2013年8月30日金曜日

夏バテでも頑張るしかありませんな

仕事がタイトすぎて、ベガルタンはすっかり「夏バテモード」なんだけど、ベガルタも「真夏の三連戦」で△●△とくれば、チームは立派な「夏バテモード突入!!」と断言しても違和感はありませんな。何よりも、この三連戦で奪ったゴール数が「たったの1ゴール」という事象が痛すぎます。つまり、我々ベガサポは「この三連戦で一回しか、シャンゼリゼを歌ってない・・・。タオルをぐるぐる回して喜びを爆発させられない・・・」という、ゴール飢餓状態で夏バテをしちゃったもんだから、なおさら体に堪えるんだよね。

ウイルソンとリャンのコンビで奪ったゴールは見事な物でしたが、セレッソのロングシュートも又見事な物でした。あのプレーでは「あそこでノーマークだんなて、守備は何をやっているんだ?林は何をやっているんだ?」と、ご立腹なサポーターも居るようですが、ベガルタにだけ「ナイスシュートがある」と考えるのは不公平であり、それと同じ回数くらい相手にも「ナイスシュートがある」と考えるのがベガルタン流です。悔しいけど、あれはナイスシュートです。

それにしても思うのは「どうして、こんなに得点の匂いがしないチームになってしまったんだろう・・・」ということであります。ゴール数は「リーグワースト3」をキープ、引き分け数は「リーグトップ」をキープ・・・・。あくまでも個人的なイメージとしては「流れからのゴール数なんて元々多くは無いんだから、問題なのは「仙台の武器」とも言われていた時期があった「セットプレーからのゴールが消滅した」という方を憂慮するべきでしょうな。リャンが直接ズドン!!あるいはCKやFKから赤嶺などがヘッドでズバン!!こういったゴールが無くなってから、トータルとして「仙台の攻撃力が著しく減退した・・・」と考えています。

元来、仙台は「堅守速攻」をチームの土台にして成長を続けてきました。しかし、そこから更にチーム力を上げようと思ったら、同じ戦術を踏襲しただけでは無理っぽい事が分かってきたのです。そこで、チームは「ボールポゼッションを有利に運びつつ、より攻撃的に戦いたい・・・」というコンセプトの中、今シーズンを迎えました。当然、メンバーやシステムの変更を試しながらの実戦となりましたが、この試みは「リタイヤする選手が続出」した事で、このトライへの姿勢に対して若干の変更を余儀なくされたのです。

新たなチャレンジを継続する為には、サブメンバーを含めたチーム全体のコンディションが良くなければ不可能です。しかし、今年の仙台は練習試合が出来ないほど故障者多数で苦しみました。今年のトライを、今現在継続中のトライを「失敗だった」と言うつもりはありませんが、少なくても「成功ではなかった」と言う事に整合性はあります。ただ、「このトライ」が将来の仙台にとって「極めて有意義だった」と、後から振り返る時がくるかもしれません。是非とも、そうなって欲しいものです。

明日は湘南戦、ビート湘南!!

2013年8月26日月曜日

鳥栖戦に想う

えーと、負けちゃいましたな。しかし、「もうダメだぁーーーこの世の終わりだぁーー」みたいな感情はありません。それはきっと、心の何所かで優勝は既に諦めており、どちらかと言えば「残留を早めに確定してもらって、可能な限り上位でフィニッシュで欲しいよ・・」と思っているからでしょう。今現在でも、優勝を信じて応援しているサポーターからすれば、私のような考えには承服できないのでしょうが、人間、歳をとると、どうしても早めに先読みしてしまう習性が出てしまう事を、40代オーバーとなってからガチで実感しているベガルタンです。人間、歳はとりたくないものですな。

鳥栖の先制ゴールは見事な物でした。確かに、パスミスっぽい所からのショートカウンター気味ではありましたが、あの距離から、あのスピードで、あそこのコースへ蹴られれば、如何に林が優れたGKとは言え、防ぐ事は無理だったはずです。ミスからの失点ともなれば、そのミスを誘引した選手を非難しがちになりますが、ベガルタン的には「その解釈は半分正しく、半分間違いだ」と言う立場を取っております。

