69.6% (14位)
2009   J2     12,951  40.2% (J2優勝・昇格)
2008   J2     14,080  66.7% (3位・入れ替え戦)
2007   J2     14,685  74.6% (4位)
2006   J2     14,453  73.4% (5位)
2005   J2     15,934  80.9% (4位)
2004   J2     16,199  77%  (6位)
2003   J1     21,709  84.9% (降格)
2002   J1     21,862  92.6% (チケット難民現る)
2001   J2     14,012  71.1% (昇格)
2000   J2     8,887   45.1%

このデータを見ると、営業部隊の貧弱さを擁護する事は困難であります。昨年の数字は、J2降格2年目の数字よりも悪く、2000年以降で振り返れば、4番目にワーストな収容率でした(宮スタの浦和戦での撃沈が痛かった)。不況で、どのチームも観客数で苦慮している現状を踏まえても、前年と比べて15%も観客数や収容率がマイナスしているのですから、うちの常務ならキレて「やる気の無い奴は、辞めてもらって結構だ!!」とシャウトするのは確実であります。だいたいにして、その前年対比からも、2/12現在で12%マイナスしてるんでしょ?こりゃあ、営業会議があれば、とてつもないブリザードが吹き荒れるのは目に見えますな。

営業部隊には成功体験がありました。それは「J1に上がれば収益は改善する」という奴です。事実、初めて昇格した際には平均観客数が21000人を超え、2度目の昇格の際にも大幅に平均観客数が増えたのです。翌年の大幅ダウンは「まっ、大震災があったからな・・・」で、いい訳が出来たのですが、一昨年に初めて優勝争いした際にも大幅に改善する事はなく、その流れは変わることなくして昨年度の観客数は大きくマイナス、そんでもって今年は、それに輪を掛けて大マイナス・・・、こりゃあ、社長じゃなくても「ヘルプ・ミー!!」ってなるよ。

観客数が改善する妙薬などがあれば、チームは食後30分以内に水と共に呑みこんでいるはずです。まあ、あったとしても余程の劇薬でしょう。仮に、劇薬があったとしても、当然のように副作用は覚悟しなければなりませんが、現状のベガルタには副作用を覚悟してでも劇薬を欲しています。とりあえず、議論の突破口として劇薬を、対案を批判覚悟で提示する事にします。

1.年チケの席を固定ではなく、変動型にする。

今、ベガルタンは自分の席を大変気に入っております。この席をキープしたいがために、年チケを継続していると言っても過言ありません。他の人も、きっと同じでしょうな。Sバックで言えば、真ん中付近に空きは無く、新たに年チケを購入しても「限りなく端っこ・・・」である事は明白です。しかし、新たに購入しようと考えている人たちにとって「端っこしか買えないのか・・・」という要因は滅茶苦茶ネガティブであります。

そこで、年チケの座席を“固定式”ではなく、“変動型”にすることによって、新しい仲間を加えるのです。例えば、今年Mエリアの人は来年Nエリア、その翌年はLエリアで観戦する・・・。その際に、一定の席を新規顧客獲得ゾーンとしてキープすれば、購入を悩んでいる人が居れば「今なら、と真ん中の前列を、ご用意できます」というスペシャルな営業トークが炸裂することでしょう。確かに、個人的にも「今の座席を手放すのは・・」と言う断腸の思いはあります。正直言えば、今の座席で観戦できる事が幸せです。ど真ん中のエリアでチームを応援するのは、ある意味人生の“生き甲斐”ですらあります。しかし、チョット視点を変えて「新たに仲間となろうとしている人たちにも、この素晴らしい“幸せ”や“生きがい”を教えて、多くの人に幸せとなってもらおう・・・」と考えることによって、この断腸の思いを断ち切れないでしょうか?

