2014年8月29日金曜日

ベガルタン、不安になる!!

えー、明日は横浜戦ですが、不思議なほどに「よおーーーし、絶対勝ってやる!!」みたいな心の高揚感はありません。どちらかと言えば「あっ、明日はもう試合なんだ、勝って欲しいよ・・・」みたいな、何気に人任せと言うか、なるようにしかならないしな・・・という、淡々とした気持ちであります。あれ?この感じは・・・・ひょっとしたら昨年後半に経験した、優勝も無いし・ACLもないし、カップ戦も負けちゃったし、降格も無いし・・・・という状況を初めて経験した時に感じた「消化試合症候群」と同じじゃないのか?

個人的に残留には何の不安も無いので、後は上を目指すだけだと思っています。こんな事を書くと「なんだよ、おめでたいくらいの楽観主義者じゃねーか?仙台だって、まだまだ降格の芽はあるって・・・」と思われるかもしれませんが、ここに来て、残留を争っていると思われるライバルチームと仙台を比較した場合、「故障者の復帰、戦術の浸透、補強などの状況を見れば、仙台のチームコンディションの伸びはライバルチームを絶対に凌駕している」という自負があるので「降格の芽なんて1mmもねーー!!」と考えていますけど、何か文句はありますか?

そうなると、降格が考えられない状況で「現在の順位をどう見るか?今後の結果予想をどう考えるか?」が、試合を観戦する上で、そしてモチベーションを維持する上で大事な要素になってきます。普通なら、横浜戦を前にすれば「中村や中澤や斎藤たちが来るのかぁ~~厳しい戦いになるけど、絶対に負けらんねー!!」ってなるのよ。だけど、今現在の正直な気持ちを言わせてもらえば「あれ?そう言えば、試合は明日?ひょっとしたら横浜戦?ナイターだっけ?それともデーゲームだっけ?」みたいな感じなのです。信じられないでしょ?ベガルタン本人も信じられませんから。

何度も言いますが、ここに来て、仙台のチームコンディションは確実に上げ上げです。ウイルソンが復活し、赤嶺も戻りそうだし、大海の実戦勘も3試合目だから期待できるし、野沢とのコンビネーションも構築されてきそうだし、涼しいからリャンや太田のコンディションも良さそうだし、カップ戦が無いから日程も楽そうだし、菅井や石井がダメだったら直ぐに村上が入れるし・・・。となると、後は他チームとの比較のみだけです。ここで、今後数試合の日程を確認すると・・・

横浜・新潟・鳥栖・鹿島・川崎・東京・浦和・名古屋・・・
あれ?厳しい?厳しい?厳しいよね?ちょっと大変だよね?

えー朝日新聞じゃないけど、書き込んだ記事は間違いだったので、ここで誤用を認め、訂正いたします。仙台の残留は、ちっとも安全パイでも、不思議なピーチパイでもありませんでした。メッチャ、不安です。横浜とは引き分けそうだし、新潟や鳥栖とは最近相性が悪いし、鹿島は強そうだし、東京は勢いがあるし、浦和は首位だし、名古屋は選手層の厚みが戻って来たし・・・。なんか知らないけど、書き込んでいるうちに、滅茶苦茶不安になってきました。そして、幸いにも試合に向けてのモチベーションも上がってきました!!皆さん、応援頑張りましょう。

明日は横浜戦、ビート横浜!!

2014年8月28日木曜日

ベガゼミ 2

ここは仙台近郊に新設された私立天の川大学、経済学部 経済学科教授 織部元(おりべ がん)が講師となっているゼミの教室。このゼミでは、多角的にプロスポーツが及ぼす地域経済への影響について、週一で闊達な議論が行なわれている。本来であれば、楽天やバスケの89ズなどについても議論しなければならないのだが、織部のゼミでフォーカスするのはベガルタのみ。だから、ゼミの通称は「ベガゼミ」。そんなディープでチークなサークルには、個性豊かな学生が集まり、データを元に活発なディベートが行われていた。

ゼミ学生 大貫 「下記のデータは、2005シーズン移行、降格チームが『2弱+混戦型』になった時のみにフォーカスしたものです」

  2009年       2010年       2011年
16位  柏  34点   16位 東京 36点 16位 甲府 33点
17位 大分 30点  17位 京都 19点 17位 福岡 22点
18位 千葉 27点  18位 湘南 16点 18位 山形 21点

09年柏、そして翌年に東京が降格した時、多くのサポーターは「まさか、あのチームが・・・」と驚きを禁じ得ませんでした。結論から先に言うと『2弱+混戦型』のリーグ戦の場合、16位の降格チームは「まさか・・・」のチームになる場合が多いということです。

ゼミ学生 美咲 「チョット待ってください、そのように結論付けるには、データ数が不足してるんじゃないですか?それに、11年の場合における「甲府・福岡・山形」は比較的順当と言えるのではないでしょうか?」

ゼミ学生 大貫 「04年以前はチーム数が16だったので、敢えてデータから外しました。11年の場合で言えば、15位チームは浦和であり、甲府との勝ち点差は「僅か3点しか無かった」と言う事実を見逃す事は出来ません。柏や東京が降格した時は、みんな思いましたよね「まさか・・・」と。私は、今年も、このパターンではないのか・・・と推測しています」

教授織部 「おもしろい考察だ。では大貫、結論から言って、今年の「まさか」は、どのチームなんだ?」

ゼミ学生 大貫 「セレッソです」
ゼミ学生 一同 「おぉーーーー」

ゼミ学生 吉竹 「確かに、セレッソの現状は厳しいものがありますが、フォルランや蛍などスキル値の高い選手は多く、その上、それでも足らないと見るや今度は2億円でカカウまで補強。ここまで戦力補強をして、「まさか・・」は無いでしょう、普通。甲府の選手人件費の総額は分かりませんが、この2人で、ひょっとしたら甲府の総人件費と匹敵してるんじゃないですか?ここまでして降格なんかしたら、「ドブ川に金を捨てる」ようなもんです。世の中金だ・・と言うつもりはありませんが、それはいくらなんでも強引な推測では・・」
ゼミ学生 白鳥 「13年のデータによると、甲府の人件費は約7億です」
ゼミ学生 一同 「おぉーーーーだいたい同額じゃないか・・」

