2012年10月30日火曜日

ベガルタン、後輩たちから親書を託される!!

レター・フロム・仙台

ベガルタンは昨日の夕方から仕事で札幌入り。この日の仙台は結構暖かかったけど、札幌の夜は10月だというのにシバレますな。仕事自体は簡単な打ち合わせなので、後輩たちからは「リーダーはいいっすね、日本シリーズが見れて・・・」と嫌みを言われる始末。正直「チケットがあれば観に行っても・・」とは思ったが、札幌行きが急きょ決まったこともあり、日本シリーズのチケットはゲットできませんでした。
札幌に行ったら、何を喰おうかなぁ~~・・・みたいなことを考えていたら、後輩の事務員たちが私を不意に取り個かんできた。
裕子事務員「リーダー、チョット話があります・・」

自分「えっ、なっ、なんだよ、皆でそろって・・・」

明奈事務員「これから札幌ですよね・・・」

自分「うん、そうだけど・・・おいおい、お土産は“白い恋人”で勘弁してくれよ。この間のように、どこそこのデパート地下にある絶品ロールケーキみたいなレアなものは駄目だぞ。俺は会社の経費を使って、2時間も絶品ロールケーキを買う為に札幌へ行くんじゃないんだから・・・あん時はしんどかったよ」

美紀事務員「本当に絶品ロールケーキ時は御迷惑をかけました。でも、今回はお土産の話じゃないんです」

自分「えっ!?お前たちが揃って俺のところに来る訳が、お土産お願いします!!コール以外になんかあるのか?」

裕子事務員「今、我々は優勝に向かって未知の領域へ突き進んでいます。もうここまで来ると、「勝て!!」ではなく「勝ってください!!そして広島負けてください!!」みたいに思う事は自然であり、“藁にもすがる”心境に近くなっている事はリーダーも同じだと思います」

自分「あぁ、確かにそうだけど、それで?」

裕子事務員「そんな私たちは、神頼みではなく、札幌頼みをしようと思い、札幌サポの上杉君に手紙を書いたので、リーダー直々にお渡しください」

(札幌サポの上杉君に関しては、下記のコラムを参照して下さい)

ベガルタン御三家サポをなだめる

不意に手渡された札幌サポの上杉君への手紙。これがラブレターならば、“カナダからの手紙”よろしく、ベガルタンはロマンチックな手紙を手渡す“愛の伝道師”になるんだが、彼女たちの会話からではラブレターの“ラの字”すら伺う事は出来なかった。



子供のころ、ベガルタンは畑中葉子の大ファンでした。そして青年になってからも、ロマンポルノに出るようになった彼女が大好きでした。今、彼女は何をしてるんだろうか・・・と思って調べたら・・・



震災チャリティーで美声を披露していることが分かりひと安心。だいぶポッチャリになりましたが、それもいいんだよね。

本来ならば、私的な手紙の内容を詮索する事などは無いのだが、何気に分かってしまったので、ベガルタンは彼女らを叱責しました。

自分「おいおい、よりによって、今の広島に勝ってくれ!!ってお願いするのは残酷すぎるんじゃないか?」

美紀事務員「そうでしょうか?事実として、札幌は仙台にも浦和にも勝っています」

自分「だからって、今の札幌に期待しちゃあ、あかんだろう?そんな事は期待せずに、自力で目の前の敵を倒す!!それしかないだろう?何なんだよ、札幌に期待するって・・・」

裕子事務員「確かにそうかもしれませんが、とりあえず、手紙の内容を確認して下さい」

そう言われて手紙の内容を渋々確認するベガルタン、そしてその手紙には驚愕な文面が簡潔に綴られていた。

札幌支店の上杉君へ

広島に勝ってくださいとは言いません。ただ、得失点差の事もあるので「0-5」とかのスコアーだけは勘弁して下さい。もしも、そんなスコアーで負けることがあれば、今度仙台支店に来た時、出されるコーヒーに何が入っているかの保証は出来ません。   仙台支店事務員一同より

裕子事務員「どうでしょうか、リーダー?」

自分「うむ、確かにその通りだ。その気持ちと手紙、俺が絶対に上杉に伝える」

2012年10月29日月曜日

磐田戦に想う


ん~~~勝てませんでしたな。さりとて負けた訳じゃないので、特別モチベーションは下がってはおらず、本当に“何だかなぁ~~”って感じです。まっ、仙台が勝ちたいと思っているのと同様に、磐田だって勝ちたかったんだろうから、気持ち的には“互角”だと思っていたし、磐田の調子が下降曲線かもしれないということも、磐田のホームで試合をすることで「結局は仙台・磐田、どっちが有利不利ということはなく、ガチの試合になるんだろうな・・・」とも思っていました。仙台に他チームを圧倒する“力”が無い事は分かっており、さらにリーグ終盤ともなれば、どんな相手と戦っても、きっとこの日の磐田戦のように、厳しくて時に辛い試合展開が多くなる事を、我々ベガサポは覚悟せねばならないようです



この日の観客数は10,753人、この人数が多いか少ないのかは分からないが、テレビ画面から見た限りでは“磐田サポの強烈な熱気”は微塵も感じられませんでした。あくまでも個人的な感想ですが、何となく“まったり感”が漂っていると言うか、明確な目標をチーム・サポーターで共有できてないと言うか・・・。ほら、なにせこっちは「入れ替え戦の熱気」を知っているもんだからさー、この日のヤマハスタジアムの熱気はイマイチだった様な気がします。

この試合での仙台のシュート数は「9本」。これを“多いか少ないか”と問われたら、誰だって「チョット物足りなくね?」と答えるであろう。しかし、この試合は優勝する為に絶対に負けられない!!そして勝たねばならない!!という状況を加味したならば、どのような戦術・戦略で磐田に対するかは自ずと決まってくるはずだ。もしも、この日の戦略が「大事な一戦だからこそ、ガンガン前線からプレスに行って、ガンガン攻めろ!!相手を圧倒し、自陣に閉じ込め、ドンドンとシュートの雨を降らせろ!!そしてスタメンも超攻撃的布陣にするし、バックアップメンバーも攻撃的なメンバーにする!!」であったとしたら、我々は試合後、どう感じるであろうか?

もちろん、試合に勝てば何の問題もない。このような大事な試合で、敢えて超攻撃的な布陣で勝ちきれば「さすがは名将・手倉森!!いい仕事するよ・・」となるであろうが、問題なのは結果が伴わなかった場合だ。仮に試合で負ければ「なんてバカな事をするんだ!!こう言う試合だからこそ、いつものように“しっかりとした守備からの全員攻撃”で行くべきだろう!!仙台の強みは誰が考えても“連動した全員守備”であって、そこからボールを奪ってのカウンターとセットプレーだろうが!!そんなチームがアウエーの磐田戦でガンガン攻めてどうすんだよ!!」みたいに罵倒されるのは確実ですな。

仙台の場合、勝つ為の戦略を考えれば考える程、“まずはしっかりした守備から”というワードが強調されてくるでしょう。それらを踏まえて戦った場合、これからの試合で飛躍的にシュート数が増加する事は無いはず・・・という考え方には一定の合理性はあると思っています。つまり、これからの試合は、常に磐田戦のような“ジリジリとした試合展開になる”ということを、我々は覚悟せねばなりません。浦和戦は3点獲りましたが、シュート数自体は少なかったはずですし、この日の磐田戦も少ないものでした。つまり、この事はそれだけ「チームが優勝するするモードに突入した証し」と考えられます。優勝する為には勝たねばならない・・・勝つ為に仙台が執る最良の戦術は・・・となれば、自ずと決まってくるはずですな。

