2014年3月14日金曜日

明日はガンバ戦ですな

何やら、世間は浦和の無観客試合の話題で盛り上がっているようですな。まあね、どこのチームにだって軽率な行動をする輩は居るだろうし、それは他チームサポだって同じでしょう。問題の本質は「チームのマネージメントとして、この弾幕に気がついた時点で、有無を言わず迅速に撤去できなかった」という、浦和フロントの危機管理能力の欠如だと思っております。スタジアム内における運営管理や危機管理はチームの責任です。なので、この弾幕を掲げたサポが一義的な責任を問われるのと同等以上に、チームフロントにも責任があるのは明白であります。でもね、別な視点では「リーグに悪役というか、憎まれ役が1チームくらいあっても、それはそれでいいんじゃね?盛り上がるし・・・」という考え方もありますかな。

さて、そんな事で盛り上がっている暇など今のベガルタにはありません。怪我の角田の代わりは日替わり定食のようで、前節は鎌田、そして今節は武井との情報。まっ、どっちが出ても不安な事に変わりはありません。連続2失点の守備が問題なのか?それとも決定機が少なすぎる攻撃が問題なのか?もしもベガルタンがシェークスピアならば「to be or not to be」というフレーズが出てくるのは確実です。サッカーにおける攻撃と守備は“コインの裏表”なので、どちらか一方が圧倒的に悪い・・・と言う事は考えにくく、おそらくは“そのトータル的なバランス”が微妙に良くないのでしょうな。

ただし、鹿島戦のように“前半のシュート数がたったの1本”は頂けません。その一本がウイルソンの決定機である事には溜飲を下げるけど、それ以外のプレーでは決定機など微塵も無かったと言う事は残念を通り越してショックですな。「ウイルソンが孤立している」「太田が消えている」「ボランチで為が作れない」「サイドバックの攻撃参加が機能しない」等々・・・解説者のコメントを聞くまでもなく、ネガティブな要因は素人でも何気に分かります。しかし、問題なのは“機能してない原因が分からないのではなく、改善する為の解答がない”と言う事でしょう。解答があれば、苦労しないよね・・・。

正直、ガンバがどんだけ強いのか分かりませんが、何気に宇佐美が出れないのはラッキーであります。本来ならば「何だよ、宇佐美が見れねーのかよ・・」と思うべき所ではありますが、今のベガサポに、そんな“心のゆとり”は微塵もありません。そうですなぁ~~、何気に残留争いの中心に居て、残り数試合しかない!!という状況に似通っています。こんな事を書き込めば「何をそんな事・・・心配性だなぁ~~」と思われる方も居るでしょうが、開幕二連戦を見た限りでは「今年のベガルタはタイトル争いをする!!」と思われる方は間違いなくマイノリティー。リスク管理の要諦は「早め・早めの行動」であるのなら、今のベガサポにも「早め・早めの心理的な余裕」はマストアイテムであるはずです。その最たるものが“目先の1勝”であることに論は持ちませんな。

しかしながら、今のベガルタに、目先の1勝を欲する為「ドン引き・堅守速攻」へと舵を切る必要性も必然性もありません。昨年からの継続戦略である「ポゼッションし、パスを繋いで崩しきるサッカー」を、ひたすら目指すという“ブレ無い気持ち”も、同じくらい大切なことであるはずです。じゃあどうすればいいか?この問いへの回答は一つしかなく、それこそ「キャンプからやってきた、いや、昨年のキャンプからチャレンジしている“ポゼッションしパスを繋ぐサッカー”で結果をだす・・・」以外にはあり得ません。

目先の1勝の為に、ドン引きに戻す・・・堅守速攻を貫く・・・これは最悪です。こうなった時は、リーグ戦最終盤の残留争いの中心に居るはずですな。そうならない為にも、明日は勝って欲しい。「まだ3月だぞ・・・」と言う事ぐらいは分かっています。しかし、ベガルタンは「ポゼッションし、パスを繋いで崩しきるサッカー」を継続して欲しいからこそ、目先の1勝を欲しています。経験上、連敗が続けばスポンサーやサポが“ザワ・ザワ”する事は分かっています。そうなったら、継続性もへったくれも無くなってしまうでしょう。ベガルタンはそれが怖いんです。その為にも、明日は勝たねばなりません。本当に、勝って欲しいんです。

明日はガンバ戦、ビートガンバ!!

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