しかし、これをやったらベガルタンを含めての既得権益者(年チケ保有者)から、一斉にバッシングの嵐になる事は確実ですな。「そんなことをしたら、俺は継続しねーぞ!!」っていう電話やメールが殺到するはずです。ただし、新たな血(仲間)を受け入れなければ、ジリ貧になることだけは分かっています。そうならない為には、我々既得権益者(年チケ保有者)が、ある程度の血が流れる事を覚悟しなければならないのではないか・・・。結構マジで、そう考えつつあるベガルタンです。

2014年2月20日木曜日

ベガルタン、我慢を誓う

いやぁ~~、真央ちゃん・・・あんなこともあるんですな。セレッソとの練習試合で負けたダメージの、そうですなぁ~~100倍はショックです。うちのカミさんなんて、真央ちゃんの演技が終わるや否や・・・・

妻「もう駄目、朝食を作れる精神状態じゃないわ」

自分「おいおい、朝食って言ったってパンを焼くだけじゃないか」

妻「それすら出来ないほど、落ち込んでいるのが分からないの?」

自分「別に魚を焼いて味噌汁を作ってくれ、と頼んでいる訳じゃないぞ」

妻「あなた、真央ちゃんも苦しんでいるのに、私に朝食を作れといのう?」

自分「真央ちゃんの苦しみとシンクロしなくでもいいじゃないか」

妻「駄目、五輪での借りは五輪でしか・・・だったのに、その五輪であんなことになったら、もう朝食どころじゃないわ・・・」

自分「おい、朝食作るの面倒だって、素直に言ってくれよ、頼むから・・」

なんでも、セレッソとの戦果は1-4で負けとか。別にね、新監督を迎えて、この時期に悪い結果が出ようとも、ベガルタン的には全然ノープロブレム。J2降格初年度、この時期の練習試合の成績と内容がボロボロで開幕戦は横浜FC。そんでもって、その試合内容はフルボッコで敗戦・・・開幕戦でサンドバック・・・。このような苦しい経験を乗り越えてきたベガルタンからすれば、「ACLで、コンディションのピークが仙台より早めのセレッソに負けたからって、そんなネガティブになって、どーするよ・・・」って感じです。ところがです、出社してコンビニで買ってきたスポーツ紙では・・・

「この日は、4―2―3―1の新システムを採用。前線からプレッシャーをかけ、前半は相手に決定機を作らせなかった。PKで先取点こそ許したが、カウンターから何度も好機を作った。しかし運動量が落ちた終盤に、劣勢をはね返す力は残っていなかった。DF鎌田は「守備をもう一度見つめ直さないと」と、出直す覚悟を示した」

「J1チームとの今季初の練習試合は、課題と不安を残すものだった。後半29分、ウイルソンの左足でのゴールで同点に追いつくも、1分後に失点を許した。同42分、44分にも続けざまに失点し大敗。MF角田は「かなり危機感がある。このままじゃつらい」と肩を落とした」

えーと、せっかくこっちが「大丈夫・大丈夫」、一休さん的に言えば「心配ない・心配ない」って言っているのに、選手たちの方で「このままでは辛い・・」とか「守備をもう一度見つめ直さないと・・」と、この時期になって言うのか?そん事言われたら、こっちだって「不安になってまうやろぉーーー!!!」であります。もうね、こうなったら腹を括るしかありませんな。新監督・新たなシステム・新しい戦術・新たに加わったメンバー・・・、このような状況では仙台が得意とする“ロケットスタート”などを期待する方が無謀というものでしょう。今期は、開幕から苦しく・厳しい戦いが続くんだろうな・・・と覚悟を決めていれば、それなりの苦痛も我慢できるはず・・・と呟いたら、カミさんが「今の真央ちゃんに比べたら、そんなの屁みたいなものよ」と、速攻でチャチャを入れられました。頼むから、真央ちゃんと勝手にシンクロして話すのだけは止めてくれ、真央ちゃんに失礼だから。

とにかく、今年前半のキーワードは“我慢”。内容が悪くても我慢、負けても我慢。これで行くしかありませんな。

2014年2月18日火曜日

ベガルタン、寝不足と戦う

いやぁ~~、寝不足です。この歳で、平均睡眠時間が3時間では身体がもたないから、どうしても日中、コンビニの駐車場で仮眠をしてしまいます。会社の皆、ごめんね。ただし、オリンピック⇒J開幕の流れは、何気にベストです。

羽生君の時なんか、何故か知らないけど正座して見ていました。こんなことは、アウエーの試合をテレビで観戦している時に、リャンやウイルソンがPKを蹴る瞬間以来です。さすがに「ジャンプの葛西とかは仙台出身じゃないから、正座とかはないだろうし、涙腺が緩む事はあるまい・・」って思っていたら、しっかり正座して「恐山のイタコ」のように手を合わせて「がんばれ・がんばれ」を連呼。

