2012年6月21日木曜日

ベガルタン、自重する!!

無事に株主総会も終了、そして忙しさもひと段落、何より・何よりです。ベガルタンは会社仲間と東京駅近辺で打ち上げ、とりあえず、一仕事終えてのビールは最高です。全体での飲み会が終わると、ベガルタンは浦和サポと東京サポの後輩と新幹線の最終時間まで二次会へ突入し、熱いバトルトークを展開させました。

浦和サポ 楠田「土曜日は来るんですよね、早めに来て一緒に呑みませんか?」
自分「俺はいいけど、後輩たちが日程を管理しているから確認してみる」
東京サポ 清田「個人的には、ドローだと嬉しいですね。まっ、勝ち負けがつくんなら、仙台に負けて欲しいのは当然だけど、浦和に勝たれるのは嫌だし・・やっぱ引き分けでお願いします」

この辺までは、何処にでもあるライトな居酒屋トークだが、ここから内容がディープになって行く。

浦和サポ 楠田「監督が代わったばかりで、今年はチーム力の底上げが精一杯だと思っていましたが、この時期に3位と言う順位に居るのですから、優勝を狙うのは当然です。その為にも、土曜日は負けられません」

自分「そうかぁ~~この時期にこの順位なら、優勝を狙うのが当たり前なのかぁ~~」

東京サポ 清田「えっ、うちらだって優勝は狙ってますけど、仙台は狙ってないんですか?」

自分「いやいや、狙ってないということはないんだけど、J1で優勝争いをしたことなんてないし、ましてやJ2以外ではタイトルを取ったことなんて無いから、仙台が優勝して欲しいとは思いつつも、最終節まで優勝争いに加わって戦い抜くと言うイメージが出来ないんだよ・・・。何度も言うけど勝って欲しいのは当たり前、問題は毎年のように苦しんでいる夏場をクリアー出来るかどうかだと思うんだ。出来たら、おぼろげながらイメージと言うか、覚悟みたいなものが備わるはずなんだけどね・・・・」

東京サポ 清田「謙虚ですねぇ~~。いいですか、リーグ戦もだいたい半分が終わって首位のチームサポが「優勝の事は意識せず、一戦一戦頑張った結果tがそうなれば・・・」みたいなコメントをしたら、他チームサポからは「飲み屋でそんな面白くないコメントをして楽しいのか?お前は選手か!!??」って罵倒されますよ。仙台から勝ち点差8もつけられている俺たちだって、優勝以外は考えてないんだから、そんな弱気でどうするんですか?」

浦和サポ 楠田「まあまあ、うちに負けて広島が勝っちゃえば守ってきた首位も陥落だから・・・要は自信、そしてプライドがないんだよ」

東京サポ 清田「そこまで言わなくても・・ひょっとして呑み過ぎですか?」

これといって、弱気になっている訳ではないんだけど、毎年のように失速する夏場を嫌と言うほど経験しているから、「今年のチームは違うはずだ・・」とは思っていても、イマイチ確信が持てないのは事実です。だって毎年、毎年失速するんだよ?つまり、サポ歴10年目に突入してから10年連続で失速する現実を見せられれば、ハブロフ博士の犬と同じように「夏場=失速」という思考が条件反射的に出てくるのはしょうがありません。他サポの後輩から「プライドは無いのか?」と言われれば、普通は「何をこの野郎ぉーーー!!ふざけんじゃねーぞ!!何様だよ???」とキレて当たり前ですが、今の活躍が「仙台の真の実力」と確信するまでに至ってない以上、自重気味の言動になるのはしょうがありません。夏場、7~8月も勝ちつづけることが出来、その時同じようなシチュエーションになったら、ベガルタンはキレる事をここに誓います。

昨年柏が優勝したことで、最低年間チーム収入の予算規模が大きく下方修正されました。それまでは、ガンバやマリノスなどの30億円オーバーは絶対に必要とされていましたが、30億円を下回る規模のチームでも、やりようによっては優勝出来ることが証明されたのです。それまでは、60億円の浦和、40億円オーバーの鹿島や名古屋などのように、ある程度の資金力がなければ優勝など出来ないとされていましたが、柏は自ら研鑽し、そして創意工夫をする事によって低予算でも優勝出来ることを我々に示しまた。ナイスですな。

しかし仙台はと言えば、昨年の決算書を見ると、何とか20億円はオーバーしているものの、柏とは8億円も収入が違います。この差って、創意工夫だけでカバー出来るものなのでしょうか?仙台の手倉森監督は事あるごとに「震災地域の希望の光となるべく・・」というフレーズを多用していますが、今年の仙台が優勝出来れば「低予算チームでも優勝できるかもしれない」という、低予算チーム仲間の「希望の星」への壮大な実験かもしれませんな。20億円という予算のチームが優勝するかもしれない・・・このインパクトは、良くも悪くも多くのチームに希望となるはずです。浦和のように60億は無理でも、20億なら、それが無理でも15億なら・・、この予算規模のレベルがダウンすればするほど、多くのチームにチャンスが芽生えてきます。この芽生え、本当に育てたいものですな。

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