2012年3月30日金曜日

ベガルタン、新たにグル―ポン戦略を提案す!!

個人的には、「SSS(スリーエス)指定席販売」や「グッズ付きS指定席バックチケット販売」、さらには「春休みセット料金、50%オフのチケット」などの提案は非常に魅力的です。飲み屋の女性をエスコートする際には「SSS(スリーエス)指定席」を買えばいいし、親戚のガキ共を連れていく場合には「春休みセット料金、50%オフのチケット」を購入し、新しいタオルマフラーが欲しい時などは「グッズ付きS指定席バックチケット」を買えばいいのだから、我々ユーザーとすれば目的や用途別に購入する際の選択肢が格段に広くなるので大いに助かります。いい?エリアが決められているとはいえ、チケット代が50%OFFだよ?普通だったら、昼休み時のOLたちの会話に出てきて、もっともっと話題になってもいいはずだと思うんだけど、ベガルタ仙台応援同好会がある私の会社ですら、全くと言っていいほど話題になりません。哀しいくらいになりません。何故なのでしょうか?その何故を考える事によって、新たな販路方法が見出せるような気がしますな。

チームが新たな戦略を元に「新種のチケット」や「割引チケット」を販売する際、一般ユーザーへのアピールは「ベガルタ仙台の公式HP」へアップするくらいである。もっとも、これは私が知らないだけで、実は登録しているサポなどへ個別にメールを送っていたり、テレビCMなどでガンガンと告知をしているのかもしれないが、まっ、してないんでしょうな、多分。しかしこのことを経済学的に言えば、「適正な告知をしない事によって、買ってもらえるかもしれないチケット代の機会を損失している」とも言えるのです。じゃあどうすればいいのでしょうか?どうすれば、この素晴らしいチケット戦略によってユアスタを満員にできるのでしょうか?

皆さんはグル―ポンを使った事がありますか?クーポン共同購入サイトを運営するベンチャー企業グルーポン。この企業は創業からわずか3年で、世界40カ国以上でビジネスを展開するまでに急成長した注目企業で、その時価総額は現在、200億~250億ドル(1兆6200億~2兆200億円)ともいわれています。私も何度か使った事があるけど、あれって意外と便利だよね。そのグル―ポンなどのような企業とタイアップすれば、比較的安価で効果的なチケットマーケティングを行なう事が出来るのではないのか?とベガルタンは考えています。

まず、グル―ポンなどのクーポン券ビジネスを簡単に説明すると・・・

サイトで会員登録すると、毎日、新しいクーポン情報がメールで送られてきます。ほとんどが定価の半額近くに割り引かれていて驚くけれど、クーポンには枚数制限と販売期間があり、即断即決しないとチャンスを逃してしまうんだよね。このような「買わなきゃ、何となく損しちゃうんじゃないのか・・・」という人間の心理状況を使う販売戦略の事を、大学の講義の時にベガルタンは「フラッシュ(短時間)マーケティング」と習いました。フラッシュ(短時間)マーケティングでは、「損したくない」という心理を上手に利用することによって、消費者の購買意欲を煽るのです。

提供されるクーポンの半分くらいは、美容院やエステ、マッサージ店のものです。こうした職種は新規顧客の開拓で日常的に割引サービスを行なっているから(新聞のチラシ、ポスティング、地元紙のフリーペーパーなど)、共同購入サイトを使う理由はよくわかる。購入者の多くは地域のひとだろうから、そのうち何人かが常連になってくれればじゅうぶん元がとれるというビジネス戦略です。グル―ポンの「購入してくれたそのうち何人かが、結果的に常連になってくれればじゅうぶん元がとれる」という戦略を、ベガルタのチケット販売に生かせないでしょうか?これをソシオクラブや市民後援会のメンバー、さらには、それらの方々が日常的に使っているツイッターやフェイスブックなどと連携すれば、今以上の反響となるのは確実だと思うんだけど、この考えに関して、皆様方からの率直なご意見を求めます。どう、五十嵐さん?

サイト側は得られた原資を元手に「期間限定の金券」を配布して、さらなる利用を促そうとします。金券自体の印刷代なんてたかが知れているので、その金券に何千円かプラスしてクーポンを買ってくれる人が出てくれば、企業としては十分にペイするのです。先日、カミのところにも5000円の金券が送られてきました。5000円という金券に目がクラクラしたカミさんは、これを使って定価1万円の「スペシャルエステ、IKKOさんも愛用する体感コース」を衝動的に購入してしまいました。カミさん曰く「半額の5000円ならば無駄になってもいいと思って・・」と言う事だが、その効用を見た目では判断できないところが悲しいところです。うちのカミさんは、得したのでしょうか?実際に言える事は、「その分の5000円は我が家のエンゲル係数を押し下げる要因となった」と言う現実だけですな。


今日でもって、楽天で書き込んでいたブログは終了。その歴史は8年くらいだったが、この先何年続けられるのかは自分自身でも分からない。でも、せっかくここへ引っ越してきたんだから、J1で優勝するまでは続けたいなと・・・。昇格時、このミヤテレのVTRを観てチームの歩んできた歴史を実感し、「俺も15年くらい経ったら、自分史である「ベガサポ15年の軌跡」という本を出版したい・・・」と強く願った事を思ったものです。まっ、無理だけどね。

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