「さすがに泣く事は無かったな・・・」と油断していたら、記者会見で日本の銅メダル獲得に貢献した竹内択 が・・・・

「競技後、難病「チャーグ・ストラウス症候群」の診断を受けていたことを明かした。「チャーグ・ストラウス症候群」とは全身の細い血管に炎症が生じる疾患で、原因は不明。発熱や 体重減少、手足のしびれ、消化管出血、関節痛などの症状が起きる。「入院したときは五輪に出られないと思ったこともあったけど、体を戻してメダルを取りたいという 気持ちでやってきた」と明かした竹内。同じ病気で苦しむ人に「あきらめないで頑張れば思いは叶うと伝えたかった」といい、「元気を届けたいという思いを込めて飛びました」とジャンプに込めた思いを明かした・・・」みたいなコメントをリリースしたから、さー大変。もうね、一気に涙腺を溜めていたダムが決壊して、涙の大洪水!!こんな時思うよ、スポーツっていいよな・・・って。

こんなに泣いたのは、対磐田、入れ替え戦での敗戦直後、7歳くらいの女の子が「ママ、ベガルタは大丈夫だよね、負けないよね、ミ―ちゃんも負けないから、ベガルタも大丈夫だよね」と叫んでいたのを見て、貰い泣きした時以来です。

さて、ベガルタの方は順調にキャンプを消化しているとか、何より何よりです。何でも、今期の主たるフォーメンションは1トップとか。監督が代わり、戦術も代わり、しかしながらメンバーは殆ど変りなし・・・。こんな状況で「変化に対するリスクは??」と問われても答えに窮しますが、「このまま何も変わらない・・・」というリスクを考慮した場合は、「この変化に活路が見いだせれば・・」と思っているベガルタンです。

昨年の順位が実力とするのなら、一昨年の順位も実力とみなす事に整合性はあります。問題は、ここ1~2年で実力が急激に衰えているか否か?でしょう。個人的に「いくらナイスミドルなチームとは言え、そこまで急激にチーム力が衰えているとは思えないのだが・・・」と思っており、そのような状況でチームにアーノルドという新しいスパイスが加わったのですから、大事なのは「このスパイスがチームに上手く溶け込めるかどうか・・・」だと思っています。出来れば、上手く溶け込んで、絶品なチームになって欲しいですな。

なんでも、メディア等での「残留争い」における仙台のポジションは「徳島・甲府・鳥栖・仙台」の四天王ということであります。これを見た時に「おいおい、それはチーム総予算の下位四天王と、全く同じじゃないか!!金は大事だけど、それだけじゃねーだろうが、サッカーは!!」と憤慨しました。まあね、チームの総予算だけを見れば、昇格してきたガンバや神戸を追撃するのは骨が折れるし、大宮・川崎・柏には最初から敵わないし、開幕戦の相手である新潟にも手が届かない現状では「今年仙台は苦しむ・・」という予想を立てられても、ある意味しょうがないのかもしれませんな。

とはいえ、現時点で「ベガルタにネガティブな要因はない」と思っていますまで、どんなに仙台の評価が低くてもノーロブレム、全く問題ありません。だいたいにして、開幕前からネガティブになっていたのでは、シーズン通して体がもたないからね。とりあえず、「タイトルを獲れよ!!」みたいな事は言わず・思わず、「とりあえず、シーズン中盤まで、ひょっとしたら・・・」と思わせてくれるだけで今年は十分です。

2014年2月5日水曜日

今年も年チケを考える

ベガルタンの周りに、1人だけ新規で年チケを購入した後輩がおります。その後輩からは、購入前に「どうしたらいいんですか?」と、何度となく訊ねられたので、その都度「買わないと言う選択肢はない!!」みたいな感じで、答えときました。チーム収入の大きな柱が“チケット収入”である以上、サポーター1人1人が“チームの営業マン”として活動するのは当然のことです。しかしながら、本当にベガルタの“年チケ”は、お得なのでしょうか?とりあえず、他チームと比較しながら検討してみることにしました。その際、“これはナイスな特典だ是非仙台でも!!”という項目は赤字に、“それは幾らなんでも酷いんじゃない”という項目は青字にしてみました。

甲府 バック指定45000円
1.会員証1枚(カードケース・ストラップ付)
2.ホームゲーム全試合観戦(協力会員除く)
3.ホームゲーム開門前優先入場
4.ホームゲームチケット先行購入(1人4枚)
5.ホームゲーム当日券を前売価格で購入(1人1枚)
6.オフィシャルハンドブック進呈
7.サポーター感謝デーへの参加
8.サポーターショップにて優遇
9.オリジナルグッズ(非売品)プレゼント!

