2013年2月25日月曜日

ACL初戦を明日に控えて



えーと、まず、昨日からの雪は堪えましたな。二月に雪が降る・・・仙台からすればあって当然な事なんだけど、明日がACL初戦と言う事を考えれば「ここまで降る事はないだろう・・・」と言う思いは禁じ得ません。仙台のHPによれば、3日連チャンで「積雪により除雪作業が必要となり、早朝より行うこととなりました。連日のお願い事で誠に恐縮ですが、ピッチの除雪作業にご協力いただきたくお願い申しあげます。また、除雪道具がある方は、お持ちいただけると大変助かります。なにとぞよろしくお願い申しあげます」みたいな要望がアップされておりました。おそらく、月曜日の早朝であっても「俺たちが雪かきしないで誰がやるんだ!!」みたいに、意気に感じて手伝うサポーターは居ると思いますが、サポーターの善意に3日連チャンで頼らざるを得ない状況は何とかせねばなりませんな。これを「しょうがないから・・・」で済ますとしたら、危機管理上のリスクに対して無頓着すぎます。来シーズン以降、このような状況となった場合に、どうするのか?の検証が必要と考えるのは自分だけではないはずです。

しかしながら、この気象条件は間違いなく仙台からすれば、「ディス・イズ・ホームコートアドバンテージ!!」である事は明白です。ブリラム・ユナイテッドは、この降雪の影響で練習するつもりでいた宮スタが使用禁止となり、急きょ練習はキャンセル。この時期のタイは30度も当たり前のような気候らしいけど、そんなところから「この冬初めての真冬日」に遭遇しちゃえば、ブレラムの監督でなくても「寒さだけはどうする事も出来ない・・・こんなに雪が積もるなんて・・・」と嘆くのは当然でしょうな。もうね、こうなったら試合中も雪が降っちぁえばいいんだよ。降雪試合のみの経験値は絶対的に仙台の方が高いはずだから、初戦を勝つためには「使えるものは何でも使う」作戦を発動すべきです。

仙台の状況に目を移すと、どうやら昨年の序盤にスタメンであった、菅井・大海・鎌田・パクの4名は誰一人としてメンバーに入りそうにありません。退団したパクはしょうがないし、長期離脱している大海の不在は織り込み済みでしたが、菅井の肉離れと、この時期まで一度も試合形式の実戦で試せない状況の鎌田に関しては想定外の緊急事態です。結果として、明日の4バックは和田・石川・広大・田村という、チョットと言うか、かなり「どうなるんだろう・・・」という期待よりも不安の方が大きいメンバーにかるかもしれませんな。もっとも、パクと菅井がSBの場合は、守備的戦術をメーンとした4バックというよりも、攻撃的な戦術を加味しながらの4バックであり、決してパクや菅井に鉄壁な守備を期待していた訳ではありません。明日のチーム戦術は、メンバーを考慮すると「昨年とは若干違う感じになる」という気が素人なりにしております。

まあね、明日の試合はホームなので勝ちに行くのは当然ですが、昨年並みに高いラインでイケイケ・ゴーゴーのプレッシングサッカーを新生4バックで試みるのは「あまりにリスキー」と考えるのは多少の整合性はあります。角田も完璧ではなく、広大と石川と富田の連係も、監督曰く「だんだん良くなってきた」ぐらいの感覚では、今年初戦の公式戦で昨年のようなハードプレッシングを前面に押し立てて、高いラインからボールを奪いに行く戦術を前半から徹底するかどうかは「極めて疑わしい」と考えるのは間違いなくマジョリティーでしょう。仮に、スタメンがウイルソン・赤嶺・リャン・太田・角田・富田とくれば、昨年の終盤戦と同じです。しかしながら、最終ラインがリニューアルともなれば、昨年と同じようなサッカーをして欲しいと思いつつも、そんなに簡単ではないのでしょう。個人的に、明日の試合の前半は守備的になり0-0、そして後半にセットプレーからの1-0くらいで勝つような気がします。

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