これからの4戦も、絶対に負けられない闘いが続きます。いや、負けられないと言うよりも「絶対に勝たねばならない闘い」が続くと言ってもいいでしょう。浦和戦も磐田戦も、内容だけを見れば苦しい試合でした。しかし、今の仙台にとって内容は大切ではなく、最も大事なのは勝つという結果を出す事にあります。勝つ為ならば、例え相手チームサポから「ドン引きでロングボールを多用する、放り込みの縦ポンサッカー」と揶揄される事を恐れてはなりません。仙台の社長は現実に即して「ベガルタのチーム予算、選手層では毎年優勝争いをする事は困難だ。だからこそ、今年は千載一遇のチャンスだ」と語っています。

今年の仙台にとって、今のベガルタは「千年に一度訪れるか否か」という状況でリーグ戦を闘っているのです。いいですか?千年に一度ですよ?だったら、試合状況によっては「ドン引きOK!!」だし「縦ポンの放り込みサッカー、カモーーーン!!」だし、「先制したら、例え前半の早い時間であろうとも、時間稼ぎでバンバン倒れろ!!」と思う事は自明の理ではないでしょうか?毎年のようにリーグで優勝争いをするチームならば「こんな戦いでチャンピオンになっても尊敬はされない・・・。王者となる為には、それにふさわしいサッカーをすべきだ!!」と思うかもしれませんが、仙台にそんな余裕はありません。何せ、千年に一回と社長が公言しているんだからね。とにかく、これからの仙台は、少ないシュート数で勝ちきるような試合展開が多いことを覚悟して応援して行かねば・・・と改めて思うベガルタンでした。

2012年10月26日金曜日

明日は磐田戦ですな

浦和戦のコラムが中途半端になっちゃったけど、まっ、いつものことです。続きはオフシーズンにでもアップしますかな。そんなこんなで明日は磐田戦、本当にあっという間です。このままのスピードで人生が進むのならば、私が“大人のオムツ”を着用してユアスタへ通う日も“あっ”と言う間なのでしょう。


苦しみながらも浦和に勝ったことにより、仙台は広島への挑戦権をキープする事が出来ました。その後に行われた「広島対柏戦」では、広島が“まさかのロスタイム敗戦”という嬉しい出来事も追加され、嫌がおうにも広島追撃へのプロローグが始まった感は否めませんし、その期待感を維持する為にも、明日の磐田戦は絶対に勝ちたいところです。

そんな磐田ですが、チーム状況はどんな感じなんだ?と思って磐田の試合結果をチェックするベガルタン・・・

FC東京には1-2で逆転負け

ダービーでは清水に0-1で無念の惜敗!!

前節には横浜に0-4で惨敗!!

そして当然のようにリーグ戦は3連敗中!!

おおー、いい感じで“負けフラグ”が立っています。記憶が確かなら、一時は磐田と首位決戦までしてたと思うんだけど、今の順位はズルズルと後退しての8位とか・・・磐田サポからすれば「なんとかACL圏内を目指して・・・」とのことですが、3位浦和との勝ち点は「6点」であり、明日仙台に負けて、浦和が勝っちゃったりしたら、その時点で“現実的にはACLもアウト!!”となるので、磐田サイドからしても「仙台には負けられん」との意気込みは当然あるはずです。痛いよね、シーズン後半の3連敗って。

入れ替え戦以降、何かと“節目節目”での対戦が多かった磐田戦ですが、ベガルタンも磐田との対戦では必ずと言っていいほど“あの日”を思い出します。あれから4年の歳月が経とうとしているのに、あの日あの時の“ヤマハスタジアム”の情景は今でもはっきりと覚えており、それだけで何気に磐田戦は特別なのかもしれませんな。何でも、この因縁あるヤマハスタジアムも改修がされるとか・・・。そうなったら、私たちが勝手に抱いている因縁も、徐々に薄れていくのでしょうか?そうなる前に、キッチリと磐田を叩き「このスタジアムであった“忌まわしき過去”も、嗚呼ー、そう言えばそんな事もあったよなぁ~~・・・みたいな“懐かしい過去”」へと昇格させておきたいですな。

明日は磐田戦、ビート ジュビロ!!

2012年10月24日水曜日

浦和戦「ベガルタン、隠れキリシタンとなる!!」3



試合が始まる前、副社長は自分に対して「おいおい、それにしてユアスタの芝は酷過ぎないか?」と愚痴ってきた。この件に関しては、多くのベガサポも「いくらなんでも、あれは・・・」との思いを共有していますな。まあね、公共施設と言う性質もあり、そんでもって、この時期になればガンガン“ラグビー”も行なわれるから、どうしても芝の維持管理には苦労します。特に、残暑の影響が大きかったのか、今年の劣悪具合は近年稀にみる程の酷さですな。ここまで酷くなったのは・・・・記憶にありません。

そのような想いが強いベガサポは「芝管理会社は何をやっているんだ?」とか「ラグビーはやらせるな!!」等々、現状の状況に憤りを隠せません。しかし、ユアスタが公共施設である以上、根本的な解決策を見つけるのは困難で、せいぜい管理会社に業務を発注している仙台市に対して「何とかしてよ」と意見するのが関の山ですな。じゃあ何もしないで、黙ってこの酷さを受け入れるしかないのか?と言えばそうでもありません。何故かと言うと、問題の本質が“使われる頻度”と“維持管理に必要な十分な予算”にある事が分かっているからです。

まず“維持管理に必要な十分な予算”を確保するにはどうしたらいいのか?現在の芝管理業者だって、限られた予算内で一生懸命やっているはずです。ここで仮説を提示してみます「もしも、芝管理の予算が現在の3倍になれば、こんな状況にはならなかったのではないか?」つまり、芝育成の財源不足が問題の根本と言う仮説です。ただし、現状の仙台市の財政事情を鑑みれば、ユアスタの芝育成のみに予算の増額をするのは誰が考えても不可能でしょう。これには、ベガルタがチームとして協力する姿勢を明確にしないとだめですな。つまり、芝管理業者とベガルタが共同持ち株会社を作り、仙台市の入札に対して協力可能な範囲の金額を提示し、自らの責任で管理するのです。鹿島スタジアムの全ての管理責任は鹿島アントラーズが担ってますが、ベガルタの場合は、その方針を芝育成・維持にフォーカスするという現実的な方法です。

これだと、拠出する予算はチームから出せるし、いざとなればグッズ販売やサポーターからの募金で賄う事が可能となります。さらに、チームとしても新たに社員を増やす必要はなく、固定費が増える事はありません。なによりも、あのような酷い芝で試合をするという状況の回避が、スタジアムを訪れる多くのゲストに対しての最大の責務であり、現在のチームは「うちが管理している訳じゃないんで・・・」みたいな感じで“その責務”を放棄しているように思えますな。

次の問題は“使われる頻度”で、これは“維持管理に必要な十分な予算”よりも厄介な事案です。ある意味、金で解決可能な問題だと「その金をどこから持ってくるのがいいのか?」を考えればいいのですが、“使われる頻度”が問題の場合、その解決策を用意するのは簡単ではありません。ユアスタの場合、高校サッカー(今年は別の会場でやったようです)や高校ラグビー、さらにはアメフトやラグビーのトップリーグ等々、ベガルタ以外の興業でもユアスタは結構使われています。これら全ての興業に対して、「ベガルタの試合を優先し、良いコンディションで試合をさせたいから、使用頻度を制限させていただきます!!」という提案でもすれば、それこそ“税金で運営しているくせに、ベガルタだけ特別扱いする気か?”というバッシングの雨あられ状態になるのは確実です。

じゃあどうすればいいのでしょうか?現実的な方法としては“宮スタ”との併用ですが、宮スタはアクセスも劣悪なんだけど、開催する経費の損益分岐点が半端なく高い為、どうしても二の足を踏んでしまいます。ラグビー専用のスタジアムを建設するのが現実的な提案かもしれませんが、そんな金などどこにもありませんし、公共施設である以上、ラグビーは他でやってくれ!!という提案も出来ません。これに関しては、“公共施設”である以上、考えても答えなど出ませんな。じゃあ、“公共”で無くなればいい訳ですが、買収は現実的ではなく、それが無理ならば、ベガルタが鹿島のように「ユアスタ管理の責任会社」となって、一元的に維持管理運営するしかありません。