仙台にだって、相手のミスから得たチャンスからズドォーーン!!とナイスシュートを決めてくれる時があります(今年は回数が少ないけど)。だとしたら、仙台にだけナイスシュートがある・・と言う考えは間違えで、相手チームにも同様にナイスシュートがあると思わねば不公平です。「とうして、あそこでミスするかなぁ~~」と嘆く心情は理解しますが、人間である以上、ミスは付きものと考えるのがノーマルで、そのミスを、鳥栖は素晴らしいシュートで物にした、悔しいけれど物にされた・・・と臥薪嘗胆気味に冷静を装うのがジェントルマンと言う奴です。あのシュートはナイスシュートです。悔しいけど、いいゴールでした。


試合も終盤となれば、仙台の攻撃はノルマンディー上陸作戦並みにハードな物となりました。回して・回して・クロスを放り込む。そして真ん中から、サイドから起点を作って、ゴールに襲いかかる!!それを必死に防ぐ鳥栖の選手たち。もうね、豊田あたりがバイタル付近で、体を張ってボールにプレッシャーをかけて、全員でゴールを守る姿勢を見せられた時、ベガルタンは昇格した3年前の仙台の「それ」を思い出しました。

仙台の場合は、その試合を何とか勝った先にあったものは、他チームサポからの言われない侮辱でしたな。「1点取ったら、後は全員で守備かよ・・・そんなつまらないサッカーをやってて楽しいのか?」、「ドン引きサッカーをしやがって」、「そんな事をやってるから、降格すんだよ!!」等々、その侮辱は辛らつで、とても厳しいものでした。しかしベガルタンは「目標が残留のチームと、タイトルのチームとでは、自ずとプレースタイルや戦術が違ってくるのはしょうが無い。仙台が、今年やり遂げなければならない最大のミッションは残留なんだから、その為なら、他チームサポからどんなに蔑まれても、目先の「勝ち点1」は何が何でも死守するのは当然だ」と考えていましたな。

試合を見ていたら、その当時のベガルタンの気持ちと、今の鳥栖サポの気持ちとが、妙にリンクしてきて不思議な感覚になりました。昨年、チーム最高の成績をゲットした鳥栖ですが、今現在の目標は「残留」とか。だとしたら、この試合の後半における鳥栖の守備的な頑張りは、決して「ドン引きしやがって!!」と蔑まれる物ではなく、ある意味鳥栖サポからすれば「プライド」すら感じられたはずです。あくまでも個人的な主観ですが「そういうチームが、最終的に強くなる」と思っています。

全員でミッションをクリアーするために、一つになって最大限の努力を惜しまない・・・。鳥栖には、これがありました。試合で負けた悔しさよりも、この「気持ち」にジェラシーを感じながら、試合後、妙な虚脱感を堪能しつつ、「目標が残留の場合は、この「気持ち」だけでも何とかなる場合があるけど、タイトルとなった時、この「気持ち」だけでは対処できず、チーム戦略・戦術・システム、それら全てを再構築する必要性が出てきます。それに苦しんでいるのが、今の仙台ですな。メンバーはこれでいいのか?システムはこれでいいのか?攻撃的に行くのか?・・・。チーム変革における成功方程式など無い以上、もがき、苦しみ、自らで解答を得なければならないところが辛い所ですな。

間違いなく、仙台は鳥栖の三歩先を歩んでいるのでしょうが、この程度の差なら、あっという間に逆転されるのが、この世界です。仙台は今、もがき、苦しんでいる渦の中に居ます。早く、ここから脱出したいですな。

2013年8月23日金曜日

明日は鳥栖戦ですな

選手もタイトな日程のようですが、ベガルタンも結構タイトな日常な過ごしております。そんなこんなで明日は鳥栖戦ですか・・・、鳥栖もホームで勝ちたいんでしょうが、仙台だって同じくらい勝ちたいので、真夏のナイターのようなジリジリした展開になるんでしょうな。

仙台の総得点はリーグで下から4番目、そして鳥栖の総失点はリーグNo1。つまり、この試合は、得点力が限りなく貧弱な仙台が、守備力が極めて貧弱な鳥栖に挑む構図の試合であります。これがね、最強の「盾鉾を決める!!」ならばチョットはカッコイイんだけど、なにせ仙台は21試合で23得点しか奪ってないので、ぶっちゃけ「21試合で47失点もしているチームだからと言って、2点取れる自信はないよなぁ~~」が本音と言えば本音です。川崎や鹿島から2点目を取った時なんて、マジで「すごいよ、複数ゴールなんて・・・お腹一杯だ」って思ったからね。