ゼミ学生 大貫 「ここで大切なのは、客観的な事実です。柏も東京も比較的資金は潤沢で、総人件費で言えば、この2チーム以下であったチームが存在していた・・と言う事なんです。『2弱+混戦型』ではありませんでしたが、浦和やガンバが降格した時は、誰だって「まさか・・」と思ったはずです。浦和は誰が見ても資金的にはトップですし、ガンバだって資金的には上位のはずです。しかし降格してしまった・・・。ここから言える事は、財務的なサポートは残留する為の必要条件かもしれませんが、絶対条件ではない・・ということなんです」

教授織部 「確かに、3年前の仙台や、今年の鳥栖の頑張りをみれば、絶対条件ではないのだろうけど、だからって、財務的な裏付けというかサポートの普遍的な必要性は認めざるを得ないんじゃないのか?」

ゼミ学生 大貫 「もう一点、抑えなければならないのは、監督の交代が遅く、今現在でも、新監督の戦術が全くと言っていいほど浸透してないんです」

ゼミ学生 白鳥 「しかし、いくらなんでも、このメンバーで降格すると断言出来るまでのデータではなよ」

ゼミ学生 大貫 「推測するに至った補助的な理由としては、そのように苦しいチーム状況の中で、リーグ戦、天皇杯、ナビスコ杯、これらを同時並行して戦わねばならないからです。セレッソの日程は下記の表にまとめました」
リーグ8/30 神戸
ナビ 9/3  川崎
ナビ 9/7  川崎
天皇 9/10 磐田
リーグ9/13 柏
ゼミ学生 一同 「おぉーーーーキツイ・・・」

ゼミ学生 大貫 「ちなみに、同じ時期の仙台の日程は・・・」
リーグ8/30 横浜
リーグ9/13 新潟
ゼミ学生 一同 「おぉーーーー超楽・・・」

ゼミ学生 大貫 「一番戦術を浸透させねばならないこの時期に、次から次へと試合の連チャン。しかも、大阪はまだまだ暑いですからね、30度オーバーですからね。なので、今年の場合で言えば、天皇杯の日程も、セレッソ降格を後押ししているのではないかと・・・」

とりあえず、来週につづく。明日はマリノス戦について書きこみます。

引き続き、ベガゼミでは受講生を募集しております。気楽にメールをくださるとありがたく、最終的には浦議の様なHPを作成して、ベガサポ同士の闊達な意見交換の場所を作れれば・・と考えております。

2014年8月27日水曜日

ベガゼミの開校

これは仙台近郊に新設された私立天の川大学、経済学部 経済学科教授 織部元(おりべ がん)が講師となっているゼミの教室である。このゼミでは、多角的にプロスポーツが及ぼす地域経済への影響について、週一で闊達な議論が行なわれています。本来であれば、楽天やバスケの89ズなどについても議論しなければならないのだが、織部のゼミでフォーカスするのはベガルタのみ。だから、ゼミの通称は「ベガゼミ」。そんなディープでチークなサークルには、個性豊かな学生が集まってくる。一体、どんな講義をしているのか?今日はその一端をご覧頂こう。


教授織部 それでは前回に続き、残留争いについて、大貫がまとめて来たレポートを土台にして議論してゆこう。じゃあ、大貫、頼む。

ゼミ学生 大貫

現在の仙台が置かれている状況はと言えば・・・
勝ち点25 12位 得失点差 -12 であります。
残り試合数が(13試合)と言う事を考えれば、決して楽観する余裕などはなく、どちらかと言えば「終盤戦でヒリヒリしそうな予感」で満タンです。ただし「アーノルド体制の暗黒と連敗時代を体験した事を想えば、ギリギリの線で踏ん張っているよな・・・」とも言え、異常なほどに出てしまった故障者で苦しんだことを踏まえれば「確かに、現状は苦しい、しかし、よく、ここまで盛り返したとも言える。4月の時点では『今年、徳島と仙台は確定。残り1枠の残留争いだ』と言われていた事を鑑みれば、そこそこ頑張ってるよ・・・」という感じじゃないでしょうか。

さて、大切なのは過去ではなく未来なので、ベガルタの場合で言えば「残り13試合で反転攻勢が出来るか否か?」です。こんな事を言うと「反転攻勢もいいけど、早めに残留決めてくれや・・・」と考えられる方も多いかもしれませんが、個人的には「13試合で、勝ち点15をゲットするのは、そんな無茶苦茶キツくない」と考えているので、ここから残留争いというネガティブな戦いにフォーカスする必要性など無い!!というスタンスです。

ないでしょ?故障者も帰って来て、ハモンは未知数だけど野沢などをシーズン途中で獲って、監督の戦術も浸透&リバイバルして、選手層や戦略にも厚みが出始めて、そんでもって何気に涼しくなってきて・・・・。このような状況になって、仙台の勢いがマイナスに作用しますか?連敗しますか?勝てなくなりますか?バス囲みますか?愛は死にますか?なんないでしょ?どう考えてもなんないでしょ?

現実的に考えれば、17位の大宮が勝ち点40を得ようと思えば「13試合で24点」の上積みをしなければならず、セレッソや甲府などは「13試合で19~20点」をゲットしなければなりません。もちろん「セレッソや大宮は一度波に乗れば・・・」という考えもあるけど、ここまで波に乗れなかったチームたちが、9月となって一斉に波に乗っちゃう可能性は激低のはずです。ないでしょ?9月になったら、甲府もセレッソも大宮も名古屋も清水も、揃ってワッショイ・ワッショイ!!とは・・・あったらあったで、それは上位陣が総崩れになると言う事だから、それはそれで楽しいんですけど。

話がそれてすみません。えー、トップの浦和が「21試合で勝ち点41」ということは、平均すると「トップグループが一試合で得る勝ち点は約2」と言う事になります。このまま、こんな感じで行くと「優勝チームの勝ち点は65点ぐらい」です。ここ2~3年の優勝争いの勝ち点は63~64、そんでもって何気に徳島と大宮が厳しそうで今年も同じような勝ち点で残留が争われる・・・と言う事を踏まえれば、残留争いのトレンドは『2弱+混戦型』の、2010シーズンに似通うのではないか?と考えております。

教授織部 残留争いの2010シーズン型とは?