当然、そうなった場合(“ベガルタがユアスタの管理運営の責任者、もしくは責任会社になれるかどうかは確認できなかった”)は、ベガルタには責任と応分の負担が生じ、当然のように、新たな人材などを雇用する必要から固定費も増えるはずです。しかし、何もしなければ、毎年のように“芝問題”に悩む事になります。専用の練習場の確保が何とかクリアー出来そうな今、次はユアスタの芝問題にも真剣にチームとして取り組む時が来ているのかもしれませんな。

えーと、浦和戦のこと、全く書き込めませんでした。ごめんね、続きは明日書き込みます。

2012年10月23日火曜日

浦和戦「ベガルタン、隠れキリシタンとなる!!」2


座席をキープしたので、早めに昼食です。なんでも副社長曰く「選手のアップが始まったら、ひょっとしてここも激熱の応援ゾーンになる可能性が高いから、今のうちに喰っておいた方がいい・・・」ということなので、私も支店長もその提案に従いました。それにしても、このような早い時間からアウエーゴール裏がびっしりになるのはレッズくらいでしょうな。山形の場合だって、もうチョット満員になるのは遅いような気がします。さらに言えば、Sバックの至るところも堂々と赤レプを着用しているレッズサポが浸食しており、試合前から“きな臭い不穏な空気”があっちこっちに・・・。試合後のカミさん情報によると、過度に応援するレッズサポに対して、それを看過できない熱いベガサポの方々が「ここはベガルタを応援するエリアだから、もうちっょと控えてくださいよ・・」みたいな問いかけが結構あったとか。闘いは、試合前から始まっていたようです。

それにしても、レッズサポによる指定席への浸食は敵ながら天晴れである。Lゾーンに至っては、最前列辺りから殆ど真っ赤っかだったし、SSSゾーンにも赤い集団が鎮座しており、その全員が赤のレプユニを堂々と着用していた。普通のベガサポなら“チョットぐらいは遠慮や配慮があっても・・・”と思うだろうし、実際にカミさんの話だと「何でこんな所に赤が居るんだ?つまみ出すのが無理でも赤ユニぐらいは脱がせろ!!」とご立腹していた方々もいたそうだ。しかしながら、ベガルタンの考えは違います。ベガルタン的に、これらの事象についての率直な考えは・・・

「レッズサポに指定席を侵食され、そして堂々と赤レプを着て応援している事に対して不満や憤りを持つよりも、ベガサポだけでは満員にできない哀しい現実を嘆くべきではないか?ベガサポだけで、常に満員となるような状況を作り出せないという事実に眼をそむけ、その隙間をレッズサポたちによって浸食されたからと言って、「ここはベガルタを応援するゾーンだ」というプライドを押しつけても、どうしようもないじゃないのか?我々は今、自力でスタジアムを常に完売する力は無いことが、この日のような状況を作り出してしまっている。我々の聖地で、堂々と赤ユニを着て応援されれば面白くないのは当然ですが、その事に憤るよりも、中々ユアスタを満員にできないベガサポの現実に嘆く自分が居ます。レッズサポによって、幸か不幸か、そのような問題点が炙り出されました。ベガルタン的には、そっちの方に感謝すべきであって、憤るのは筋違いなのではないか・・・」であります。

そんなこんなで選手のアップが始まろうとするや否や、もうね、コーナーの端っこなんて関係ないくらいの爆発的な応援のスタート。ん~~~、ベガサポとしては正直「うるさいよ、こいつら・・・試合の40分前から、こんなテンションで応援していたら、試合までもたないじゃないか・・・」との思いは禁じえないが、まあいい、この相手チームを圧倒するような気迫で応援するのがレッズサポのプライドでもあるのだろう。大の大人が、自らの意思で懸命に応援するって、敵チームからすれば厄介ですな。



副社長曰く「選手たちが入場するまで、このラララの応援は続くからな」と言われてからは、ベガルタンは心の中で“お願いします、レッズの選手たち、早く出てきてください”と懇願していました。しかし、これはミスジャッチ!!選手たちが出てきても、この応援が止む事は無かった。副社長のバカ・・・。



いつまでも終わらないラララの応援に嫌気がさしたベガルタンは、副社長に「いくらなんでも、選手紹介になったら、この応援も終わるんでしょ?」と質問。その問いに関しての副社長の答えは「バカも休み休み言え!!」である。事実として、選手紹介時も、この応援が止む事は無かった。応援しないベガルタンでしたが、このラララのエンドレスにはまいりました。ベガルタンにとっては、このラララは“単なる騒音”でしかなく、聞いているだけで心が滅入りました。ラララと言えば、ベガルタンはこれだからね。



ラララと言えば、条件反射でこの歌を思い出すベガルタン。この歌は40代の中年オヤジで、バブル期を堪能した世代にはたまらない曲だ。

そんな事を思っていたら、試合が始まった。この続きはまた明日ね

2012年10月22日月曜日

浦和戦「ベガルタン、隠れキリシタンとなる!!」


何とか勝ちましたな。終盤は押され気味となり、かなりヤバイ場面もありましたが、林を中心にした選手たちの頑張りと、そして勝利を願うベガサポの気持ちが“浦和の勝利を願う気持ち”を上回ったのだと思っています。

さて、この日のベガルタンは、上司2人とビジターゴール裏で観戦すると言う、「何なんだよ、この罰ゲームは?」的な状況での試合観戦。正直、“こんな試合こそ、いつもの場所で観戦したいよ・・・”との思いは禁じ得ませんが、この日カミさんと初めて観戦したカミさんの同僚がプチベガサポになってくれたらしく、「次回のセレッソ戦も来ます!!」と言ってくれたのが、せめてもの救いです。ユアスタ初体験の試合が“こんな状況での浦和戦”、そしてスタジアムの熱狂はマックス状態とくれば、サポーターになるのは自然の流れなのでしょうな。

そんなこんなで上司二人とユアスタへ到着。いつも来ているユアスタですが、ビジターエリアから入るのは初めてでして、そんでもって周りは“真っ赤っ!!”なもんだから、入る瞬間は微妙な緊張感に襲われます。行列に並んでいる時、ベガルタンは1人で妄想の海へとダイブしていました。

ベガルタンの妄想・・・・

「嗚呼ー、もしもレッズサポがベガサポ侵入を防ごうとしてスパイ狩りをするため、入場ゲートにリャンや関口の“踏み絵”を用意していたらどうしよう・・・そして「レッズサポなら、この絵を踏めるはずだ!!さあ、踏んでみろ!!」と詰め寄られたらどうしよう・・・。いや、どうしようっていうよりも、そんなのは出来るはずもないし・・・じゃあ、誰だったら心を鬼にして俺は踏めるんだ?柳沢や赤嶺は無理だ・・彼らの絵を踏むくらいなら、進んでリンチを受けた方がいいし、ウイルソンや角田の絵を踏むくらいなら、進んで自殺した方がまだましだ・・・じゃあ、誰ならば、誰ならば、俺は踏めるんだろう・・・う~~~~ん、手倉森監督なら後で「ごめん、ごめん、しょうがなくてさ・・・」って言えば許してくれるそうな気がする・・・・」みたいなことを考えていたら、行列が進み始めました。こんな事を考えてること自体、バカですな。

通常のホームの試合ですら、開門前なんかに並んだことは無いのに、この日は上司も気合いが入っており「とりあえず、試合前に座席を確保するので疲れるのは嫌だし、試合中は立って応援してても、試合前くらいは座っていたいから、早めに行って、コーナー付近の上層部でもいいから座席はキープしたい」との申し出という名の“業務命令”が炸裂。泣く泣く、3時間前くらいに行列へ加わりました。ホームの試合で、しかも指定席族の私が、試合開始3時間前に入場の為に並ぶなんて、おそらくは最初で最後でしょうな。

