2012年8月29日水曜日

7、8月を振り返る


まだまだ暑い日が続いているけど、来週からは9月なんだよね。そんな訳で、毎年のように夏場を苦しんでいるベガルタにとって、今年はどんな感じの夏場だったのか?を回想しながら振り返ってみましょう。まず、カップ戦を含めての戦績を列記します。

7月7日 土 19:00 ヴィッセル神戸 ホームズ ○(1-0)
7月14土 19:00 名古屋グランパス 豊田ス △(0-0)
7月25 水19:00 FC東京 ユアスタ △(2-2)
7月28日 土 18:30 サガン鳥栖 ユアスタ △(1-1)
8月4日 土 18:30 横浜F・マリノス ユアスタ △(2-2)
8月8日 水 19:00 FC東京 味スタ ●(0-2)
8月11日 土 14:00 コンサドーレ札幌 札幌ド ●(1-2)
8月18日 土 19:00 柏レイソル ユアスタ △(0-0)
8月25日 土 19:00 大宮アルディージャ NACK ○(3-1)

まず初っ端の神戸戦。この試合を迎えるにあたっての仙台はと言えば、前5試合の成績が3勝2分と好調で首位をキープ。この辺では「今年の仙台は勢いやラッキーで勝てているのではなく、実力で勝ってきている」という他チームからの評価もマジョリティーを形成。そんな感じで神戸戦、赤嶺の先制ゴールによって勝つことは出来ましたが、打たれたシュート数は倍の19本、後半なんて圧倒的に攻められたけど、なんとか勝利。ベガルタン的には「苦しくても、アウエーは耐えて確実に勝ち点を持ちかえる積み重ねが大切」と考えており、その意味でも7月初っ端の勝利は大きな意味があるという自負までありました。


これで長いリーグ戦の前半戦が終了、そして勝ち獲った勝ち点は「35」、試合後の監督のコメントでも「本当に満足していると選手たちにも伝えました」とあり、個人的にも予想外とも言える大満足の前半戦。しかし、前半戦の目標をクリアーしたことによってメンタルが変化したのか、ここから苦しむ事になろうとは、この時のベガルタンは知る由もありませんでした。

そんでもって名古屋戦。この辺りからですな、チームのリズムが微妙に狂って来たのは。スタメンで言えば、この日は田村・松下のWボランチ。そして相手は強豪名古屋とくれば、どことなく不安が出てくるのはしょうがありません。決して選手層が厚くない仙台にとって、主力選手の怪我人が多発し出したこの頃から、あれ?これって、去年までのブロックを引いて守るサッカーじゃないのか?というシーンが格段に増えましたな。監督や選手からすれば「苦しい時は割り切ってブロックを形成できるのが仙台の強み」とのことですが、上本が離脱して以降、確実に最終ラインは低くなりました。そして富田の離脱です。試合後、「随分と守備的な試合だったが?」と問われると監督も「今日の名古屋に対しては、我々はそこ(ドン引き)を選ぶしかなかったということです」と答えています。


試合前の名古屋サポ、こういう気合いの入れ方は嫌いじゃありません。勝ちたかったんでしょうな。しかし、仙台から見れば「アウエーだし、怪我人も多いし、暑いし・・・引き分けでいいや」という試合でしたけど、何か?

松下と田村という、練習でも経験が無いメンバーで挑んだ名古屋戦で、結果は0-0。結果だけを見れは悪くないんだけど、試合後の名古屋選手のコメントが辛辣のラッシュ!!
闘「つまんないサッカーだ、仙台はカウンターだけだからね」
田中「相手はカウンターだけですから」
永井「勝たねばならない試合だった」
楢崎「あれは首位チームのサッカーじゃない」

もうね、これを読んでいたら「そこまでストレートに言わんでも・・・もうチョット、もうチョットでいいからオブラートに包む優しさは無いのか?」と憤りそうですが、その辺のメンタルは長いJ2時代に鍛えられました。私たちは、岡山や愛媛の選手たちから試合後「あそこまで引いてくるとは・・・」とか「仙台のように引いてくる相手が自分たちの課題です」みたいなことを散々言われ、「この野郎・・・お前たち・・そこまで言うのか・・」みたいな煮え湯を散々飲まされた経験があります。なので「岡山や愛媛や草津の選手たちから「ドン引き」というワードを言われ続けて我慢できたんだから、それと同じようなワードを名古屋の選手たちから言われても、何とか我慢ができるんだよね。

この続きはまた明日

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