仙台はシーズン開幕前、監督も選手たちも「昨年よりもボールを持ちたいし、攻撃的に戦いたい・・」と語っていました。しかし、結果的に「原点に戻って守備的に戦うしかない・・」という状況に陥っています。その原因が「故障者続出」にあるのか、それとも「個々の選手のスキル」にあるのか、それとも単純に「戦術の理解度や熟成」に問題があるのか・・・は分かりませんが、ベガルタン的には「それら要因のハイブリッドなんだろうな・・」と思っています。

守備的なチームが、攻撃的なチームへと移行する時に、最も大切なのは選手の質ではなく、チームを取り巻く全ての人の「忍耐」だと思っています。バルサは無理だとしても、簡単にガンバのようなチームが出来るはずなどありません。たとえ今年の成績が悪くても、いやいや、4~5年くらい成績が悪くても、フロント、スポンサー、サポーターの「我慢」なくして、攻撃的なチームへの脱皮など夢のまた夢。ベガルタンは昨年末に、監督が「ボールポゼッションを有利に運び、システムなどの変更もしながら、より攻撃的な試合を、お見せしたい・・・」と語った時、「しばらくは我慢の時期になるんだろうな・・・」と腹をくくりました。

ところがです、怪我人が多発して成績が悪くなると、チームは「堅守」を前面に押し立てて、遮二無二結果を求める試合に傾倒し始めました。監督曰く「いつでも戻れる原点に立ち返る」とのですが、このことは「より攻撃的に・・」を現時点で「チョットだけ棚に置く」と言う事を意味します。逆説的に考えれば「仙台は守備的に戦えば、それなりに勝ち点は拾える」リスクヘッジを持っている事になりますが、21試合で23得点しか奪えない現状では「今季のトライは失敗だった」と捉える事に整合性はありますな。まっ、ここは我慢、我慢のしどころです。


気持ちがすっきりしない時は、スッキリするゴールシーンを見るのが一番です。ゴール後、リャンの「どや顔」と、佐々木氏の「イエーーース!!」が妙に印象に残っています。そろそろ、誰でもいいからフリーキックでズドォーーン!!と決めてくれませんかな・・・できればヘベルチ辺りが・・・。

明日は鳥栖戦、ビート・サガン!!

2013年8月21日水曜日

柏戦を簡単に・・

休み明けで結構タイトな状況。なので簡単に柏戦の感想を・・

リャン・菅井・赤嶺が離脱し、ウイルソンに至っては監督曰く「ぶっつけ本番」状態という苦しい台所で迎えた柏戦。正直「いくら『どのメンバーが出ても同じ戦いが出来る・・』というポリシーがあろうとも、スタメンが4人も居ないのはシンドイよなぁ~~」と思っていました。監督も意識はしていたらしく、直前のインタビューでも「苦しい時は割り切って守ることも必要」と語っており、夏場のアウエー、柏戦と言う事を鑑みれば「多少の劣勢」は覚悟していたようですな。

夏場に弱い・・・というDNAがチームに存在している仙台にとって、3連勝したくらいで「もう、そんなことは言わせない!!」とはなりません。そうですなぁ~~5年連続で5連勝くらいしたのなら「もう、絶対に言わせないから!!」になりますな。試合内容も、どちらかと言えば仙台がディフェンシブ。角田曰く「苦しい時に、戻れる場所があるのが仙台の強み」とのことですが、柏戦はまさに「これ」となりましたな。

ぶっちゃけ、仙台が柏に勝つ可能性はかなり低かったと思うんだけど、だからこそ、この「引き分け」には価値がある・・・そう思いたいですな。


2013年8月20日火曜日

柏戦の弾幕に想う

お盆休みと近親者の不幸が重なり、結果的に2週間近くネットの世界とは疎遠になっておりました。もちろん、それでもベガルタ関連の動向はスポーツ紙などでチェックはしており、「川崎、鹿島、柏で2勝1分は怪我人が多く中では十分だよな・・・」みたいな感想を持って、本日、久々早めに出社して、来客用のパーテーションでコーヒーを飲みながら東スポを読んでいたら、いきなり後輩たちから囲まれたのです・・・。