ゼミ学生 大貫
残留争いの2010シーズン型とは、早めに2弱チームの降格が決まり、残りの1枠を4~5チームで争うパターンです。降格を争うと言うと、論理的におかしいのですが、このように複数のチームで降格と言う「ババ抜きゲーム」が行なわれる場合、敗者(降格)にフォーカスすべきと考え、敢えて「降格を争う」という表現にしてみました。それでは、手元にお配りした資料1をご覧ください。
資料1
残留争いの2010シーズン  残留争いの2014シーズン

12位 大宮 勝ち点42   12位 仙台 勝ち点25
13位 山形 勝ち点42   13位 清水 勝ち点24
14位 仙台 勝ち点39   14位名古屋 勝ち点23
15位 神戸 勝ち点38   15位 甲府 勝ち点21
16位 東京 勝ち点36   16位 C大 勝ち点20
17位 京都 勝ち点19   17位 大宮 勝ち点16
18位 湘南 勝ち点16   18位 徳島 勝ち点12
このように、あくまでもデータ的には類似性が顕著であります。となると、今年の残留争いは終盤まで大混戦になる可能性が高いと推測されます。

ゼミ学生 白鳥 「チョット待ってください、先ほど、仙台は大丈夫だと言っておきながら、今度は「大混戦の可能性」に言及、矛盾してませんか?」
教授織部 「どうなんだ?大貫」
ゼミ学生 大貫 「その答えを導く為に、資料2をご覧ください」


ゼミ学生 大貫が用意してきた資料2には、どのような論文やデータが記載されているのであろうか?この続きは、読んで下さった方々の評価が高ければ書き込みます。

ここで突然ではありますが、ベガゼミでは、一緒にベガルタを語るメンバーを募集します。数年前にも、SNSなどを使っての交流を考えましたが、仕事が忙しくて頓挫。ようやく、余裕も出て来たので、互いにラインなどのSNSのグループ機能を使って、浦和レッズサポの「浦議」のようなコンテンツを作り、現在進行形のゼミを開きたいと考えております。通称は「ベガゼミ」です。内容として現在考えているのは・・・
1.試合後翌日、内容や結果に対する意見交換
2.年1回のオフ会(飲み会)
3.優勝した時は翌年のキャンプ見学で宮崎旅行

結構マジで考えているので、多くの方のご参加をお待ちしています。とりあえず、浦議のようなHPも作りたいので、そっち関係に詳しい方の、ご参加やご協力があれば助かります。維持する金は、ベガルタンがスポンサー集めを頑張るから、とりあえず、会社の後輩以外の仲間が数名でも集まっていただければ、心強いです。ベガゼミ、可能であれば、立ち上げて発展させたいですな。

2014年8月26日火曜日

バナナ問題と神戸戦

世間では「マリノスサポ、バナナ事件」で、どのような制裁が下されるかに注目が集まっているようですが、これって怖いよね。例えば、ライバルチームサポの振りして、ゴール裏へグループで陣取り、最も熱くなってきた状況で一斉に「バナナを振り乱して相手をバカにする」行為をすれば、それだけでライバルチームに対して制裁が加えられる・・・。

意味も無くゴール裏でバナナを振る・・・そう考える人たちは圧倒的にマイノリティーでしょうが、ベガルタンは時折、冷やしたベガルタバナナをスタジアムに持っていきます。


もしも、ベガルタンが指定席で普通にバナナを食して、そんな時にゴールしちゃって、バナナを振りかざしているところがスカパーのテレビカメラに抜かれたり、ご近所さんから動画を撮られちゃったりしたら、無期限の入場禁止になるのでしょうか?「いや、違うんです!!たまたま、冷やしたベガルタバナナを食している時に、ゴールしたもんだから・・」と言っても、信じてもらえないんでしょうな。

最後に、ベガルタバナナを販売していたスーパーで働いてる知人曰く「こんなことで、バナナにスポットライトが浴びるのは不本意です」と言ってました。バナナには、何の責任もありませんな。

ある意味、やられた方からすれば「テロ」なんだけど、結果的には自チームに制裁金が科される。でも、こんな事は誰でも考えつくから、そうなると「持ち物検査チェック」が厳しくなります。今現在、ユアスタの持ち物チェックは「超ユルユル」で、大変気に入っているんですけど、もしかしたら、次節の横浜戦は厳戒チェックになるのでしょうか?バックの中身を全部チェックされ・・・

係員「ベガルタンさん、これはなんですか?」
自分「いや、あの、それは・・・・」
係員「規則ですので、中身を調べさせて頂きます」
自分「それは、なんでもないですから!!」
係員「規則ですので」
自分「えっ、でも、プライバシーの問題が・・・」
係員「全員行なう事になっているので失礼します」
自分「あっ!!」
係員「レンタルDVD、巨乳女子高生の花園。巨乳義母の誘惑・・」
自分「・・・・・」
係員「どうぞ、お通り下さい・・・」
後ろに並んでいた小学生「お母さん、巨乳義母って何?」
母親「しっ!!黙ってなさい!!」

みたいなことだって、ありえるのではないでしょうか?えっ?有り得ないって?いや、そんなことは・・・、やっぱ、ないですかな。

さて、こんなくだらない事より、神戸戦の感想です。地元メディアの論調では「シュート数は相手チームの倍以上打っていた・・・」とか「組織的な守備は良くなって来た・・・」みたいな感じになっていたようですが、今までは逆パターンで勝ちを拾ってきただけに、その逆パターンで負かされるとショック倍増です。神戸の状況が、どんな感じでいるのかは分かりません。しかし、前半だけに限れば「仙台が良い感じになって来たのか、それとも神戸がダメダメなのか?は、分からないけど、マジで完勝ペースだよ・・・」と思っていました。

