2014年8月18日月曜日

清水戦

いやぁ~~~、良かったですな、昨日のドリームマッチ。しかしながら、その書き込みは明日にするとして、まずは清水戦であります。こっちの試合も、違った意味でイリュージョンでしたからな。

この試合に臨むにあたっての、ベガルタンの率直な思いは「野沢のスタメンは楽しみだし、大海の復帰も何気にワクワクなんだけど、ここに来てのウイルソン・赤嶺の故障は痛いよなぁ~~」でありました。これは個人的な意見ではなく、ベガサポの総意だと思っているんだけど「ウイルソン⇒武藤の交代で攻撃力は15%ダウンする」と考えています。なので、この試合のポイントを絞れば2つしかなく
1.野沢と前線の選手との連係
2.大海の試合勘と状態を加味したスピリット
でしょうな。

ベガルタンの考えでは「2位となったシーズンで大海の離脱が無ければ、最後まで広島と優勝を争って行けた」との思いはあります。素人目に見ても、大海が入ると守備のラインは2~3mは高くなります。この2~3mを「たった、それだけ・・・」と感じるのか、「えっ、そんなに??」と思うのかは、人それぞれなんだろうけど、常にセンターライン付近で観戦しているベガルタンからすれば「おいおい、こんなに高くて大丈夫なのか?裏取られたら一発じゃないか・・・」と不安になります。

そりゃあね、大海のラインコントロールと裏のスペースをカバーする能力は、前監督だった手倉森氏のお墨付きがあるのは知っているよ。だけどさー、それは(心技体)のトップコンディションである時だよね。この日に関しては、1年9カ月ぶりの出場だし、野沢たちとの連係だって本物じゃないだろうし、そんでもって思いっきりスリッピーなピッチコンディションでは、「いくらお墨付きがあるとはいえ、流石に今日は・・・」って思っていました。

結果として、マズマズの復帰戦だったようには思います。ラインコントロールのメリハリと安定感は、「広大・鎌田ラインよりも13%」ほど安定し、ラインが高い分、中盤でのボール保有率も上がり、結果として野沢やリャンが前を向いてプレーする機会が増えました。先制点の起点も野沢だったのは、チームとして考えていた戦略通りだったはずです。しかしながら、大海本人も言っていたように「2失点に絡んでしまった」という事実もあるので、とうてい合格点は出せません。「大海は、もっと、やれる子」と信じているベガルタンからすれば、そうですなぁ~~、58点ぐらいですかな。

3~4年前、松下や太田や柳沢などがチームに加わった時、ベガルタンは「太田や松下、それと場合によっては柳をベンチに置けるなんて・・・選手層も厚くなったよなぁ~~」と思っていました。しかしです、この日の仙台は赤嶺や佐々木や八反田や石川は故障で、ウイルソンと柳はバックアップメンバー。結果的にベンチメンバーだった二見と鈴木などはベンチらすら入れず。ゆっくりとではありますが、仙台のチーム力も確実に上がって来ているようです。ただ、これらの感想は直感なので、現実的なデータで3年前の、この時期に行われた鹿島戦のメンバーと比較してみましょう。

2014

菅井・大海・鎌田・石川
梁・太田・角田・富田
野沢・武藤
ウイル・柳・ハモン・武井・村上・広大・桜井

2011

菅井・チョ・鎌田・田村
松下・富田・高橋・関口
太田・赤嶺
梁・細川・原田・柳・中島・中原・桜井
11年、この時ベガルタは、この選手層で4位となりました。だとしたら、他チームとの比較があるとはいえ、今年のメンバーで降格などあってはならない・・・。そう考えるのは、傲慢でしょうか?

野沢が入って、チームにどのような化学変化が起きるのか?この結論を、たった1試合で結論付けるのは危険です。確かに清水戦では良かったのでしょう。ただし、これは「野沢が良かった・・・」と言えるかもしれませんが、反面「清水が想像以上にダメダメだった・・・」という可能性は捨てきれません。続く、神戸・横浜戦で同じような結果が出た時、ベガルタンも「スタップ細胞は無くても、野沢と大海が加わっての化学変化はあります!!」と断言できます。マジで、断言したいところですな。

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