2017年6月28日水曜日

是認君と重視君


セレッソ戦は残念でしたな。この試合に限らず、最近の仙台は試合内容に関する評価が超難関。浦和戦のようにフルボッコ&サンドバック状態!!であるのなら評価も簡単なんだけど、セレッソ戦のように「ボールは握れていたし、チャンスも作れていた、ただ、チョットしたミスがことごとく失点に・・」と言った場合、その評価は難解を極めます。

結果的に勝てなかったアウエー鳥栖戦でも内容は悪くなかったし、横浜戦だって「あれで勝てなかった事が不思議・・・」といった感じの試合だったし、負けてしまった東京戦でさえ「負けはしたものの戦えていた・・・いやいや、悪くなかったというよりも、やり方によっては勝てたんじゃないのか・・」の実感。今年の仙台はややこしいです。

内容に焦点を当てすぎると、外野からは「プロは結果が全てじゃないのか?」というチャチャが入ります。この言葉は重く、これ自体を批判することなど誰も出来ません。ここでは「将来の為には内容も大事だし、ある程度の時間や忍耐も必要」と考える、現状是認派の是認君と、「プロは結果が全て、内容うんぬんよりも、とにかく勝てや」と考える、結果重視派の重視君との会話で対比していくことにします。

是認君「負けはしたけど、ポゼッションでは圧倒。後は細かなミスさえしなきゃ・・・このまま継続してトップ5を目指すべきだな・・」

重視君「お前バカ?4失点でホームで負けて「このまま継続・・」って、ありえねーし」

是認君「堅守速攻からステップアップしようとしてるんだから、ある程度は時間がかかるのはしょうがないよ・・」

重視君「お前バカ?鍋体制は何年目?それでいて「ある程度の時間は・・」って、どんだけ待てばいいの?」

是認君「限りある予算で上を目指そうとした場合、現状のやり方を踏襲するだけでは不可。システム・育成・戦術、それらすべてをリストラ(再構築)するんだから、最低でも45年はチームを監督を、そして選手を信じようよ・・」

重視君「お前バカ?結果を出せない奴をどうして信じろというの?信じて、信じて残留争いに巻き込まれ、そんでもって降格しちゃったらどうするんだ?」

是認君「何も変わらなければ、毎年のように残留争いじゃないか?それでもいいの?「チャレンジ⇒即結果」しか認めないのなら、成長戦略に時間はかけられないと?」

重視君「お前バカ?俺さー、待ってるよ4年くらい。よし分かった、じゃあ、あと半年待てば結果は出るんだな?あと1年待てばタイトル獲れるんだな?口約束は要らねーぞ、結果だ、結果で俺を黙らせてくれ!!」

 

時間が有限である以上、目標に対してのプロセスと結果は絶対に検証されねばなりません。セレッソ戦、内容的には決して悪くはありませんでしたが、結果としたらホームで2-4の敗戦。この結果と内容をポジティブに捉えるか、それともネガティブに捉えるかによって、チームに対する評価が変わってきますな。

個別に失点シーンを見れば、柿谷のゴールは3バックを攻略するうえでどこのチームもやってくる奴だからダメージは少なめ。問題は2失点目、今季からトライしている自陣ゴール前からパスを繋ごうとしたらミスが出て・・・的な奴。このダメージは大きめ。そうですなぁ~最初がドラクエでいうところの「メラ」ならば、2失点目は「メラゾーマ」でしょうか。3点目と4点目も細かいミスからと言えばミスからなんだけど、ビハインド状態で「ある程度、重心が高くなるのは・・」の感じもしますな。

結果にフォーカスすればダメダメですが、石原のゴールと西村のゴールには「今までにない未来」が見れたのも事実。先手、先手で「今までにない未来」が見れるのならいいんだけど、一度後手を引いちゃうと挽回できない状況は是認君重視君も甘受できないのは共通のはず。
 
監督は常々「3バックは堅守を取り戻すためでもある・・」と語っているのですが、筑波大で3失点、そしてセレッソには4失点も喰らうとなれば、今のチャレンジに不安になる心情も理解できるから厄介です。

貴方は是認君ですか?それとも重視君ですか?

2017年6月23日金曜日

謝罪動画を見て・・


天皇杯での敗戦を受け、昨日、鍋監督の公式謝罪動画がアップされた。今日のお題は「試合に負けたからと言って、謝罪し、その動画をアップする必要はあるか?」であります。

天皇杯、相手は強豪とは言え大学生、ホーム、これらのワードが重なった状態での敗戦はメンタル的に厳しいのは当然。サポーターが憤る事を止める手立てはなく、試合後のブーイングや罵声も極めて自然。さらに言えば、昨年の天皇杯もフルボッコだったし、今年の天皇杯の目標が「ファイナル」と公言してからの初戦敗退だから、まっ、怒りますわ、普通。

ベガルタンの場合は、怒るよりも、萎えましたな。「嗚呼~今年もか・・・」みたいな感じで。ただしベガルタンは「そのことによって、監督が公式に謝罪する必要性も必然性も全くない」というのが個人的な見解です。今まで、あのような動画がアップされた記憶はありません。世間的にも珍しいらしく、早朝のNHKの全国ニュースでも放映されてましたから。ここで疑問が湧き出ます「では何故、今回は謝罪動画をアップしたのか?

