2012年4月24日火曜日

ベガルタン、新潟行きを苦慮する!!

東京戦後、地下鉄駅周辺の居酒屋で『ドリンクミーティング』が開かれた。その題目は「新潟戦へは行くべきか?」である。本来であれば「そんなの、行くに決まっているだろう?」という事になるのだが、GWの初っ端と言うことが事態を複雑化しているのだ。やっぱり家族持ちだと、この時期って色々予定はあるし、我が支店のシングル女子事務員たちに至っては、5/1,2を有休申請し、グループで「微笑みの国、タイでエステとスキューバ三昧!!」という6泊7日の、超セレブな休みを満喫する予定なんです。となると、自然に残るのは、私のようなGW飢餓人と、数人の若手独身社員のみ。そのうち何人かは「自分は、今年実家へ帰りますんで・・」とやんわりと拒否権を行使。結果的に残ったのは私と2名の後輩独身ヤングマン(彼女は居ない)だけになってしまった。

自分「そうか・・・まっ、GWだから予定があるのはしょうがないな。3名だけで行ってもつまんないから、今年の新潟行きはパスだな」

ヤングマンA「えっ、そうなんすか?自分はてっきり行くと思っていたんで、何気にネットで「新潟の美味しいお寿司屋さん」情報を調べていたんですよ」

元大学準ミス裕子「そうですよ、リーダー、私たちの分まで応援して来て下さいよ」
自分「よく言うよ、自分はプーケットへ行くくせに・・・」
ヤングマンB「そんな事言わないで、行きましょうよ。何気に勝ちそうじゃないですか?」
自分「あっ、そういう「上から目線」は絶対に止めろって言ってるじゃないか!!いいか、仙台が本当に強いかどうかは7、8月を首位でターンできるかどうかなんだからな。一時だけ首位に居る事だけでもすごいとは思うけど、それが「本物か否か」は、ある程度時間が掛からないと分からないんだ」

正直言う、別に新潟へ行くのには反対しないのだが、こいつらと行くと、高速代・食事代等々で「自分持ち」の金額が大きくなるのが嫌なんです。確かに、運転はしなくていいよ。でも、「新潟の美味しいお寿司屋さん」情報を調べているということは、新潟市内へ着いたら「リーダー、その角のお寿司屋さん、市内でも指折りの評判店なんですよ?行きませんか?」って言うに決まっています。そしてこいつらの辞書には「遠慮」という文字が存在しないので、ガンガン高いネタを頼むに決まっています。こう言う時だけ「後輩面」して「リーダー、自分はリーダーに一生ついて行きます!!」って言うんだ。こっちも助手席でビールを飲んでいるから、ついつい気持ちも大きくなって「なんだよ、おだてやがって・・・まっ、いいだろう。試合前だけど、ちょっと景気づけに「新潟の美味しいお寿司屋」でも喰って行くか」ってなっちゃうんだよね。ベガルタン45才、「巨乳」と「後輩のおべっか」が大好きなサラリーマンです。

プーケットに行く事務員幸枝「まあまあ、そう言わないでよリーダー。彼らは初めて首位をキープして迎えるGWが嬉しくてたまらないんだから。それに、新潟へ行けば、胸の谷間を見られるビールの売り娘に会えるじゃないですか?今年も会いに行ったらどうですか?」

自分「確かに、それは魅力的なんだが・・・」
ヤングマンB「試合開始は16時からでしたよね?だったら、3時頃まで新潟競馬場で勝負するってのはどうですか?」
ヤングマンA「日中は競馬場で勝負し、夕方からはビックスワンで勝負する。題して「日帰り弾丸、鉄火場ツアー。どっちも勝ってやる!!」なんてどうでしょうか?」
自分「えっ、サッカーだけじゃなく、競馬もするのか?」
ヤングマンB「もちろんです。僕たちへのゴチ代は、JRA持ち・・・ってことでどうでしょうか?」
自分「おおーー(^O^)/(^O^)/(^O^)/いいぞ、何となくだけどポジティブになってきた。よし、今週末は競馬&サッカーで夢のような楽しいGWのスタートだ!!」


ちなみに、ヤングマンBは強烈な「まゆゆ推し」だ。利府で行なわれた「AKB握手会」に参加する為、堂々と有休を申請し、上司からは嫌な顔をされたが本人はいたってノープロブレム。正直言って、自分はAKBには無関心なのだが、それでは総選挙の時などの話題に乗り遅れるので、それ系の話題が出たら、とりあえず「小嶋陽菜推し」というようにしている。この日も、それ系の話題が出て、自分は「小陽推しだから・・」と言ったら、ヤングマンBは酔っ払った勢いで私の肩を抱き「意外とリーダーもスケベなんすね!!」と絡んできた。確かに私はスケベだが、ヤングマンBよ、今日の飲み会は「無礼講」じゃないからな。

何だかんだで新潟へは行くことになりました。ただし、競馬もベガルタも負けた時は・・いやいや、やる前からそんなにネガティブでは勝てる物も勝てませんな。ベガルタに勝って欲しいのは当然だけど、競馬の収支もそれ以上に大切です。

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