後半は守る時間も長くなり、「追加点獲れないと、しんどいよなぁ~~」と思っていたら、裏を取られて失点。これを大海個人の責任とするのは可哀想で、中盤のチェックを含めてのチーム全体の連帯責任でしょうな。大海が加わることでチームの守備ラインは高くなりましたが、なったらなったで、相手チームは当然のように「裏のスペース」を狙ってきます。この部分をフォローする能力が高いと評価されていたのが、大海本人であるはずです。しかし、結果的には、上手くフォロー出来なかった・・・。これが「まだトップコンディションではないから・・・」なのか、それとも「単なる選手寿命の経年劣化だから・・」なのかは分かりませんが、個人的には、まだまだ大海も、そしてコンビネーションもこれからだ!!と思っているベガルタンです。(そうでも思わないと、やってられませんから)

 

セットプレーでは、チームのスキルは大きな意味を持たず、相手を振り切ったところにドンピシャのクロスが来れば、それだけで得点する事が出来ます。その意味でリャンや野沢は強力な武器ですが、それは相手チームにとっても同じことですな。あの失点場面だけを見て「何やってんだ石川!!」と憤慨するのは個人の自由ですが、あそこに行くまでに互いの駆け引きがあり、その駆け引きで上回った神戸の選手に対し、ドンピシャのクロスが来てしまった・・しょうがありませんな。

仙台も、野沢のドンピシャクロスからゴールを奪いました。仙台にだけナイスゴールがある・・・と考えるのは不合理で、それと同じくらいの頻度で相手チームにもチャンスはあります。どんな試合でも、最後は「決定力」が結果を左右する・・・。この日の仙台には、それが無かったのでしょう。

2014年8月22日金曜日

明日は神戸戦ですな

ドリームマッチで、いい感じの余韻に浸っていたら、明日は神戸戦ですか・・。「光陰矢のごとし」とは、よく言ったもので、このスピードで時間が経過するのなら、私が老人ホームで「大人のオムツ」を介護士さん達に装着してもらう日も、あっという間に来ちゃうんでしょうな。可能であれば、ユアスタへ通えるうちに、タイトルをとって「チャンピオーネ」や「ウイー・アー・ザ・チャンピオン」をベガサポと共に合唱したいものです。

相手神戸のチームコンディションはイマイチ分かりませんが、仙台のチームコンディションは確実にアップしていることだけは断言できます。平均すると、2カ月に一度くらいしか練習試合を見学できないんだけど、この前見学した7月の場合だと、確か、怪我人が多過ぎて練習試合さえ出来ず、ユース選手などを借りて10人対10人で、ハーフコートでやっていたような気が・・・。その点、昨日は、FW陣でトップコンディションじゃない選手は居るものの、普通に、トップチームのメンバー同士で練習してましたから。こんな事を書くと「なんだよ、それ、当たり前じゃないか・・」と思われる方も居ると思うんだけど、その「当たり前」が中々出来なかったのが今年のベガルタなんだよね。

基本的に、前節と同じようなメンバーで挑むと思われる仙台。ポイントは、大海のコンディションと、ウイルソンの復活具合でしょうな。実践勘が鈍っていたのか、前節の大海は所々でマークに振り切られ、後手後手の対応になる時が多々ありました。もちろん、ラインコントロールや裏のスペースを埋める動きは合格点だったかもしれませんが、局面局面で相手FWの先手を取って守りきれるのが大海の長所だったはずです。それが、局面局面で後手後手を踏まされる・・・、まだ彼がトップコンディションではない証左なのでしょう。しかし、プロである以上、2度のミスは許されません。その為にも、神戸戦ではマルキやペドロの超強力2トップをチンチンにして欲しいものです。まっ、逆に「チンチンにされちゃった・・・」という可能性があることもは否定しませんがね。

そしてウイルソン。当然のように復活してもらわないと困ります。しかし問題は彼が「誉めて伸びる子か?それとも厳しく叩いて伸びる子か?」が分からないことです。その辺の事が分からない以上、安易な優しさも厳しさも逆効果であり、とどのつまりそうなると「自らのメンタル力」でカバーしてもらうしかありません。こうなると、あのPKの失敗は痛いところですが、そのくらいで萎えているようでは、この先、ベガルタFWの中核としてチームを引っ張っていく事など夢のまた夢。末永く、ウイルソンと共にベガルタを応援したいベガルタンではありますが、それが出来るかどうかは、ウイルソン自身の頑張り次第です。

野沢の加入によって、チームには間違いなく化学変化が起きようとしています。もちろん、その化学変化だって「良い変化」と「悪い変化」の両面があり、現段階では「少なくとも良い変化があった・・・」にしか過ぎない事ぐらいは知っているつもりです。守備はしない、あまり走らない、気分屋等々・・・探せば悪いイメージの言葉は簡単に見つけられますが、それは以前の野沢であって、ベガルタの野沢を表わしてはおりません。彼の、ベガルタ野沢のイメージは、これからプレーする彼自身の頑張りによって、どうにでも変える事が出来ます。「野沢は変わった・・・」と、誰もが思うくらいの変化が起こった時、彼自身の評価もベガルタ仙台の評価も、間違いなく上がるはずと信じています。

何度となく書き込んでいますが、今年の目標は残留です。野沢一人が入って「タイトルを・・・」と思いこむ事は勝手ですが、ナビスコも天皇杯も負けた以上、タイトルを目標とするのは風車に突進して行ったドン・キ・ホーテと同じくらいに愚かなことです。なので、これからの目標もブレずに「とりあえずは安定ラインと言える勝ち点40」であります。現在の仙台は勝ち点25なので「残り14試合で、勝ち点15がマスト」ということになりますが、これって簡単ではありません。本来ならば強気で「神戸・横浜と連勝して、トップグループに追いつくぐらいの根性見せろや!!」と言いたいところですが、ここは冷静に「アウエーの神戸戦、大切なのは負けない事・・・」という考えも必要かもしれませんな。

勝てばデカイけど、負ければイタイ。この状況で勝ちきることが出来れば、ベガルタンは個人的に「祝・残留確定ランプ点灯!!」を高らかに宣言します。降格してしまうチームが、こんな佳境の時に連勝など出来るはずもありません。この夏場の一番厳しい時に連勝出来れば、それはチームコンディションが上がっていればこそです。そして、昨日の練習を見ただけですが、ベガルタンは珍しく「いい感じだよなぁ~~」と思い、チームコンディションの上昇を肌で感じる事が出来ました。出来れば、連勝したいですな。

明日は神戸戦、ビート神戸!!