後輩本郷「リーダー、東スポの風俗欄を読んでいる場合じゃないでしょ?」
自分「えっ!?そんなに仕事が忙しかったのか?」
後輩裕子「ひょっとして、リーダーは柏戦の件、知らないんですか?」
自分「えっ!?知ってるよ、良い内容じゃないけど分けたんだろ?リャンや菅井などが居ないんだから十分じゃないのか?」
後輩星「これだよ・・・どうやらリーダーは柏戦後の弾幕の件知らないようだな・・・」
後輩本郷「いいですか、実は柏戦後に、カクカクシカジカで大変な事になってるんです。お客さんでベガサポの人からは「ベガルタンさんはどう思っているの?」って訊いてくる人も居たんですよ!!それなのに何ですか?久々に出社したと思ったら、いきなり東スポで巨乳探しとは・・・・」

正直言って、プライベートが忙しく鹿島戦や柏戦の試合映像は観ておりません。マジで忙しかったからね。試合結果だけを確認して「まずまずだよな・・・」と思っていたのですが、柏戦後に、ショッキングな事が起こっていたんですな。それでは、後輩たちやネットからの情報をもとに、今回の件をベガルタンなりに考えてみる事にしましょう。まず、事実と思われる経過を書き出します。

試合後、ゴール裏の(コアサポではない)関東ベガサポの方が(複数人であるかどうかは未確認)、柏のACLでの奮闘を願う弾幕を掲げる。

試合中継を見ていた多くの人も好意的にとらえ、そしてアナウンサーや解説者も絶賛!!

両チームの選手たちも好意的に捉えたらしく、柏の選手が仙台のゴール裏まで来て挨拶をする。ここで終われば美談なのだが・・・

しかし、柏や仙台などに事前通知は無く、アウエーと言う事を考えば、多少なりとも配慮が欠いた感は否めない。

その後、CLと其の周辺のメンバーが掲げた本人を探し出し、集団で囲み雑言を浴びせる!!(コアのブログでは「囲んで恫喝した」みたいな表記は無く、「詰め寄った」となっている)

CLは自身のツイッターで、この件について「あんな弾幕はクズだ」(後輩が確認)みたいなツイートを連発したため、普段から彼らを快く思ってないベガサポの油に火が付き、現在は掲示板が閉鎖となり、コアのブログも停止することが発表された。

まず、最も惜しまれるのは、あの弾幕を事前に柏サイドへ通告しておけば・・・ということですな。どんなに善意から出た弾幕でも、日立台はアウエー、最低限の配慮みたいなのは、あってしかるべしです。本心から出た誠意の言葉と、邪心が出た悪意の言葉を完璧に判断するのは至難の業です。ましてや、それがスタジアムと言う特異な環境ならばなおさらです。(まあね、柏や仙台に事前通告したら、拒否されていた可能性があるので、そこまで考えて決断した行動であれば、称賛も非難も受け止める覚悟はあったと推測できます)

あの弾幕の言葉は、素直に読めば「普遍的に善」なので大きな問題とはならなかったはずです。しかし、CLとその周辺は、決断した関東のベガサポを探し出し、囲み、言葉という暴力を投げかけました。これが最大の問題ですな。彼らはどうして、ここまでの行動に出たのでしょうか?いかなる理由があれ、個人を集団で取り囲んで雑言を浴びせるのは「普遍的に悪」。このことが分からなかった・・・冷静に判断できなかった・・・ということがベガルタン的には一番ショックです。一人ならともかく、複数人で冷静な判断が出来ない・・・ホント残念です。(もっとも、詰め寄って丁寧に話し合ったという可能性はあるので、そうなるとニュアンスは変わってきます。激低かもしれないけど、可能性はありますな)

こんな事を書くと「CLたちは、ボランティア活動でもアウエーの応援でも、懸命に頑張っているんだから、大目に見ても・・・」と考える人も出てきますが、この場合「多数で個人に詰め寄って雑言を浴びせる」ことと、「ボランティア活動を頑張る」と言う事を重ね合わせる議論は不適格です。今回と件と、日ごろの頑張りは分けて考えなければなりません。