正直、この時間に並んでも座席をキープできるかどうかは疑わしいくらい、ビジターエリアは開門を待つレッズサポで溢れていました。おそらくは、ビジター自由席というチケットを持っていなくても、“ユアスタへ入ってしまえば、あとは数の力でビジターゴール裏エリアに、なだれ込めばいい”と考えている人たちも多いだろうから、ビジター自由席というチケットは持っていても、絶対に座席を確保ではない人たちも出てくるはずです。そうはなりたくない為の“早や出”なんだけど、この人数ではどうなることやら・・・と思っていたら、ようやく入場が始まりました。

そしてベガルタンたちの順番なんだけど・・・あれ?チケットが“モギられない?”俺たちだけか?いやいや、俺たちの前後の人たちも「おいおい、ユアスタって、チケットのチェックしないのか?これなら、チケットが無くても入れるじゃないか?」とか「ユルユルだなぁ~~ベガルタの試合運営って、これって、観客を信じてるのか?性善説で?」みたいなことを話し合っていたので、モギられなかったのは自分たちだけではないはずです。これって、いいの?ちなみに“モギリの半券”って、この日の入場者数を発表する時の大切なデータの元になると思っていたけど、実際は違うんだね。大切なデータ管理の元になるような資料なら、絶対に“モギらない”訳は無いから、現実に発表されている入場者数って、実は高いところから双眼鏡かなんかで日本野鳥の会の協力を得て、目視で数えていたんだね。う~~~ん、新たな発見だ。そういえば、チケットが完売になったこの日の入場者数は17,711人。完売ならば、最低でも18000人は軽くオーバーしなきゃおかしいでしょ?少なくとも、われわれ3人の分はカウントされておらず、さらに言えば、数十人、いやいや、ひょっとしたら数百人単位でカウントされてないということが、その原因ではないか・・・と思ってしまったベガルタンです。試合運営に携わっている方々、これでいいんですか?

そんでもってコーナー付近の上部エリアで3名分の座席を何とか確保、とりあえずは“ほっ”とするベガルタンです。何せ試合開始まで2時間くらいあるから、座席が無いと何かと面倒だからね。早速、ベガルタンは用意してきた食材を出したんだけど、この続きはまた明日ね。

2012年10月19日金曜日

報知によれば・・・

報知によれば・・・

 ブラジル戦後にスタッフミーティングを行った指揮官は、アグレスティ・コーチらに現地で欧州組の体調チェックを指示。監督自身は、国内戦力の発掘や再評価に集中する方針だ。その第一歩が今週末のJ視察。代表関係者によると「確定ではありませんが、仙台―浦和戦を視察する予定です」と明かした。

 V争いを繰り広げる2位・仙台と3位・浦和の一戦は今節最大の好カード。今年2月の国内合宿以降、ザック・ジャパンを離れている10年W杯16強進出の立役者・阿部や、万能型の槙野ら浦和守備陣は最大のターゲットになりそうだ。ブラジル戦で得た現状を踏まえ、世界との距離を縮める戦力充実を図っていく。
とのことです。

この記事を読んでの率直な感想は・・・

えーと、角田辺りなんかは、どっちも出来るユーティリティーがあるけど、全然問題外なのか?
赤嶺なんて、なんでも鑑定団風に言えば「いい仕事してますねぇ~~」なんだけど、まったく眼中にないのか?
まあ、鎌田や大海が代表レベルか?と問われれば答えに窮するけど、もしも仙台へ来るんなら「仙台や浦和には良い選手が居る・・・」くらいのリップサービスは、あってもいいよね。

守備のチェックなら、中澤やトゥーリオの出る試合を観戦する方がよほど合理的じゃないのか?とは感じました。

でも、敢えて仙台へ来るという事は浦和の選手だけをチェックに来る訳ではないのかも・・・と考えることに整合性はあります。もちろん、それは単なる期待値に過ぎず、結局のところは「仙台に今の代表に呼ばれる選手は、現在の代表選手に余程のアクシデントがないと厳しい・・・」という現実を拒絶するための詭弁にすぎない事は知っているつもりです。でも、わざわざ代表監督が来て、その中で仙台の選手に全く興味などない・・・チェックしたいのは阿部と槙野だけだ・・・じゃ、仙台サポとしては辛いよね。5年前なら(J2時代当時)、仙台の選手が代表に呼ばれる可能性を議論するなんてナンセンスでした。しかし、現在の仙台で、その可能性を話し合う事は、決してミスリードと感じることはありません。

赤嶺・角田・大田・関口・富田・林・・・等々、100%の主観目線では「代表に呼ばれても、ちっとも驚かない」というスタンスのベガルタンですが、その考えている状況で、「今年2月の国内合宿以降、ザック・ジャパンを離れている10年W杯16強進出の立役者・阿部や、万能型の槙野ら浦和守備陣は最大のターゲットになりそうだ」 という内容の記事のみでは大いに不満です。っていうか、そんなことなどあってはなりません。絶対に仙台の選手もチェックしに来るはずです。そう信じれば「明日頑張れば、ひょっとしたら代表に・・」という、首位決戦とは違うモチベーションも加わるかもしれない・・・仙台の選手たちよ、明日はチームの為、サポーターの為、そして自分の為に闘い、そして勝って下さい。

明日はレッズ戦、ビートレッズ!!




2012年10月18日木曜日

浦和戦は攻撃的に戦って欲しいものです

基本的に、ネットオークションを使う事など殆ど無いが、今回の浦和戦に関しては“泣く泣く”利用し1枚をゲット(定価の2倍以上)、残りの2枚は副社長が独力で購入してくれました。

副社長「こっちで2枚は確保しといたから、お前は自分の分だけネットから買うだけでいいぞ」

自分「(ベガルタン、心の叫び・・・“だったら、支店長と2人でアウエーゴール裏へ行けって!!俺を巻き込むなよ、頼むから”・・・)それは良かったです。流石は副社長、“人脈とコネ”を持ってますね」

副社長「おだてても今年のボーナス、管理職は一律15%減額だからな」

自分「・・・・」

現実的には、いったい何チームに優勝の可能性があるのだろうか?もちろん「広島が6連敗して13位の鹿島が6連勝すれば・・・」という可能性を否定するものではないが、それは「私がナンパに成功してベットの上でハットトリックをする」可能性と同じくらい低い、っていうか無理です。そうなると、広島を“勝ち点差10”で追いかける「清水をどう考えるか?」によって見えてくる景色は違ってきますな。清水が無理ならば、それ以下である磐田などのチームの可能性は激低となります。正直、清水と言うチームのモチベーションは分からないので、清水サポの先輩とコンタクト・・・

自分「先輩、ぶっちゃけ、清水は優勝を諦めずに狙っているんですか?」

先輩「もちろん狙っているさ、ヤマザキのカップ戦だけどな・・・。正直、可能性があるとはいえ“勝ち点差10”を追いかけるのはしんどいよな。こっちが6連勝しても、広島が3勝すれば追いつけないんだから・・・。まあね、チーム力に自信があって、仙台・磐田を連破し「こっから最後まで6連勝、そして最終的には8連勝は堅い」っていう感じならば、まだまだこれから・・・とも思うんだろうけど、いくらなんでも、それは現実的じゃないから、とりあえず4位はキープしつつ、カップ戦で優勝してくれればいいかな」

なるほど、他チームからすれば2位仙台は目標ではなく、あくまでも広島がターゲットなんですな。すると、“勝ち点差12”以上離されている磐田以下には殆ど可能性が無いような気がしてきました。そうなってくれば、仙台と浦和にしか可能性の芽は残されておらず、広島を“勝ち点差6”で追いかける浦和からすれば戦略は一つしかありません。その戦略とは「浦和が連勝しつつ、広島の取りこぼしをアリ地獄のように待ち、直接対決で追いつく」ですな。そんな浦和からすれば、文字通り仙台は“眼の上のたんこぶ”であり、勢いを増す為にも絶対に勝たねばならない相手なのでしょう。こういう状況で浦和とホームで戦えるって、ある意味楽しみですな。