鳥栖 バック指定80000円
(1)ICカードチケットで一般入場より30分早く優先入場可能
(2)ファンクラブ同時入会
(3)抽選で「ファイティングフォト」参加
(4 サガントスオリジナルショルダーバック(非売品)
(5)ワンタッチパスによるグッズ等、オリジナル商品プレゼント
(6)来場の際に「コンプリボン」プレゼント

川崎 メイン指定50000円
◇先行入場権
◇専用入場レーン使用権
◇'13⇒'14プレミアムDVD
◇ACL決勝トーナメント進出時、先行入場権
◇2015年新メインスタンド完成時のシーズンチケット優先購入権
◇お好きな座席を選べる「マイシートサービス」(空いている席から受付順にお好きな席をお選びいただけます)
◇ナビスコカップ・ACL決勝トーナメント進出時、同席購入権

柏 SF指定 55000円
(1)ご購入記念オリジナルグッズ(非売品)プレゼント!
(2)2014柏レイソル公式イヤーブックプレゼント!
(3)ピンバッチプレゼント
(4)オフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」への入会
(5)(チケット譲渡)、来場ポイントを付与いたします
(6)柏サッカー場「シートオーナーズボード」にご希望によりお名前を掲出いたします。
(7)アディショナルチケットサービスをご利用いただけます(有料)

仙台 Sバック指定 68000円
1.20周年記念 黒ユニ10%OFFで購入権
2.先行入場権・同伴入場権
3.ダイジェストDVD
4.オリジナル・トートバック
5.チケット譲渡サービス

正直言って、完売になる事が殆ど無い状況では、“年チケ”に対するプレミア感などはありません。ライトなサポーターであるのなら、仕事で行ける・行けない、天気が良い・悪い、金がある・無い、体調が良い・悪い、と言った状況を加味しながら、その都度購入を考えた方がよほど効率的です。さらに言えば、仙台のチケット価格はリーグでも高価な方であり、柏などと比べたら、一試合あたりの換算で20%程割高でもあります。そんでもって特典(プレミア感)も、そんなに魅力的ではないので、これじゃあ、新規の購入者が中々増えないのもしょうがありませんな。

社長は「年チケは90%ほどの継続率なので、ここから新規を如何にして増やすかだ」と語っています。つまり、現状では前年比マイナスからのスタートなんだから、余程の・・・そうですなぁ~~、アウトレットのバーゲンセールなみ(50~70%OFFなんて当たり前!!)みたいな、プレミア感がないと現実としては厳しいはずです。しかし、そうすると継続組との不公平感が出てしまう・・・。すべてのオーナーにプレミア感を付与するだけの財源は無いし・・何もしない・・・ということも出来ないし・・・毎年減少している売り上げが今年改善される見込みも無いし・・・、どうしたものか・・・、きっと、ベガルタの営業部隊は辛い日々を過ごしているはずです。もっとも、それはこっちの勝手な見方であり、現実は“お気楽営業部隊、なんとかなるさーズ”の可能性はあります。

普通に考えれば、万人に公平な特典を付与する事を考えていてはジリ貧になってしまいます。ここは、きちんと年チケ継続組に敬意を払い、チームの状況を話し、新規組だけにスペシャルな特典を付与してみてはいかがでしょうか?例えば・・・

新規で年チケを購入すれば30%ディスカウント!!
新規で年チケを購入すれば黒ユニ30%ディスカウント!!
新規で年チケを購入すればユアスタで使える商品券5000円付与
新規で年チケを購入すれば選手の奥さんの手作り料理を試食できる
新規で年チケを購入すればベガッタ君が自宅をご訪問
新規で年チケを購入すればベガチアと合コンできる(お持ち帰りもOK)
新規で年チケを購入すれば8月のナイタ―でビール飲み放題

とにかく、不公平感をおそれず、新たな戦略を描く時期に来ていることだけは事実です。何もしない・・・という選択肢はないのだから、新規に対しては何らかの「えっ、マジッ?だったら買ってもいいかな・・・・」と思わせるぐらいの特典を、出し惜しみせず、ドドォーーンと出さねば堅くなっている財布の紐を緩める事など出来ません。まだまだアイデアはあるんだけど、こんな時は「百人寄れば文殊の知恵」作戦が有用です。多くのサポーターで考え、新規の顧客を獲得したいですな。