今回の場合で言えば、CLたちも囲まずに「悪いけど、これから弾幕を出す時は、一声かけてくれると助かるんだけど・・」ぐらいに収めれば大きな問題とはならなかったはずです。しかし、彼らは我慢が出来なかった・・・。何故でしょうか?ライオンは、自分の縄張りで勝手な事をする奴を許しません。そう考えると、彼らの一連の行動に、良い・悪いは別にして一貫性が見えてきます

でもね、結局、普段からの彼らの行動に起因する・・・としか言いようがありませんな。普段から、彼らが節度と敬意を言動で示しながら応援活動をしていれば、こんな集中砲火は無かったはずです。しかし、結果的に集中砲火となってしまった・・・つまり、日ごろの言動でも、似たような事が頻発してあり、結果として仲間(ベガサポ)なのに、身内から多くの敵を作ってしまっている。つまり、自分は知らなくても、遠巻きに見られているんでしょうな、CLや、その周辺の人たちの人間性が。

刑事事件になっていない以上、全ては本人の自覚しだいです。責任の取り方や、反省の仕方にまで口をはさむ程、ベガルタンは当事者じゃありません。CLという立場は、誰がやっても損な役回りです。そのことにトライする意気込みを持っている若者が、今回のような事をしてしまう。これでは、彼を応援したくても出来なくなる環境を、自分たち自身で作っている・・・ということになります。

CLは、ユアスタを「より魅力的にするシェフ」のようなものです。彼のリードしだいで、試合の魅力が倍増する事もあります。そんな大事な役割の人間だからこそ、多くの仲間は彼に「人間性」を求めてしまいます。若かろうが、年寄りだろうが、男だろうが、女だろうが、全く関係なく、必要なのは「熱意と人間性」なのです。会社でもそうですが、人間性が伴なわない上司が居る組織は、長期的な成長など絶対に出来ません。

現CLは若く、人間性に研鑽の余地があるのなら、一度修行の為に外からCLを見る時期も必要なのではないでしょうか?こんな事を書くと「じゃあ、お前が出来んのか?」と言われそうですが、成長する為には「離」が必要な場合が多いものです。今は、その時期かもしれませんな。


2013年8月9日金曜日

明日は鹿島戦ですな

お盆前で仕事がハードな為、中々書き込む事が出来ません。しかし、石川がタレントと入籍したともなれば、何らかの意見は述べなくてはなりませんな。まず、全く知らなかった「茜ゆりか」氏のビジュアルを夜中の2時にチェックするベガルタン。

 えーと、茜氏を検索してヒットするのが川崎サポの写真なのに衝撃を覚えるベガルタン。彼女って川崎サポなんですか?それとも、タレントだから川崎関係の番組をやっていたのでしょうか?でもまあいいでしょう、大切なのは過去ではなく未来ですからな。しかし、もしも村林氏が独身で、川崎の選手と入籍したとしたら、ベガルタンは「何だよ村林、川崎まで婚活に行ってたのかよ・・・」と愚痴るのは確実です。とりあえず、茜氏には、石川が仙台に居る期間だけはベガユニを着て応援して欲しいですな。

仕事が忙しいと、週末の試合までの時間が短い事短い事。そして相手は鹿島、何気に燃えてきます。その鹿島ですが、知人の鹿島サポ曰く「スケジュールがタイトすぎるよ・・・」と言う事です。ベトナムの若手と試合して、今週は水曜日にスルガ杯を戦い、そんでもって土曜日は仙台で試合。このこと自体を「罰ゲームだ」と言うくらいなら、最初からカップ戦を勝たなければいいだけ。王者と呼ばれるチームなら、この程度のハンデは涼しい顔をしてスルーするものです。でも、仙台からすると「ナイス!!この日程!!」と思ってしまうのは自然の流れでしょう。後は、このハンデを生かして、しっかりと勝ち切って欲しいものです。

ウイルソンの怪我の状態がイマイチわかりませんが、泣いても笑っても、今居るメンバーだけで戦わざるを得ません。ネットでは「怪我人が多すぎて、紅白すら出来ねー」みたいな弱気な書き込みも見受けられますが、こんな時だからこそ、サブ組や若手の選手にとってはチャンスと言うものです。ぶっちゃけ「今年のタイトルはキツイよな・・・」と思っている今日この頃ですので、時期が早いとは思いつつも「来年以降を見据えて、これからの試合を戦うのも、それはそれで有りだよな・・・」と考える事に、若干の整合性はあります。