長いリーグ戦も残り6試合しかなくなれば、追いかけるチームからすれば“一試合にかかる比重”は桁違いに重くなります。浦和の選手たちも「仙台に負けたら終戦・・・」との想いは少なからずあるでしょうし、“引き分けすら負けに等しい”という感覚で試合に臨むはずです。そうなった時、仙台はどのような戦略で浦和と対峙するのでしょうか?埼玉での試合では、シュート数が少なく守備的で“引き分けOK”の姿勢が見て取れた仙台ですが、あの戦術をホームユアでやるとはおもえません。あの時と違って、選手もベストに近く、コンディションもユアスタのピッチを除けばマズマズ、スタジアムは満員、そんな首位広島への挑戦を掛けた闘いで、“超守備的で相手の出方を伺い、攻めさせておいてカウンターを狙う”という戦術が採れるでしょうか?個人的な感想を言えば「その答えはNO!!」であります。

大事な試合だからこそ、勝たねばならない試合だからこそ、攻撃的な守備から怒涛のような攻撃を仕掛けて浦和を撃破しなければならない・・・。そうなった時こそ、仙台のチームスキルが、次のステージへアップした証しになると思っています。ステージアップ、したいものですな。

2012年10月17日水曜日

浦和戦における心理戦は、もう始まっています

浦和戦を週末に控えてはいますが、だからといって「絶対に勝ってやる!!」とか「負けられんねー!!」みたいな高揚感は微塵もありません。どちらかと言えば「はぁ~~、週末かぁ・・気乗りしねーよ・・」と言った感じですかな。どんなことがあっても勝たねばならない試合、対戦相手は直近のライバルチーム浦和、そしてホームユアスタでの試合となれば「立ち直れないくらいボコボコにして、赤軍団の奴らを強制的に“終戦記念日”としてやる!!」という気概が自然と込み上げてくるのが普通なんだけど、何せ今回の浦和戦はユアスタなのに「副社長と支店長と一緒に、ビジターゴール裏で観戦」という事が確定しているので、イマイチ燃えないベガルタンです。

そんなベガルタンの耳には、週末に大挙して押し寄せるレッズサポの情報がテンコ盛りで入って来ています。

大学の後輩「6名で前日仙台へ入ります。宴会のセット、お願いします」

会社関係の知人「3名で当日の昼間、仙台へ入ります。牛タンの美味しい店で一緒にランチ、如何ですか?」

部活の後輩「8名でサンプラザに宿泊します。当然、風俗には付き合ってくれますよね?」

本社事務員「自分・ペコ・ドン・ミナ4名、8時の新幹線で仙台へ向かいます。ランチの美味しい店の情報教えてください」

ああー、やだやだ、どうしてこんなにレッズサポはアグレッシブなのであろうか?まるで、負ける事など想定すらせず、ひたすらチームの勝利を信じて応援する様にはリスペクトせずにはいられません。しかし、仙台だって負けられない試合には違いないんだから、サポーター同士の闘いはすでに始まっていると考えるのが当然でしょう。そこで、ベガルタンは上記のメールに対して、下記のような返答をしました。

大学の後輩への返答「前日の夜は上司と飲むから宴会へは参加できない。そこで、マキシムという店を杉本の名で6名分予約しておいた。料理もサービスもいいから、きっと気に入ってくれると思う」ここまでは良い先輩だが、実は、マキシムは高級ソープであることを彼らは知らない。

会社関係の知人への返答「当日は忙しいので、勝手に仙台駅で食べてきてください。もしも、仙台駅で真っ赤な人たちとランチをしていることがバレたら、ベガサポからボコボコにされます。あと、間違っても行列に並んでいる時に、レッズの応援チャントは歌わないでください。中国のようにペットボトルやツバを吐きかけられます」

部活の後輩への返答「わかった俺は行けないが、サンプラザからほど近いところに“やすらぎの杜”というスペシャルなサービスをしてくれる店がある。そこに、お前の名前で8名の予約を入れておいた。時間は当日に連絡してくれ」ここまでは良い先輩だが、この店が単なる整体であることを彼らは知らない。

本社事務員への返答「当日は副社長と同伴だからランチは無理。でも、駅から、こー行って、あー行ったところに、仙台のOLがこぞって行くオシャレで美味しいランチの店“はんだや”があるから、そこでスペシャルカレーでも食べてきてください」ここまでは良い先輩だが、はんだやとは、仙台のサラリーマンがこよなく愛する大衆食堂であり、スペシャルカレーとは超大盛りのカレーである。

このことを「そんな大人げないことをしても・・・」と思われる方も居るでしょうが、闘いは、もう始まっていると言うのがベガルタンのスタンスです。負けられませんな。

2012年10月12日金曜日

ベガルタン、パワハラを受ける!!

昨日、支店長との打ち合わせで・・・


支店長「昨日は負けたんだな、ベガルタ」

自分「はい、残念ながら・・・」

支店長「まあしょうがない、リーグ戦に集中だな」

自分「天皇杯とリーグ戦は日程的に両立出来ると思ったのですが・・・ついでに言うと、元旦の予定も開けておいたんですが、全ての予定というか願望が水泡に帰しました」

支店長「まあいいじゃないか、世の中、そんなに甘くは無いと言う事だ。ところでな、常務の水嶋副社長が来週末仙台に来るんだが、ついでに「浦和戦を観戦したい」というんだ。何とかなるか?」


水嶋副社長がライトなレッズサポと言う事は知っていたが、それにしてもタイミングが悪い。チケットは、とうの昔に売り切れており、買えると言えばネットオークションで定価の2倍以上と超高額になった物ばかり。基本的に水嶋副社長だから「金」の心配はいらないが、定価4000円のバックスタンドで1万円もしちゃうと、正直「なんだかなぁ~~」の想いは禁じえない。事は急を要するので、iPADでネットオークションをチェックするベガルタンでした。


自分「定価で買う事は不可能です。ネットなら、2~3倍も高いですが、何とか」

支店長「それって、メインの一番良い席でも買えるのか?」

自分「元々、SSS席は数も少ないので無理です。副社長が立って、熱く応援するならビジター自由のバラが7~9千円くらいで売りに出されています」

支店長「元の値は?」

自分「確か、2千円チョットだったと・・・」

支店長「それは高いなぁ~~」

自分「このような試合の価格は、需要と供給のバランスによって大きく変動する事はしょうがありません」

支店長「バラは駄目だ、俺も付き合うんだから座って観戦したい。出来れば、メインの裏を寄りが良いな・・・」

自分「即決じゃない限り、オークションには時間制限があるんで、仮に、今現在の最高値で入札をしても、その後、その価格を上回る入札者が居た場合、チケットを購入する権利は得られませんよ」

支店長「そうか・・・チョット待て、副社長に電話してみる」


仮に、浦和との試合が宮スタで行なわれるとしたら、チケット問題なんて存在はしなかったはずだ。互いのチームが、この時期まで優勝を争う位置をキープできているところに、今回のようなチケット争奪戦が起きてしまった要因であろう。ただし、そんな状況であったとしても、宮スタの利益分利点である「3万人オーバー」が確実であったかどうかは極めて疑わしい。今のベガルタに、というか震災があった仙台・宮城で、3~4万も集まる試合は存在するのであろうか?


