2013年9月30日月曜日

横浜戦

横浜戦の試合直後、本社後輩の横浜サポ住吉からショートメールが届く。その内容は「典型的な仙台戦でしたね」といったシンプルなものでしたが、そう言われれば言われるほど「試合内容とか、実際の結果は別として、ゲーム自体は仙台が描いていた感じ・・・」と思うようになりました。今年の仙台にとって、花火大会のような「打ち合いの試合」はチョット無理すじ。よって、我慢比べのような守備的な試合になるんだけど、これがねぇ~~他チームサポからは評判が悪いのよ。

知人の柏サポからは試合後「仙台との試合は、いつもこう・・・。こっちの良いところを潰すんだけど、自分の良いところも殆ど見せない。終われば引き分け・・・別の意味で、まいりました」と言われるし、セレッソサポの後輩からは「仙台とは必ずこんな感じの試合になりますね。最初はこっちが攻めて、仙台はカウンター狙い。こっちもそれは分かっているので、守備に気を使い始めると、途端に動きが少ない試合となり、結果的に引き分け・・・。毎度の事とはいえ、仙台との試合後は萎えます」と泣きが入りました。これって、ベガサポからすれば名誉なことなのかな・・・。

本音で言えば、川崎のように、どんな相手でも自分たちが主導権を取り、パスで相手を崩してガンガン攻める!!ドンドン攻める!!といった「肉を切らせて骨を断つ!!」かのような3-2で勝つ試合が希望です。しかし、そのリスクをヘッジできる攻撃力が今年の仙台にはありません。だとしたら、相手にも良い感じで攻撃させない試合をすることが、自らを有利にする最良の戦略なのでしょうな。「結果はどうでもいいから、ガンガン攻めて欲しい・・・」というのであれば、テグが用いる戦術にも変化はでるのでしょうが、今は結果を欲している状況なので、ついつい守備的な試合が多くなるのでしょう。

横浜戦が「良い試合だった」「中身が濃い試合だった」と感じられるほど、ベガルタンは玄人ではありません。やっぱさー、1試合で放ったシュートが4~5本では、何気に物足りないんだよね。かと言って、今の仙台が攻撃的に戦って勝ち切れるか?と問われれば、その答えに窮するのは確実です。だとしたら、現状の仙台は「勝つ確率が高い戦術を採用している」ということになります。監督も選手も、決して積極的に採用している戦術ではないのでしょうが、リアリストの集団である仙台からすれば、ジリジリする試合展開に活路を見出す苦労など、たいしたことなどないのでしょう。見ている分には苦しいけど、ここはサポも我慢のしどころです。

横浜戦を見ながら、ベガルタンはこんな事を考えていました。

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