2014年2月3日月曜日

セレ女に想う

先日、後輩たちがランチタイムに集まって何やら“和気あいあい”と話し合っていた。30代までのベガルタンなら「えっ、何々?お前たち何を楽しそうに話し合ってるんだ?」と、進んで参入していたのだが、40代となってからは遠慮するようになってしまいました。もうね、20代・30代の会話に無理やりシンクロしようとすると、メチャクチャ疲れるのよ。何気ない会話でさえ、恐ろしいほどの“ジェネレーションギャップ”を感じざるを得なくなった以上、敢えて若者たちの会話を邪魔しなくてもいいよな・・・と思う事は当然であります。

だってさー、甲子園って言えばベガルタンは「桑田・清原」だし、バスケで言えばマジック・ジョンソンとラリーバードだし、ゴルフで言えばジャンボだし、アイドルで言えばキョンキョンだし、女子3人組ユニットなら少女隊だし、巨乳と言えば河合奈保子なんだけど、もうね、飲み会でそう主張しようものなら「誰ですか?その人?」と宇宙人扱い。歳月の移ろいは万人に平等なれど、40代を超えてからの移ろいは、残酷なまでに早すぎます。まさか、キョンキョンのアイドル時代の可愛さを知らない奴と、酒を飲むようになるとは思わなかったよ。

そんな訳で、後輩たちの会話を邪魔することなく横をスル―しようと思ったら、後輩の吉岡が「リーダー、セレ女について話してるんですけど、先輩はどう思ってますか?」と話しかけて来た。ベガルタンが今現在、ジェネレーションギャップを感じない唯一の話題である「サッカー」であれば、後輩たちの輪に入って行けそうです。いいよね、共通の話題や趣味があるって。

さて、不意に“セレ女をどう思うか?”と問われても、柿谷や若手の選手をこよなく愛するを女子セレッソサポの総称・・・としか答えようがない。ここで、わざとらしく「セレブな女の子」とでも言おうものなら、エアーコントロールされている室温が-10℃ダウンする事は確実である。

自分「どうしたんだ?急に?」
吉岡「先週のスカパーでセレ女を特集してたもので・・・」
事務佳代「あっ、それ、私も観ました」
事務裕子「そう言えばNHKでも報道してましたよ」
自分「えっ!?NHKでも報道してんの?」

吉岡「で、そのブームを仙台でも無理屋の作れないかな・・と思って」

裕子「観客を増やしたかったら、何らかのムーブメントが必要ですよね」

吉岡「サッカーの上手いジャニーズを加入させる方法は、どおっすか?」

自分「駄目だ、こう言うのは邪道ではなく王道じゃなきゃダメだ。自ら育てたユース年代が実力を付けてトップへ上がり、チームが強くなると共に、代表へと駆け上がる・・・そんなサクセスストーリーがあってこその“セレ女”なんだぞ」

佳代「仙台では“仙女”は女子プロレスですからね」
吉岡「じゃあ“ベガ女”では?」
自分「ベガ女の響きが“便所”と似ているから却下」
裕子「中々、難しいんですね」

セレ女というワードが市民権を得つつあり、それに伴ってセレッソの順位と観客動員は上げ上げ。観客動員で苦しんでいるチームが多い中、まさに羨ましい展開である。そこで「ベガルタにもセレ女を作って、なんとか仙台にもムーブメントを・・」と考える姿勢は評価すべきであろう。そう言えば、今期のチーム観客動員数の目標がリリースされた。それによると・・・

「入場者数の目標を平均約14571人。昨季は平均約14000人だったので、1試合平均で約562人増が最低限の目標」ということです。

この数字を見て「えっ!?こんだけなの???」と思うか、それとも「ふむふむ、まっ、妥当な数字だな」と思うかは人それぞれだが、今期の決算は“入場者数の平均約14571人”によって立てられています。つまり、この数字のブレによって、今期の決算が大きく変わってくるのです。去年のような成績で観客動員が落ち込めば悪くなり、間違って上位争いでもしようものなら良くなる・・・・。可能であれば、良い方向にブレて欲しいものですな。

最後に、ベガルタ版“セレ女”のネーミングの試案ですが、もしも、本当にもしも、ベガサポにも“セレ女”のようなムーブメントが起こった時のネーミングは “Vガール(ブイガール)”なんて言うのは、いかかでしょうか?