支店長「指定が無理なら、自由席でも良いそうだ。自由なら、バラの入札でも3枚くらいは購入出来るだろうから「頼む」とのことだ」

自分「えっ、3枚ですか?支店長と副社長、そして誰ですか?」

支店長「お前だ」

自分「えーと、えーと、えぇぇぇぇーーーー!!!!優勝争いの為には絶対に負けられない浦和との試合で、自分もビジターゴール裏で観戦するんですか???」

支店長「これはプライベートではなく、あくまでも打ち合わせという社内行事の一環だから、副社長曰く「お前に拒否権はない」ということだ。とりあえず、チケットの事は頼んだぞ、金は全額副社長持ちだから心配するな」


浦和戦、ベガルタンはビジターゴール裏最上部での観戦することが濃厚となりました。こんなことって・・・。

2012年10月11日木曜日

熊本戦

いやぁ~~、延長戦での敗戦は堪えますな・・・。正直、心の95%では「PK戦は、どっちのゴールでやんのかなぁ~~」と思っていましたが、そんな慢心を打ち消すかのようにゴールを決められた瞬間、悔しいと言うよりも淋しかったです。このことにより、「仙台はリーグ戦に集中出来る」というポジティブな考えを持たれる方も居るようですが、ベガルタン的には「今年は12/1でベガルタの試合がラストか・・・」という想いの方が強いですな。


毎年のように、チームを去ってしまう選手が居て、そんな選手たちを応援する為にも天皇杯で勝ち進む事は、個人的に重要案件でした。12月の半ば以降になっても、ガチでベガルタの試合が観れるって、サポーターとしては幸せな事だからね。しかし、今年は「その幸せ」が無くなってしまいました。だとしたら、リーグ戦で、「その幸せ」を補って余りある「別の幸せ」を我々は求めなければなりません。もちろん、「別の幸せ」とはタイトルですな。

延長戦で熊本の選手のゴールが決まった瞬間、ベガルタンは何気にキーパーの南を見ていました。当然、その理由は「PKだとしたら、相手は南かぁ・・・」みたいなことを考えていたからです。しかし、そんな慢心を打ち消すゴールが決まった瞬間、南は20名ぐらいで懸命に応援していた熊本サポの前まで、両手でガッツポーズを作りながら走りだしました。この時、ベガルタンは「南はサポーターと一緒になって戦っているんだなぁ~~」と言う事を再確認しました。柏から出場機会を求めて熊本へ行った時、本人からしてみれば「都落ち」のような無念の気持ちがあったはずと勝手に思っていました。そして、その考えが間違っている事を、昨日の南の行動から知ったのです。あのガッツポーズをしてサポーターの前へ走りだす南の姿は、決して「都落ち」にあった貴族のそれではなく、新しく出逢った仲間の為に「ひたすら頑張ることに生き甲斐」すら見出している侍(さむらい)の姿でした。

昨日はミスが多く、失点もミスがらみの物でした。そのことによって、上手く活躍できなかった選手たちにバッシングを浴びせる輩が跋扈(ばっこ)しているようです。「柳いらねー」「内山消えてくれ」等々、ネットの世界には「容赦」という2文字は存在しません。しかし、ベガルタン的には違った感想を持っていて「柳は彼のコンディションと赤嶺のコンビネーションを確認したかったんだろうな・・・」とか「内山は広大、鎌田、田村との相性の確認と、松下、富田を絡めたバランスのチェックを見たかったんだろう・・」みたいな理由から、実戦形式のテストを、あえてこの時期にトライしたんだと思っています。彼らのテストの成績は、我々サポーターの感想と手倉森のとの感じ方では違いと思いますが、合格点が出たかどうかは怪しいものですな。とにかく、こんな時はきぶんてんかんするしかありません。

2012年10月4日木曜日

ベガルタン、御三家サポをなだめる!!

ベガルタンも経験があるけど、残留争いって精神的にキツイんだよね。特に、仙台の場合は「最終戦は勝たなきゃダメ」と言うシチュエーションだったから、なおさらです。最終戦が、せめてホーム仙スタならば良かったんだけど、アウエーで大分、そして大分もモチベーションが高いとくれば、始まる前から厳しい戦いになることは何気に想像できましたな。ベガルタの歴史的な一戦とくれば、磐田との入れ替え戦を上げる人は多いと思うけど、個人的には残留を掛けた大分との最終戦も激熱の一戦だと思っており、そうですなぁ~~、入れ替え戦が東の横綱で、大分戦は西の横綱と言ったところですかな。理由としては、入れ替え戦が昇格を争う(仙台サイドから見た場合)「天国への扉」を開けるか否かの戦いだったの対し、大分戦は残留を争う「地獄への扉」を“なすりつけ合う”闘いでした。イメージとしては、入れ替え戦の方がインパクトは強いんだけど、試合後、顔を上げられずに泣き崩れるシルビの涙を見せられれば・・・シルビストとしては、この試合の偉大性を評価せずにはいられません。

ガンバサポの豊嶋課長の場合で言えば、体調的な不良の要因が「ガンバの不調」である事は明らかだ。しかし、周りで「ガンバは大丈夫だって!!」とか「落ちる訳ないじゃん、ガンバが!!」と言えば言う程、豊嶋課長は不安になってくる。こんな時は、経験則に裏付けされたアドバイスが何よりの妙薬になるはずと思い、大宮サポの小川君に助け船を求めることにした。

ベガルタン「小川君、渡辺君がまいっているようだからさ―、何とかフォローしてよ」

福岡サポの稲田君「そうそう、こんな時は小川君のアドバイスがなによりだよ」

大宮サポの小川君「んーーー、確かに毎年のように残留争いに巻き込まれ、そして毎年のように残留してるけど、毎年必死なだけで、特別に、アドバイス出来るようなことは・・・・」

ベガルタン「そんな事言わないでさ、必死で毎年のように戦っていれば、その中で得られる経験とか智恵があるでしょ?くどいようだけど、毎年なんだからさ―。そんな君たちからすれば、当たり前のような経験則から得た智恵というか、アイデアの一つ、何でもいいから教えろよ」

名古屋サポの熊田君「毎年のように苦しんでいるんだから、何かあるだろ?って言うか、自然な防衛本能として身についた「何か」は絶対あるはずだろ?お前としては、どうって事の無い当たり前のような知恵でも、今の渡辺君からすれば珠玉の智恵かもしれないんだから、とにかく何かないのか?」

事“残留争いを勝ち抜くすべ”について論じる場合、大宮サポの経験値は絶対に外せない。どんなに苦しくても粘り強く戦い、本当に土壇場が近付けばNTTの財力を使ってピンポイントで補強!!終盤戦に、そして残留争いが苛酷になればなるほど発揮する“勝負強さ”を見せられれば、『どうしてリーグ序盤から、この戦いが出来ないんだ・・・』との想いは禁じえないが、まあいい、今はその経験値を豊嶋課長のメンタルケアに生かす時が来たのだ。

大宮サポの小川君「ん~~~、根本的にガンバと大宮とでは、チームポテンシャルが違いすぎるし、ガンバは力があるので参考にはならないかもしれませんが、うちらサポは空気を大切にしてますね?」

浦和サポの横川君「えっ、空気?」

大宮サポの小川君「そうです、空気です。昨年、浦和も残留争いに巻き込まれましたが、その状況って言うか、空気が相当荒れてましたよね?自分たちの場合は、情けない成績になることを悔しいけど自然体で受け止めて、それでもチーム全体やサポーターの気持ち全体の空気がネガティブにならないよう、「とりあえず前を向いて皆で頑張ろうや!!」と言う感じで、選手たちが置かれている環境を可能な限りポジティブになるよう、空間っていうか、空気を作るようにはしてますね。

甲府サポの長谷川君「ん~~~、分かるような、それでいて分からないような、微妙なアドバイスだよなぁ~~」

ベガルタン「それって、“うちの子は褒めて伸びるタイプです作戦”のようなものか?」

大宮サポの小川君「チーム毎に、危機に対しての対応が違ってくるのは当然ですが、大宮に特別な能力がある訳ではありません。結局は、“如何にしてサッカーを楽しめるか、楽しんでるか”に尽きると思うんですよ。だから、ある意味「残留争いでも楽しもうや!!」というフランクな空気をサポもチームも共有する・・・。これくらいしか言えませんね」

札幌サポの上杉君「えーーと、うちらも、その「空気を作る作戦」したら、なんとかなりますかねぇ~~」

一同「・・・・・」

ベガルタン「いいか豊嶋、Jリーグにはな、お前よりも深く傷つき、そして降格という現実から逃れないチームサポだっているんだよ!!それなのに何だ、チョット苦しくなったくらいで、「会長の職を辞したい・・」みたいに弱気になりやがって!!下には下が居るんだよ!!分かったか!!