2014年8月21日木曜日

ベガルタン、シルビストとして決意する!!

「ふぅ~~、今日もお仕事頑張りました」・・・誰も誉めてはくれない事務所に戻る時、最近のベガルタンは上記の様な独り言を呟くようになりました。デスクに戻るなり、明日のアポ状況を部署共有のホワイトボードに書き込む。

10時 郡山のOOテック 植木社長
11時30分 福島OO 常磐部長
13時30分 OOロジステック 笠木さん
16時 白石OO 同道課長
18時 帰社
「何だか知らないけど、明日はタイトだなぁ~~」と思いながら書き込みは終了。すると、それを見計らったように後輩が話し掛けて来た。

後輩 「リーダー、これを見てください」
自分 「んっ、なんだ?英語・・・じゃなく、ローマ字か?ヘッタクソだよなぁ~~これ書いた奴、バカだろう?」
後輩 「いいんですか?そんな事言って?」
自分 「ASHITA RENSHUUJHOO SANZI・・・なんだこれは?」

後輩 「これ、シルビのツイッターですよ。シルビが、一生懸命、明日の3時に泉の練習場へ行くということを、ところどころ間違いながらもツイートしてるんです」

自分「えっ、これってシルビ本人が呟いてんの???」
後輩 「はい、本人です」
自分 「っていうことは、3時に練習場へ行けば・・・」
後輩 「はい、シルビに逢えます・・」
自分 「くぅ~~~~・・・・・」

シルビが時折、ベガサポへ向けてツイートしている事は知っていた。しかし、ベガルタンはツイッターをやってないので、当然のようにフォローはしていない。別に、後ろめたい過去がある訳ではないんだけど、何となくプライベートを詮索されるのが嫌で、ツイッターやフェースブックの類はやらないでいました。だけど、ツイッターやフェイスブックなどによって、こんな素晴らしい情報を得られると分かれば、ベガルタンも考えなければなりません。よって、若干名でもフォローしてくれる人がいるのなら、やってみようかなぁ~~と思うようになりました。どうしますかな・・・。

さて、シルビが練習場へ来る時間帯がピンポイントで分かっているのなら、生涯シルビスト宣言をしているベガルタンとして取るべき行動は一つしかありません。よって、速攻で相手先へ、予定変更の謝罪連絡。そして、ベガルタンの本日のスケジュールは下記のようになったのです。

ベガルタン 8/21 終日、市内営業。

えー、まじめに仕事をしている先輩、同輩、後輩、ごめんね。

私はシルビスト、生涯、シルビを崇拝すると神に誓った哀れな子ヒツジです。

2014年8月20日水曜日

ベガルタンの そこまで言って委員会「CL編」

昨日の昼間、コンビニで弁当を買って帰ったら、後輩たちがベガ系の話題で盛り上がっていた。てっきり、「ドリームマッチ関連の事かな・・・・」と思っていたら、到底そうとは思えない険悪な雰囲気を察知。関わり合うのが面倒だったので、そぅぉーーとスル―しようとしたら、「リーダー、チョット、ここに座ってください!!」と呼び止められたベガルタンでした。話を聞くと、掲示板などでコールリーダー(以下CL)等に対するバッシングがあり、その件について険悪な雰囲気になりつつも、闊達にディスカッションしていたのだった。今日は、この件について「そこまで言って委員会」風に書き込むとします。

辛抱「今日は、定期的に話題となるCLについて、どうすればいいのか?どう関わればいいのか?代えるべきか?代えざるべきか?皆で忌憚のない意見を出し合って頂きます。まず、どうして、こうも定期的にCLは叩かれるんでしょうか?」

宮崎「この人はねぇ~~、普通に応援コールだけしてればいいのに、時折、選手に液体をぶっかけるわ、警備員の帽子を放り投げるわ、みたいな感じで行動がエスカレートするんですよ。だから、叩かれる大きな要因は「CLとして」というよりも、「ベガサポの、ある意味代表格としての人間性」についてが殆どじゃないですか?」

武田「私はね、それはおかしいと思っているんですよ。一体誰が、CLをベガサポの代表と認めたんですか?そりゃあね、熱くなって脱線する行動を取る時もあるでしょう。しかし、我々がCLに求めているのは聖人君子のような行動ではなく、あくまでも応援をリードする事なんじゃないですか?だから、彼に対する評価も「良いコールをしたかどうか?」だけでいいんです」

「私はね、それは違うと思っています。別に聖人君子たれ、というつもりはないけど、一般の社会人として守らなければならないルールやマナーはあるでしょ?それを「試合で熱くなったんら・・」とか「まだ若いから・・・」といって擁護されるべきじゃないんじゃないでしょうか?ベガサポのCLなら、当然、ある程度は周りから注目されるポジションなんだから、だったら、だったで、常識的な行動を取るべきです。それが出来ないから、周りから叩かれるんでしょ?自業自得よ!!」

もえ「えーでも、彼らは震災の時に頑張ったじゃないですか?ボランティアをしたり、CDを制作して寄付したり、そういった事を忘れて、チョット荒っぽい行動をしたことだけにフォーカスして叩くのはフェアじゃないと思います」

ざこば「いやね、それを言ったら、阪神大震災の時に、日本最大の暴力団組織が炊き出しとかをしてましたよ・・・・って話と同じになるんよ。良い人だって悪いことをするし、悪い人だって良い事もする。人間って、そないなことやろ?」

津川「だから、要点は一つなんですよ。彼はCLとして適切か否か?これ一点です。「選手へ液体を掛ける」、「警備員の帽子を吹っ飛ばす」、これはやっちゃいけない事。ただ、震災の時のボランティア活動や、アウエーなどにも必ず行って懸命に応援する、これは良い事。要は、どちらに重きをもってCLを評価するのか?なんです。」

長谷川「これは客観的にみてなんですが、彼、CLはツイッターなどで、本人が自身の意見や考え方をネットに公表してるんです。もちろん、それが本心かどうかは確認しようがありませんが、少なくとも、彼が発するツイートによって結果的に敵を作る要因になっていることだけは言えます」