試合での勝ち負けは兵家の常。なので大事なことは「勝つも負けるも日常事だから、勝って奢るな、負けて凹むな」というメンタル。ましてやサッカーというスポーツは「最も下克上が起こりやすい競技の一つ」というコンセンサスがあるんだから、大学生に負けたくらいでオタオタしちゃダメでしょうな、チームもサポも。

今回の動画に関して、どうしてアップしたか?を考えれば、その過程は2つしかありません。

1.  監督本人がどうしてもサポに謝罪したかった
2.  フロントがサポの抗議に委縮し、監督に謝罪するように強要した

どう考えても、この2つ以外は思い浮かびません。

しかしながら、情けない試合をするのは今回が初めてではなく、今回の試合内容が特に最悪だった訳ではありません。今までだって大学生に負けたことはあるし、苦戦するのだって頻繁。だからと言って、テグや鍋が動画で謝罪をアップしたことはありませんでした。奈良クラブや盛岡には負けていいし、仙台大や順天堂大には苦戦したり負けてもいい・・・。でも、今年の目標はファイナルだったので、それでいて初戦敗退はダメダメ。そういうことなんでしょうな。

ここまではチームもサポも共通認識。では、鍋監督は自らの意思で「サポに謝罪したい」とフロントへ直訴したのでしょうか?これはねー、無いと思うよ、多分。試合に負けたぐらいで謝罪を動画でアップしてたら、それこそ身が持たないというか、なんと言うか。なので、今回のアップはフロント主導だと思っています。この動画見た?どう見ても「嫌々100%、こんなことしたくねー感が満タン」だったでしょ?

この推測が正しいとするのなら、フロントは何故、このような動画をアップさせたのでしょうか?これが「とりあえず謝っておけ」的な感覚であれば最悪。これで、次の天皇杯で学生やアマに負けでもしたら、「前回も謝ったんだから、今回も・・」といった悪しき前例を作ってしまった可能性は大。こういうのって前例を作っちゃダメなんだよ。試合で負ける・・・なんてことは、ベガルタからすれば兵家の常なんだからね。

今回の動画、皆様はどのように感じたでしょうか?是非、ご意見をお聞かせください。

忘れていたけど、日曜日はセレッソ戦、ビート・大阪!!

2017年6月22日木曜日

筑波大戦


えー、ショッパイ試合でしたな。季節も梅雨入りしましたが、試合内容も梅雨入りの感じ。でも、多くのベガサポは「ひょっとしたら、こんな感じの試合になっちゃったりして・・・」という漠然とした不安を持っていたことも事実。その割合を、クイズ100人に聞きました風に言うとするのなら・・・

この日の筑波大戦で、ひょっとしたら負けちゃうかもしれないという不安を抱くサポーターは15%以上の割合だった・・・アル・アル・アル・アル・アル・アル・アル・アル・アル・アル・・・・こんな感じでしょうな

あくまでも一般論として経験を踏まえて言えば、大学時代に地元の高校生と練習試合をすることがありました。当然、大学生としたら「相手は高校生だし、コーチからはナメてかかるな、全力でやっていいから・・と言われてもね・・」的な感覚になる心情は分かります。なんて言うの、こう、ついつい受けて立っちゃう?みたいな・・・ね。試合開始早々の失点は、まさにこれでした。なんとなく、ふわぁ~と試合に入っちゃって、あれあれ・・と思う間もなく失点。

相手が川崎とか浦和なら、あんな感じで試合には入らないはず。あんな感じとは、如何にも集中力が緩慢みたいな状況。今季の失点において、一人で真ん中をスルスルと切り崩されてズドン!!っていうのは記憶にありませんから。まあね、分かっちゃいたけど、受けて立っちゃったんでしょうな。昨日の敗戦はプロとしては失格ですが、人間としたなら分からない事ではありません。

負けた中でも中野は結果を出すことが出来て何より、本人は全然嬉しくないと思うけど。逆に推橋と匠はイマイチ。イマイチが不適切ならもうチョット。このような試合で圧倒的なパフォーマンスや結果を出さないと、匠や推橋のブレークは厳しめ。そしてそれは、リャンや菅井のようなベテランだって同じでしょう。結果として、交代のカードは蜂・西・石と極めてノーマルで、監督とすれば当然のように勝ちにいった証。それでいて、再逆転されての敗戦なので、雨といい、体にもメンタルにも堪えました。

この試合は、攻撃的にも守備的にも見るべきものが少なかった、いやいや、無かったような気がします。何故か?これはもうね、メンタルが…としか言いようがありません。負けたことはショックですが、昨年と比べたら、まだまだ頑張れます。やっぱり、何事も経験って大事ですな。