福岡サポの稲田君「札幌を見ろよ、ボロボロじゃないか!!可哀想過ぎないか?」

浦和サポの横川君「勝つという意欲が微塵も感じない、そんな試合が毎試合だぞ!!悲惨だと思わないか?」

甲府サポの長谷川君「相手チームの選手から「勝つ気あんのか?」は痛いよね」

川崎サポの道上君「僕だったら、死んじゃうよ」

札幌サポの上杉君「えーと、確か、今現在の趣旨は“豊嶋課長を励まそう”だったはずなのに、いつの間にか“今年の札幌はひど過ぎないか?”に変わっている様な気がするんですけど・・・」

我々の総意として豊嶋課長には「下には下がある」と言う事で頑張ってもらおうと言う事になりました。札幌サポの上杉君には申し訳ないが、豊嶋課長を励ます為に我慢してもらう事にしましょう。めでたし、めでたし。

2012年10月3日水曜日

ベガルタン、御三家サポをなだめる!!2

確認するまでもないが、“社内サポーターズミーティング会”とはオフシーズンに飲み会を開く為の口実作りのようなものであり、もっとハッキリ言えば「暇つぶし」の会である。それなのに、今年会長である豊嶋課長は、会の冒頭で「会長職を辞したい・・・」と懇願してきたのだ。一体、彼はどのような心境に至り、そして、会長を辞したいとまで思うようになったのか・・・。

ベガルタン「おいおい、急にどうしたんだよ?」

豊嶋課長「苦しいんです・・・試合を観るのが。辛いんです、試合当日の朝が・・・。滅入るんです、試合結果に・・・。今までなら、楽しみで楽しみでしょうがなかった試合当日の朝の「ワクワク感」が、今では不安で不安で、どうしようもない「ハラハラ感」に変わり、スタジアムへ行くのが恐くなっていく・・・。そして考えることと言えば「ああーー、今日負けて、新潟や大宮が勝ったら・・・」みたいにネガティブなものばかり。そんな毎日を過ごしていたら、体調まで崩しちゃって・・・」

確かに、若手ガンバサポの豊嶋課長にとって「残留争い」は初体験で辛いものかもしれないが、リーグ創生期まで遡れば決して強豪チームではなく「Jリーグのお荷物」とまで言われていた過去もあったと聞く。彼がガンバサポのベテランであれば「あの頃の経験」が生きるのであろうが、残念ながら彼がサポーターになったのは、ガンバが常にタイトル争いをするようになってからであり、それだけに今年の状況に対しての「免疫」は全くと言っていいほど無いのであろう。つまり、豊嶋課長は“タイトル争いの厳しさ”に対しての免疫は持っていたのだが、“残留争いの過酷さ”に対しての免疫は持っておらず、そんな状況で「いきなり残留争い」という局面を身体全体で受け止めなくてはならなくなったので、体も心も病んでしまったのであろう。そんな彼を心配したのか、草津サポの杉浦君が励ました。

草津サポの杉浦君「心配する気持ちはわかるけど、大丈夫だって。ここに居る全員が、ガンバが降格する事なんて思っちゃいないし、君が思っている程弱くは無いよ、ガンバは。信じて応援すれば、大丈夫だって・・・」

東京サポの渡辺君「俺たちも、信じて応援してたけど、結果は・・・・」

大宮サポの小川君「止めろよ、不安を煽ってもしょうがないだろ?豊嶋君、結果は後からついてくるだけだから、必要以上にナーバスとなっても良い事無いよ」

一同「おおー、さすがは残留争いベテラン、いいこと言うよなぁ~~」

札幌サポの上杉君「僕なんかから言わせれば、ガンバさんなんて「かなり有力な希望」が残っているだけで全然問題なし。うちなんて、週末に負けたら「リーグ史上最速で降格決定の可能性も!?」ですよ?豊嶋課長が受けているプレッシャーなんて、僕らから言わせたら「台風通過後の暖かい南風」ぐらいですって」

川崎サポの道上君「じゃあ、札幌サポが受けている風って?」

札幌サポの上杉君「猛吹雪のブリザード。視界はゼロメートル。奈落の底って感じですかね」

湘南サポの国吉君「J2に来ると、結構勝てるから、これはこれで楽しい時もあるから安心して落ちてきて、奈落の底に。でも、僕たち昇格しちゃう予定なんで、戦えないかもしれないけどね」

豊嶋課長を励ましていたら、話はそれにそれて、不幸自慢のよう会話になってきた。J2サポ歴が長いベガサポからすれば、降格が決まった瞬間は「もう俺たちの人生は終わった・・・」的な絶望感が心を支配する事は否定できない。しかし、戦ってみると決してj2は「奈落の底」ではなく、そこにはJ1を目指して共に切磋琢磨する“仲間”との共闘があるだけだ。サポーター同士の関係も、どちらかと言えばJ1ではありがちな「何だこの野郎!!」的な殺伐とした雰囲気は無く、どのアウエー会場に言っても「遠路はるばるようこそ!!」的なフレンドリー感を得られる場合が多い。今年からは「J2⇒JFL」への降格もあるらしいが、今まではJ2からの降格は無く、その意味でもJ2で競い合うチームは、良い意味で「仲間」のようなイメージを抱くのは自分だけだろうか?

東京サポの渡辺君「俺は分かるよ、豊嶋課長の気持ち。周りから「東京は大丈夫だ」とか「ホーム最終戦で浦和が神戸に負けるはずはないよ」って言われれば言われるほど、不安になってくるんだよね。事実、降格が決まった最終戦当日の朝、俺、二日酔いでもないのに気分が悪くなって吐いたもん。そこから得た結論は、残留争いは優勝争いよりも“降格”という厳しい現実があるだけ“苛酷”だという事実だね。タイトル争いは「優勝か準優勝か」という名誉を争う戦いなのに、残留争いは「天国か地獄か」というプロのサッカー選手として“存在理由”を掛けた闘いなんだよね。別にJ2へ落ちたからって選手個人のスキルが落ちる訳じゃないけど、周りのレベルやチームを取り巻く環境のレベルは絶対に落ちる、当然、収入も落ちるだろうし、メディアなどへの露出も落ちる。そんな状況が分かっているからこそ、チームも選手も、そしてサポーターも降格が恐いんだよ」

ベガルタン「でっ、1年間J2戦ってみての感想は?」

東京サポの渡辺君「初めて行く場所も結構あったけど、どこのサポーターも温かかったですね。特に、鳥取はメッチャ、温かかった。」

甲府サポの長谷川君「悪くないっすよ、J2も。ただ、来年は昇格しちゃうけど」

福岡サポの稲田君「余裕だよな、甲府は・・・。羨ましいよ」

浦和サポの横川君「残留争いも降格もキツイんだけど、落ちて見ればJ2は地獄じゃ無かったよ、日程はタイトだけど」

降格の経験があるチームサポは、J2時代の話になると、どことなくセンチメンタルに浸る傾向があるけど、この場合大事なのは「如何にして豊嶋課長を励ますか?」である。

この続きはまた明日

2012年10月2日火曜日

ベガルタン、御三家サポをなだめる!!


