2012年5月9日水曜日

第10節を終了しての実感

リーグ戦は34節、そして現在は第10節を終了。まっ、感覚的には1/3ぐらいは消化した感じですかな。チームは7勝1敗2分で、総得点数は20ゴールでリーグトップ、失点数は8でリーグ2位、当然のように首位をキープし続けております。最初の頃は便秘薬のCMよろしく「1週間でも首位って気持ちいいーーーー(^O^)/(^O^)/(^O^)/(^O^)/」という新鮮で謙虚な心境でしたが、それが2週間、3週間と続いているうちに「出来るだけ長く、このポジションをキープして欲しい・・」という『我欲』が心を支配するようになりました。人間って、強欲な生き物なんですな。

リーグ戦が始まった頃は「何とか早めに残留を決めて、可能ならばACLへ行きたいよなぁ~~」と思っていたのに、チョットでも首位をキープできていると「なんとかこのままで・・」という『欲』が出てしまう・・・。仙台が優勝する可能性なんて低いって分かっているのに、心のどこかで、それに期待する自分を止められない。まあ、こういった妄想が出来るのも首位に居るからこそ出来ることで、もしも仙台が新潟や札幌のような順位ならば、このような妄想すら抱けなかった事は確実です。首位をキープしていると、色々な妄想が抱けるんだね、知らなかったよ。こんな妄想を抱きつつ、昨年の柏サポはシーズンを歓喜の中で終えて行ったんだから、どんだけ幸せだったのでしょうか?優勝が決まった瞬間、柏サポの頭中では脳内麻薬が溢れ出たはずです。メチャクチャ出まくった筈です。可能ならば、私もシーズン終了時に体中を脳内麻薬で満たしたいものですな。

さて、試合内容を振りかえれば、昨年よりもゴールシーンが多く見れるようになりました。確か昨年は「1試合1ゴール取れるか取れないか・・・」ぐらいのゴール数だったような気がするので、10節で20ゴールという結果は「期待値が倍になった計算」ということになります。正直、嬉しいですな。サッカーの醍醐味は人それぞれなんだろうけど、突き詰めれば「ゴールした瞬間」が最も興奮するはずです。そんなシーンが昨年よりも倍増したという「お得感」は、ポテトチップス10%増量!!の「お得感」を遥かに凌駕します。清水戦は先制されて負けてしまいましたが、今年に限っては先制されても「1点ぐらいなら追い付き、追い越せるはずだ・・・」って思えるくらいの期待値が今年はありますな。

素人でも、時折「最終ライン、メチャクチャ高いよ・・」と感じる事がありますが、そのことと、今年のゴール数が増えた事には密接な因果関係はあるんだろうね。個人的には「攻撃的なチーム推し!!」だったので、これはこれで凄く良い事なんだけど、その代わり、ラインが高ければ高くなるほど、鳥栖戦のように「一発のロングフィード」で失点する可能性も高くなります。あのゴールは藤田のフィードも良かったし、豊田のシュートも素晴らしいものでしたが、昨年までなら考えられなかった失点です。昨年なら、アウエーで1点リードの後半で、ラインを高く設定してカウンターを喰らうことなどは考えられませんでした。どちらかと言えば、「この1点を死守しながら、上手に時間を使う」といった試合内容が殆どでしたから。しかし今年は、アウエーという状況でもラインを高く設定して、より攻撃的な戦術を一貫して執り続けています。この取り組みが、結果的に良い成果への土台になる事を願わずには居られません。

前回も書き込みましたが、「清水・ガンバ・名古屋・浦和・広島との戦いを終えて、首位に留まっているようであれば今年の仙台は本物だ」と思うように決めています。もちろん、簡単であろうはずなどありません。現実として、その初戦の清水には負けてしまっています。こんな時は「イマイチ調子の出ないガンバや名古屋と、この時期に対戦するのはラッキーかも、かもかも・・・」とポジティブに考えるようにしています。どのチームも「首位仙台を叩いて、勢いをつけたい・・」と思っているはずです。我々も昨年は、柏や名古屋に勝てば勢いも出るはずだ・・・と思って首位チームにぶつかっていきました。そんなタイトな試合が続くんですから、ポジティブシンキングじゃないと身体が持ちません。

もうね、こんな時は、オセロの中島をマインドコントロールしていた「自称占い師」をメンタルコーチにでも採用するんです。そして「今の時期にガンバと戦えるのはラッキー以外の何物でもない。お前たちはラッキーなのだ、ラッキーマンなのだ!!さあ、これから高級焼き肉店でカルビを食べるぞ、そして高級寿司屋で大トロを喰って、朝までカラオケだ!!」という洗脳コースで選手をコントロールしてもらって、ガンバ戦はポジティブシンキングで戦うしかありませんな。

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