2012年10月23日火曜日

浦和戦「ベガルタン、隠れキリシタンとなる!!」2


座席をキープしたので、早めに昼食です。なんでも副社長曰く「選手のアップが始まったら、ひょっとしてここも激熱の応援ゾーンになる可能性が高いから、今のうちに喰っておいた方がいい・・・」ということなので、私も支店長もその提案に従いました。それにしても、このような早い時間からアウエーゴール裏がびっしりになるのはレッズくらいでしょうな。山形の場合だって、もうチョット満員になるのは遅いような気がします。さらに言えば、Sバックの至るところも堂々と赤レプを着用しているレッズサポが浸食しており、試合前から“きな臭い不穏な空気”があっちこっちに・・・。試合後のカミさん情報によると、過度に応援するレッズサポに対して、それを看過できない熱いベガサポの方々が「ここはベガルタを応援するエリアだから、もうちっょと控えてくださいよ・・」みたいな問いかけが結構あったとか。闘いは、試合前から始まっていたようです。

それにしても、レッズサポによる指定席への浸食は敵ながら天晴れである。Lゾーンに至っては、最前列辺りから殆ど真っ赤っかだったし、SSSゾーンにも赤い集団が鎮座しており、その全員が赤のレプユニを堂々と着用していた。普通のベガサポなら“チョットぐらいは遠慮や配慮があっても・・・”と思うだろうし、実際にカミさんの話だと「何でこんな所に赤が居るんだ?つまみ出すのが無理でも赤ユニぐらいは脱がせろ!!」とご立腹していた方々もいたそうだ。しかしながら、ベガルタンの考えは違います。ベガルタン的に、これらの事象についての率直な考えは・・・

「レッズサポに指定席を侵食され、そして堂々と赤レプを着て応援している事に対して不満や憤りを持つよりも、ベガサポだけでは満員にできない哀しい現実を嘆くべきではないか?ベガサポだけで、常に満員となるような状況を作り出せないという事実に眼をそむけ、その隙間をレッズサポたちによって浸食されたからと言って、「ここはベガルタを応援するゾーンだ」というプライドを押しつけても、どうしようもないじゃないのか?我々は今、自力でスタジアムを常に完売する力は無いことが、この日のような状況を作り出してしまっている。我々の聖地で、堂々と赤ユニを着て応援されれば面白くないのは当然ですが、その事に憤るよりも、中々ユアスタを満員にできないベガサポの現実に嘆く自分が居ます。レッズサポによって、幸か不幸か、そのような問題点が炙り出されました。ベガルタン的には、そっちの方に感謝すべきであって、憤るのは筋違いなのではないか・・・」であります。

そんなこんなで選手のアップが始まろうとするや否や、もうね、コーナーの端っこなんて関係ないくらいの爆発的な応援のスタート。ん~~~、ベガサポとしては正直「うるさいよ、こいつら・・・試合の40分前から、こんなテンションで応援していたら、試合までもたないじゃないか・・・」との思いは禁じえないが、まあいい、この相手チームを圧倒するような気迫で応援するのがレッズサポのプライドでもあるのだろう。大の大人が、自らの意思で懸命に応援するって、敵チームからすれば厄介ですな。



副社長曰く「選手たちが入場するまで、このラララの応援は続くからな」と言われてからは、ベガルタンは心の中で“お願いします、レッズの選手たち、早く出てきてください”と懇願していました。しかし、これはミスジャッチ!!選手たちが出てきても、この応援が止む事は無かった。副社長のバカ・・・。



いつまでも終わらないラララの応援に嫌気がさしたベガルタンは、副社長に「いくらなんでも、選手紹介になったら、この応援も終わるんでしょ?」と質問。その問いに関しての副社長の答えは「バカも休み休み言え!!」である。事実として、選手紹介時も、この応援が止む事は無かった。応援しないベガルタンでしたが、このラララのエンドレスにはまいりました。ベガルタンにとっては、このラララは“単なる騒音”でしかなく、聞いているだけで心が滅入りました。ラララと言えば、ベガルタンはこれだからね。



ラララと言えば、条件反射でこの歌を思い出すベガルタン。この歌は40代の中年オヤジで、バブル期を堪能した世代にはたまらない曲だ。

そんな事を思っていたら、試合が始まった。この続きはまた明日ね

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