加藤「私は、CLについて詳しく知らないんですけど、人間性は別として、応援コールのリードはどうなんですか?いいんですか?それともダメなんですか?」

「チョット待って!!よく『CLには人間性を求めない』と言った意見があるけど、それで本当にいいんですか?仮にもリーダーですよ?それでいいの?」

宮崎「そりゃあ、無いよりは、あった方がいいと思うけど、あまりハードルを上げると、次やる人にプレッシャーが・・・」

ざこば「そんなんだったら、覚悟が無い人はやるべきじゃないでしょう。CLは、良くも悪くも注目されるんやから。だったら、彼の他にやれる人はおるの?自分から「僕がします!!」って言う人はおるの?おるんやったら、一回、させてみたらいいんとちゃう?」

長谷川「まさにそこが問題なんですよ。彼を批判すると「他にやれるやつは居るのか?」という議論にすり替わっちゃうんです。彼の代わりが居る・居ないは別の問題で、問題の本質は「彼がベガルタ仙台のCLとして相応しいか否か?」なんです。「彼を代えて代役が居なくなったらどうするか?」という議論は、現在のCLは適役か?という議論とワンセットではなく、あくまでも本質は「現在のCLは適役か?」でしょう。個人的には居なくなったらなったで、出てくるだろうし、それでも出てこなかったら、全て自然発生的な応援コールだけでもいいんじゃないでしょうか?」

ベガルタン「えー、皆様が熱い気持ちでベガルタ仙台を考えていることは、よおーーーく、分かりました。ですが、現在の時刻は12時51分、私、そろそろ食事がしたいのですが、いいよね?」

ベガルタ仙台のCL。良くも悪くも、ベガサポで最も注目を集める存在だけに、その言動にハレーションが起きるのはしょうがありません。もうね、こうなったら自薦・他薦問わず、「新しいCLは俺だ!!私だ!!」のコンテストを開催するしかありません。実際の試合で、決められた時間、応援コールし、審査員10人の総得点で決める。個人的には、ビキニの女性リーダーが現れれば、一生ついてゆく所存です。

2014年8月19日火曜日

レジェンズマッチ

ユヴェントスレジェンズとのドリームマッチ
まさか仙台の地で、このような試合が観れるとは思いませんでした
出てくれた選手もレジェンドならば
試合内容もイリュージョン
今年のベガサポにとって、お盆イベントのフィナーレは最高でしたな

試合内容はエクセレント
そして、時々笑い
この絶妙なハーモニーによって
スタジアムに駆け付けた観衆の胸には
郷愁にも似たセンチメンタルに酔いしれた

レジェンドのプレーに歓喜する者
OB選手の変わらぬプレーに旧懐の情を表わす者
これらの複雑な心境が密接に絡み合い
観るもの全ての心はレジェンドたちのプレーによって
タイムマシーンへ乗せられる事となった

ブランメル時代からのベガサポ
ブランメル時代を知らないベガサポ
降格してからのベガサポ
再昇格してからのベガサポ
それぞれの世代にある 絆の防波堤でさえ
この日の試合に関する互いの感傷には全くの無意味

ユヴェントスのレプユニを誇らしげに着る家族
ベガ浴衣をオシャレに着こなす女の子
ブランメルのレプユニを着こなす紳士と淑女
マルコスやシルビのレプユニに愛情を感じられる者
そんな想いが ぎっしりと詰まった この日のユアスタは玉手箱
時間旅行のスイッチである審判の笛が鳴ったら
後は自然に 個人個人の最も想い入れがある歳月へと戻るだけ

試合後 マルコスとシルビが長めのご挨拶
いつまでも終わることの無いサポーターとの別れに
涙腺と言う名のダムは決壊寸前
何とか決壊はせずに済みそうだと思っていたら
不意にベンチ前で挨拶するシルビと目が合い
シルビの「おやゆび挨拶」でダムは崩壊
体内にあった不純物が全て流れ落ちるくらいに号泣
俺、まだ こんなにも泣けるんだ・・・

最後に
試合には負けたものの
この日はレジェンズの為にオーラの合唱をプレゼント
普段は絶対に歌わない自分でさえ
シルビ達の為に歌いました
このオーラのプレゼントをチョイスしたコールリーダー
グッジョブ!!

2014年8月18日月曜日

清水戦

いやぁ~~~、良かったですな、昨日のドリームマッチ。しかしながら、その書き込みは明日にするとして、まずは清水戦であります。こっちの試合も、違った意味でイリュージョンでしたからな。

この試合に臨むにあたっての、ベガルタンの率直な思いは「野沢のスタメンは楽しみだし、大海の復帰も何気にワクワクなんだけど、ここに来てのウイルソン・赤嶺の故障は痛いよなぁ~~」でありました。これは個人的な意見ではなく、ベガサポの総意だと思っているんだけど「ウイルソン⇒武藤の交代で攻撃力は15%ダウンする」と考えています。なので、この試合のポイントを絞れば2つしかなく
1.野沢と前線の選手との連係
2.大海の試合勘と状態を加味したスピリット
でしょうな。

ベガルタンの考えでは「2位となったシーズンで大海の離脱が無ければ、最後まで広島と優勝を争って行けた」との思いはあります。素人目に見ても、大海が入ると守備のラインは2~3mは高くなります。この2~3mを「たった、それだけ・・・」と感じるのか、「えっ、そんなに??」と思うのかは、人それぞれなんだろうけど、常にセンターライン付近で観戦しているベガルタンからすれば「おいおい、こんなに高くて大丈夫なのか?裏取られたら一発じゃないか・・・」と不安になります。

そりゃあね、大海のラインコントロールと裏のスペースをカバーする能力は、前監督だった手倉森氏のお墨付きがあるのは知っているよ。だけどさー、それは(心技体)のトップコンディションである時だよね。この日に関しては、1年9カ月ぶりの出場だし、野沢たちとの連係だって本物じゃないだろうし、そんでもって思いっきりスリッピーなピッチコンディションでは、「いくらお墨付きがあるとはいえ、流石に今日は・・・」って思っていました。

