2014年8月27日水曜日

ベガゼミの開校

これは仙台近郊に新設された私立天の川大学、経済学部 経済学科教授 織部元(おりべ がん)が講師となっているゼミの教室である。このゼミでは、多角的にプロスポーツが及ぼす地域経済への影響について、週一で闊達な議論が行なわれています。本来であれば、楽天やバスケの89ズなどについても議論しなければならないのだが、織部のゼミでフォーカスするのはベガルタのみ。だから、ゼミの通称は「ベガゼミ」。そんなディープでチークなサークルには、個性豊かな学生が集まってくる。一体、どんな講義をしているのか?今日はその一端をご覧頂こう。


教授織部 それでは前回に続き、残留争いについて、大貫がまとめて来たレポートを土台にして議論してゆこう。じゃあ、大貫、頼む。

ゼミ学生 大貫

現在の仙台が置かれている状況はと言えば・・・
勝ち点25 12位 得失点差 -12 であります。
残り試合数が(13試合)と言う事を考えれば、決して楽観する余裕などはなく、どちらかと言えば「終盤戦でヒリヒリしそうな予感」で満タンです。ただし「アーノルド体制の暗黒と連敗時代を体験した事を想えば、ギリギリの線で踏ん張っているよな・・・」とも言え、異常なほどに出てしまった故障者で苦しんだことを踏まえれば「確かに、現状は苦しい、しかし、よく、ここまで盛り返したとも言える。4月の時点では『今年、徳島と仙台は確定。残り1枠の残留争いだ』と言われていた事を鑑みれば、そこそこ頑張ってるよ・・・」という感じじゃないでしょうか。

さて、大切なのは過去ではなく未来なので、ベガルタの場合で言えば「残り13試合で反転攻勢が出来るか否か?」です。こんな事を言うと「反転攻勢もいいけど、早めに残留決めてくれや・・・」と考えられる方も多いかもしれませんが、個人的には「13試合で、勝ち点15をゲットするのは、そんな無茶苦茶キツくない」と考えているので、ここから残留争いというネガティブな戦いにフォーカスする必要性など無い!!というスタンスです。

ないでしょ?故障者も帰って来て、ハモンは未知数だけど野沢などをシーズン途中で獲って、監督の戦術も浸透&リバイバルして、選手層や戦略にも厚みが出始めて、そんでもって何気に涼しくなってきて・・・・。このような状況になって、仙台の勢いがマイナスに作用しますか?連敗しますか?勝てなくなりますか?バス囲みますか?愛は死にますか?なんないでしょ?どう考えてもなんないでしょ?

現実的に考えれば、17位の大宮が勝ち点40を得ようと思えば「13試合で24点」の上積みをしなければならず、セレッソや甲府などは「13試合で19~20点」をゲットしなければなりません。もちろん「セレッソや大宮は一度波に乗れば・・・」という考えもあるけど、ここまで波に乗れなかったチームたちが、9月となって一斉に波に乗っちゃう可能性は激低のはずです。ないでしょ?9月になったら、甲府もセレッソも大宮も名古屋も清水も、揃ってワッショイ・ワッショイ!!とは・・・あったらあったで、それは上位陣が総崩れになると言う事だから、それはそれで楽しいんですけど。

話がそれてすみません。えー、トップの浦和が「21試合で勝ち点41」ということは、平均すると「トップグループが一試合で得る勝ち点は約2」と言う事になります。このまま、こんな感じで行くと「優勝チームの勝ち点は65点ぐらい」です。ここ2~3年の優勝争いの勝ち点は63~64、そんでもって何気に徳島と大宮が厳しそうで今年も同じような勝ち点で残留が争われる・・・と言う事を踏まえれば、残留争いのトレンドは『2弱+混戦型』の、2010シーズンに似通うのではないか?と考えております。

教授織部 残留争いの2010シーズン型とは?

ゼミ学生 大貫
残留争いの2010シーズン型とは、早めに2弱チームの降格が決まり、残りの1枠を4~5チームで争うパターンです。降格を争うと言うと、論理的におかしいのですが、このように複数のチームで降格と言う「ババ抜きゲーム」が行なわれる場合、敗者(降格)にフォーカスすべきと考え、敢えて「降格を争う」という表現にしてみました。それでは、手元にお配りした資料1をご覧ください。
資料1
残留争いの2010シーズン  残留争いの2014シーズン

12位 大宮 勝ち点42   12位 仙台 勝ち点25
13位 山形 勝ち点42   13位 清水 勝ち点24
14位 仙台 勝ち点39   14位名古屋 勝ち点23
15位 神戸 勝ち点38   15位 甲府 勝ち点21
16位 東京 勝ち点36   16位 C大 勝ち点20
17位 京都 勝ち点19   17位 大宮 勝ち点16
18位 湘南 勝ち点16   18位 徳島 勝ち点12
このように、あくまでもデータ的には類似性が顕著であります。となると、今年の残留争いは終盤まで大混戦になる可能性が高いと推測されます。

ゼミ学生 白鳥 「チョット待ってください、先ほど、仙台は大丈夫だと言っておきながら、今度は「大混戦の可能性」に言及、矛盾してませんか?」
教授織部 「どうなんだ?大貫」
ゼミ学生 大貫 「その答えを導く為に、資料2をご覧ください」


ゼミ学生 大貫が用意してきた資料2には、どのような論文やデータが記載されているのであろうか?この続きは、読んで下さった方々の評価が高ければ書き込みます。

ここで突然ではありますが、ベガゼミでは、一緒にベガルタを語るメンバーを募集します。数年前にも、SNSなどを使っての交流を考えましたが、仕事が忙しくて頓挫。ようやく、余裕も出て来たので、互いにラインなどのSNSのグループ機能を使って、浦和レッズサポの「浦議」のようなコンテンツを作り、現在進行形のゼミを開きたいと考えております。通称は「ベガゼミ」です。内容として現在考えているのは・・・
1.試合後翌日、内容や結果に対する意見交換
2.年1回のオフ会(飲み会)
3.優勝した時は翌年のキャンプ見学で宮崎旅行

結構マジで考えているので、多くの方のご参加をお待ちしています。とりあえず、浦議のようなHPも作りたいので、そっち関係に詳しい方の、ご参加やご協力があれば助かります。維持する金は、ベガルタンがスポンサー集めを頑張るから、とりあえず、会社の後輩以外の仲間が数名でも集まっていただければ、心強いです。ベガゼミ、可能であれば、立ち上げて発展させたいですな。

2 件のコメント:

  1. いつも楽しく読んでます。
    タカです。
    シルビーニョとは会ったんですか?
    もし会ったのなら感想をお聞かせください。
    よろしくお願いします。

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    1. ベガルタン2014年8月28日 9:59

      ご無沙汰ですな

      正確に言うと、会ったのではなく
      至近距離で見た・・・と言う感じです
      他の人は積極的に奥さんや子供をダシに使って
      フレンドリーな展開に持っていってましたが
      私はシルビが5mの至近距離に来た瞬間フリーズ・・・
      握手もサインもダメでした。
      こんなことは、東京駅で松田聖子と会った時以来です
      まっ、それでも、いい思い出です。

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