先週は東京で中間期決算と第3四半期の会議。その後は、恒例の「社内サポーターズミーティング」で盛り上がりました。この会は、社内で各Jリーグサポ同士の交流を図るべく、ベガルタンが7年前に会社非公認で6人の仲間と設立した会であり、会是は「エンジョイ・フットボール!!試合中は喧嘩しあっても、試合が終わればノーサイド。その後はビールで乾杯」である。現在の会員は31名、その内訳は・・・札幌・仙台・浦和・鹿島・大宮・東京・名古屋・ガンバ・川崎・横浜m・草津・横浜c・甲府・湘南・福岡です。ちなみに、創設時6人のオリジナルメンバーは「仙台・草津・湘南・甲府・横浜c・福岡」である。

時代が流れ、メンバーが増えてくると、会を円滑に運営する為に規則のような物がどうしても必要になってくる。この会は「社内の上下関係が一切通用しない」と言う決まりとなっているので、部長だろうが新人だろうが会の中ではフラットな“仲間”だ。でも、会をする上では様々な局面で協力をもらったり、時には命令口調で指示をする場合が出てきた。その際には「どうしても会の運営を束ねるリーダー」が必要になり、結果的に『リーグで最上位のチームサポが翌年の会長、その次の順位のチームサポが副会長、その次が会計、その次が・・・』みたいな感じで、“猿山のボスザル”的な階級が便意的に決められたのです。

最初の頃は『どうせ毎年のように会長は変わるんだろうから・・』みたいな感じで、階級制度を安易に採用したのですが、実際はと言うと、江戸幕府のように「御三家」のようなチームサポが出てきました。鹿島のように3連覇したり、マリノスやガンバのようにタイトル争いを多くするチームサポが、自然と会長や副会長の椅子を長年キープするようになって来ました。そうです、格差社会の問題が問われるずっと以前から、この会ではカースト制度も真っ青なくらいの格差が存在するようになったのです。ちなみに、この会の役職チームサポと江戸幕府の役職をリンクすれば、下記のようになります・・・。

将軍 なし(本来なら柏だが、この会に柏サポはいない)

御三家 鹿島・マリノス・ガンバ

大老 なし(本来なら磐田サポだが、この会に磐サポはいない)

老中 名古屋・浦和・

居留守 東京・川崎

町奉行 大宮

御庭番 仙台・福岡・札幌

勘定奉行 湘南・甲府

御家人 草津・横浜c

上記の事を理解したうえで、本題である「飲み会での会話」について書きこみます。

ベガルタン「えー、それでは、今年の会長である御三家ガンバサポの豊嶋課長より、ご挨拶を頂きたいと思います」

豊嶋課長「皆さん、本日はお疲れさまでした。経済状況が苦しい中でも、皆様の頑張りで何とか黒字を出す事が出来、大変嬉しく思います。さて、本題である「社内サポーターズミーティング」の飲み会にはいる前に、皆様にご承認して頂きたいことがあります。それは、今日をもって、“社内サポーターズミーティング会長”の職を辞任したいのですm(__)m・・・」

一同「えぇぇぇーーー!!!\(◎o◎)/!!」

ベガルタン「ちょっと、どうしたんですか?」

豊嶋課長「ハッキリ言って、今年のガンバは残留争いが精一杯です。この週末の鹿島戦(結果は引き分け)に、もしも負けて、そして大宮や神戸が勝てば、限りなくヤバくなることは否定できません。そんなチームサポである私が、会長として、この会を切り盛りするプレッシャーに堪えられなくなったのです。今現在でも、メディアの論調は「ガンバは強いから大丈夫」とか「ガンバは底力があるから」とか「ガンバが降格する訳がない・・」みたいな“ガンバ安心理論”を説く輩は大勢います。しかし、その理論は過去にもあった「広島は大丈夫」とか「東京が落ちる訳ない」といった論調と同じじゃないですか?もう、毎試合のように残留争いをしているチームの勝敗を気にしているだけで、それだけで耐えきれないようなストレスを感じるようになり、体調が不安定になってしまった以上、この“社内サポーターズミーティング会長”という名誉職を辞するしかありません。“社内サポーターズミーティング会長”チームが、翌年降格するするなんて、あってはならないことですから・・・」

いきなりディープな話題で静まり返る“社内サポーターズミーティング”この後どのような展開になったのか?この続きはまた明日。

2012年10月1日月曜日

清水戦


ん~~~、負けちゃいましたな。数的不利になる前ぐらいまでは、何気に勝ちきりそうな雰囲気もあったんだけど、数的不利になった瞬間からあたりから「ガラッ!!」とスタジアムの雰囲気が変わり、もうね、あとは清水が“イケイケモード”になったことを黙って見守るしかありませんでした。正直「1人少なくなっても、ある程度は守れるんじゃあ・・・」と思っていたんだけど、上本が退場してからは、やられ放題の“サンドバック”!!サイドからバンバンクロスは放り込まれるわ、セカンドボールはことごとく清水に拾われるわ、後半のシュートは0本だわ、もうね、久々に見ているのが辛い試合でした。昇格した2年前くらいなら、こんな試合も結構あったんだけど、最近は勝つ場合が多かったので「惨敗アレルギー」の免疫が無くなっているのを清水戦で再確認しましたよ。惨敗って、精神的にも厳しいけど、ガクッ!!ってくるから体力的にも厳しいんだね。それを思えば、札幌サポの皆さんの健康が心配です。


清水のスタメンを確認しての第一感は「大前と平岡、百歩譲っても高木までしか知らない・・・・」といったものだった。なんでも、清水の売りは「仙台よりも平均年齢が5も違う“若さ”」であるらしい。確かに、小野やアレックスが移籍し、高原なんてベンチ外、その前年には多くのベテラン選手が移籍しちゃえば、残った選手は嫌でも“若手”にはなりますな。それでいて、この順位をキープするところが「清水の地力」なのでしょう。しかし、ベガルタン的には「清水と戦って、小野や高原のプレーを見れないのは、クリープを入れないコーヒーと同じだ」との想いは禁じ得ません。小野と高原って、もう駄目駄目なの



ベガルタンはストック出来る試合はチーム毎に録画保存しているんだけど、当たり前のように清水戦は残念な記録しかありません。今年なら・・・という淡い期待を持っていたことは事実だけど、清水戦におけるウハウハの録画は来年以降への課題となりました。それにしても、ここまで相性の悪い相手って中々ないよね。まっ、ここまで悪いと、逆に気になるって事はありますな。来年こそは、あの、ノリノリでサンバチックで軽快な応援を黙らせたいですな。

退場した鎌田は「カッとなってしまった…。チームに迷惑をかけてしまった」と試合後語っています。仙台と対戦した他チームサポ間では、よく「仙台のプレーは荒いから・・・」というフレーズが使われますが、鎌田の退場は、何気にその事を証明するような結果となってしまいました。しかし、こういうことは「特定の試合内容」のみに特化して、低次元で感想を述べ合うのは間違っていると言うのがベガルタンの考えです。こういのは、年間を通して出て来た“記録”を元にして話あってこそ、互いの認識や議論が深まります。

例えば、仙台の「反スポーツ的行為」や「ラフプレー」などの、いわゆる“イエローカード”の対象プレーとなった総数は現時点で「36件」で、レッドカードは「1件」ですが、それを清水に当て嵌めるとイエロー「53件」、レッド「7件」となり、データから見れば「仙台よりも清水の方が明らかに危険なチーム」と言う事が導き出されます。田村の件で仙台のプレーを悪質と考えている人が多い浦和だって、イエロー「39件」、レッド「2件」と仙台よりも総数的には上回っています。これだけで、どちらのチームが危険か?という断定はできませんが、どちらのチームのが「よりラフプレーを多くするか?」という参考にはなります。

清水も仙台と同じで、タイトなプレーが心情なようです。悪質と言う意味ではなく、“ハード”というワードをコンセプトにして戦わないと、決してビッグネームが居る訳でもなく、潤沢な資金もないチームは戦えないんでしょうな。そんな清水だからこそ、来年こそは勝ちたいものです。