2013年3月8日金曜日

明日は鹿島戦ですな

仕事がタイトなので簡単に・・・

まず、昨今の報道によって今知ったんだけど、富田も怪我によって2週間とはいえ離脱しました。これにより、昨年からの躍進を支えていた「4パック+2ボランチ」が結果的にオールシャッフルしたことになります。もしも財津一郎がベガサポならば「非常ぉぉぉーーに、厳しいぃぃーーー!!!!!」とシャウトすることは確実です。シーズン開幕前、フロントや現場スタッフは「ACLもあるから厳しい戦いになるけど、少数は先鋭を生む・・という心意気で頑張って欲しい」という願望を持っていました。しかし、ここまで怪我人が多発する事は、フロントの願望にパッケージされていませんでした。チームは、この厳しい現実に対しての処方箋を用意していたのでしょうか?

手倉森監督は甲府戦後「今日勝てなかったのは残念だが、我々はこの後、最初の山場を迎えます。鹿島・江蘇舜天・柏・・・・いずれもチャンピオンを狙っている強敵です。この正念場を全力で戦い、勝ちきる為にも、この日勝てなかった事を糧にしたい」とコメントしていました。監督も、この3連戦を「最初の正念場」と認識していたようですが、それはベストメンバーで戦えることでの「正念場」であって、現状の状態で、この3連戦は「硫黄島の決戦」なみに絶望的な闘いになる事は確実です。守備が売りのチームが、その守備を支えていた度台すべてをシャッフル・シャッフルでは、いくらなんでも厳しすぎます。こんな時、3連戦、3連勝を狙うのは風車に突っ込むドン・キ・ホーテと同じなので、何らかの戦略的戦術をとり、最大のリスク管理をしながら戦いを進めなければなりません。

試合日程を見れば、アウエー・アウエー・ホームです。そこで、アウエー2連戦は、おもいきって「ドン引き・引き分けでいいですよぉ~~」作戦しかありませんな。今日のスポーツ紙によると、ボランチは鎌田・松下という、昨シーズン一回もなかった究極のコンビとなるようでして、とてもじゃないけど「安心して見てられるな・・・」という展開にはなりようがありません。こんな時に、最初っから「何が何でも勝ってやる!!」という気持ちで向かって言っても、良い結果になる事は殆どないはずです。勝たねばならない!!という気持ちは捨て、「新メンバーで鹿島相手にどれくらい戦えるんだろう、俺たち・・・」という、挑戦する気持ちを前面に押し立てて結果を気にせずに戦ってこそ、目の前に道が開けるような気がします。勝ちたい・勝って欲しい・結果が欲しい・・・と思うのは当然です。しかし、現状の仙台は、リーマンショック後の日本経済並みにボロボロな状態なんですから、そんな時に「勝て!!」と言うのは天に唾する行為と同じでしょう。

3連戦、別に「全て引き分けならいで行け!!」というつもりはありません。例えば、ACLの中国戦だけは「ドン引き・引き分けねらいでOK」とか、鹿島戦だけは「一昨年並みの超守備的、超リアクションサッカーでOK」とか、とにかく、対戦相手を考慮しての「メリハリ」が肝要だと思っています。3連戦・3連勝は確かに理想です。しかし、その理想を追い求める事は、今の仙台には不可能なのも分かっています。どうすればいいのか?どうしたらいいのか?その答えは、遅くとも一週間後には分かります。結果が分かるのが楽しみなのようであり、楽しみじゃないようであり・・・の不思議な気持ちのベガルタンです。

明日は鹿島戦、ビート・アントラーズ!!

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