2012年5月11日金曜日

明日はガンバ戦ですな

ん~~試合に負けちゃうと、次の試合までの一週間が長く感じられる今日この頃です。試合に勝つと・・・
『スカパーのサッカー番組を見る⇒翌朝のスポーツ紙を購読する⇒地元民放のベガルタニュースを見る⇒試合録画を見る⇒録画していたスカパーのサッカー番組を見る⇒エルゴラを購読する⇒サッカーダイジェストを購入する⇒ネットでベガ系ブログを熟読する⇒勝った相手チームサポのブログをパトロールする⇒気がついたら明日試合だった・・・』という展開になるので結果的に一週間が短く感じられます。

しかし、負けちゃうと・・・
『スカパーのサッカー番組を見ない⇒翌朝のスポーツ紙は買わない⇒地元民放のベガルタニュースを見ない⇒試合録画を消去⇒エルゴラは買わず東スポを購入⇒サッカー専門誌は買わず、ツタヤでエロDVDをレンタル⇒ネットでベガ系ブログを題名だけチェックして⇒勝った相手チームサポのブログはオールスル―』と言う感じになって、気がつけば「えっ、まだ水曜日なの?」っていった具合に一週間が長く感じられます。ナビスコのように水曜日試合して・・土曜日に試合・・・と言う状況ならば負けても一週間が早く感じられるんだけど、さすがにリーグ戦初黒星の一週間は長かったですな。

さて、明日はガンバ戦。例年ならば「よおーーし、どれくらいガンバと戦えるかによって、今年のチームポテンシャルも分かりそうだぞ・・・」といった感じで楽しみなのですが、今年はちょっと違いますな。まず、ガンバのチーム状況が悪過ぎます。10節終了時で、17位、得失点差は「-9」で最下位、自慢の得点力も下から6番目くらいで、失点数はダントツで最下位。もうね、いくら「ガンバは力のある選手が多いから・・・」みたいなフレーズを使うにしても、悪過ぎます。ガンバだって強豪となるまでには時間が掛かった筈なのに、弱くなるのは一瞬でなっちゃうんですな。

そしてこの事例は、仙台にも当て嵌まります。仙台がここまで来るのに、何年かかったでしょうか?その重みや苦しみが分かっているのなら、このガンバの苦境を他山の石にしてはなりません。好調のスパイラルに入りつつある時こそ、チーム運営や戦略は「積極的、かつ、慎重」に行なうことが必要となってきます。今の段階で5年後、10年後を見据えたチーム運営をする事は当然として、その為の先行投資だけは疎かにせず、それでいて夏場に失速した場合の「選手補強」というリスクマネージメントも同様に目を光らせる必要でしょうな。さらに言えば、仙台はタイトルを取った訳ではなく、まだ我々サポーターは成果報酬を受け取っては無いのです。仮に凋落するのであっても、一回ぐらいは成果報酬(タイトル)を受け取りたいよね。

そんでもってガンバ戦ですが、ガンバと言う名前を消し去って、データのみで端的に試合内容を予想すれば、こんな感じになるはずです・・・「リーグ最多得点の仙台」対「リーグ最多失点のガンバ」!!「最強の鉾」と「最弱の盾」の戦い!!

強豪ガンバに対して「最弱の盾」というフレーズを使うのには躊躇せざるを得ないが、現実のデータを使って導き出せば間違いではありません。元々、ガンバは攻撃的なチームで、多少の失点は、それを上回る得点力でカバーしてきたイメージがあるんですけど、ダントツの失点数を「多少」と言うには遥かに多過ぎ、その影響は売りであった攻撃力の鈍化にも繋がっているようです。

10年くらいリーグを見てきましたが、ガンバとの戦いにおいて、仙台が用いるワードは常に「ガンバの攻撃力にどこまで耐え凌ぐ事が出来るか?」でありました。8年くらい前、北陸で行なわれたガンバとの試合で、仙台は1-0(ヒサトのゴール)で勝利した事があります。しかし、その時のポゼッション率は驚愕の「うろ覚え参考で、78%対22%」で圧倒され!!そしてシュート数は「うろ覚え参考で、30本くらい対1本くらい」で惨敗!!でも、カウンターの一発で勝った試合を経験している身とすれば、「ガンバ相手に、相手の調子が悪いとはいえ、「最強の鉾」と「最弱の盾」の戦い!!というフレーズが使える日が来るなんて思いもしなかったよ・・・」という想いは禁じ得ませんな。

ガンバ戦を前にして、仙台の戦略を端的に言えば「寝た子は起こすな作戦」しかありません。せっかく相手の調子が悪いのですから、このまま調子の悪さを改善しないように謙虚に戦うのです。

選手のインタビューでは「偉大なチーム、ガンバと戦えるだけでも幸せだ。胸を借りてぶつかっていくだけです」とか「ガンバは強豪チーム、たまたま今は結果が出てないけど、チーム力は我々より上。一生懸命頑張るだけです」と低姿勢をアピール。サポ同士の掲示板による書き込みも「仙台が首位に居るのは震災ジャッチのおかげであり、決して強いからじゃありません」とか「そろそろ苦手な夏場が来るので、この成績はその時の為の貯金なんです」と、弱者であることをアピールしつつ、さりげなく「震災の時は、ご支援ご援助、有り難うございました。この恩は、生涯忘れません」と、土下座外交も真っ青になるくらいの土下座コメントを連発!!そうすれば、ガンバの選手やサポーターも試合前に「萎える」事は確実です。

明日はガンバ戦、偉大なチャンピオンチームであるガンバと戦えるだけでも幸せです。どうか、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

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