結果として、マズマズの復帰戦だったようには思います。ラインコントロールのメリハリと安定感は、「広大・鎌田ラインよりも13%」ほど安定し、ラインが高い分、中盤でのボール保有率も上がり、結果として野沢やリャンが前を向いてプレーする機会が増えました。先制点の起点も野沢だったのは、チームとして考えていた戦略通りだったはずです。しかしながら、大海本人も言っていたように「2失点に絡んでしまった」という事実もあるので、とうてい合格点は出せません。「大海は、もっと、やれる子」と信じているベガルタンからすれば、そうですなぁ~~、58点ぐらいですかな。

3~4年前、松下や太田や柳沢などがチームに加わった時、ベガルタンは「太田や松下、それと場合によっては柳をベンチに置けるなんて・・・選手層も厚くなったよなぁ~~」と思っていました。しかしです、この日の仙台は赤嶺や佐々木や八反田や石川は故障で、ウイルソンと柳はバックアップメンバー。結果的にベンチメンバーだった二見と鈴木などはベンチらすら入れず。ゆっくりとではありますが、仙台のチーム力も確実に上がって来ているようです。ただ、これらの感想は直感なので、現実的なデータで3年前の、この時期に行われた鹿島戦のメンバーと比較してみましょう。

2014

菅井・大海・鎌田・石川
梁・太田・角田・富田
野沢・武藤
ウイル・柳・ハモン・武井・村上・広大・桜井

2011

菅井・チョ・鎌田・田村
松下・富田・高橋・関口
太田・赤嶺
梁・細川・原田・柳・中島・中原・桜井
11年、この時ベガルタは、この選手層で4位となりました。だとしたら、他チームとの比較があるとはいえ、今年のメンバーで降格などあってはならない・・・。そう考えるのは、傲慢でしょうか?

野沢が入って、チームにどのような化学変化が起きるのか?この結論を、たった1試合で結論付けるのは危険です。確かに清水戦では良かったのでしょう。ただし、これは「野沢が良かった・・・」と言えるかもしれませんが、反面「清水が想像以上にダメダメだった・・・」という可能性は捨てきれません。続く、神戸・横浜戦で同じような結果が出た時、ベガルタンも「スタップ細胞は無くても、野沢と大海が加わっての化学変化はあります!!」と断言できます。マジで、断言したいところですな。

2014年8月12日火曜日

現状を考える

何でも、移籍のウインドーって、そろそろ閉まっちゃうらしいですな。ということは、野沢の加入以降、獲得選手に対して「火も煙もたたない状態」の仙台からすれば、今年は現有戦力で戦います!!宣言したのも同じであります。まっ、良いか悪いかの見解の相違はあるんだろうけど、個人的には「監督を解任したことが最大の強化」と思っているので、それらを踏まえ「怪我人が戻って来てーの、ハモンがフィットしてーの、そんでもって野沢と村上が自分なりの仕事を全うしてくれれば、残留は行けるんじゃないか・・・」と、思っている今日この頃です。

本来ならば甲府に勝って「ふぅ~~、今日も疲れたよ、かあちゃん、ビールでも出してくれや」といった感覚で、残留争いと言うサバイバルレースと言う神経戦中に「一服(-。-)y-゜゜゜」したかったところですが、サッカーの神様は今年の仙台に、それを許してはくれないようです。まっ、キッカーに神様が居るかどうか知らないけど、日本にはトイレにすら神様が居ると言う事なので、99%の確率でサッカーにも神様は居るんでしょうな。そう言えば、2~3年前には盛んに言われた「仙台の震災ジャッジ」というフレーズも、最近耳にする事はなくなりました。どうやら「震災ジャッジ」には有効期限があったようです。

昨年と比べても、極端に選手層が薄くなった訳ではなく、その上で「村上、ハモン、野沢らをシーズン途中での補強」したんだから、開幕スタートが逆噴射したとはいえ、仙台が今年、滅茶苦茶弱くなったとは思えません。それなのに、中々勝てなくなった要因を無理やり考えるとすれば・・・
1.仙台の選手の賞味期限が切れかかっている
2.仙台よりも他チームのレベルアップが凄かった
3.ただ単に、怪我人が多かっただけ
4.渡邊監督のスキルがイマイチ、もしくは仮免許レベルだから
ぐらいでしょうか。

現状を素人的に観ても、「怪我がちの菅井は言うに及ばず、時折、適正ではない武井が入るSBの陣容に補強は必要だよな・・」とは思っていました。その意味で、村上の加入はナイスです。そうなれば、大海のコンディションしだいで石川をCBと併用できるので、敢えてこの時期にCBを補強する必然性は薄まります。後はもう、攻撃的なウエポンを如何に、そして効果的にシステムなどの戦略と絡めながら投入できれば、何とか頑張れそうなんですが、そう甘くはないんでしょうな、現実は。

ハモンのスキルが未知数だとするのなら、速攻性がある武器は野沢と村上いうことになりますが、これら選手の加入は、間違いなく仙台の選手層を厚くしました。今まではベンチ入りが当たり前だった佐々木や二見や武井ですら、これで、そう簡単にはベンチ入りが出来なくなります。これって大きいよね。ここ数年、ベガルタはシーズン途中での補強に慎重でした。しかし、まだ結果は出てないものの、今年の補強は限りある予算内で頑張った印象があります。

ハモンが覚醒し、中原などが台頭してきたら、武藤ですらベンチ入りが確約されない状況・・・。この状況は間違いなくチームのレベルアップには欠かせません。だとしたら、中々勝てない今は「階段の踊り場」と考えて、チームもサポも我慢するのが得策なのかもしれません。この我慢が年末、実を結んで欲しいものです。

2014年8月11日月曜日

甲府戦

いやはや、負けなくて良かったですな。前半は何気に「おっ、いい感じ・・・」ってな具合だったんだけど、後半になると肝であるボランチ2人の運動量がダウン。そうなるとセカンドボールが奪えなくなって、何となく攻撃の形が出来なくなって・・・って言うか、シュートも打てなくなって、だめよ、ダメダメェ~~~モードに突入!!そこから先は「我慢モード突入!!」であり、マジで「厳しいよなぁ~~」と思いながら見ておりました。