今年の目標は「タイトル」でした。その目標が厳しいのなら、チームとして「次の目標」をたて、そこにチーム全体のベクトルを合わせなけれはなりません。もちろん「諦めろ」と言っているのではなく、一般の企業と同じで「中間期の決算で目標が厳しい事が分かれば、その時点で現状を報告し、新たな目標を立てるべき」ということであります。その中で、状況が好転すれば、それはそれでよし。やっぱりダメでも、「若手が育ったからいいや・・・」といった、心のリスクヘッジは長くチームを応援する時のマストアイテムです。とりあえず、消えかかっている希望の灯を繋ぐために、鹿島戦は絶対に勝って欲しいですな。

明日は鹿島戦、ビート鹿島!!

2013年8月5日月曜日

川崎戦に想う

勝てて良かった・・・試合後に想った率直な感想です。これで負ければ、半沢直樹なら確実に「やられて、やられて、やられっぱなし・・・疲労感と無念感の倍返しだ!!」とシャウトするのでしょうが、「勝てた」という事実のみで疲労感の倍返しだけは回避する事が出来ました。なにより、なによりです。

試合後、林は「僕たちにとっては勝つことがお客さんに一番のサービスになりますが、今日の内容では、勝ってもお客さんに満足してもらえたかどうか…納得はしていません。そこには危機感があります。今日は相手に、個人個人の技術などでJ1トップクラスのものを見せられましたし、そこから自分達も学んで、もっともっとうまくなろうと思わなければいけません。若い選手もそうだし、もちろん僕自身も、うまくなるためのアンテナを張って高いところを目指さないと。もっと向上心を持ってまた練習からやっていきたい」とコメントしていましたが、正直、勝てても素直には喜べない自分が居ます。何故でしょうか?

昇格が唯一無二の目標だったJ2時代、残留が最低限かつ最良の目標だった昇格初年度、そしてチームは4位となり、昨年には優勝争いをしての2位と言う最高の結果を残すに至りました。これにより、多くのサポーターの目標が「J1での奮闘⇒タイトル」へと変異し、試合結果と共に「その試合内容(勝ち方)」に求めるサポーターリ目が2ランクも3ランクもアップしてしまったのです。社長や監督は、シーズン前に「今年は何とかタイトルを・・・」と堂々と主張し、選手たちも「昨年の借りを返したい・・」「昨年以上の結果を残したい・・」とハッキリ主張するに至って、我々サポーターも、試合結果と共に内容にも「タイトルを取るチーム」の心構えを求めるようになってしまいました。

この試合内容が、タイトルを狙うチームのそれじゃないことぐらいは体感的に分かります。しかし、現状のチーム状況では「内容と結果の2兎」を狙う事は、風車に突っ込んで行ったドン・キホーテなみに愚かな行為であることも分かっています。なので監督は内容よりも結果を求めるべく、昇格初年度のような「ラインを下げてのドン引き」する事さえ決断し、選手たちも割り切って中盤でのボール支配率を放棄してまで、ゴール前を固めました。ここまでゴール前を固めにかかったチームを観たのは、2年ぶりです。

チームは内容を放棄して(あるいは単純に押し込まれて)、結果と言う果実だけを我武者羅(ドン引き)に取りに行きました。そして、一度は追い付かれたものの、何とか勝つ事が出来たのです。この試合は、この結果だけで十分です。フロントも選手も、そしてサポーターも、この試合からは「チームのビジョン」を感じる事など出来なかったでしょうし、改めて川崎との「チーム力の差」に想いを寄せる結果となりました。しかし、我々は結果も内容も手に出来なかったのではなく、「結果」という最低限欲しかった果実だけは手に入れる事が出来たのですから、もうそれだけで十分です。

中々4-3-3が熟成出来ないのも、後半のシュート数が「たったの1本」だったことも、クロスバーやポストに多数救われたことも、全てはチームが成長する為の肥やしだ・・・そう思う事によってのみ、ベガルタンは川崎戦の苦しさから解放されます。これからの数試合は、昇格元年で苦しく、結果が全く出なかった時期を思い出しながら、ゲームを見守る姿勢も必要なのではないか?そうすれば、内容がダメでも結果で安堵出来るかもしれません。内容と結果の両立が困難である以上、どちらかにフォーカスを絞るのは自然の流れです。その場合、仙台は「結果」へフォーカスを絞る事に、ベガルタンは何の違和感も持ちません。試合後、ベガルタンは帰りの車の中で、こんな事を考えていました。

