2012年9月6日木曜日

燃えない症候群の要因を考える

川崎を破って首位に立ち、そしてリーグ戦の中断期間なので、試合直後は「ナイスタイミングで返り咲いた・・・これで2週間は高揚感を持って日常生活を送れる」と思っていました。しかし、ん~~~、意外なほどにワクワク感はありません。何故でしょうか?普通なら、川崎を破って首位に返り咲き、そんでもって次節が2位広島ともなれば「よおーーし、本当の天王山だ。絶対に負けられないな」みたいな感慨が出て来るもんなのに、それがまったくない・・・何故でしょうか?昨晩サウナに入りながら、ベガルタンはこの疑問を推察し続けて、結果的に体調を崩してしまいましたが、そこで得た要因と思われるものを列挙してみましょう。

燃えない症候群の要因 その1 「2週間が長すぎたから」
 
 ベガルタンは川崎戦に勝った時「よしっ、これで連勝してリーグ中断。選手的にはフィジカル的にもメンタル的にも、丁度いい感じで休める。ラッキーだし、いきものがたりの曲で言えば「風が吹いている・・・」という感じだ」と思っていました。しかし、チームにとってはラッキーでも、試合が早く見たいサポーターからすれば、このタイミングでのインターバルは最悪だったかもしれません。心の高揚感的には、川崎に勝って、即広島戦!!ぐらいの方がイケイケ感は継続していたのかもしれません。勝っている時って、サポ目線では「早く試合になんないかなぁ~~」って思うもんだけど、決戦を前にインターバルが入ってしまうと、サポーターの集中力もインターバルしちゃうのかもしれませんな。

燃えない症候群の要因 その2 「首位に慣れてしまったから」

以前、大嫌いなサンタナ監督がインタビューで連呼していたフレーズがあります。記者からの質問に答えづらかったり、明確なアンサーを持ち合わせてない時に、彼は「リーグ戦で一番長く居る順位が、そのチームの本当の順位です・・・」と答えていました。その言葉が本当だとすれば、現時点ではベガルタの本当の順位は「首位」となります。つまり、サポ的に「首位復活、来たぁぁーーーー(^O^)/(^O^)/!!!!!」と感じるのは大げさで、真のサポーターならば「首位復活、当然だわな・・」と思わねばならなくなります。それにしても、この推論が真実だとしたら「首位にいる事が当たり前」となっている自分が居ます。この強者のメンタリティー、昔から欲しかったのですが、「勝って当たり前、首位で当たり前」ってなると、違和感がありますな。

燃えない症候群の要因 その3 「優勝するって信じきれてないから」

ベガルタが優勝する・・・・昨年までなら絵空事に過ぎなかった夢ですが、現時点では、その夢を自らの手で勝ち獲る事が出来る最も近い位置に居ることだけは確かです。よく、スポーツ選手が「夢は叶う・・・」みたいなコメントをしますが、今年はひょっとしたら、ひょっとしちゃうかもしれません。問題は、私を含めた熱心なサポーターでも「いやいや、冷静に考えれば、いくらなんでも優勝は・・・」と思ってしまう時があると言う事実なのです。つまり、優勝はして欲しい・・・という今までのようなスタンスで応援しているサポーターにとって、今年は絶対優勝だ!!と100%信じきれてなく、だからこそ首位に返り咲いても、どこかクールになってしまうと考えました。正直、優勝したことないチームサポが、100%優勝だ!!と信じきるのは至難の業です。信じきれていないと言う事は「どこかで落ちるんじゃあ・・・」と深層心理で考える事があると言うことです。

皆さんは、今年の優勝を100%信じていますでしょうか?「して欲しい・・・」と「必ずする・・・」は似て非なるものです。逆説的に考えれば「必ずする」と思っていれば興奮しないのかもしれませんが、未来は誰にも分からないので、多少不安になる事はしょうがありません。J2時、ベガルタンはチームから「昇格するする詐欺」の被害を受けており、この「イマイチ信じきれない心境」は、そのトラウマかもしれません。信じきれてないからこそ、高揚感も継続しにくい・・・。そんな感じなのでしょうかな。

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