素人的に言えば「流れの良かった前半にゴール出来なかったことが全て・・」と感じております。涼しいからなのか、セカンドボールを圧倒的に支配しつつの、効果的なポゼッション率で「後はいつ、ゴールが生まれるか?」だけが前半の焦点だ・・・と思いながら試合を見ていましたが、今年のベガルタは例年以上に「ここから先」が厳しく、このままでは毎年シーズン後に作られる「ベガルタ仙台ゴール集」の編集が、あまりのゴール数の少なさに「今シーズンはゴール集を編集するほどゴールが生まれなかったので、編纂を見おくらさせていただきます・・・」となる可能性すらありますな。

セットプレーが仙台の強みなのは言うまでもありませんし、後半ラストのコーナーからの攻撃は、この試合の最大の見せ場でもありました。しかしながら、何気に「隠れ見せ場」としては、後半途中から出て来た野沢の「ピンポイントクロス⇒柳沢のヘッド」でしょうな。ダイジェストを見ていた鹿サポの知人から「何となく懐かしいやら嬉しいやらで、ベガルタンさん風に言えば「おしっこ・ジャー!!」的な瞬間でした」とのことです。そう言われてみれば、流れからのシーンだけに絞れば、「野沢⇒柳沢」のプレーは後半唯一の決定機と言っても過言ではありません。ホント、後半は厳しい45分でした。


とりあえず「甲府10番のアクシデント的な一発だけをケアできれば・・・」と思っておりましたが、そこを中々ケア出来ないのが今年の仙台、予想以上に苦しみました。ひょっとしたら、勝てなかった事を嘆くよりも、負けなかった事をポジティブに考えるべき試合だったのかもしれませんな。

最後に、合流から一カ月以上たったハモンですが、期待していいんですよね?

2014年8月1日金曜日

ベガルタン、ダブルで勝負する!!

現在の仙台にとって、後半戦を戦う為には新戦力の獲得はマストであることに論はもちません。何気に獲得したロペスが契約諸事情によりベンチにすら入れず、まさかとは思うけど、このまま、ずぅ~~~と試合に出れずリーグ戦が終わっちゃったりしたら、間違いなく「チョット高価な練習パートナー&ウイルソンの話し相手」となってしまいます。ロペスの獲得が「育成」であるのなら、今年試合に出れなくても・・・でもいいんですが、そんな余裕など今年の仙台には無く、もしもあったとしたら「村上の獲得や噂にのぼっている野沢へのアプローチ」といった戦略自体が真逆となるでしょう。

昨日、大阪支店の後輩からの電話。

後輩「お疲れっす」

自分「んっ!?どちら様ですか?」

後輩「リーダー、それはないでしょう」

自分「ハハハハ、で、どうした?」

後輩「実は、土曜日の大宮戦、どうしたらいいか、今、ロッピーの前で悩んでいるんです」

ここで説明せねばなるまい。この大阪の後輩は、社内でも有名な「toto名人」で、最高で2等を1回、3等ならば当選数は数知れず・・・といった兵(つわもの)なのである。もちろん、それに比例して「買い目」はダブル・トリプルの複数買いは当たり前で、ベガルタンのように「シングル買い」が基本のとは全く違いますが、、、、それでも当てるんだから大したものである。そんなtoto名人の後輩が、ロッピーの前で悩んでいると言う。何故だろうか・・・・

自分「はぁ?何言ってんの?悩んでるんなら、独身貴族の財力を使ってダブル・トリプルで買えばいいだろ?」

後輩「いやぁ~~今回の場合で言えば、(徳島・甲府)戦はダブルで行きたいし、(セレッソ・新潟)戦は絶対ダブルだし、(鳥栖・名古屋)戦もダブルかなぁ~~だし、そうなってくると、(仙台・大宮)戦はシングルで勝負したいから、先輩に助言を頂こうと思いまして・・・」

自分「はぁ?お前、バカか?俺が仙台のホームで、大宮相手に「ん~~、仙台もイマイチ調子が悪いから仙台の勝ち・分け、ダブルでいいんじゃない?」とでも言うと思っているのか?ユアスタでの大宮戦ならば、仙台勝ちのシングル以外、マークシートを塗りつぶす必要性など微塵も無いじゃないか!!」

後輩「でも、情報では怪我人も多く、決して楽勝じゃなさそうだし、前回の対戦では0-4のフルボッコだったじゃないですか?」

自分「いや、アーノルド体制の時とは違うから」


暗黒時代の大宮戦。この時、絶望とは如何なるものか?を初めて知ったベガサポも多い。ハーフタイムにセグウェイに乗って、手を振るリスを見た瞬間、その怒りが頂点に達した・・・との後輩の話を聞いた時、ベガルタンは怒りよりも、哀しみが深くなりました。人生って、辛いね。

大宮も徳島戦で負けてからは、完全に「尻に火がついた」状態に突入し、ついにはバス囲み事件まで発展!!まさに、崖っぷちです。そんな状況ともなれば、後輩曰く「窮鼠猫を噛む、じゃないですけど、栗鼠だって追い詰められたら鷲さえも、ガブリと行っちゃうんじゃないですか?」という指摘も、あながち的外れとは言えまい。仙台と大宮の状態がイーブンであるのなら、絶対的にホームの仙台が有利のはず。しかし、そう言い切れない状況が、大阪の地から見たらあるということを、ベガルタンは大阪の後輩から学びました。つまり、他サポから見れば「今の大宮相手に、ホームユアスタでも、どうなんだろう・・・」と、一般的には思われているのです。

ベガサポからすれば、「ふむふむ、仙台・大宮戦は1のシングル・・・」って、何の躊躇もなくマークシートするんだけど、他の大部分の他サポは「うわぁ~~、仙台・大宮はどうすっかなぁ~~、連続3失点で勝ちきれないチームだけど、ホームだから仙台に・・・・いや、土壇場の大宮の力は侮れないし・・・」って感じなのでしょうな。ウイルソンや赤嶺が絶好調ならば、何の心配もなくオーラを歌う準備をするのでしょうが、揃ってイマイチ・・・じゃなくて、不調と言う噂すらある現状では、楽な試合など望めません。そういう訳ですので、ベガルタンは「仙台勝ち・分け」のダブルで勝負する事にしました。

明日は大宮戦、ビート大宮!!