2013年8月2日金曜日

甲府戦

勝てて良かったですな。前半も先制した辺りからは、何気に「逃げ切りエコモード突入!!」のような匂いがプンプン。後半になると、その匂いがランクアップして「逃げ切りチンタラモード突入!!」となり、ロスタイムを含めた最終盤ともなったら「逃げ切り防戦モード突入!!」となって、甲府にガンガン攻め込まれます。この部分を素人的に考えれば「何だよ、攻める意思が無いかのような、この戦い方は・・・」となるんだけど、この部分を監督的に捉えると・・・・「今日仕掛けることころ、握るところのメリハリを持ってサッカーをできたところで逃げ切れたんだろうなと。最後ピンチがあったが集団で共通理解を持ってコントロールできたゲームになったと思います」となるようです。サッカーって深いですな。 苦手な真夏のアウエーで相手は甲府、そしてチームとすれば「是が非でも勝ちたいリスタートの試合」ともなれば、チームがどのような戦術で試合に挑むかは何気に分かります。今年チームは「よりポゼッションを高め、攻撃力を増す為」に、新たな戦術にチャレンジしました。速攻とサイドからのクロスは、仙台攻撃戦術における「2本の矢」です。ただ、それだけでは苦しくなってきたので、ポゼッションでボールを回し、隙を見て中央バイタル付近のプレーの質によってゴールに襲いかかるという「3本目の矢」を会得すべく、チームはキャンプから研鑽に研鑽を重ねました。 その戦術をベースにチームは前半戦を闘い、結果は5勝7分5敗。しかも、得点力はリーグワースト3で、得失点差もマイナスの10位・・・。この成績に満足する選手もサポーターも皆無でしょうから、今のところ、この「3本目の矢」をチーム戦術に加えてワッショイ・ワッショイ!!という目論みは上手くいってないようであります。やっぱ難しいんでしょうな、守備的なチームから攻撃的なチームへのシフトチェンジは・・・。ただし、ここで「やっぱり駄目、無理無理、ガンバのようなサッカーは出来ないって・・・仙台は堅守速攻のスタイルに戻り、とにかく結果を出しましょうよ。それで出なくても、誰も文句は言わないから・・・」とした方がいいのか?それとも「苦しくても、辛くても、結果が出なくても、今の戦い方を踏襲して行くべきだ・・・」とした方がいいのか?は議論の余地がありそうです。 監督は試合後「集団で共通理解を持ってコントロールできたゲームになった」と語っています。つまり、我々から見ると「何だよ、攻める気がねーのかよ・・」と見えるシーンも、監督の眼から見たら「コントロールできた」となり、シュート数が後半「たったの3本だった」という状況すらも「コントロールできた」となるんでしょうな。 ベガルタンから見れば、監督は超現実主義者です。そんな監督が、怪我人も多い中、苦しいチーム状況で「理想」を追い求める事は無いんでしょうな。おそらく、チームは4位となった年のように「超堅守速攻」へと戦術変更をしてくる可能性が高いと思います。角田曰く「我々には、いつでも戻れるチームのベースがある」との思いは、チーム全員の共通理解のはずです。怪我人も多く、厳しいチーム状況下で、失点するリスクが高くなる「理想」に固執する程、監督も選手も若くはありません。おそらくは、多少ポゼッションのテーストは残しつつも、しっかり守ってカウンター・・・に比重と言うか軸足を移した戦い方になるような気がします。 結果と理想が一致しないのであれば、とりあえず「結果」を重視せざるを得ないのが現状のチームです。手倉森王国の足元はまだまだ弱く、チョットでも隙を見せれば今の地位など砂上の楼閣と同じであります。その事が分かっているからこそ、これからのチームは、いや、手倉森は、超現実主義的な戦い方を露骨に進めてくるでしょう。個人的には「例え苦しくとも、今のサッカーを熟成させて欲しい・・・」とは思っていますが、大人には大人の事情があるのでしょうから、そんなに強くは言えません。とりあえず、川崎戦も「攻め合い」にはならず「ホームなのに守備的」な場面が多く見られれば、シフトチェンジの完了と思って間違いないはずです。 明日は川崎戦、ビート川崎!!