2012年9月18日火曜日

広島戦に想う

えーーと、負けちゃいましたな。しかしながら、決して「完敗だったよ・・」といった無念感が残る試合ではなく、どちらかと言えば「ん~~内容自体は悪くなく、広島サポーターの「気持ち」が結果に表れただけ、ドンマイ・ドンマイだ・・」といった期待感が残る試合でした。実際、どっちも気持ちが入っていた試合だと思いますが、ホームの分だけ広島に後押しがあり、結果として決して多くは無かった決定機の一つを確実に広島が物にされただけです。失点の場面だけを切り取って「森崎のシュートはアンラッキーだった・・」とか「林のセーブがもうチョット・・」とか言うのは簡単ですが、これら一連のプレーには間違いなく広島の選手やサポーターの「気持ち」が見て取れました。勝てなかったことは残念ですが、「まっ、こう言う試合もある・・・」といった感じで、素直に敗戦を受け入れるしかありませんな。 全勝して優勝するチームなど存在しない以上、サポーターという人種は、心のどこかに「敗戦を受け入れる・・・悔しくても哀しくても受け入れる」という潔さがなくてはなりません。こんな日もあるさ・・・・ですな。 この試合を踏まえて、掲示板などが荒れて閉鎖となり、そして個人的なブログでも厳しい叱責を加えて居た方もおられたようですが、個人的な解釈では「負けたことだけが問題で、それ以外は特に悲嘆する内容ではない。結果が何よりも大切なのは言うまでもないけど、勝ちたいと言う「気持ち」や「プレー」が全く見れなかった訳ではないので、気持ちを切り替えて次の試合に挑むだけだ・・・」というスタンスであります。 この試合、何気に仙台がボールを持てていたと思うけど、これが実力か、それとも広島が仙台にボールを持たせてくれていたかを分からないのが素人には辛いところです。森崎のゴールは、仙台サイドから見れば確かにアンラッキーでした。しかし、大切な試合こそ、古今東西において「ラッキー」や「気持ち」が重要視されます。科学的なトレーニングを積んで、屈強な肉体という鎧をまとったスーパースターが戦う試合でさえ、大切な試合に最も必要とされるは「気持ち」なのです。 ロンドンオリンピック、男子バスケット決勝、アメリカ対スペイン。アメリカは当然のように優勝候補でしたが、その優位性に圧倒的なスキル差は無く、専門家からは「サイズ的に優位性があるスペインの優勝もあるのではないか・・・・」と言われていました。試合は大熱戦!!最後の最後でアメリカが振りきって優勝しましたが、ベガルタン的に最も印象に残ったのは、試合直後に行なわれたアメリカの選手(当然、NBAのスーパースター)のインタビューでした。 キャスタ「サイズ的にも厳しいという見方があったが?」 選手「このようなビックな試合で大事なのはサイズじゃない、ハート(気持ち)だ。我々の方が強い気持ちで、この試合に挑み、そして勝った。最高だ」 ベガルタンのプロサッカー観戦歴自体は10年しかありませんが、学生時代からNBAやNHLの試合はガン見し続けております。当然、シーズン後半には「首位決戦」や「プレーオフ出場決定試合」のような大事な一戦があるんだけど、どんな試合でも実力的に拮抗していると思われるチームが戦った場合に、その勝敗を分ける要因は「気持ち」です。広島も仙台も、選手から「気持ち」は十二分に伝わりました。なので勝った広島との差は「ホームで懸命に応援するサポーターの総数」だったのではないか・・・そう思う事によって、この敗戦のショックを和らげようとしています。

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