2013年10月28日月曜日

広島戦

ん~~、負けちゃいましたな。試合中は「なんだよ、この不甲斐無さは・・・」って思っていたけど、冷静に振り返れば「これが現時点での実力差なんだろう・・」って感じているベガルタンです。ある意味、手倉森の評価をマックスにする為には「何より今年が大切」って思っていました。しかしながら、ベガルタ仙台の歴史で最も結果を出し続けてきた彼でさえ、仙台と言う決して予算規模が大きく無いチームで2年連続優勝争いして欲しい・・・というサポーターの願望を叶える事は出来なかったという現実を踏まえれば「手倉森体制の限界」が何気に見えてきます。

こんな事を書き込むと「何を言っているんだ!?たまたま今年は怪我人が出てしまって歯車が噛み合わなかっただけだ・・・」と反論する方も出てくるでしょう。しかし、結果は雄弁です。それプラス、チームは間違いなく2~3年以内に選手編成を含めた「大きな変革期」を迎える事事は素人のベガルタンにだって分かるし、それらを複合的に考えれば、手倉森監督の新たな選択に思慮深さと整合性が見えてきます。手倉森が良い監督だったという前提に立って考えても「彼自身の評価は現時点が最高値だ・・」と言えるでしょう。彼は仙台で良い仕事をし、結果を残しました。たとしたら、評価が高値のうちに「次のステージ」を目指すのは極めて自然な事です。

手倉森監督が「最高の監督」という評価をする人も居るでしょう。しかし、それが真実とするのなら「ベガルタの最高成績は2位がマックス」となります。ベガルタン的には「彼は将来において優秀な監督だった・・・と評価されるべき人物ではあるしベターな監督であるのは確実です。しかし、ベストな監督という評価は優勝を成し遂げた監督にこそふさわしいはず・・・」という想いがあるので、現時点で彼に「最高の監督」という称号が相応しいとは思えません。

手倉森監督は現時点では最高の監督でした。しかし、彼がチームを去る以上、我々には「彼以上の監督」が必要です。チームの目標が「ぼやけてきた」現状では、「つぎ、誰になるんだ監督?」が酒の肴になる事は確実ですが、こうなったら「天皇杯で、少しでも長く夢を見させてくれ・・・」と思う事はしょうがありません。3位以内という現実的な目標が途絶えた今、チームのベクトルが「何所へ集約したらいいのか?」の問いに対する答えは比較的簡単です。
1.天皇杯
2.浦和戦でタイトル争いしてるチームを苦しめる
3.新潟のホーム連勝記録を止める
4.ポポビッチと手倉森のラストゲームでの勝利
もうね、これくらいしかありません。ここ数年、我々ベガサポは「ヒリヒリした終盤戦」しか経験してきませんでした。昇格、残留、そして優勝争い・・・。ある意味、幸せでしたな。だとしたら、たまには「マッタリ」とした終盤戦があるのも、それもよし・・・、なんでしょうな。広島との試合を観ながら、ベガルタンはこんな事を考えていました。

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