2012年10月4日木曜日

ベガルタン、御三家サポをなだめる!!

ベガルタンも経験があるけど、残留争いって精神的にキツイんだよね。特に、仙台の場合は「最終戦は勝たなきゃダメ」と言うシチュエーションだったから、なおさらです。最終戦が、せめてホーム仙スタならば良かったんだけど、アウエーで大分、そして大分もモチベーションが高いとくれば、始まる前から厳しい戦いになることは何気に想像できましたな。ベガルタの歴史的な一戦とくれば、磐田との入れ替え戦を上げる人は多いと思うけど、個人的には残留を掛けた大分との最終戦も激熱の一戦だと思っており、そうですなぁ~~、入れ替え戦が東の横綱で、大分戦は西の横綱と言ったところですかな。理由としては、入れ替え戦が昇格を争う(仙台サイドから見た場合)「天国への扉」を開けるか否かの戦いだったの対し、大分戦は残留を争う「地獄への扉」を“なすりつけ合う”闘いでした。イメージとしては、入れ替え戦の方がインパクトは強いんだけど、試合後、顔を上げられずに泣き崩れるシルビの涙を見せられれば・・・シルビストとしては、この試合の偉大性を評価せずにはいられません。

ガンバサポの豊嶋課長の場合で言えば、体調的な不良の要因が「ガンバの不調」である事は明らかだ。しかし、周りで「ガンバは大丈夫だって!!」とか「落ちる訳ないじゃん、ガンバが!!」と言えば言う程、豊嶋課長は不安になってくる。こんな時は、経験則に裏付けされたアドバイスが何よりの妙薬になるはずと思い、大宮サポの小川君に助け船を求めることにした。

ベガルタン「小川君、渡辺君がまいっているようだからさ―、何とかフォローしてよ」

福岡サポの稲田君「そうそう、こんな時は小川君のアドバイスがなによりだよ」

大宮サポの小川君「んーーー、確かに毎年のように残留争いに巻き込まれ、そして毎年のように残留してるけど、毎年必死なだけで、特別に、アドバイス出来るようなことは・・・・」

ベガルタン「そんな事言わないでさ、必死で毎年のように戦っていれば、その中で得られる経験とか智恵があるでしょ?くどいようだけど、毎年なんだからさ―。そんな君たちからすれば、当たり前のような経験則から得た智恵というか、アイデアの一つ、何でもいいから教えろよ」

名古屋サポの熊田君「毎年のように苦しんでいるんだから、何かあるだろ?って言うか、自然な防衛本能として身についた「何か」は絶対あるはずだろ?お前としては、どうって事の無い当たり前のような知恵でも、今の渡辺君からすれば珠玉の智恵かもしれないんだから、とにかく何かないのか?」

事“残留争いを勝ち抜くすべ”について論じる場合、大宮サポの経験値は絶対に外せない。どんなに苦しくても粘り強く戦い、本当に土壇場が近付けばNTTの財力を使ってピンポイントで補強!!終盤戦に、そして残留争いが苛酷になればなるほど発揮する“勝負強さ”を見せられれば、『どうしてリーグ序盤から、この戦いが出来ないんだ・・・』との想いは禁じえないが、まあいい、今はその経験値を豊嶋課長のメンタルケアに生かす時が来たのだ。

大宮サポの小川君「ん~~~、根本的にガンバと大宮とでは、チームポテンシャルが違いすぎるし、ガンバは力があるので参考にはならないかもしれませんが、うちらサポは空気を大切にしてますね?」

浦和サポの横川君「えっ、空気?」

大宮サポの小川君「そうです、空気です。昨年、浦和も残留争いに巻き込まれましたが、その状況って言うか、空気が相当荒れてましたよね?自分たちの場合は、情けない成績になることを悔しいけど自然体で受け止めて、それでもチーム全体やサポーターの気持ち全体の空気がネガティブにならないよう、「とりあえず前を向いて皆で頑張ろうや!!」と言う感じで、選手たちが置かれている環境を可能な限りポジティブになるよう、空間っていうか、空気を作るようにはしてますね。

甲府サポの長谷川君「ん~~~、分かるような、それでいて分からないような、微妙なアドバイスだよなぁ~~」

ベガルタン「それって、“うちの子は褒めて伸びるタイプです作戦”のようなものか?」

大宮サポの小川君「チーム毎に、危機に対しての対応が違ってくるのは当然ですが、大宮に特別な能力がある訳ではありません。結局は、“如何にしてサッカーを楽しめるか、楽しんでるか”に尽きると思うんですよ。だから、ある意味「残留争いでも楽しもうや!!」というフランクな空気をサポもチームも共有する・・・。これくらいしか言えませんね」

札幌サポの上杉君「えーーと、うちらも、その「空気を作る作戦」したら、なんとかなりますかねぇ~~」

一同「・・・・・」

ベガルタン「いいか豊嶋、Jリーグにはな、お前よりも深く傷つき、そして降格という現実から逃れないチームサポだっているんだよ!!それなのに何だ、チョット苦しくなったくらいで、「会長の職を辞したい・・」みたいに弱気になりやがって!!下には下が居るんだよ!!分かったか!!

福岡サポの稲田君「札幌を見ろよ、ボロボロじゃないか!!可哀想過ぎないか?」

浦和サポの横川君「勝つという意欲が微塵も感じない、そんな試合が毎試合だぞ!!悲惨だと思わないか?」

甲府サポの長谷川君「相手チームの選手から「勝つ気あんのか?」は痛いよね」

川崎サポの道上君「僕だったら、死んじゃうよ」

札幌サポの上杉君「えーと、確か、今現在の趣旨は“豊嶋課長を励まそう”だったはずなのに、いつの間にか“今年の札幌はひど過ぎないか?”に変わっている様な気がするんですけど・・・」

我々の総意として豊嶋課長には「下には下がある」と言う事で頑張ってもらおうと言う事になりました。札幌サポの上杉君には申し訳ないが、豊嶋課長を励ます為に我慢してもらう事にしましょう。めでたし、めでたし。

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